2008/05/31 東京新宿「新宿バルト9」で「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」を観た。

監督:アンドリュー・アダムソン
原作:C・S・ルイス    
脚本:アンドリュー・アダムソン、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
出演:ジョージー・ヘンリー(ルーシー・ペベンシー)、スキャンダー・ケインズ(エドマンド・ペベンシー)、ウィリアム・モーズリー(ピーター・ペベンシー)、アナ・ポップルウェル(スーザン・ペベンシー)、ベン・バーンズ(カスピアン王子)、ピーター・ディンクレイジ(トランプキン)、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(グロゼール)、セルジオ・カステリット(ミラース)、ワーウィック・デイヴィス(ニカブリク)、コーネル・ジョン(グレン・ストーム)、ヴィンセント・グラス(コルネリウス博士)、ダミアン・アルカザール(ソペスピアン卿)、シェーン・ランギ(アステリウス)
声の出演:リーアム・ニーソン(アスラン)、ケン・ストット(松露とり/トリュフハンター)、エディ・イザード(リーピチープ)

本作「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」は普通に面白い娯楽作品だった。

いきなり余談だが、オープニング・クレジットでワーウィック・デイヴィスの名前を見て、不覚にも涙が出そうになった。

わたしにとってのワーウィック・デイヴィスと言えば、何と言っても「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」(1983)のウィケットではなく「ウィロー」(1988)のウィローである。
「ウィロー」の物語は「スター・ウォーズ」(1977)の焼き直しなので、面白いのは当たり前なのだが、その世界感が秀逸だった。

と言うのも、「ウィロー」の最大のアドヴァンテージは、ウィローの小人族の村の住民の全てを小人の人たちが演じている、と言う点である。
それを見たわたしは、「あぁ、ホビットもハーフリングもドワーフもエルフも本当に地球にいたんだ!」と本気で思った。

後年、「ロード・オブ・ザ・リング」(2001)シリーズでホビットやドワーフを見たが、「ロード・オブ・ザ・リング」には何とも言えない違和感を感じていた。それはホビットを演じた俳優たちのプロポーションである。

誤解を恐れず言わせていただければ、ホビット族をの全てを小人の俳優たちが演じていたら、もっと凄い作品になっていたのではないか、とわたしは思っている。

その状況下において本作「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」において、ワーウィック・デイヴィスのクレジットが上から7〜8番目にクレジットされているのを知って、わたしの思いは実現したのか? と思った訳である。

さて、本作だが、まあ普通に面白いファンタジー作品なので、作品としてあーだこーだ言うつもりはないのだが、気になった点をいくつか挙げてみたい。

■戦争で問題解決はそろそろやめて欲しい。
もちろん、「ナルニア国物語」には、第一次世界大戦の時代背景が与えられているのだから仕方がない、と言われればそれなでなのだが、強大な二大勢力のぶつかり合いを戦争と言う形式で物語の結末を導きだすのはそろそろやめて欲しいと思った。

■ネズミの騎士がネコを縛るのは何故
ネズミはディズニーの代表的なキャラクターであり、本作でのネコのメタファーは当然ながら「シュレック」(2001)シリーズの長ぐつをはいたネコだと思われる。

ドリームワークス社(カッツェンバーグ)の反ディズニー路線に対するディズニー陣営のささやかな反抗が、ネズミの騎士がネコを縛るシークエンスで表現されたのだろう。

■ファーストカット
本作のファーストカットは、Walden Mediaのロゴが月に変わるカットだった。
「インディアナ・ジョーンズ」シリーズかと思った。

まあ、とにかく本作「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」はちょっと長いが、誰でも楽しめる楽しいファンタジー娯楽作品に仕上がっているのは確かである。
是非劇場で堪能していただきたい。

☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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さて、早速ですが2008年の目標の中間発表その5です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」

1.映画

#006「ミスト」一ツ橋ホール 2008/05/02
#007「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」新宿バルト9 2008/05/31
 
 
2.DVD、CATV等

#067「ソイレント・グリーン」DVD 2008/05/01
#068「情痴アヴァンチュール」HDD 2008/05/04
#069「ユージュアル・サスペクツ」DVD 2008/05/06
#070「慕情」HDD 2008/05/07
#071「青い体験」CATV 2008/05/09
#072「ほしのこえ」HDD 2008/05/10
#073「秒速5センチメートル」HDD 2008/05/10
#074「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」CATV 2008/05/10
#075「酒井家のしあわせ」CATV 2008/05/12
#076「雲のむこう、約束の場所」HDD 2008/05/13
#077「それでもぼくはやってない」CATV 2008/05/24
#078「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」CATV 2008/05/25
#079「まじかる★タルるートくん 燃えろ!友情の魔法大戦」HDD 2008/05/25
#080「ブラッド・ダイアモンド」CATV 2008/05/25
#081「恋愛睡眠のすすめ」CATV 2008/05/25
#082「ゴーストライダー」CATV 2008/05/25
#083「スキャナー・ダークリー」HDD 2008/05/26
#084「ウェイキング・ライフ」DVD 2008/05/27
#085「テープ」DVD 2008/05/28
#086「運命じゃない人」DVD 2008/05/29
#087「エターナル・サンシャイン」DVD 2008/05/30

 
3.読書

#011「三十五歳たちへ。」泉麻人著 新潮文庫 2008/05/08
#012「十二本の毒矢」ジェフリー・アーチャー著 永井淳訳 新潮文庫 2008/05/12
#013「虎よ、虎よ!」アルフレッド・ベスター著 中田耕治訳 ハヤカワ文庫 2008/05/30

  
映画は、劇場2本(累計7本)、DVD等22本(累計87本)で、計24本(累計94本)。
このままのペースで、年間226本(劇場17本)です。

読書は3冊(累計13冊)で、このままのペースでは、年間31冊です。

今年は非常にマズイ状況です。
映画もやばいかも。

 
まあ、先は長いですが頑張ります。

参考)
2008年の状況
映画94本(うち劇場7本)
読書13冊

2007年の状況
映画109本(うち劇場23本)
読書14冊

2006年の状況
映画114本(うち劇場25本)
読書09冊

2005年同時期の状況
映画106本(うち劇場36本)
読書12冊

2004年同時期の状況
映画115本(うち劇場32本)
読書18冊

2003年同時期の状況
映画126本(うち劇場37本)
読書24冊

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特に「僕の彼女はサイボーグ」に関心がある訳ではないのだが、ちょっと気になった点をいくつか・・・・。

