ジャパン・プレミアをめぐる冒険
2007年1月16日 映画2007/01/15にはアル・ゴアを迎えた「不都合な真実」ジャパン・プレミアが開催された。
また、2007/01/19にはマーチン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオを迎えた「ディパーテッド」ジャパン・プレミアが開催される。
一般的にはたいした話ではないと思うのだが、わたしは以前から「ジャパン・プレミア」と言うイベントに不愉快な思いをさせられていた。
と言うのも、「ジャパン・プレミア」というイベントは「日本国内における最初の上映会」と言う意味ではなく、ただ単に「ゲストを迎えたイベント上映会」と言う意味で使われることが多いからである。
実際のところ「不都合な真実」や「ディパーテッド」の事実上の「ジャパン・プレミア」(「日本国内における最初の上映会」)は、既に済んでいるし、わたし個人も、今回の「ジャパン・プレミア」より以前に「不都合な真実」も「ディパーテッド」も既に鑑賞している。
もちろん「ジャパン・プレミア」と言う名称の「イベント上映会」を日本国内で企画したとすれば、海外からゲストを呼びやすいと思うし、国内へのプロモーション効果も高く、ゲストが来れば来たで、マスコミからの注目度も上がり、映画のプロモーションとしては願ったりかなったりだと思う。
しかし英語圏のゲストに対し、今回の上映は「ジャパン・プレミア」です。と言ってゲストを呼ぶのは騙しに近いとわたしは思う。
つまり英語圏のゲストに対し「ジャパン・プレミア」と言えば、当然ながら「日本国内における記念すべき最初の上映会」なのだとゲストの誰もが思うと思うのだが、実際その作品は既に日本国内で何度も上映されているのだ。
「ジャパン・プレミア」だと言われて海外から呼ばれたゲストに、本当は今回の上映はプレミアでもなんでもない、と言う事が知られたらと思うと、日本人の文化に対する志の低さに、なんだか悲しい気持ちになってしまうね。
多分、普通の人にはどうでも良い話なんだろうけどね。
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また、2007/01/19にはマーチン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオを迎えた「ディパーテッド」ジャパン・プレミアが開催される。
一般的にはたいした話ではないと思うのだが、わたしは以前から「ジャパン・プレミア」と言うイベントに不愉快な思いをさせられていた。
と言うのも、「ジャパン・プレミア」というイベントは「日本国内における最初の上映会」と言う意味ではなく、ただ単に「ゲストを迎えたイベント上映会」と言う意味で使われることが多いからである。
実際のところ「不都合な真実」や「ディパーテッド」の事実上の「ジャパン・プレミア」(「日本国内における最初の上映会」)は、既に済んでいるし、わたし個人も、今回の「ジャパン・プレミア」より以前に「不都合な真実」も「ディパーテッド」も既に鑑賞している。
もちろん「ジャパン・プレミア」と言う名称の「イベント上映会」を日本国内で企画したとすれば、海外からゲストを呼びやすいと思うし、国内へのプロモーション効果も高く、ゲストが来れば来たで、マスコミからの注目度も上がり、映画のプロモーションとしては願ったりかなったりだと思う。
しかし英語圏のゲストに対し、今回の上映は「ジャパン・プレミア」です。と言ってゲストを呼ぶのは騙しに近いとわたしは思う。
つまり英語圏のゲストに対し「ジャパン・プレミア」と言えば、当然ながら「日本国内における記念すべき最初の上映会」なのだとゲストの誰もが思うと思うのだが、実際その作品は既に日本国内で何度も上映されているのだ。
「ジャパン・プレミア」だと言われて海外から呼ばれたゲストに、本当は今回の上映はプレミアでもなんでもない、と言う事が知られたらと思うと、日本人の文化に対する志の低さに、なんだか悲しい気持ちになってしまうね。
多分、普通の人にはどうでも良い話なんだろうけどね。
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アニメーション・スタジオをめぐる冒険
2007年1月12日 映画2006年という年は、日本が世界に誇るアニメーション・スタジオの新作アニメーション映画が次々と劇場公開される、という非常に興味深い一年だったのではないかと思う。
そこから感じられるのは、誤解を恐れず言わせていただければ、アニメーション・スタジオは映像作家のビジョンをフィルムに定着させるための道具に過ぎないのだ、ということ。
ところで、今回俎上にのせるのは次の5作品。
「ブレイブ ストーリー」制作:GONZO/監督:千明孝一/2006/07/08公開
「時をかける少女」制作:マッドハウス/監督:細田守/2006/07/15公開
「ゲド戦記」制作:スタジオジブリ/監督:宮崎吾朗/2006/07/29公開
「パプリカ」制作:マッドハウス/監督:今敏/2006/11/25公開
「鉄コン筋クリート」制作:STUDIO4℃/監督:マイケル・アリアス /2006/12/26公開
アニメーション・スタジオは映像作家のビジョンをフィルムに定着させるための道具に過ぎないのだ、という事を一番感じさせてくれたのは、なんと言っても「ゲド戦記」だろう。
「ゲド戦記」という作品は、スタジオジブリのスタッフの力があれば、仮に全くの素人が監督をしたとしても、そこそこの作品が出来るのではないか、と言う淡い期待を見事に裏切ってくれる作品だった。
物語りもグダグダだが、作画もグダグダと言う、スタジオジブリとは思えないクオリティの作品がヒットしてしまっているのだ。
夏のアニメーション映画の本命が「ゲド戦記」だとすると対抗はもちろん「ブレイブ ストーリー」だろう。
「ブレイブ ストーリー」はアニメーション自体のクオリティは全く、と言って良い程問題はないのだが、いかんせん脚本がまずい。
劇場作品として考えると、監督の千明孝一には荷が重すぎた、ということなのだろう。
本命が「ゲド戦記」、対抗が「ブレイブ ストーリー」とすれば、「時をかける少女」は大穴だろう。
しかし、夏のアニメーション映画は大穴が来たのだ。
「時をかける少女」は細田守の作家性を十二分に感じられるすばらしい作品である。
全てにおいてきちんと計算され、きちんと演出されているアニメーション作品を観るのは本当にすばらしい映像体験だと言える。
そして、アニメーション制作のマッドハウスは、細田守の要望に見事に答えている、と言える。
映像作家のビジョンを実現するアニメーション・スタジオに頭が下がる思いである。
「時をかける少女」が、2006年の日本のアニメーション映画のベストだと思っていた中、わたしは「東京国際映画祭」で「パプリカ」を観る事になる。
今敏のフィルモグラフィーを考えると全くハズレがない、と言う事もあり、新作「パプリカ」に大きな期待をしていたわたしは、なんとか「パプリカ」のチケットを押さえようといろいろ努力をしたのだが、「パプリカ」はなぜか人気が高く、一向に押さえられなかった。
それでも、どうしても「パプリカ」を観たいわたしは、オークションでチケットを落札することにした。
と言う訳で、結局のところ、チケット代は結構高くついてしまったのだが、「パプリカ」は全くチケット代の損を感じさせないすばらしい作品に仕上がっていた。
もちろん今敏とマッドハウスのコラボレーションは今はじまったことではなく、全てがカッチリときまった印象を受ける。
今敏とマッドハウスとのコラボレーションはアニメーションのひとつの方向性の頂点なのだと思えてならない。
いやぁ、2006年の日本アニメーション作品の最高峰は「パプリカ」だったな、と思った3日後、わたしは「東京国際映画祭」で「鉄コン筋クリート」を観ることになる。
「鉄コン筋クリート」は、あんなにすばらしかった「パプリカ」がかすんでしまうほどのすばらしい作品だった。
1999年に制作された森本晃司とマイケル・アリアスが制作した「鉄コン筋クリート」のパイロット版を見てちょっとだけ期待していたのだが、正直なところ、わたしはそれほど大きな期待を感じてはいなかった。期待の大半はアニメーション制作が「マインド・ゲーム」のSTUDIO4℃ということだったと思う。
また、クロの声をあてているのが二宮和也と言うのも、不安な方向にわたしを導いていた。
しかし、「鉄コン筋クリート」のフィルムに定着されていたのは、マイケル・アリアスの作品に対する強烈な愛情だけであった。
フィルムには愛情しか映っていないのだ。そんな作品にわたしは号泣である。
本当に凄い作品である。
マイケル・アリアスの情熱とSTUDIO4℃の強烈な個性が見事に融和したすばらしい作品に仕上がっている。
なんだが話がグダグダになってきたが、結局は映像作家の作家性と、そのビジョンを実現する力を持ったアニメーション・スタジオががっぷりと四つに組んだ作品は最高に面白い、と言う事だな。
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そこから感じられるのは、誤解を恐れず言わせていただければ、アニメーション・スタジオは映像作家のビジョンをフィルムに定着させるための道具に過ぎないのだ、ということ。
ところで、今回俎上にのせるのは次の5作品。
「ブレイブ ストーリー」制作:GONZO/監督:千明孝一/2006/07/08公開
「時をかける少女」制作:マッドハウス/監督:細田守/2006/07/15公開
「ゲド戦記」制作:スタジオジブリ/監督:宮崎吾朗/2006/07/29公開
「パプリカ」制作:マッドハウス/監督:今敏/2006/11/25公開
「鉄コン筋クリート」制作:STUDIO4℃/監督:マイケル・アリアス /2006/12/26公開
アニメーション・スタジオは映像作家のビジョンをフィルムに定着させるための道具に過ぎないのだ、という事を一番感じさせてくれたのは、なんと言っても「ゲド戦記」だろう。
「ゲド戦記」という作品は、スタジオジブリのスタッフの力があれば、仮に全くの素人が監督をしたとしても、そこそこの作品が出来るのではないか、と言う淡い期待を見事に裏切ってくれる作品だった。
物語りもグダグダだが、作画もグダグダと言う、スタジオジブリとは思えないクオリティの作品がヒットしてしまっているのだ。
夏のアニメーション映画の本命が「ゲド戦記」だとすると対抗はもちろん「ブレイブ ストーリー」だろう。
「ブレイブ ストーリー」はアニメーション自体のクオリティは全く、と言って良い程問題はないのだが、いかんせん脚本がまずい。
劇場作品として考えると、監督の千明孝一には荷が重すぎた、ということなのだろう。
本命が「ゲド戦記」、対抗が「ブレイブ ストーリー」とすれば、「時をかける少女」は大穴だろう。
しかし、夏のアニメーション映画は大穴が来たのだ。
「時をかける少女」は細田守の作家性を十二分に感じられるすばらしい作品である。
全てにおいてきちんと計算され、きちんと演出されているアニメーション作品を観るのは本当にすばらしい映像体験だと言える。
そして、アニメーション制作のマッドハウスは、細田守の要望に見事に答えている、と言える。
映像作家のビジョンを実現するアニメーション・スタジオに頭が下がる思いである。
「時をかける少女」が、2006年の日本のアニメーション映画のベストだと思っていた中、わたしは「東京国際映画祭」で「パプリカ」を観る事になる。
今敏のフィルモグラフィーを考えると全くハズレがない、と言う事もあり、新作「パプリカ」に大きな期待をしていたわたしは、なんとか「パプリカ」のチケットを押さえようといろいろ努力をしたのだが、「パプリカ」はなぜか人気が高く、一向に押さえられなかった。
それでも、どうしても「パプリカ」を観たいわたしは、オークションでチケットを落札することにした。
と言う訳で、結局のところ、チケット代は結構高くついてしまったのだが、「パプリカ」は全くチケット代の損を感じさせないすばらしい作品に仕上がっていた。
もちろん今敏とマッドハウスのコラボレーションは今はじまったことではなく、全てがカッチリときまった印象を受ける。
今敏とマッドハウスとのコラボレーションはアニメーションのひとつの方向性の頂点なのだと思えてならない。
いやぁ、2006年の日本アニメーション作品の最高峰は「パプリカ」だったな、と思った3日後、わたしは「東京国際映画祭」で「鉄コン筋クリート」を観ることになる。
「鉄コン筋クリート」は、あんなにすばらしかった「パプリカ」がかすんでしまうほどのすばらしい作品だった。
1999年に制作された森本晃司とマイケル・アリアスが制作した「鉄コン筋クリート」のパイロット版を見てちょっとだけ期待していたのだが、正直なところ、わたしはそれほど大きな期待を感じてはいなかった。期待の大半はアニメーション制作が「マインド・ゲーム」のSTUDIO4℃ということだったと思う。
また、クロの声をあてているのが二宮和也と言うのも、不安な方向にわたしを導いていた。
しかし、「鉄コン筋クリート」のフィルムに定着されていたのは、マイケル・アリアスの作品に対する強烈な愛情だけであった。
フィルムには愛情しか映っていないのだ。そんな作品にわたしは号泣である。
本当に凄い作品である。
マイケル・アリアスの情熱とSTUDIO4℃の強烈な個性が見事に融和したすばらしい作品に仕上がっている。
なんだが話がグダグダになってきたが、結局は映像作家の作家性と、そのビジョンを実現する力を持ったアニメーション・スタジオががっぷりと四つに組んだ作品は最高に面白い、と言う事だな。
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「酔拳」をめぐる冒険
2007年1月4日 映画
2007/01/04 理由は何だか知らないが、テレビ東京で「酔拳」(1978)が放映されている。
で、ちょっと気になったのだが、今回の日本語吹替では、ジャッキー・チェン演じる主役の役名がフェイフォンになっていた。
確か「酔拳」の日本公開時の役名はジャッキーだったと思う。
で、「酔拳」の続編の「酔拳2」(1994)の公開時には、ジャッキー・チェンが演じたキャラクターの役名はウォン・フェイフォン(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズで取り上げられた実在の人物ですよね)で、「そうか! ジャッキーはフェイフォンだったんだ! で、フェイフォンの若い頃はジャッキー・チェンで、年をとったらリー・リンチェイになるんだ!」とか言う莫迦なことを考えたりしていました。
※ 実際のジャッキー・チェンは年をとっているけど、「酔拳2」のフェイフォンは若造の役柄だったので・・・・。
お話を戻しますと、いつから「酔拳」のジャッキーがフェイフォンになったのでしょうか。
ジェッキー・チェンの吹替えは例によって石丸博也でいつもとおんなじなのですが、ユエン・シャオティエンは以前、小松方正だったんですが、今回の吹替えは青野武がやってました。
あとセリフも現代風に変わっていましたね。
いつの吹替えなんでしょうか。
因みに、アクション監督/武術指導で有名なユエン・ウーピン(袁平和)はユエン・シャオティエン (袁小田)の長男ですね。
全くの余談ですが、「酔拳」と言えば「バーチャ・ファイター」の舜帝を思い出します。
舜帝と言えば、1994年にリリースされた「バーチャ・ファイター2」ではじめて登場したキャラクターだったのですが、当時格闘ゲーマーで「バーチャ・ファイター2」のロケテストを熱心に追いかけていたわたしは最初の頃舜帝をよく使っていた関係で、ロケテストが終了し「バーチャ・ファイター2」が日本中のゲームセンターで本格稼動した当時は地元のゲーセンで何も知らない素人さん相手に舜帝を使ってあこぎに連勝していたのを思い出します。
当時はまだまだインターネット全盛の時代ではなく、現在のように技表が即公開されておらず、いろいろなコマンドを自分で試し、自分たちで独自の技表を作っていた時代だったんです。
で、変わった技を出すと、ギャラリーの皆さんに囲まれて「今の技どうやって出すの?」的な和気藹々的な楽しいひと時があったな。
あの頃は良かったな・・・・(遠い目)。
まあ、そんな思い出話をしてみました。
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で、ちょっと気になったのだが、今回の日本語吹替では、ジャッキー・チェン演じる主役の役名がフェイフォンになっていた。
確か「酔拳」の日本公開時の役名はジャッキーだったと思う。
で、「酔拳」の続編の「酔拳2」(1994)の公開時には、ジャッキー・チェンが演じたキャラクターの役名はウォン・フェイフォン(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズで取り上げられた実在の人物ですよね)で、「そうか! ジャッキーはフェイフォンだったんだ! で、フェイフォンの若い頃はジャッキー・チェンで、年をとったらリー・リンチェイになるんだ!」とか言う莫迦なことを考えたりしていました。
※ 実際のジャッキー・チェンは年をとっているけど、「酔拳2」のフェイフォンは若造の役柄だったので・・・・。
お話を戻しますと、いつから「酔拳」のジャッキーがフェイフォンになったのでしょうか。
ジェッキー・チェンの吹替えは例によって石丸博也でいつもとおんなじなのですが、ユエン・シャオティエンは以前、小松方正だったんですが、今回の吹替えは青野武がやってました。
あとセリフも現代風に変わっていましたね。
いつの吹替えなんでしょうか。
因みに、アクション監督/武術指導で有名なユエン・ウーピン(袁平和)はユエン・シャオティエン (袁小田)の長男ですね。
全くの余談ですが、「酔拳」と言えば「バーチャ・ファイター」の舜帝を思い出します。
舜帝と言えば、1994年にリリースされた「バーチャ・ファイター2」ではじめて登場したキャラクターだったのですが、当時格闘ゲーマーで「バーチャ・ファイター2」のロケテストを熱心に追いかけていたわたしは最初の頃舜帝をよく使っていた関係で、ロケテストが終了し「バーチャ・ファイター2」が日本中のゲームセンターで本格稼動した当時は地元のゲーセンで何も知らない素人さん相手に舜帝を使ってあこぎに連勝していたのを思い出します。
当時はまだまだインターネット全盛の時代ではなく、現在のように技表が即公開されておらず、いろいろなコマンドを自分で試し、自分たちで独自の技表を作っていた時代だったんです。
で、変わった技を出すと、ギャラリーの皆さんに囲まれて「今の技どうやって出すの?」的な和気藹々的な楽しいひと時があったな。
あの頃は良かったな・・・・(遠い目)。
まあ、そんな思い出話をしてみました。
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2006年の目標!! 中間報告その12 + 結果報告
2007年1月1日 映画 コメント (274)新年あけましておめでとうございます
皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成19年 元旦
=*=*=*=*=*=*=*=*=
さて、早速ですが2006年の目標の中間発表その12です。
とりあえず目標の再確認を・・・・
目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
1.映画
#094「間宮兄弟」新文芸座 2006/12/07
#095「ハチミツとクローバー」新文芸座 2006/12/07
#096「犬神家の一族」有楽座 2006/12/16
#097「ラッキーナンバー7」九段会館 2006/12/21
#098「メルキアデン・エストラーダの3度の埋葬」新文芸座 2006/12/22
#099「ククーシュカ ラップランドの妖精」新文芸座 2006/12/22
#100「2番目のキス」新文芸座 2006/12/23
#101「僕のニューヨークライフ」新文芸座 2006/12/23
#102「鉄コン筋クリート」TOEI2 2006/12/24
2.DVD、CATV等
#183「フューリー」DVD 2006/12/01
#184「キャッツ・アイ」DVD 2006/12/01
#185「アップルシード」DVD 2006/12/02
#186「ヘルボーイ」HDD 2006/12/05
#187「妖怪大戦争」CATV 2006/12/13
#188「續姿三四郎」CATV 2006/12/17
#189「ゴジラ」CATV 2006/12/17
#190「ゴジラ FINAL WARS」CATV 2006/12/17
#191「竜二」CATV 2006/12/17
#192「ファンタジア2000」DVD 2006/12/25
#193「ショーン・オブ・ザ・デッド」DVD 2006/12/26
#194「28日後・・・」DVD 2006/12/26
#195「マインド・ゲーム」DVD 2006/12/29
#196「東京ゴッドファーザーズ」DVD 2006/12/29
#197「ファインディング・ニモ」DVD 2006/12/30
#198「ルパン三世 カリオストロの城」DVD 2006/12/30
#199「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」CATV 2006/12/31
#200「チャーリーとチョコレート工場」CATV 2006/12/31
3.読書
#025「ダーク・タワーVII −暗黒の塔(中)−」スティーヴン・キング著 風間賢二訳 新潮文庫 2006/12/11
#026「目をさませトラゴロウ」小沢正著 講談社文庫 2006/12/31
映画は、劇場9本(累計102本)、DVD等18本(累計200本)で、計27本(累計302本)。
読書は2冊(累計26冊)。
=+=+=+=+=+=+=+=+=
それでは、結果報告です。
目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
達成しました。
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
達成できませんでした。
本年も同様の目標で頑張ろうと思います。
読書をなんとかしないといけませんね。
ついでに、テレビムービーもカウントしようと思います。
と言うのも、テレビムービーのDVD-BOXとかを購入するのは良いのですが、ほとんど見ていないので、これを機に見つつカウントして行こうと思います。但しメディアはDVDのみとします。
参考)
■映画(12月末日現在)
2006年 302本(劇場102本)
2005年 303本(劇場127本)
2004年 319本(劇場134本)
2003年 304本(劇場 80本)
■読書(12月末日現在)
2006年 26冊
2005年 41冊
2004年 39冊
2003年 61冊
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皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成19年 元旦
=*=*=*=*=*=*=*=*=
さて、早速ですが2006年の目標の中間発表その12です。
とりあえず目標の再確認を・・・・
目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
1.映画
#094「間宮兄弟」新文芸座 2006/12/07
#095「ハチミツとクローバー」新文芸座 2006/12/07
#096「犬神家の一族」有楽座 2006/12/16
#097「ラッキーナンバー7」九段会館 2006/12/21
#098「メルキアデン・エストラーダの3度の埋葬」新文芸座 2006/12/22
#099「ククーシュカ ラップランドの妖精」新文芸座 2006/12/22
#100「2番目のキス」新文芸座 2006/12/23
#101「僕のニューヨークライフ」新文芸座 2006/12/23
#102「鉄コン筋クリート」TOEI2 2006/12/24
2.DVD、CATV等
#183「フューリー」DVD 2006/12/01
#184「キャッツ・アイ」DVD 2006/12/01
#185「アップルシード」DVD 2006/12/02
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#188「續姿三四郎」CATV 2006/12/17
#189「ゴジラ」CATV 2006/12/17
#190「ゴジラ FINAL WARS」CATV 2006/12/17
#191「竜二」CATV 2006/12/17
#192「ファンタジア2000」DVD 2006/12/25
#193「ショーン・オブ・ザ・デッド」DVD 2006/12/26
#194「28日後・・・」DVD 2006/12/26
#195「マインド・ゲーム」DVD 2006/12/29
#196「東京ゴッドファーザーズ」DVD 2006/12/29
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#198「ルパン三世 カリオストロの城」DVD 2006/12/30
#199「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」CATV 2006/12/31
#200「チャーリーとチョコレート工場」CATV 2006/12/31
3.読書
#025「ダーク・タワーVII −暗黒の塔(中)−」スティーヴン・キング著 風間賢二訳 新潮文庫 2006/12/11
#026「目をさませトラゴロウ」小沢正著 講談社文庫 2006/12/31
映画は、劇場9本(累計102本)、DVD等18本(累計200本)で、計27本(累計302本)。
読書は2冊(累計26冊)。
=+=+=+=+=+=+=+=+=
それでは、結果報告です。
目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
達成しました。
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