■サイボーグ
サイボーグとは、サイバネティック・オーガニズム (Cybernetic Organism) の略で、人工臓器等の人工物を身体に埋め込む等、身体の機能を電子機器をはじめとした人工物に代替させることで、身体機能の補助や強化を行った人間の事。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

なのだが、予告編を見る限り、「僕の彼女はサイボーグ」に登場するサイボーグは、サイボーグだとは思えない。あれは、所謂アンドロイドとか、ロボットだろう。

■プロットは「ターミネーター」かな。
まあ、どうでも良い話だけど、「僕の彼女はサイボーグ」のプロットは「ターミネーター」なのかな。

まあ、どうでも良いけどね。

余談だけど、小出恵介は結構好きです。
現代日本人とは思えない、日本人離れしたルックスが素敵ですね。
(昭和時代の日本人、または韓国や香港の俳優のようなルックスと言うこと)

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先日、WOWOWで新海誠の特集をやっていたので、次の三作品を観た。

「ほしのこえ」(2002)
「雲のむこう、約束の場所」(2004)
「秒速5センチメートル」(2007)

原則的に三作品とも素晴らしい作品だった。

特筆すべきは、誰でも言うことだと思うのだが、先ずは美術。

「ほしのこえ」はともかく、他のに作品は、おそらくきっちりとロケハンを行っていると思えるし、そのロケハンの時点で既にレンズが決まっている、つまり頭の中で映像が出来ている、ような印象を受ける。

「ほしのこえ」から「雲のむこう、約束の場所」、「秒速5センチメートル」へ続く作品を眺めていくと、自主制作あがりのアニメーション作家として、キャラクターを描く苦手さが背景で物語を語る、と言う苦肉の策が、映像作家の個性として結実してしまっているような印象も受けた。

広角レンズやマクロ撮影、ドーリーやクレーンを意識したカメラワークを見ているだけでも楽しくなってしまう。

また編集のリズムも素晴らしく、非常に勉強になるカッティングが楽しめる。

脚本も非常にリリカルで、大人になってしまったわたしたちの心の琴線を鷲掴みされてしまう。

ダメな大人になってしまった自分が情けない気、すらしてしまう体たらくである。

三作品とも、非常に面白いのだが、「ほしのこえ」と「雲のむこう、約束の場所」は、SFの設定が微妙である。
尤も、「ほしのこえ」からSFの設定を除いてしまうと物語としての立脚点がなくなってしまうが、「秒速5センチメートル」もSFの設定が顔を出してしまっている。個人的な希望としては、今後は、SF等の設定に頼らず、普通の物語を普通に語って行って欲しいと思う。

そう考えた場合「秒速5センチメートル」は理想的な題材だとは思うのだが、ラストのシークエンスで逃げをうって、ただのプロモーション・ビデオになってしまっているのが非常に残念であった。

とにかく、新たな映像作家との出会いを素直に喜びたい。

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さて、早速ですが2008年の目標の中間発表その4です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
 
 
1.映画
 
#004「クローバーフィールド/HAKAISHA」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2008/04/27
#005「少林少女」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2008/04/29
 
 
2.DVD、CATV等

#045「まじかる★タルるートくん」HDD 2008/04/01
#046「外科室」CATV 2008/04/01
#047「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ」CATV 2008/04/01
#048「マッド・マックス」LD 2008/04/02
#049「午前中の時間割り」HDD 2008/04/09
#050「アジアンタムブルー」HDD 2008/04/12
#051「DOA デッド・オブ・アライブ」CATV 2008/04/12
#052「ジャガーノート」HDD 2008/04/15
#053「バッテリー」CATV 2008/04/15
#054「大日本人」CATV 2008/04/20
#055「ラッキーナンバー7」HDD 2008/04/22
#056「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」DVD 2008/04/25
#057「運命じゃない人」HDD 2008/02/26
#058「奇人たちの晩餐会」HDD 2008/04/26
#059「猿の惑星・征服」CATV 2008/04/26
#060「交渉人 真下正義」CATV 2008/04/26
#061「ファントム・オブ・パラダイス」CATV 2008/04/26
#062「レイジング・ケイン」HDD 2008/04/27
#063「スリーピー・ホロウ」CATV 2008/04/29
#064「X-MEN2」CATV 2008/04/29
#065「X-MEN:ファイナル・デシジョン」CATV 2008/04/29
#066「シックス・センス」CATV 2008/04/29

 
3.読書

#007「ルインズ 廃墟の奥へ(上)」スコット・スミス著 近藤純夫訳 扶桑社ミステリー文庫 2008/04/09
#008「ルインズ 廃墟の奥へ(下)」スコット・スミス著 近藤純夫訳 扶桑社ミステリー文庫 2008/04/13
#009「暗殺の年輪」藤沢周平著 文春文庫 2008/04/22
#010「笑う科学」南伸坊著 2008/04/30 
 
映画は、劇場2本(累計5本)、DVD等22本(累計66本)で、計24本(累計71本)。
このままのペースで、年間213本(劇場15本)です。

読書は4冊(累計10冊)で、このままのペースでは、年間30冊です。

今年は歴史的に酷い状況です。
 
まあ、先は長いですが頑張ります。

参考)
2008年の状況
映画71本(うち劇場5本)
読書10冊

2007年の状況
映画78本(うち劇場17本)
読書10冊

2006年の状況
映画87本(うち劇場16本)
読書07冊

2005年同時期の状況
映画75本(うち劇場27本)
読書11冊

2004年同時期の状況
映画87本(うち劇場23本)
読書16冊

2003年同時期の状況
映画89本(うち劇場30本)
読書29冊

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2008/04/29 東京板橋「ワーナー・マイカル・シネマズ板橋」で「少林少女」を観た。

もしかしたら面白いんじゃないかと思って観た「少林少女」でしたが、結果的に、圧倒的に酷い映画でした。

例によって、かつての名作映画を軽くリスペクトした(パクった)薄っぺらの構成。
やりたい事だけをやるために無理矢理でっち上げられたような脚本。

製作者側の思想が感じられない、とっても残念な作品です。

カメオと言っても差し支えないような無駄なキャスト。
キャストに金をかけるなら脚本に金をかけて欲しいと思う。

多分、メディアでは豪華なキャストとか言われるんだと思うけど、知ってる顔のタレントがたくさん出てくれば、豪華だ、と思う感性にはあきれてしまう。

チャウ・シンチーは怒ってるぞ、多分。

でっちあげの脚本はやめて、「少林サッカー」のサッカーの部分をただ単純にラクロスに変えただけの作品だったら、どんなに良かったか、と思えてなりません。

この作品の企画が通った事で、葬られてしまった企画があると思うと、その企画が不憫で仕方がありません。

☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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2008/04/27 東京板橋「ワーナー・マイカル・シネマズ板橋」で「クローバーフィールド/HAKAISHA」を観た。

監督:マット・リーヴス    
製作:J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク    
脚本:ドリュー・ゴダード    
撮影:マイケル・ボンヴィレイン    
編集:ケヴィン・スティット    
出演:マイケル・スタール=デヴィッド(ロブ)、マイク・ヴォーゲル(ジェイソン)、オデット・ユーストマン(ベス)、ジェシカ・ルーカス(リリー)、リジー・キャプラン(マレーナ)、T・J・ミラー(ハッド)、ベン・フェルドマン(トラヴィス)、ライザ・ラピラ(ヘザー)、クリス・マルケイ(グラフ)

本作「クローバーフィールド/HAKAISHA」は先ずは大変面白い作品に仕上がっていた。

そしてわたしは、本作が想像以上に作品として成立している事に驚いた。

と言うのも本作は『かつて「セントラル・パーク」と呼ばれたU.S.447地区で回収された「クローバーフィールド事件」を記録した未編集のビデオ映像』と言う設定であり、原則的に本作は「撮影しっぱなしの未編集のビデオ映像」と言う事になる。

従って、この設定上、このビデオ映像の撮影者は、おそらく死んでしまっているだろうし、本作を映画として考えた場合、本作は作品として成立していないのではないか、と言う事が容易に想像することができる。
また、『かつて「セントラル・パーク」と呼ばれたU.S.447地区』と言う表現から、もしかしたらアメリカは、また人類は既に滅んでいるかも知れないとすら思えてしまう。

人類の破滅云々は置いておいての話だが、前述のような作品としての問題点は想像できるが、本作は完全な娯楽作品として成立しているのだ。
と言うのも、本作には、本作の構成に非常に素晴らしい影響を与える手法(設定)が投入されている。

その手法(設定)と言うのは、本作が記録されているビデオテープは、ロブとベスがデートした際に撮影したビデオテープに重ね撮りされている、と言うもの。

この手法(設定)により、本作は、完全に異なった2つの時系列(時制)を持った作品となり、その手法(設定)のおかげで、製作者は本作に、プロローグとエピローグを挿入することが可能になるのだ。

わかりやすく言うと、例えば「シザーハンズ」や「タイタニック」のように、現在の時制の登場人物が、過去の時制の出来事を語る、と言う物語上の構成を導入する事が可能になる訳である。

この「現在の時制の登場人物が、過去の時制の出来事を語る」と言う手法(設定)は、作品の物語に、深みとリアリティを付与する効果を持っている。

ところで本作「クローバーフィールド/HAKAISHA」で行われている手法(設定)では、作品に深みを与えているのは勿論、日常の延長上に、本作で描かれるような出来事が起こりうる、と言うことを表現している。

もちろん、本作で描かれる怪異は「アメリカ同時多発テロ事件」のメタファーであり、同事件を体験したアメリカをはじめとした全世界の人々は、本作の観客になることにより、想像を絶する悲惨な出来事や、想像を絶する怪異も、日常の延長線上に起こりうる、と言うことを如実に感じることになる。
 
 
ところで、本作には、皆さんご承知のようにクリーチャーが登場する。
製作のJ・J・エイブラムスは「W:I:III」のプロモーションのために来日した際、原宿のキデイランドで「ゴジラ」のフィギュアを観て本作の着想を得たらしい。

そんな訳で「ゴジラ」的なクリーチャーを想像していたわたしには、想像を超えたクリーチャー・デザインだったが、実際のところは特に意表を突くデザインではなく、比較的ありがちな印象を受けた。

ついでに、余談だが2008/05/10に公開される「ミスト」の原作者スティーヴン・キングは、ジョークで「クローバーフィールド/HAKAISHA」は「ミスト」のプリクェールだ、と発言しているが、実際にその通りと言うか、「クローバーフィールド/HAKAISHA」と「ミスト」は、お互いに外伝的な作品に仕上がっている、と言えるかも知れない。

つまりは、怪異が大都市に起きたのか、それとも片田舎に起こったのか、と言う違いだけかも知れない。

ところで、図らずも本作で描かれた怪異を記録する立場になってしまったハッドだが、彼は本当に良い仕事をしたと思う。

彼が置かれた状況は、語弊はあるものの、カメラを持つ人々にとって、夢のような出来事なのだと思う。

今回の出来事が実際に起きたと仮定すると、ハッドが撮影したビデオテープは、例えばケネディ大統領暗殺の瞬間を撮影した「ザプルーター・フィルム」のように、撮影者と映像が後世に伝えられるに違いない。

ハッドはカメラマンとして後世に残る偉大な仕事をした、と言わざるを得ない。不謹慎な話だが、うらやましい限りである。

ビデオ撮影の下手さ加減もリアリティに溢れていて良かった。

ところで、一緒の回を観た他の観客は、冒頭のパーティ・シーンが退屈で仕方がなかった、と言うような話をしていたが、パーティ以前のアパートのシーンのや、パーティでのゴタゴタが非常に重要な伏線となっているし、わたし的にはパーティの部分も楽しくて仕方がなかった。

とにかく、本作「クローバーフィールド/HAKAISHA」は、非常に優れた作品に仕上がった素晴らしい映画である。是非劇場でHAKAISHAの跫を堪能していただきたい。

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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さて、早速ですが2008年の目標の中間発表その3です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
 