達成できませんでした。
本年も同様の目標で頑張ろうと思います。
読書をなんとかしないといけませんね。
ついでに、テレビムービーもカウントしようと思います。
と言うのも、テレビムービーのDVD-BOXとかを購入するのは良いのですが、ほとんど見ていないので、これを機に見つつカウントして行こうと思います。但しメディアはDVDのみとします。
参考)
■映画(12月末日現在)
2006年 302本(劇場102本)
2005年 303本(劇場127本)
2004年 319本(劇場134本)
2003年 304本(劇場 80本)
■読書(12月末日現在)
2006年 26冊
2005年 41冊
2004年 39冊
2003年 61冊
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2006年の映画をめぐる冒険
2006年12月31日 映画2006年ももうおしまいである。
とりあえず、観た映画を振り返ってみようかと思うのだが、とりあえず観たのはこの102本だった。
#001「スタンドアップ」中野サンプラザ 2006/01/12
#002「レジェンド・オブ・ゾロ」よみうりホール 2006/01/13
#003「サイレン」VIRGIN TOHO シネマズ 六本木ヒルズ 2006/01/18
#004「オリバー・ツイスト」ヤクルトホール 2006/01/23
#005「フライトプラン」丸の内ピカデリー1 2006/02/09
#006「アサルト13/要塞警察」九段会館 2006/02/15
#007「力道山」よみうりホール 2006/02/20
#008「エミリー・ローズ」ソニー・ピクチャーズ試写室 2003/03/02
#009「ブロークバック・マウンテン」シネマライズ 2006/03/04
#010「RENT/レント」ブエナビスタ試写室 2006/03/08
#011「THE 有頂天ホテル」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/03/17
#012「クラッシュ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/03/24
#013「美しき運命の傷跡」科学技術館サイエンスホール 2006/04/03
#014「連理の枝」九段会館 2006/04/05
#015「小さき勇者たち〜GAMERA〜」一ツ橋ホール 2006/04/16
#016「アイス・エイジ2」イイノホール 2006/04/17
#017「かもめ食堂」シネ・リーブル池袋 2006/05/01
#018「ブロークン・フラワーズ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/04
#019「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/05
#020「タイヨウのうた」九段会館 2006/05/10
#021「機動戦士ZガンダムIII −星の鼓動は愛−」シネ・リーブル池袋 2006/05/12
#022「間宮兄弟」シネ・リーブル池袋 2006/05/13
#023「ポセイドン」日本武道館 2006/05/17
#024「アンジェラ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/19
#025「Vフォー・ヴェンデッタ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/31
#026「ピンク・パンサー」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/06/01
#027「ダ・ヴィンチ・コード」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/06/01
#028「インサイド・マン」一ツ橋ホール 2006/06/05
#029「嫌われ松子の一生」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/06/16
#030「カーズ」よみうりホール 2006/06/19
#031「M:i:III」なかのZEROホール 2006/06/22
#032「ブレイブ ストーリー」中野サンプラザ 2006/06/28
#033「花よりもなほ」シネマ・ロサ 2006/07/01
#034「ナイロビの蜂」シネマ・ロサ 2006/07/01
#035「ヒストリー・オブ・バイオレンス」新文芸坐 2006/07/13
#036「クラッシュ」新文芸坐 2006/07/13
#037「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/07/16
#038「ローズ・イン・タイドランド」新宿武蔵野館 2006/07/24
#039「日本沈没」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/07/28
#040「ゲド戦記」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/08/01
#041「フラガール」九段会館 2006/08/03
#042「ユナイテッド93」スペースFS汐留 2006/08/04
#043「マイアミ・バイス」よみうりホール 2006/08/07
#044「X-MEN ファイナル ディシジョン」イイノホール 2006/08/09
#045「キンキーブーツ」イイノホール 2006/08/10
#046「ハウス・オブ・D」イイノホール 2006/08/12
#047「ラフ」東証ホール 2006/08/19
#048「UDON/うどん」一ツ橋ホール 2006/08/20
#049「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」東京国際フォーラム 2006/08/22
#050「アキハバラ@DEEP」丸の内TOEI 1 2006/08/25
#051「ナイロビの蜂」新文芸坐 2006/08/31
#052「グッドナイト&グッドラック」新文芸坐 2006/08/31
#053「時をかける少女」テアトル池袋 2006/08/31
#054「王と鳥」シネマ・アンジェリカ 2006/09/01
#055「スーパーマン リターンズ」メルシャン品川アイマックス・シアター 2006/09/01
#056「手紙」イイノホール 2006/09/07
#057「ジェネレーションズ/STAR TREK」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#058「ファースト・コンタクト/STAR TREK」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#059「スタートレック/叛乱」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#060「ネメシス/S.T.X」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#061「トンマッコルへようこそ」新宿明治安田生命ホール 2006/09/27
#062「寝ずの番」新文芸坐 2006/09/28
#063「かもめ食堂」新文芸坐 2006/09/28
#064「マーダーボール」有楽町朝日ホール 2006/09/30
#065「太陽/The Sun」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2006/10/01
#066「グエムル/漢江の怪物」有楽町スバル座 2006/10/01
#067「ただ、君を愛してる」ゆうらくホール 2006/10/02
#068「レディ・イン・ザ・ウォーター」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/10/06
#069「カポーティ」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2006/10/15
#070「パプリカ」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/21
#071「父親たちの星条旗」オーチャードホール 2006/10/21
#072「ファウンテン」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#073「世界最速のインディアン」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#074「バイト・オブ・ラブ(原題)」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#075「エクソダス 魔法の王国」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#076「虹の女神 Rainbow Song」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/23
#077「多細胞少女」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/23
#078「鉄コン筋クリート」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#079「グッバイ・ボーイズ」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#080「不都合な真実」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#081「プラダを着た悪魔」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/25
#082「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/26
#083「アリスの鏡」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/26
#084「パフューム」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/27
#085「八月的故事」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/27
#086「エレクション」有楽町朝日ホール 2006/11/19
#087「叫」有楽町朝日ホール 2006/11/19
#088「エレクション2」有楽町朝日ホール 2006/11/20
#089「007/カジノロワイヤル」新宿ミラノ1 2006/11/23
#090「殺しのはらわた(短編)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#091「スキャナー・ダークリー」新宿ミラノ1 2006/11/25
#092「The Ringer(原題)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#093「ディパーテッド」新宿ミラノ1 2006/11/26
#094「間宮兄弟」新文芸座 2006/12/07
#095「ハチミツとクローバー」新文芸座 2006/12/07
#096「犬神家の一族」有楽座 2006/12/16
#097「ラッキーナンバー7」九段会館 2006/12/21
#098「メルキアデン・エストラーダの3度の埋葬」新文芸座 2006/12/22
#099「ククーシュカ ラップランドの妖精」新文芸座 2006/12/22
#100「2番目のキス」新文芸座 2006/12/23
#101「僕のニューヨークライフ」新文芸座 2006/12/23
#102「鉄コン筋クリート」TOEI2 2006/12/24
振り返ってみると、やはり日本映画が面白かったような気がする。
「かもめ食堂」、「間宮兄弟」、「嫌われ松子の一生」、「花よりもなほ」、「フラガール」、「手紙」、「寝ずの番」、「ただ、君を愛してる」、「虹の女神 Rainbow Song」、「ハチミツとクローバー」とかですね。(順不同)
ついでに、日本のアニメーション映画も良かったような気がする。
「時をかける少女」、「パプリカ」、「鉄コン筋クリート」とか。(順不同)
2006年最後に観たのは結局「鉄コン筋クリート」(2回目)だったしね。
それでは、皆さん、良いお年をお迎え下さい。
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とりあえず、観た映画を振り返ってみようかと思うのだが、とりあえず観たのはこの102本だった。