 
1.映画
 
#003「ノーカントリー」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2008/03/21
 
 
2.DVD、CATV等

#028「メトロポリス」CATV 2008/03/03
#029「社長外遊記」CATV 2008/03/03
#030「Wの悲劇」CATV 2008/03/04
#031「ブレイド」CATV 2008/03/14
#032「2001年宇宙の旅」HDD 2008/02/20
#033「海猫 umineko」HDD 2008/03/20
#034「ホワイト・プラネット」CATV 2008/03/20
#035「ミッドナイト・エクスプレス」CATV 2008/03/20
#036「プロジェクトA2 史上最大の標的」CATV 2008/03/20
#037「続社長外遊記」CATV 2008/03/23
#038「檸檬のころ」CATV 2008/03/23
#039「アジアンタムブルー」CATV 2008/03/26
#040「カプリコン1」DVD 2008/03/27
#041「フレンチ・コネクション」DVD 2008/03/27
#042「ダブルボーダー」VHS 2008/03/29
#043「シン・シティ」CATV 2008/03/30
#044「バベル」CATV 2008/03/31
 
 
3.読書

#005「着想の技術」筒井康隆著 新潮文庫 2008/03/05
#006「レイクサイド・ストーリー」サラ・パレツキー著 山本やよい訳 ハヤカワ文庫 2008/03/26 
 
映画は、劇場1本(累計3本)、DVD等17本(累計44本)で、計18本(累計47本)。
このままのペースで、年間188本(劇場12本)です。

読書は2冊(累計6冊)で、このままのペースでは、年間24冊です。

今年の状況は壊滅的に酷いです。

まあ、先は長いですが頑張ります。

参考)
2008年の状況
映画44本(うち劇場3本)
読書06冊

2007年の状況
映画51本(うち劇場10本)
読書08冊

2006年の状況
映画67本(うち劇場12本)
読書04冊

2005年同時期の状況
映画58本(うち劇場20本)
読書09冊

2004年同時期の状況
映画62本(うち劇場15本)
読書12冊

2003年同時期の状況
映画72本(うち劇場23本)
読書15冊

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ミシェル・ゴンドリーの今度の映画「Be Kind Rewind」は、レンタルビデオ店の店員が誤って全てのビデオを消してしまったため、インチキビデオを沢山作ってレンタルしてたら、それが大人気になっちゃった、と言うコンセプトの作品だが、そんな感じの素晴らしい映像を発見した。

全映画ファン必見の最高に素晴らしいVFXに泣け!

http://www.dailymotion.com/featured/video/x4rj9p_tron_creation

「Be Kind Rewind」の予告編はこちら。
こちらも号泣ものです。
http://www.imdb.com/video/trailer/me60934803

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2008/03/21 東京板橋「ワーナー・マイカル・シネマズ板橋」で「ノーカントリー」を観た。

狩りをしていたベトナム帰還兵のルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)は、偶然死体の山に囲まれたピックアップ・トラックを発見する。そのトラックの荷台には大量のヘロインが残されていた。

さらにモスは、木陰で死んでいる一人の男を発見する。
その男は、全ての男たちを皆殺しにした生き残りの男(Last Man Standing)で、彼のそばには200万ドルの現金が入ったアタッシェケースが残されていたが・・・・。(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
原作:コーマック・マッカーシー 「血と暴力の国」(扶桑社刊)
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ(エド・トム・ベル保安官)、ハビエル・バルデム(アントン・シガー)、ジョシュ・ブローリン(ルウェリン・モス)、ウディ・ハレルソン(カーソン・ウェルズ)、ケリー・マクドナルド(カーラ・ジーン)、ギャレット・ディラハント(ウェンデル)、テス・ハーパー(ロレッタ・ベル)、バリー・コービン(エリス)、スティーヴン・ルート(ウェルズの雇い主)

大満足である。

本作「ノーカントリー」は、近年稀に見るほどの、悪い点が全く無い、と言う位のすばらしい作品に仕上がっていた。

先ずは脚本がすばらしい。

たまたま主人公が犯罪絡みの大金を見つけてしまう事に端を発する物語は、残念ながらスコット・スミスの「シンプル・プラン」のような印象を与えてしまうきらいは否定できないが、その大金を持って逃げる男と追う男の、そして観客の視点とも言える一人の保安官との対比が非常に見事である。

またタイトルの「No Country for Old Men」が意味するところが、物語の中で言うところ、Old Menとなってしまったわたし自身にも突き刺さる。

キャストとしては、先ず、エド・トム・ベル保安官を演じたトミー・リー・ジョーンズだが、このキャラクターは「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(2005)のピートを髣髴とさせるキャラクターであり、若者の行動が理解(共感)できない、われわれOld Menの視点を代弁するキャラクターを見事に演じている。

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」と言う作品は、トミー・リー・ジョーンズにとっての「許されざる者」(1992)であり、今後、クリント・イースドウッドが「許されざる者」以降にたどった道をトミー・リー・ジョーンズにも通って欲しいと思っているわたしにとっては、本作のキャラクターは出番や見せ場に乏しい印象を受けた。

と言うのも、わたしはトミー・リー・ジョーンズのキャラクターは「ファーゴ」(1996)におけるマージ・ガンダーソン役(フランシス・マクドーマンド)のようなキャラクターだと想像していたのだ。

また、各方面から絶賛のアントン・シガー役のハビエル・バルデムも大変すばらしかった。
俳優としても十二分に良い仕事をしたと思うのだが、彼の場合はコーエン兄弟の冷徹な演出のおかげだと言っても良いのではないかと思った。

冒頭、作品で描かれる最初の殺人のシークエンスで、画面の右端でピンボケの状態で動いている姿や、その殺人後のリノリウムに残った靴の跡、中盤移行の自分で手当をする様、そして何度も描かれる他人の血を嫌う演出等々、俳優の力はもとより、数々のすばらしい演出が、アントン・シガーを非常に恐ろしくも悲しい映画史に残るキャラクターとして描ききっている。

ハビエル・バルデム演じるアントン・シガーと言うキャラクターは、すばらしいキャラクターなだけに、安易なスピン・オフ企画なんかが出てこないことを真剣に祈る。

逃げる男ルウェリン・モスを好演したジョシュ・ブローリンは、ルックスが若い頃のニック・ノルティのような感じで、想像以上にタフなモスの姿に「ダブルボーダー」(1987)のニック・ノルティを思い出した。

モスの逃亡劇としてこの作品をとらえると、スティーヴン・キングは本作を「ゲッタウェイ」(1972)になぞらえているが、わたし的にはサム・ペキンパーつながりで言うと、「ガルシアの首」(1974)あたりのテイストに近い印象を受けた。

そう考えてみると、コーエン兄弟は、サム・ペキンパーや、ウォルター・ヒルを継ぐ者としての方向性もあるのではないか、と思えてならない。

とにかく、本作「ノーカントリー」は、バイオレンス描写が苦手な方以外の映画ファン必見のすばらしい作品である。

この春、是非劇場に足を運んで欲しいと思う。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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さて、早速ですが2008年の目標の中間発表その2です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
 
 
1.映画
 
#002「28週後・・・」ユナイテッド・シネマ浦和 2008/02/02
 
 
2.DVD、CATV等

#016「ブレードランナー/ワークプリント」BD 2008/02/02
#017「鴛鴦歌合戰」CATV 2008/02/03
#018「スネーク・フライト」HDD 2008/02/04
#019「デッド・フライト」HDD 2008/02/05
#020「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」CATV 2008/02/13
#021「時をかける少女」HDD 2008/02/17
#022「DEATH NOTE デスノート 前編」DVD 2008/02/20
#023「DEATH NOTE デスノート the Last name」DVD 2008/02/21
#024「ブレードランナー/ディレクターズ・カット」BD 2008/02/25
#025「それでもぼくはやってない」DVD 2008/02/26
#026「ショーシャンクの空に」DVD 2008/02/28
#027「宇宙戦艦ヤマト」CATV 2008/02/29
 
 
3.読書

#004「複数の時計」アガサ・クリスティ著 橋本福夫訳 ハヤカワ文庫 2008/02/20
 
 
映画は、劇場1本(累計2本)、DVD等12本(累計27本)で、計13本(累計29本)。
このままのペースで、年間174本(劇場12本)です。

読書は1冊(累計4冊)で、このままのペースでは、年間24冊です。

冬季はスキー三昧で休日は劇場に行けない、と言う状況が続き、「2008年の目標」的には厳しい状況です。

映画については例年通りおそらく問題ないと思うのですが、読書については、昨年よりましですが、状況はよくありません。心を入れ替える必要があります。

まあ、先は長いですが頑張ります。

参考)
2008年の状況
映画29本(うち劇場2本)
読書04冊

2007年の状況
映画28本(うち劇場3本)
読書04冊

2006年の状況
映画48本(うち劇場7本)
読書03冊

2005年同時期の状況
映画41本(うち劇場12本)
読書08冊

2004年同時期の状況
映画38本(うち劇場12本)
読書07冊

2003年同時期の状況
映画53本(うち劇場13本)
読書10冊

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と、言うわけで「第80回(2007年)アカデミー賞」予想の結果なのだ。

結果
☆受賞
□ノミネート

予想
◎本命
○対抗

■作品賞
結予
□□「つぐない」
□○「JUNO/ジュノ」
□□「フィクサー」
☆◎「ノーカントリー」
□□「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

3点

■監督賞
結予
□○ジュリアン・シュナーベル(「潜水服は蝶の夢を見る」)
□□トニー・ギルロイ(「フィクサー」)
□□ジェイソン・ライトマン(「JUNO/ジュノ」)
☆◎ジョエル&イーサン・コーエン(「ノーカントリー」)
□□ポール・トーマス・アンダーソン(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)

3点(累計6点)

■主演男優賞
結予
□□ジョージ・クルーニー(「フィクサー」)
☆◎ダニエル・デイ=ルイス(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)
□○ジョニー・デップ(「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」)
□□トミー・リー・ジョーンズ(「告発のとき」)
□□ヴィゴ・モーテンセン(「イースタン・プロミス」)

3点(累計9点)

■主演女優賞
結予
□○ケイト・ブランシェット(「エリザベス/ゴールデン・エイジ」)
□□ジュリー・クリスティ(「アウェイ・フロム・ハー君を想う」)
☆◎マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)
□□ローラ・リニー(「The Savages」)
□□エレン・ページ(「JUNO/ジュノ」)

3点(累計12点)

■助演男優賞
結予
□□ケイシー・アフレック(「ジェシー・ジェームズの暗殺」)
☆◎ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」)
□○フィリップ・シーモア・ホフマン(「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」)
□□ハル・ホルブルック(「イントゥ・ザ・ワイルド」)
□□トム・ウィルキンソン(「フィクサー」)

3点(15点)

■助演女優賞
結予
□◎ケイト・ブランシェット(「アイム・ノット・ゼア」)
□□ルビー・ディー(「アメリカン・ギャングスター」)
□○シアーシャ・ローナン(「つぐない」)
□□エイミー・ライアン(「Gone Baby Gone」)
☆□ティルダ・スウィントン(「フィクサー」)

0点(累計15点)

■脚本賞
結予
☆◎ディアブロ・コーディ(「JUNO/ジュノ」)
□□ナンシー・オリバー(「Lars and the Real Girl」)
□□トニー・ギルロイ(「フィクサー」)
□○ブラッド・バード(「レミーのおいしいレストラン」)
□□マラ・ジェンキンス(「The Savages」)

3点(18点)

■脚色賞
結予
□□クリストファー・ハンプトン(「つぐない」)
□□サラ・ポーリー(「アウェイ・フロム・ハー君を想う」)
□◎ロナルド・ハーウッド(「潜水服は蝶の夢を見る」)
☆○ジョエル&イーサン・コーエン(「ノーカントリー」)
□□ポール・トーマス・アンダーソン(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)

1点(19点)

■外国語映画賞
結予
□◎「ボーフォート/レバノンからの撤退」(イスラエル/ヨセフ・シダー)
☆□「ヒトラーの贋札」(オーストリア/ステファン・ルツォビッキー)
□○「カティン」(ポーランド/アンジェイ・ワイダ)
□□「モンゴル」(カザフスタン/セルゲイ・ボドロフ)
□□「12」(ロシア/ニキータ・ミハルコフ)

0点(累計19点)

■長編アニメーション賞
結予
□○「ペルセポリス」(マルジャン・サトラピ&バンサン・バロノー)
☆◎「レミーのおいしいレストラン」(ブラッド・バード)
□□「サーフズ・アップ」(アッシュ・ブラノン&クリス・バック)

3点(累計22点)