#001「スタンドアップ」中野サンプラザ 2006/01/12
#002「レジェンド・オブ・ゾロ」よみうりホール 2006/01/13
#003「サイレン」VIRGIN TOHO シネマズ 六本木ヒルズ 2006/01/18
#004「オリバー・ツイスト」ヤクルトホール 2006/01/23
#005「フライトプラン」丸の内ピカデリー1 2006/02/09
#006「アサルト13/要塞警察」九段会館 2006/02/15
#007「力道山」よみうりホール 2006/02/20
#008「エミリー・ローズ」ソニー・ピクチャーズ試写室 2003/03/02
#009「ブロークバック・マウンテン」シネマライズ 2006/03/04
#010「RENT/レント」ブエナビスタ試写室 2006/03/08
#011「THE 有頂天ホテル」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/03/17
#012「クラッシュ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/03/24
#013「美しき運命の傷跡」科学技術館サイエンスホール 2006/04/03
#014「連理の枝」九段会館 2006/04/05
#015「小さき勇者たち〜GAMERA〜」一ツ橋ホール 2006/04/16
#016「アイス・エイジ2」イイノホール 2006/04/17
#017「かもめ食堂」シネ・リーブル池袋 2006/05/01
#018「ブロークン・フラワーズ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/04
#019「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/05
#020「タイヨウのうた」九段会館 2006/05/10
#021「機動戦士ZガンダムIII −星の鼓動は愛−」シネ・リーブル池袋 2006/05/12
#022「間宮兄弟」シネ・リーブル池袋 2006/05/13
#023「ポセイドン」日本武道館 2006/05/17
#024「アンジェラ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/19
#025「Vフォー・ヴェンデッタ」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/05/31
#026「ピンク・パンサー」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/06/01
#027「ダ・ヴィンチ・コード」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/06/01
#028「インサイド・マン」一ツ橋ホール 2006/06/05
#029「嫌われ松子の一生」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/06/16
#030「カーズ」よみうりホール 2006/06/19
#031「M:i:III」なかのZEROホール 2006/06/22
#032「ブレイブ ストーリー」中野サンプラザ 2006/06/28
#033「花よりもなほ」シネマ・ロサ 2006/07/01
#034「ナイロビの蜂」シネマ・ロサ 2006/07/01
#035「ヒストリー・オブ・バイオレンス」新文芸坐 2006/07/13
#036「クラッシュ」新文芸坐 2006/07/13
#037「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/07/16
#038「ローズ・イン・タイドランド」新宿武蔵野館 2006/07/24
#039「日本沈没」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/07/28
#040「ゲド戦記」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/08/01
#041「フラガール」九段会館 2006/08/03
#042「ユナイテッド93」スペースFS汐留 2006/08/04
#043「マイアミ・バイス」よみうりホール 2006/08/07
#044「X-MEN ファイナル ディシジョン」イイノホール 2006/08/09
#045「キンキーブーツ」イイノホール 2006/08/10
#046「ハウス・オブ・D」イイノホール 2006/08/12
#047「ラフ」東証ホール 2006/08/19
#048「UDON/うどん」一ツ橋ホール 2006/08/20
#049「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」東京国際フォーラム 2006/08/22
#050「アキハバラ@DEEP」丸の内TOEI 1 2006/08/25
#051「ナイロビの蜂」新文芸坐 2006/08/31
#052「グッドナイト&グッドラック」新文芸坐 2006/08/31
#053「時をかける少女」テアトル池袋 2006/08/31
#054「王と鳥」シネマ・アンジェリカ 2006/09/01
#055「スーパーマン リターンズ」メルシャン品川アイマックス・シアター 2006/09/01
#056「手紙」イイノホール 2006/09/07
#057「ジェネレーションズ/STAR TREK」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#058「ファースト・コンタクト/STAR TREK」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#059「スタートレック/叛乱」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#060「ネメシス/S.T.X」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/09/22
#061「トンマッコルへようこそ」新宿明治安田生命ホール 2006/09/27
#062「寝ずの番」新文芸坐 2006/09/28
#063「かもめ食堂」新文芸坐 2006/09/28
#064「マーダーボール」有楽町朝日ホール 2006/09/30
#065「太陽/The Sun」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2006/10/01
#066「グエムル/漢江の怪物」有楽町スバル座 2006/10/01
#067「ただ、君を愛してる」ゆうらくホール 2006/10/02
#068「レディ・イン・ザ・ウォーター」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/10/06
#069「カポーティ」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2006/10/15
#070「パプリカ」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/21
#071「父親たちの星条旗」オーチャードホール 2006/10/21
#072「ファウンテン」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#073「世界最速のインディアン」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#074「バイト・オブ・ラブ(原題)」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#075「エクソダス 魔法の王国」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#076「虹の女神 Rainbow Song」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/23
#077「多細胞少女」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/23
#078「鉄コン筋クリート」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#079「グッバイ・ボーイズ」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#080「不都合な真実」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#081「プラダを着た悪魔」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/25
#082「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/26
#083「アリスの鏡」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/26
#084「パフューム」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/27
#085「八月的故事」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/27
#086「エレクション」有楽町朝日ホール 2006/11/19
#087「叫」有楽町朝日ホール 2006/11/19
#088「エレクション2」有楽町朝日ホール 2006/11/20
#089「007/カジノロワイヤル」新宿ミラノ1 2006/11/23
#090「殺しのはらわた(短編)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#091「スキャナー・ダークリー」新宿ミラノ1 2006/11/25
#092「The Ringer(原題)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#093「ディパーテッド」新宿ミラノ1 2006/11/26
#094「間宮兄弟」新文芸座 2006/12/07
#095「ハチミツとクローバー」新文芸座 2006/12/07
#096「犬神家の一族」有楽座 2006/12/16
#097「ラッキーナンバー7」九段会館 2006/12/21
#098「メルキアデン・エストラーダの3度の埋葬」新文芸座 2006/12/22
#099「ククーシュカ ラップランドの妖精」新文芸座 2006/12/22
#100「2番目のキス」新文芸座 2006/12/23
#101「僕のニューヨークライフ」新文芸座 2006/12/23
#102「鉄コン筋クリート」TOEI2 2006/12/24
振り返ってみると、やはり日本映画が面白かったような気がする。
「かもめ食堂」、「間宮兄弟」、「嫌われ松子の一生」、「花よりもなほ」、「フラガール」、「手紙」、「寝ずの番」、「ただ、君を愛してる」、「虹の女神 Rainbow Song」、「ハチミツとクローバー」とかですね。(順不同)
ついでに、日本のアニメーション映画も良かったような気がする。
「時をかける少女」、「パプリカ」、「鉄コン筋クリート」とか。(順不同)
2006年最後に観たのは結局「鉄コン筋クリート」(2回目)だったしね。
それでは、皆さん、良いお年をお迎え下さい。
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「HOKUSAI〜北斎の宇宙」(日本橋HD DVDプラネタリウム)
2006年12月28日 映画 コメント (5)2006/12/27 東京日本橋「日本橋HD DVDプラネタリウム」で「HOKUSAI〜北斎の宇宙」を観た。
酷い。
あまりにも酷い。
観客の裏切り方としては「HOKUSAI〜北斎の宇宙」は、近年稀に見るほど酷い映像作品だった。
そんなわたしは「HOKUSAI〜北斎の宇宙」を観ながら怒りに震えてしまった。
■こんなのプラネタリウムじゃない。
先ず驚いたのは、本作「HOKUSAI〜北斎の宇宙」本編中、満点の星を直径18mのドームスクリーンに投影する時間が極端に少ないのだ。
われわれ観客が見せられるのは、大平貴之が開発した「メガスターII」による満点の星空ではなく、いまどき小学生の学芸会でもこんな酷い脚本はつかわねぇよ、と言う位の酷い脚本と、プラネタリウムに来た客に見せるためとは思えない本末転倒な過剰演出である。
現代の若者が、北斎の時代に戻って、江戸の空を見上げる、と言うコンセプトだったら、非常に興味深い体験が出来たと思うのだが、出てきた物語は・・・・。
ほとんどの観客は「メガスターII」によって繰り広げられる星空を観に来ている、と言うのに、主催者側は一体何を考えているのか!