■本命的中
作品賞
監督賞
主演男優賞
主演女優賞
助演男優賞
脚本賞
長編アニメーション賞

■対抗的中
脚色賞

■はずれ
助演女優賞
外国語映画賞

と言う結果に終わりました。
今年は結構当たりました。

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強烈に時間がないので予想のみです。

◎本命
○対抗

■作品賞
□「つぐない」
○「JUNO/ジュノ」
□「フィクサー」
◎「ノーカントリー」
□「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

■監督賞
○ジュリアン・シュナーベル(「潜水服は蝶の夢を見る」)
□トニー・ギルロイ(「フィクサー」)
□ジェイソン・ライトマン(「JUNO/ジュノ」)
◎ジョエル&イーサン・コーエン(「ノーカントリー」)
□ポール・トーマス・アンダーソン(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)

■主演男優賞
□ジョージ・クルーニー(「フィクサー」)
◎ダニエル・デイ=ルイス(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)
○ジョニー・デップ(「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」)
□トミー・リー・ジョーンズ(「告発のとき」)
□ヴィゴ・モーテンセン(「イースタン・プロミス」)

■主演女優賞
○ケイト・ブランシェット(「エリザベス/ゴールデン・エイジ」)
□ジュリー・クリスティ(「アウェイ・フロム・ハー君を想う」)
◎マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)
□ローラ・リニー(「The Savages」)
□エレン・ページ(「JUNO/ジュノ」)

■助演男優賞
□ケイシー・アフレック(「ジェシー・ジェームズの暗殺」)
◎ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」)
○フィリップ・シーモア・ホフマン(「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」)
□ハル・ホルブルック(「イントゥ・ザ・ワイルド」)
□トム・ウィルキンソン(「フィクサー」)

■助演女優賞
◎ケイト・ブランシェット(「アイム・ノット・ゼア」)
□ルビー・ディー(「アメリカン・ギャングスター」)
○シアーシャ・ローナン(「つぐない」)
□エイミー・ライアン(「Gone Baby Gone」)
□ティルダ・スウィントン(「フィクサー」)

■脚本賞
◎ディアブロ・コーディ(「JUNO/ジュノ」)
□ナンシー・オリバー(「Lars and the Real Girl」)
□トニー・ギルロイ(「フィクサー」)
○ブラッド・バード(「レミーのおいしいレストラン」)
□マラ・ジェンキンス(「The Savages」)

■脚色賞
□クリストファー・ハンプトン(「つぐない」)
□サラ・ポーリー(「アウェイ・フロム・ハー君を想う」)
◎ロナルド・ハーウッド(「潜水服は蝶の夢を見る」)
○ジョエル&イーサン・コーエン(「ノーカントリー」)
□ポール・トーマス・アンダーソン(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)

■外国語映画賞
◎「ボーフォート/レバノンからの撤退」(イスラエル/ヨセフ・シダー)
□「ヒトラーの贋札」(オーストリア/ステファン・ルツォビッキー)
○「カティン」(ポーランド/アンジェイ・ワイダ)
□「モンゴル」(カザフスタン/セルゲイ・ボドロフ)
□「12」(ロシア/ニキータ・ミハルコフ)

■長編アニメーション賞
○「ペルセポリス」(マルジャン・サトラピ&バンサン・バロノー)
◎「レミーのおいしいレストラン」(ブラッド・バード)
□「サーフズ・アップ」(アッシュ・ブラノン&クリス・バック)

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「フールズ・ゴールド(原題)」が全米大ヒット中のマシュー・マコノヒーとサラ・ジェシカ・パーカー共演の「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」を観た。

トリップは35歳にもなっていまだ両親と同居してお気楽な毎日を送っているダメ男。
そんな息子の行く末を案じた両親は、親離れしない男の自立を促すというカウンセラーのポーラを雇うことに。
彼女の方法とは、相手に自分を惚れさせて、自ら家を出て行くようにしむけるというものだったが・・・・。

監督:トム・デイ
脚本:トム・J・アッスル、マット・エンバー
出演:マシュー・マコノヒー(トリップ)、サラ・ジェシカ・パーカー(ポーラ)、ズーイー・デシャネル(キット)、ジャスティン・バーサ(エース)、ブラッドレイ・クーパー(デモ)、キャサリン・ウィニック(メリッサ)、テリー・ブラッドショウ(アル)、キャシー・ベイツ(スー)

本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」は日本未公開。
いつも思うことだが、なぜ日本ではコメディ作品が公開されないのだろうか。
全米大ヒットのコメディですら公開されないのはいかがなものかと思ってしまう。

そんな訳で本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」は、全米で大ヒットした作品なのだが、日本未公開でDVDストレートになってしまった訳だ。

脚本の根本はベタはベタだが非常に面白いし、楽しい喜びやお約束に満ちている。

また、時々挿入される両親と同居しているトリップら男友達3人組の遊びが面白い。

フリー・クライミング、サバイバルゲーム、MTB・・・・。

わたしは両親と一緒に住んではいないが、今でも友人たちとあんな感じで似たような遊びをしている。
もしかしたら困ったものなのかも知れない。
と言うのも、一緒に遊んでいる友人たちの中には両親と同居している友人が実際にいるのだ。

そんな事を考えながら、本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」を観てみると、やはり本作は「40歳の童貞男」の影響下にある作品なのかも知れないと思った。

キャストはコメディ路線まっしぐらのマシュー・マコノヒー(トリップ)が非常に楽しい。ダーク・ピットとは違う新たな一面を楽しめる、と言うか実際のところはダーク・ピットが新たな一面だったのかな。
余談だけどダーク・ピットシリーズの続編の話はないのただろうか。

また、「SEX AND THE CITY」のサラ・ジェシカ・パーカー(ポーラ)も頑張っていて良い印象を受けた。
最近はドラマばかりで映画に出ていないが、映画でもどんどん活躍して欲しい女優さんだと思った。

ところで、ポーラの友人キットを演じたズーイー・デシャネルは、本作では市川実日子みたいなルックスだったのが面白かった。

また、大好きなキャシー・ベイツはトリップの母親役なのだが、例によって非常にキュートだった。あんなキュートな母親は最高だと思う。

まあ、とにかく、本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」は日本未公開がもったいない良質のロマンチック・コメディに仕上がっている。機会があけば是非観ていただきたい。

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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「28週後...」

2008年2月6日 映画
2008/02/02 ユナイテッド・シネマ浦和で「28週後...」を観た。

感染すると凶暴性を引き起こし他の人間に襲いかかる恐るべき新種ウイルス“RAGE(レイジ)”が猛威をふるったイギリス。

ウイルス感染発生から5週後に最後の感染者が死亡、11週後には米軍主導のNATO軍が派遣され、ようやく再建が始まった28週後のロンドンだったが・・・・。

監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
製作総指揮:ダニー・ボイル、アレックス・ガーランド
脚本:フアン・カルロス・フレスナディージョ、ローワン・ジョフィ、ヘスス・オルモ、E・L・ラビニュ
出演:ロバート・カーライル(ドン)、ローズ・バーン(スカーレット)、ジェレミー・レナー(ドイル)、ハロルド・ペリノー(フリン)、キャサリン・マコーマック(アリス)、マッキントッシュ・マグルトン(アンディ)、イモージェン・プーツ(タミー)、イドリス・エルバ(ストーン大佐)

本作「28週後...」は、大変素晴らしいホラー映画に仕上がっていた。
前作「28日後...」(2002)で監督を勤めたダニー・ボイルは製作総指揮に退き、本作「28週後...」は、スペインの新鋭フアン・カルロス・フレスナディージョがメガホンをとっている。

脚本は基本的に面白いのだが、非常に残念な事に、物語のメイン・プロットがひとつの家族に頼り切っている。
これは本当に、本当に残念である。

物語は前作「28日後...」の後日談、と言う形式で当初の予定では、「28日後...」「28週後...」「28ケ月後...」と言う三部作で物語が語られる予定だったのだと思うのだが、本作の結末では、もちろんやりたい事はわかるのだが、三部作の中編としては、ちょっと弱い印象を受けた。

本作「28週後...」の冒頭で描かれるのは、「アイ・アム・レジェンド」に欠けていた、マシスンの「地球最後の男」やロメロの「ゾンビ」等で描かれ、シャマランの「サイン」等に引き継がれた圧倒的な描写である。

現代のハリウッド映画では描かれないような冒頭の非常に尖ったシークエンスが最高に素晴らしい。

この冒頭の食事の準備からボートまでの導入部分だけでも、最早感涙状態である。

つづく・・・・
一時保存です。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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志村喬のヴォーカル。

♪「い〜のち〜みじ〜か〜し〜 こいせよ〜〜〜おとめ〜」

映画ファンの多くの皆さんが思い出すのは、黒澤明の「生きる」(1952)で、雪が降りしきる公園のブランコに揺られながら歌う「ゴンドラの唄」ではないだろうか。

志村喬の「ゴンドラの唄」の一連のシークエンスは、映画史に残る素晴らしいシークエンスだと思う。

しかし、ヴォーカリスト志村喬を語る上で決して忘れてはならない作品がある。

その作品はマキノ正博の「鴛鴦歌合戰」(1939)である。

わたしが最初にこの作品を観たのは、北海道のある大学の学園祭でオールナイト上映された際だったと思う。

わたしの記憶によると、そのオールナイト企画では、黒澤の「野良犬」(1973)とマキノの「鴛鴦歌合戰」(1939)とあと何本かの日本映画が上映されたのではないか、と思う。

オールナイト企画でもあったためか、「鴛鴦歌合戰」の上映の際、会場は爆笑の渦に飲み込まれていた。

オールナイトだったので会場まで車で行っていたわたし達は帰りの車の中で、志村喬のナンバーを口ずさんでいた。

♪「さ〜てさてさてこのちゃわん〜 ちゃんちゃん茶碗と音がひびく〜」

もしくは、三船敏郎の「泥だらけの靴 泥だらけの靴」だったかも知れない。

その後、札幌市内の小さな劇場で和製オペレッタ特集で「鴛鴦歌合戰」と「初春狸御殿」(1959)が同時上映された際も、劇場で大笑いした記憶がある。

余談だが、「踊る!さんま御殿」は、「歌ふ狸御殿」(1942)へのリスペクトだろう。

その後「鴛鴦歌合戰」のLDがリリースされ、件のオールナイトに一緒に行った友人がそのLDを購入した訳だが、LDで観ると何故だかそれほど面白くなくなってしまっていた。

学園祭のオールナイトと言う一種異様な空間で初めて楽しんだ「鴛鴦歌合戰」。

場末の小さな劇場で、映画を愛する人たちと場を共有した「鴛鴦歌合戰」。

LDを購入し、わくわくどきどきしながら観た「鴛鴦歌合戰」。

そして、先日WOWOWで放映された「鴛鴦歌合戰」。

それはみんな同じ「鴛鴦歌合戰」なのだが、観る度になんだか違う映画のように感じてしまう作品だと思った。

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さて、早速ですが2008年の目標の中間発表その1です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
 
 
1.映画

#001「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2008/01/28
 
 
2.DVD、CATV等

#001「サボテン・ブラザース」HDD 2008/01/01
#002「マーズ・アタック!」HDD 2008/01/03
#003「最も危険な遊戯」HDD 2008/01/05
#004「暴力教室」HDD 2008/01/06
#005「俺たちに墓はない」HDD 2008/01/06
#006「ブレードランナー/ファイナル・カット」BD 2008/01/08
#007「殺人狂時代」CATV 2008/01/20
#008「ライムライト」CATV 2008/01/20
#009「頭文字D THE MOVIE」CATV 2008/01/20
#010「X-MEN:ファイナルデシジョン」CATV 2008/01/20
#011「インサイド・マン」CATV 2008/01/20
#012「タイヨウのうた」CATV 2008/01/22
#013「シザーハンズ」BD 2008/01/28
#014「ブレードランナー」BD 2008/01/28
#015「炎の少女チャーリー」HDD 2008/01/30
 
 
3.読書

#001「セル(下)」スティーヴン・キング著 白石朗訳 新潮文庫
#002「地球最後の男」リチャード・マシスン著 田中小実昌訳 ハヤカワ文庫
#003「ハートシェイプト・ボックス」ジョー・ヒル著 白石朗訳 小学館文庫
 