総合演出の宮本亜門がバカなのか、総合演出の直前にクレジットされた脚本・監督(名前忘れた)がバカなのか、何のためにこんな酷いモノを1,500円で上映しているのか理解に苦しむ。
わたしの推測だが、宮本亜門は名前を貸しただけだと思うね。
宮本亜門の直前にクレジットされていた脚本・監督(名前忘れた)がダメだったんだと思う。
「メガスターII」設置のプラネタリウムということで客を呼び、星空を見せないで、薄っぺらなドラマを見せてどうするんだよ、と言うことである。
「メガスターII」が泣いてるぞ!!
■HD DVDって何よ。
次に驚いたのは映像のクオリティの低さである。
「HD DVD」と言えば、「次世代DVD」のひとつの規格で、Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)陣営と熾烈な争いを繰り広げているんじゃなかったのか。
つまりだ。
わたしが思うに、「HD DVD」と言う冠が付いたここ「日本橋HD DVDプラネタリウム」は「HD DVD」陣営の言わば「フラッグシップ(旗艦)」じゃねぇのか、と言うことである。
そこでこんな低レベルの映像を見せてどうするつもりだ。
こんな解像度の低い映像が「HD DVD」の本領発揮だと思われたらどうするんだよ。
ついでに音質も酷い。
セリフが明瞭に聞き取れないのだ。
これが「HD DVD」の真価かよ!
ところで、軽く調べてみたのだが、なんでも「日本橋HD DVDプラネタリウム」の「HD DVD」とは東芝が特別協賛しているために「HD DVD」の冠が付いているようで、実際プラネタリウム内では、「HD DVD」方式での上映は行われていないそうである。
あぁ、良かった、あんなクオリティが「HD DVD」のクオリティじゃなくて。
でも、そんな事を調べない一般の観客にとっては、あの「日本橋HD DVDプラネタリウム」の映像クオリティは「HD DVD」のクオリティだと言うことだ。
東芝さん「HD DVD」陣営としては、先が思いやられますね。
「HD DVD」の開発関係者はこの「日本橋HD DVDプラネタリウム」に来ているのかね。
こんなの「HD DVD」じゃない、って思わないのだろうか。
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酷い。
あまりにも酷い。
観客の裏切り方としては「HOKUSAI〜北斎の宇宙」は、近年稀に見るほど酷い映像作品だった。
そんなわたしは「HOKUSAI〜北斎の宇宙」を観ながら怒りに震えてしまった。
■こんなのプラネタリウムじゃない。
先ず驚いたのは、本作「HOKUSAI〜北斎の宇宙」本編中、満点の星を直径18mのドームスクリーンに投影する時間が極端に少ないのだ。
われわれ観客が見せられるのは、大平貴之が開発した「メガスターII」による満点の星空ではなく、いまどき小学生の学芸会でもこんな酷い脚本はつかわねぇよ、と言う位の酷い脚本と、プラネタリウムに来た客に見せるためとは思えない本末転倒な過剰演出である。
現代の若者が、北斎の時代に戻って、江戸の空を見上げる、と言うコンセプトだったら、非常に興味深い体験が出来たと思うのだが、出てきた物語は・・・・。
ほとんどの観客は「メガスターII」によって繰り広げられる星空を観に来ている、と言うのに、主催者側は一体何を考えているのか!
総合演出の宮本亜門がバカなのか、総合演出の直前にクレジットされた脚本・監督(名前忘れた)がバカなのか、何のためにこんな酷いモノを1,500円で上映しているのか理解に苦しむ。
わたしの推測だが、宮本亜門は名前を貸しただけだと思うね。
宮本亜門の直前にクレジットされていた脚本・監督(名前忘れた)がダメだったんだと思う。
「メガスターII」設置のプラネタリウムということで客を呼び、星空を見せないで、薄っぺらなドラマを見せてどうするんだよ、と言うことである。
「メガスターII」が泣いてるぞ!!
■HD DVDって何よ。
次に驚いたのは映像のクオリティの低さである。
「HD DVD」と言えば、「次世代DVD」のひとつの規格で、Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)陣営と熾烈な争いを繰り広げているんじゃなかったのか。
つまりだ。
わたしが思うに、「HD DVD」と言う冠が付いたここ「日本橋HD DVDプラネタリウム」は「HD DVD」陣営の言わば「フラッグシップ(旗艦)」じゃねぇのか、と言うことである。
そこでこんな低レベルの映像を見せてどうするつもりだ。
こんな解像度の低い映像が「HD DVD」の本領発揮だと思われたらどうするんだよ。
ついでに音質も酷い。
セリフが明瞭に聞き取れないのだ。
これが「HD DVD」の真価かよ!
ところで、軽く調べてみたのだが、なんでも「日本橋HD DVDプラネタリウム」の「HD DVD」とは東芝が特別協賛しているために「HD DVD」の冠が付いているようで、実際プラネタリウム内では、「HD DVD」方式での上映は行われていないそうである。
あぁ、良かった、あんなクオリティが「HD DVD」のクオリティじゃなくて。
でも、そんな事を調べない一般の観客にとっては、あの「日本橋HD DVDプラネタリウム」の映像クオリティは「HD DVD」のクオリティだと言うことだ。
東芝さん「HD DVD」陣営としては、先が思いやられますね。
「HD DVD」の開発関係者はこの「日本橋HD DVDプラネタリウム」に来ているのかね。
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『映画「鉄コン筋クリート」公開記念マイケル・アリエス監督ワークショップ』
2006年12月24日 映画 コメント (1)
2006/12/24 東京銀座「アップルストア銀座」で行われた『映画「鉄コン筋クリート」公開記念マイケル・アリエス監督ワークショップ』に参加した。
松本大洋原作の話題の映画「鉄コン筋クリート」の公開を記念して、監督のマイケル・アリアス氏をお迎えし、スペシャルワークショップを開催します。撮影中iPodを使って役者たちに映像と音のイメージを伝えていた裏話や、Macを使ったサウンドトラック創りなどのトークを披露。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
ワークショップ自体は13:00からだったのだが、場合によっては入場できない、と言う可能性もあったので、11:30に「アップルストア銀座」で待ち合わせ、近くのカフェで軽く食事をして再度会場へ。
12:00現在、まだ列が出来ていないので、4Fで、ペンタブレットでイラストとかを描きながら時間を潰していたのだが、トイレに行きたくなったわたしは、3Fのトイレへ向かった。
で、3Fのトイレを出た際、マイケル・アリアスがトイレに入っていった。
驚いたわたしはトイレの外でマイケル・アリアスを待ち、貰ったサインが上記写真である。
交わした会話は、「東京国際映画祭」で「鉄コン筋クリート」を観た話、このパンフレットはどこで手に入れたのかと言う話、初日(2006/12/23)に観たのかと言う話、サインの日付は初日にしますねと言う話等々。
サインをお願いしたら、イラストまで描いてくれて、非常に嬉しかった。特に日本語(漢字)で、「安心安心!」とか書いてくれたので、笑ってしまった。
その後、「東京国際映画祭」の公式カタログにもサインを貰おうとしたのだが、ボクもう行かなきゃいけない、と言われてマイケル・アリアスと別れた。
そして、会場に入ったわたしに、会場スタッフに店外にワークショップの列が出来始めたので並んでください、と言われ、列に並んだのだが、わたし達は先頭から7〜8人目で、わたし達の前にはシロとクロの帽子を被ったカップルが並んでいた。
つづく・・・・
一時保存です。
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松本大洋原作の話題の映画「鉄コン筋クリート」の公開を記念して、監督のマイケル・アリアス氏をお迎えし、スペシャルワークショップを開催します。撮影中iPodを使って役者たちに映像と音のイメージを伝えていた裏話や、Macを使ったサウンドトラック創りなどのトークを披露。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
ワークショップ自体は13:00からだったのだが、場合によっては入場できない、と言う可能性もあったので、11:30に「アップルストア銀座」で待ち合わせ、近くのカフェで軽く食事をして再度会場へ。
12:00現在、まだ列が出来ていないので、4Fで、ペンタブレットでイラストとかを描きながら時間を潰していたのだが、トイレに行きたくなったわたしは、3Fのトイレへ向かった。
で、3Fのトイレを出た際、マイケル・アリアスがトイレに入っていった。
驚いたわたしはトイレの外でマイケル・アリアスを待ち、貰ったサインが上記写真である。
交わした会話は、「東京国際映画祭」で「鉄コン筋クリート」を観た話、このパンフレットはどこで手に入れたのかと言う話、初日(2006/12/23)に観たのかと言う話、サインの日付は初日にしますねと言う話等々。
サインをお願いしたら、イラストまで描いてくれて、非常に嬉しかった。特に日本語(漢字)で、「安心安心!」とか書いてくれたので、笑ってしまった。
その後、「東京国際映画祭」の公式カタログにもサインを貰おうとしたのだが、ボクもう行かなきゃいけない、と言われてマイケル・アリアスと別れた。
そして、会場に入ったわたしに、会場スタッフに店外にワークショップの列が出来始めたので並んでください、と言われ、列に並んだのだが、わたし達は先頭から7〜8人目で、わたし達の前にはシロとクロの帽子を被ったカップルが並んでいた。
つづく・・・・
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「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」
2006年12月22日 映画 コメント (1)
2005/10/25 東京六本木「VIRGIN TOHO CIMENAS 六本木ヒルズ」で開催されていた「第18回東京国際映画祭」の特別招待作品「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」を観た。
2006/12/22 東京池袋「新文芸座」の企画「シネマ カーテンコール2006<第二部>」で「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」を観た。
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すいません。
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2006/12/22 東京池袋「新文芸座」の企画「シネマ カーテンコール2006<第二部>」で「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」を観た。
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2006/10/21 東京六本木「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」で開催されていた「第19回東京国際映画祭」で「パプリカ」を観た。
千葉敦子(林原めぐみ)は精神医療総合研究所に勤める若きサイコ・セラピスト。彼女が携わっているのは、最先端のテクノロジーを精神医療の臨床に応用する研究だ。クールな美貌と鋭い知性を兼ね備えた彼女は、セラピストとしての腕も優秀で、所長の島寅太郎(堀勝之祐)も彼女には厚い信頼を寄せている。
敦子は時折、島所長から極秘の依頼を受け、開発されたサイコセラピー機器を用いてクライアントの治療を行うことがある。そんな時、敦子は普段とは外見も性格もまったく別人のような少女”パプリカ”としてクライアントの夢の中に具象化する。それは他人の夢の中に入り込み、心の秘密を探り出す「夢探偵」のコードネームだ。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督・脚本:今敏
原作:筒井康隆
アニメーション制作:マッドハウス
声の出演:林原めぐみ(パプリカ/千葉敦子)、古谷徹(時田浩作)、江守徹(乾精次郎)、堀勝之祐(島寅太郎)、大塚明夫(粉川利美)、山寺宏一(小山内守雄)、田中秀幸(あいつ)、こおろぎさとみ(日本人形)、阪口大助(氷室啓)、岩田光央(津村保志)、愛河里花子(柿本信枝)、太田真一郎(レポーター)、ふくまつ進紗(奇術師)、川瀬晶子(ウェイトレス)、泉久実子(アナウンス)、勝杏里(研究員)、宮下栄治(所員)、三戸耕三(ピエロ)、筒井康隆(玖珂)
先ず、本作「パプリカ」は大変すばらしい作品に仕上がっていた。
微に入り細に入りきめ細かくきちんと演出されているアニメーション作品を観るのは大変気持ちがよく、かつ非常に有意義で、非常に感動的な経験である。
本編が描いている物語の内容ではなく、アニメーション作品が持つ、その特有の「動き」だけで、その「躍動感」だけで、その圧倒的な映像体験だけで泣けてしまう。
先ずは、冒頭からオープニング・クレジットにかけての演出と躍動感だけで泣けてしまう。
オープニング・クレジット、街並みの中を様々な媒体を利用して駆け抜けるパプリカ、その実体と虚像は街路に存在する様々な物体を巧みに利用し、その物体から物体へと渡り歩く姿にわたしは圧倒されてしまう。
その圧倒的なイメージの奔流に、わたしはなすすべがない。
ところで余談だが、今敏は結構不遇なアニメーション作家だと思う。
と言うのも、今敏は「PERFECT BLUE」(1998)、「千年女優」(2001)、「東京ゴッドファーザーズ」(2003)と、圧倒的なクオリティで全くハズレがない、言わばエポック・メイキング的な作品群をコンスタントに製作し続けているアニメーション作家なのだが、残念ながら一般の認知度は低いような印象を受ける。
今敏と言う映像作家は、もっともっと評価されるべき映像作家だと思うぞ。
彼の作品はアニメーション作品ならではの圧倒的な躍動感、緻密なレイアウト、すばらしい脚本、的確でいながら大胆かつ細心の意識が注ぎ込まれた強烈な演出が楽しめる。
そして、誤解を恐れず言うならば、彼の作品は、「アニメーション映画」と言うカテゴリーではなく、「映画」と言うカテゴリーで語るべきクオリティを持った作品だといえる、と思う。
巨大メディアとコラボレーションしたようなつまらないアニメーション作品なんかを見ている場合ではない、と言わざるを得ないのだ。
さて本作の物語だが、複雑なプロットと圧倒的な描写を取り除くと非常にシンプルで、働き過ぎでやり手のキャリア・ウーマンが本来の自分を取り戻すと言う非常にシンプルな物語である。
そしてその本来の自分を取り戻す女性が望んでいたものは、外見や周りの目に左右されない根本的、本質的なものなのだ。
言わば本作は中年女性を主人公としたラブ・ストーリーみたいなものだと言えるのではないだろうか。
そして物語の根本にあるコンセプトは「他人と一緒に同じ夢を観る」ことへの圧倒的な憧憬なのだ。そのピュアでたいした理由のない漠然とした思いは大変すばらしく、たとえるならば「カイロの紫のバラ」(1985)でウディ・アレンが描いた物語のような、寂寞とした憧憬のようなものが感じられる。
また、敦子(林原めぐみ)に治療を受ける粉川刑事(大塚明夫)の失われた過去の記憶、青年時代のひっかかり、が映画ファンとしてまた嬉しい。
そしてメインのプロットは、他人の夢の中に入ることが出来るサイコセラピー機器が盗まれてしまうことによるサスペンス仕立てでいながら、ちょっと個性的な人々の夢の中の圧倒的な描写と、過去の出来事によるなんらかのひっかかりと、抑制されてしまっている自我の解放を見事に描いている。
圧倒的な夢の中の描写のビジュアル・イメージは大友克洋の借用気味な部分があるが、その他は非常にすばらしく、日本アニメーション映画の2006年のトリを飾る作品だと、少しの間思っていた。
と言うのも「パプリカ」を観たのが2006/10/21(「第19回東京国際映画祭」)で、その後わたしは、2006/10/24に「鉄コン筋クリート」を観てしまっているのだ。
「パプリカ」は、正に三日天下だったのだ。
もちろん個人的にだけど。
とは言いながら、「パプリカ」は、最高にすばらしい日本映画の一本である。是非劇場で観て、体験していただきたい。
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
当日は、監督:今敏、原作:筒井康隆、声の出演:古谷徹を迎えたジャパン・プレミアだった。
客席には、アニメーション作家の伊藤有壱が居た。
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千葉敦子(林原めぐみ)は精神医療総合研究所に勤める若きサイコ・セラピスト。彼女が携わっているのは、最先端のテクノロジーを精神医療の臨床に応用する研究だ。クールな美貌と鋭い知性を兼ね備えた彼女は、セラピストとしての腕も優秀で、所長の島寅太郎(堀勝之祐)も彼女には厚い信頼を寄せている。
敦子は時折、島所長から極秘の依頼を受け、開発されたサイコセラピー機器を用いてクライアントの治療を行うことがある。そんな時、敦子は普段とは外見も性格もまったく別人のような少女”パプリカ”としてクライアントの夢の中に具象化する。それは他人の夢の中に入り込み、心の秘密を探り出す「夢探偵」のコードネームだ。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督・脚本:今敏
原作:筒井康隆
アニメーション制作:マッドハウス
声の出演:林原めぐみ(パプリカ/千葉敦子)、古谷徹(時田浩作)、江守徹(乾精次郎)、堀勝之祐(島寅太郎)、大塚明夫(粉川利美)、山寺宏一(小山内守雄)、田中秀幸(あいつ)、こおろぎさとみ(日本人形)、阪口大助(氷室啓)、岩田光央(津村保志)、愛河里花子(柿本信枝)、太田真一郎(レポーター)、ふくまつ進紗(奇術師)、川瀬晶子(ウェイトレス)、泉久実子(アナウンス)、勝杏里(研究員)、宮下栄治(所員)、三戸耕三(ピエロ)、筒井康隆(玖珂)
先ず、本作「パプリカ」は大変すばらしい作品に仕上がっていた。
微に入り細に入りきめ細かくきちんと演出されているアニメーション作品を観るのは大変気持ちがよく、かつ非常に有意義で、非常に感動的な経験である。
本編が描いている物語の内容ではなく、アニメーション作品が持つ、その特有の「動き」だけで、その「躍動感」だけで、その圧倒的な映像体験だけで泣けてしまう。
先ずは、冒頭からオープニング・クレジットにかけての演出と躍動感だけで泣けてしまう。
オープニング・クレジット、街並みの中を様々な媒体を利用して駆け抜けるパプリカ、その実体と虚像は街路に存在する様々な物体を巧みに利用し、その物体から物体へと渡り歩く姿にわたしは圧倒されてしまう。
その圧倒的なイメージの奔流に、わたしはなすすべがない。
ところで余談だが、今敏は結構不遇なアニメーション作家だと思う。
と言うのも、今敏は「PERFECT BLUE」(1998)、「千年女優」(2001)、「東京ゴッドファーザーズ」(2003)と、圧倒的なクオリティで全くハズレがない、言わばエポック・メイキング的な作品群をコンスタントに製作し続けているアニメーション作家なのだが、残念ながら一般の認知度は低いような印象を受ける。
今敏と言う映像作家は、もっともっと評価されるべき映像作家だと思うぞ。
彼の作品はアニメーション作品ならではの圧倒的な躍動感、緻密なレイアウト、すばらしい脚本、的確でいながら大胆かつ細心の意識が注ぎ込まれた強烈な演出が楽しめる。
そして、誤解を恐れず言うならば、彼の作品は、「アニメーション映画」と言うカテゴリーではなく、「映画」と言うカテゴリーで語るべきクオリティを持った作品だといえる、と思う。
巨大メディアとコラボレーションしたようなつまらないアニメーション作品なんかを見ている場合ではない、と言わざるを得ないのだ。
さて本作の物語だが、複雑なプロットと圧倒的な描写を取り除くと非常にシンプルで、働き過ぎでやり手のキャリア・ウーマンが本来の自分を取り戻すと言う非常にシンプルな物語である。
そしてその本来の自分を取り戻す女性が望んでいたものは、外見や周りの目に左右されない根本的、本質的なものなのだ。
言わば本作は中年女性を主人公としたラブ・ストーリーみたいなものだと言えるのではないだろうか。