 
映画は、劇場1本、DVD等15本で、計16本。
このままのペースで、年間192本(劇場12本)です。

読書は3冊で、このままのペースでは、年間36冊です。

冬季はスキー三昧で休日は劇場に行けない、と言う状況が続き、「2008年の目標」的には厳しい状況です。

映画については、若干で遅れていますが、例年通りおそらく問題ないと思うのですが、読書については、例年同様状況はよくありません。心を入れ替える必要があります。

まあ、先は長いですが頑張ります。

参考)
2008年の状況
映画16本(うち劇場1本)
読書03冊

2007年の状況
映画22本(うち劇場3本)
読書03冊

2006年同時期の状況
映画23本(うち劇場4本)
読書01冊

2005年同時期の状況
映画21本(うち劇場7本)
読書04冊

2004年同時期の状況
映画18本(うち劇場4本)
読書05冊

2003年同時期の状況
映画28本(うち劇場6本)
読書06冊

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2008/01/28 東京六本木「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」で「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を観た。

19世紀のロンドン。
フリート街で理髪店を営み、妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー。だが彼はある日、妻に横恋慕したターピン判事によって無実の罪で流刑にされてしまう。やがて15年後、脱獄に成功したベンジャミンは“スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくるが・・・・。

監督:ティム・バートン
原作:スティーヴン・ソンドハイム、ヒュー・ウィーラー    
脚本:ジョン・ローガン
撮影:ダリウス・ウォルスキー    
プロダクションデザイン:ダンテ・フェレッティ    
衣装デザイン:コリーン・アトウッド    
編集:クリス・レベンゾン    
作詞作曲:スティーヴン・ソンドハイム
出演:ジョニー・デップ(スウィーニー・トッド)、ヘレナ・ボナム=カーター(ミセス・ラベット)、アラン・リックマン(ターピン判事)、ティモシー・スポール(バムフォード)、サシャ・バロン・コーエン(ピレリ)、エド・サンダース(トビー)

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでジョニー・デップファンになったミーハーな皆さんは、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を観て気持ち悪くなってください。

と言うような清々しい快作。

「ビートルジュース」からのティム・バートン好きとしては「ビッグ・フィッシュ」以降、「チャーリーとチョコレート工場」、「ティム・バートンのコープスブライド」と、たいした映画を撮っていないティム・バートンの新作と言う事と、ビッグになりすぎたジョニー・デップや、ダニー・エルフマンのスコアなしの本作「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」には、個人的にはあまり期待をしていなかったのだが、本作は、非常に楽しい作品に仕上がっていた。

脚本は原則的にミュージカル通りなので、全く問題がなく、非常に良く出来た脚本が楽しめた。

キャストはアラン・リックマン(ターピン判事)とティモシー・スポール(バムフォード)が最高である。

特にティモシー・スポールのルックスが本当に最高。
こんな凄い容貌の俳優をキャスティングできたのは、本作にとって素晴らしい幸運だと思う。
まるでアニメーショん映画のようなキャラクターが素晴らしい。

アニメーションのようなキャラクターと言えば、ピレリ役のサシャ・バロン・コーエンも凄かった。

またアラン・リックマンは、「パフューム ある人殺しの物語」とキャラクターがかぶる部分があるのだが、これまた素晴らしい。
本作は、「ダイ・ハード」、「ギャラクシー・クエスト」、「パフューム ある人殺しの物語」に続くアラン・リックマンの代表作だと言える。

美術は、ティム・バートン節全開で非常に楽しい。

余談だけど、若い頃のベンジャミン・バーカーのルックスは血ヤップリンにそっくりだった。
また、年取った後のスウィーニー・トッドはウルヴァリンのヒュー・ジャックマンにそっくりだった。
髪型とか手に刃物を持っている様とか。

あとは、ジョニー・デップ関連では、「シザーハンズ」と本作との共通点が興味深い。

屋根裏部屋とか、ハサミがカミソリになったりとか・・・・。

スコアは、既存のミュージカルであるため、ダニー・エルフマンでは無いのだが、オーケストレーションをダニー・エルフマンにやっていただければ、また一風変わった作品になったのではないか、と思った。

スティーヴン・ソンドハイムの楽曲は、ミュージカルならではの楽曲は同じだが、物語が進む事により、同じ楽曲なのに詩が変わり、訴えかける部分が異なっていく様が非常に心地よい。

キャストの皆さんの歌いっぷりにも驚愕。

描写はちょっときついけど、是非劇場で堪能していただきたい作品。

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ロイターが、2008/01/23 10:50 JSTに伝えるところによると、俳優のヒース・レジャーが亡くなった模様。

以下、ロイター伝を引用。

俳優ヒース・レジャーが死亡、薬物過剰摂取の可能性
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-29914920080123

[ニューヨーク 22日 ロイター] オーストラリア出身の俳優ヒース・レジャーさん(28)が22日、米マンハッタンのソーホー地区にある自宅で死亡しているのが見つかった。ニューヨーク市警によると、死因は薬物の過剰摂取の可能性があるという。

 警察のスポークスマンによると、家政婦が現地時間午後3時26分、マッサージの予約を入れていたレジャーさんを起こそうとして、死亡しているのを見つけた。自宅にいたのはレジャーさんと家政婦だけだったもよう。

 同スポークスマンは「ベッドの近くには錠剤があった」と語った。

 レジャーさんは昨年、映画「ブロークバック・マウンテン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたが、同作品で妻役を演じ、私生活でも娘をもうけた交際相手、女優ミシェル・ウィリアムズさんとの破局が報じられていた。

 
 
こらからの俳優だっただけに、非常に残念です。

慎んでご冥福をお祈りします。

先日もブラッド・レンフロが亡くなっています。(レンフロの死因もオーバードーズと言われているようです)

若い俳優の続く訃報。
非常に残念でなりません。

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アクション映画ファンにはおなじみの、「マッハ!」「トム・ヤム・クン!」のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督の最新作「Chocolate」の予告編が公開された。

先ずはこちらをご覧いただきたい。
http://twitchfilm.net/site/video/

驚いていただけたでしょうか。
途中からは、ジャッキー・チェンもびっくりのNG集がついている、と言う驚異の予告編だったりする。

新鮮なアクションを見せてくれるヒロインはタイの新星 Nicharee "Jeeja" Vismistananda。共演にはなんと阿部寛。

もうトニー・ジャーはいらない、と言う事だろうか。

とにかく、世界中のアクション映画ファンが座して待つ、期待の作品だったりするのだ。

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