そして物語の根本にあるコンセプトは「他人と一緒に同じ夢を観る」ことへの圧倒的な憧憬なのだ。そのピュアでたいした理由のない漠然とした思いは大変すばらしく、たとえるならば「カイロの紫のバラ」(1985)でウディ・アレンが描いた物語のような、寂寞とした憧憬のようなものが感じられる。
また、敦子(林原めぐみ)に治療を受ける粉川刑事(大塚明夫)の失われた過去の記憶、青年時代のひっかかり、が映画ファンとしてまた嬉しい。
そしてメインのプロットは、他人の夢の中に入ることが出来るサイコセラピー機器が盗まれてしまうことによるサスペンス仕立てでいながら、ちょっと個性的な人々の夢の中の圧倒的な描写と、過去の出来事によるなんらかのひっかかりと、抑制されてしまっている自我の解放を見事に描いている。
圧倒的な夢の中の描写のビジュアル・イメージは大友克洋の借用気味な部分があるが、その他は非常にすばらしく、日本アニメーション映画の2006年のトリを飾る作品だと、少しの間思っていた。
と言うのも「パプリカ」を観たのが2006/10/21(「第19回東京国際映画祭」)で、その後わたしは、2006/10/24に「鉄コン筋クリート」を観てしまっているのだ。
「パプリカ」は、正に三日天下だったのだ。
もちろん個人的にだけど。
とは言いながら、「パプリカ」は、最高にすばらしい日本映画の一本である。是非劇場で観て、体験していただきたい。
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
当日は、監督:今敏、原作:筒井康隆、声の出演:古谷徹を迎えたジャパン・プレミアだった。
客席には、アニメーション作家の伊藤有壱が居た。
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2006/12/16 東京有楽町「有楽座」で「犬神家の一族」を観た。
信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)が永眠した。
遺言状を管理する法律事務所の若林(嶋田豪)は、残された遺言状が一族の不吉な争いの元凶となることを予期し、私立探偵・金田一耕助(石坂浩二)に調査を依頼。しかし若林は、金田一と会う直前に、何者かに殺されてしまうが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:市川崑
プロデューサー:一瀬隆重
原作:横溝正史「犬神家の一族」(角川文庫刊)
脚本:市川崑、日高真也、長田紀生
音楽:谷川賢作
テーマ曲:大野雄二
出演:石坂浩二(金田一耕助)、松嶋菜々子(野々宮珠世)、尾上菊之助(犬神佐清)、富司純子(犬神松子)、松坂慶子(犬神竹子)、萬田久子(犬神梅子)、葛山信吾(犬神佐武)、池内万作(犬神佐智)、螢雪次朗(犬神幸吉)、永澤俊矢(猿蔵)、石倉三郎(藤崎鑑識課員)、尾藤イサオ(仙波刑事)、嶋田豪(若林久男)、三條美紀(お園)、松本美奈子(青沼菊乃)、林家木久蔵(柏屋の九平)、三谷幸喜(那須ホテルの主人)、深田恭子(はる)、奥菜恵(犬神小夜子)、岸部一徳(犬神寅之助)、大滝秀治(大山神官)、草笛光子(琴の師匠)、中村玉緒(柏屋の女房)、加藤武(等々力署長)、中村敦夫(古館弁護士)、仲代達矢(犬神佐兵衛)
本作「犬神家の一族」は言わずと知れた、市川崑の1976年版「犬神家の一族」のリメイクである。
リメイクと言ってもそんじょそこらのリメイクではなく、脚本もほぼ76年版と同じだし、カット割やアングルまで76年版を踏襲している。
噂では、市川崑は76年版のビデオをモニターでみながら演出していたと言う話だが、その辺の事情を仮に本当だとしたら、若干の疑問を感じてしまう。
と考えた場合、果たして本当にリメイクの必要性があったのか?
と言う大きな疑問が湧いてくる。
どうせなら、市川崑が昔からやりたがっていたと言う噂がある「本陣殺人事件」あたりを映画化して欲しかった、と言うのは贅沢だろうか。
とは言うものの、本作「犬神家の一族」は普通に面白い作品に仕上がっている。
しかし、作品として考えた場合、残念ながら76年版に及ばない、と言わざるを得ない。
石坂浩二の金田一耕助については、誰もが見たいと思っていただけに、若干の老け顔に目をつぶるとしても、松子役の富司純子は残念ながら力不足だと言わざるを得ない。
良い役者さんだけに、非常に残念である。
松子のキャラクターの持つ、異様でいて美しい「華」が感じられないのだ。
本作において、結果的に草笛光子をキャスティングすることができるのであれば、76年版で梅子を演じた草笛光子を松子にキャスティングしても面白かったのではないか、と思えてならない。
その場合、琴の師匠は岸田今日子でお願いします。
話は戻るが、76年版の高峰三枝子はあまりにも偉大だったのだ。
と言うのも、珠世役の松嶋菜々子や、はる役の深田恭子らは好演していると思うのだが、肝心の三姉妹の女優陣が貧弱に思えてならない、と言う印象を受ける。
俳優陣も概ね問題ないと思うのだが、76年版のあおい輝彦と比較して尾上菊之助はやはり微妙な印象を受ける。
ところで、本作のテーマ曲は大野雄二、音楽は谷川賢作なのだが、あいかわらず「ルパン三世」指数が高かった。
と言うか、実際には「犬神家の一族」の方が先で、「ルパン三世」が後なのだが、ジャ〜ンとか言う驚いたときのSEとか、サントラのアレンジが「ルパン三世」に酷似しているのだ。
そのせいなのかどうか、「犬神家の一族」はなんと「カリオストロの城」(1979)に見えてきてしまうのだ。
事実わたしは、金田一が去った後、等々力警部が珠世に「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」とか言うんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてしまった。
あと気になったのは、過去の因縁が76年版と比較して若干薄めに感じられた。そのため仲代達矢の出番が少なかったのではないか、と思った。折角のキャスティングなので、非常にもったいないと思った。まあ仲代の年齢的な問題もあるのかも知れないがね。
76年版「犬神家の一族」という作品は、わたしの映画人生の中で、タイトル・デザインのすばらしさと、編集(細かいカット割)の意味や、セリフの途中でカットを切り替える手法、静止画をつなぐ手法等に感動し、お子様ながら、市川崑ってすげえな、と思った作品で、作家性というものをはじめて知った作品の一本だと思う。
当時お子様だったわたしは、監督が誰であろうと、演出がどうだとか、描写がどうだではなく、ただ物語の筋だけを追うお子様だった訳だ。
そんな作品だっただけに、今回のリメイクには非常に期待していたのだが、途中聞こえてくるメイキング上のお話から、良くも悪くも一瀬隆重の意向が大きく影を落としているような印象を否定できない。
また印象的だったのは、俳優全ての台詞回しである。
セリフ回しがはっきりしすぎと言うか、全ての俳優のセリフが舞台調で、明確に発声されている。
あいまいな発声が存在しないのだ。こんな発声だと「獄門島」は撮れないぞ。
そのため、作品のテンポが非常にスローモーに感じてしまう。
雰囲気を出すためと言うよりは、セリフを明瞭に発声することに腐心しているような印象を受けてしまう。
あと撮影(五十畑幸勇)は76年版と比較してフィックスが多く、ハンディカメラのグラグラ映像が激減している。
美術(櫻木晶)は、VFXのせいかも知れないが、良い仕事をしていると思う。
この櫻木晶のフィルモグラフィーは、怪獣映画が多いだけに、若干の不安を感じてしまうのだが、非常に良い世界観の構築に成功している。
なぜか、照明(斉藤薫)も監督補佐(宮村敏正)も怪獣映画ばかりのフィルモグラフィだ。
編集(長田千鶴子)は76年版をはじめとして、多くの金田一作品を編集しているのだが、本作のセリフ回しはともかく、細かいカット割の編集は良かったと思う。
ぐだぐだとお話してしまったが、本作「犬神家の一族」は映画ファン必見の作品ではある。
本作は、本作を市川崑のはじめての作品として観る若い映画ファンにとって、市川崑のすばらしいフィルモグラフィや、かつての角川映画、そしてもちろん石坂浩二の金田一耕助作品への良い道しるべになることを切に願う。
出来ることならば、市川崑に金田一耕助作品の新作を再度監督して欲しいと思う次第なのだ。
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信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)が永眠した。
遺言状を管理する法律事務所の若林(嶋田豪)は、残された遺言状が一族の不吉な争いの元凶となることを予期し、私立探偵・金田一耕助(石坂浩二)に調査を依頼。しかし若林は、金田一と会う直前に、何者かに殺されてしまうが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:市川崑
プロデューサー:一瀬隆重
原作:横溝正史「犬神家の一族」(角川文庫刊)
脚本:市川崑、日高真也、長田紀生
音楽:谷川賢作
テーマ曲:大野雄二
出演:石坂浩二(金田一耕助)、松嶋菜々子(野々宮珠世)、尾上菊之助(犬神佐清)、富司純子(犬神松子)、松坂慶子(犬神竹子)、萬田久子(犬神梅子)、葛山信吾(犬神佐武)、池内万作(犬神佐智)、螢雪次朗(犬神幸吉)、永澤俊矢(猿蔵)、石倉三郎(藤崎鑑識課員)、尾藤イサオ(仙波刑事)、嶋田豪(若林久男)、三條美紀(お園)、松本美奈子(青沼菊乃)、林家木久蔵(柏屋の九平)、三谷幸喜(那須ホテルの主人)、深田恭子(はる)、奥菜恵(犬神小夜子)、岸部一徳(犬神寅之助)、大滝秀治(大山神官)、草笛光子(琴の師匠)、中村玉緒(柏屋の女房)、加藤武(等々力署長)、中村敦夫(古館弁護士)、仲代達矢(犬神佐兵衛)
本作「犬神家の一族」は言わずと知れた、市川崑の1976年版「犬神家の一族」のリメイクである。
リメイクと言ってもそんじょそこらのリメイクではなく、脚本もほぼ76年版と同じだし、カット割やアングルまで76年版を踏襲している。
噂では、市川崑は76年版のビデオをモニターでみながら演出していたと言う話だが、その辺の事情を仮に本当だとしたら、若干の疑問を感じてしまう。
と考えた場合、果たして本当にリメイクの必要性があったのか?
と言う大きな疑問が湧いてくる。
どうせなら、市川崑が昔からやりたがっていたと言う噂がある「本陣殺人事件」あたりを映画化して欲しかった、と言うのは贅沢だろうか。
とは言うものの、本作「犬神家の一族」は普通に面白い作品に仕上がっている。
しかし、作品として考えた場合、残念ながら76年版に及ばない、と言わざるを得ない。
石坂浩二の金田一耕助については、誰もが見たいと思っていただけに、若干の老け顔に目をつぶるとしても、松子役の富司純子は残念ながら力不足だと言わざるを得ない。
良い役者さんだけに、非常に残念である。
松子のキャラクターの持つ、異様でいて美しい「華」が感じられないのだ。
本作において、結果的に草笛光子をキャスティングすることができるのであれば、76年版で梅子を演じた草笛光子を松子にキャスティングしても面白かったのではないか、と思えてならない。
その場合、琴の師匠は岸田今日子でお願いします。
話は戻るが、76年版の高峰三枝子はあまりにも偉大だったのだ。
と言うのも、珠世役の松嶋菜々子や、はる役の深田恭子らは好演していると思うのだが、肝心の三姉妹の女優陣が貧弱に思えてならない、と言う印象を受ける。
俳優陣も概ね問題ないと思うのだが、76年版のあおい輝彦と比較して尾上菊之助はやはり微妙な印象を受ける。
ところで、本作のテーマ曲は大野雄二、音楽は谷川賢作なのだが、あいかわらず「ルパン三世」指数が高かった。
と言うか、実際には「犬神家の一族」の方が先で、「ルパン三世」が後なのだが、ジャ〜ンとか言う驚いたときのSEとか、サントラのアレンジが「ルパン三世」に酷似しているのだ。
そのせいなのかどうか、「犬神家の一族」はなんと「カリオストロの城」(1979)に見えてきてしまうのだ。
事実わたしは、金田一が去った後、等々力警部が珠世に「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」とか言うんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてしまった。
あと気になったのは、過去の因縁が76年版と比較して若干薄めに感じられた。そのため仲代達矢の出番が少なかったのではないか、と思った。折角のキャスティングなので、非常にもったいないと思った。まあ仲代の年齢的な問題もあるのかも知れないがね。
76年版「犬神家の一族」という作品は、わたしの映画人生の中で、タイトル・デザインのすばらしさと、編集(細かいカット割)の意味や、セリフの途中でカットを切り替える手法、静止画をつなぐ手法等に感動し、お子様ながら、市川崑ってすげえな、と思った作品で、作家性というものをはじめて知った作品の一本だと思う。
当時お子様だったわたしは、監督が誰であろうと、演出がどうだとか、描写がどうだではなく、ただ物語の筋だけを追うお子様だった訳だ。
そんな作品だっただけに、今回のリメイクには非常に期待していたのだが、途中聞こえてくるメイキング上のお話から、良くも悪くも一瀬隆重の意向が大きく影を落としているような印象を否定できない。
また印象的だったのは、俳優全ての台詞回しである。
セリフ回しがはっきりしすぎと言うか、全ての俳優のセリフが舞台調で、明確に発声されている。
あいまいな発声が存在しないのだ。こんな発声だと「獄門島」は撮れないぞ。
そのため、作品のテンポが非常にスローモーに感じてしまう。
雰囲気を出すためと言うよりは、セリフを明瞭に発声することに腐心しているような印象を受けてしまう。
あと撮影(五十畑幸勇)は76年版と比較してフィックスが多く、ハンディカメラのグラグラ映像が激減している。
美術(櫻木晶)は、VFXのせいかも知れないが、良い仕事をしていると思う。
この櫻木晶のフィルモグラフィーは、怪獣映画が多いだけに、若干の不安を感じてしまうのだが、非常に良い世界観の構築に成功している。
なぜか、照明(斉藤薫)も監督補佐(宮村敏正)も怪獣映画ばかりのフィルモグラフィだ。
編集(長田千鶴子)は76年版をはじめとして、多くの金田一作品を編集しているのだが、本作のセリフ回しはともかく、細かいカット割の編集は良かったと思う。
ぐだぐだとお話してしまったが、本作「犬神家の一族」は映画ファン必見の作品ではある。
本作は、本作を市川崑のはじめての作品として観る若い映画ファンにとって、市川崑のすばらしいフィルモグラフィや、かつての角川映画、そしてもちろん石坂浩二の金田一耕助作品への良い道しるべになることを切に願う。
出来ることならば、市川崑に金田一耕助作品の新作を再度監督して欲しいと思う次第なのだ。
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「007/カジノ・ロワイヤル」
2006年12月13日 映画
2006/11/23 東京新宿「新宿ミラノ1」で開催されていた「東京国際シネシティフェスティバル2006」のオープニング作品「007/カジノ・ロワイヤル」を観た。
殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を取得するため、昇格最後の条件である2件の殺害を実行したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は見事ダブル・オーの称号を得る。
そして最初の任務は、世界中のテロリストを資金面で支える男、ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の資金を絶つことだったが・・・・。
監督:マーティン・キャンベル
原作:イアン・フレミング 「007/カジノ・ロワイヤル」(東京創元社刊)
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
出演:ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)、エヴァ・グリーン(ヴェスパー・リンド)、マッツ・ミケルセン(ル・シッフル)、ジュディ・デンチ(M)、ジェフリー・ライト(フェリックス・レイター)、ジャンカルロ・ジャンニーニ(マティス)、サイモン・アブカリアン(アレックス・ディミトリオス)、カテリーナ・ムリーノ(ソランジュ)、イワナ・ミルセヴィッチ(ヴァレンカ)、セバスチャン・フォーカン(モロカ)、イェスパー・クリステンセン(ミスター・ホワイト)、クラウディオ・サンタマリア(カルロス)、イザック・ド・バンコレ(スティーヴン・オバーノ)
正直、非常に面白かった。
近年稀に見るすばらしい「007」ムービーだったと思う。
所謂スパイ映画には大きく2種類あって、ひとつは従来の(特にロジャー・ムーア時代の)「007」ムービーのように荒唐無稽でリアリティに乏しい娯楽作品。
もうひとつは、最近では「ナイロビの蜂」(2005/原作:ジョン・ル・カレ)や「スパイ・ゲーム」(2001)に代表されるような地味で骨太のポリティカル・サスペンスのような系統である。
わたしは基本的に後者の系統が好きなのだが、アクション好きでもあるので、前者の荒唐無稽なスパイ・アクション映画もよく見ている。
今回の「007」は、後者と前者の中間に位置する、と言うか、「007」ムービーが、荒唐無稽なリアリティが欠如した、いわばファンタジーとも言えるスパイ・アクションからの脱却をはかり、本来の意味でのスパイ映画を目指したのではないか、と思えてならない。
さて、本作「007/カジノ・ロワイヤル」についてだが、先ずは冒頭のモノクロームのシークエンスに驚かされる。
なんだよ、今度の「007」はオープニング・アクションなしかよ!
この冒頭のモノクロのシークエンスは、予告編でもおなじみであった。
ガッカリするのも束の間、オープニング・クレジットは、従来の「007」ムービーの定番のタイトル・デザインのテイストを感じさせながらも、奥行きのある空間的広がりを持たせた、また非常に綺麗なクレジットが楽しめる。
「ハートの7」のカードが銃撃され、「007」になるところには爆笑させていただいた。
またスート(ハートとかクラブだとかのトランプのマークのこと)から構成されているキャラクターの動きが非常にリアルな点にも関心を覚えた。(スート1枚を多角形として、キャラクターがポリゴンで処理されているように見える。)
で、建設現場、クレーン上のアクションである。
おそらく従来の「007」だったら、ここの建設現場のアクションをオープニング・アクションに持ってきたのではないか、と思った。
事実、わたしも、なんでこのアクションがオープニング・アクションじゃないのよ!
と思ったものである。
爆弾男の身体能力の高さが、若干気になるが、アクション・シークエンスとしては非常に楽しめる。
ただ、アクションの中には、どう考えてもタイのアクション映画に対する目配せだろ、と思えるアクションがあったのが興味深かった。
また、前編に貫かれるように、今回のボンド(ダニエル・クレイグ)は、従来のボンドと一味違い、痛がるし、血は出るし、失敗する、と言うコンセプトがここで顔を出している。
等身大の、リアリティ溢れるキャラクターの造形に感動すらしてしまう。
またヴェスパー(エヴァ・グリーン)との最初のシークエンスでは、ウィットに富んだ、と言うか非常にシニカルとも言えるセリフの応酬が楽しい。
つづく・・・・
一時保存です。
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殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を取得するため、昇格最後の条件である2件の殺害を実行したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は見事ダブル・オーの称号を得る。
そして最初の任務は、世界中のテロリストを資金面で支える男、ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の資金を絶つことだったが・・・・。
監督:マーティン・キャンベル
原作:イアン・フレミング 「007/カジノ・ロワイヤル」(東京創元社刊)
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
出演:ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)、エヴァ・グリーン(ヴェスパー・リンド)、マッツ・ミケルセン(ル・シッフル)、ジュディ・デンチ(M)、ジェフリー・ライト(フェリックス・レイター)、ジャンカルロ・ジャンニーニ(マティス)、サイモン・アブカリアン(アレックス・ディミトリオス)、カテリーナ・ムリーノ(ソランジュ)、イワナ・ミルセヴィッチ(ヴァレンカ)、セバスチャン・フォーカン(モロカ)、イェスパー・クリステンセン(ミスター・ホワイト)、クラウディオ・サンタマリア(カルロス)、イザック・ド・バンコレ(スティーヴン・オバーノ)
正直、非常に面白かった。
近年稀に見るすばらしい「007」ムービーだったと思う。
所謂スパイ映画には大きく2種類あって、ひとつは従来の(特にロジャー・ムーア時代の)「007」ムービーのように荒唐無稽でリアリティに乏しい娯楽作品。
もうひとつは、最近では「ナイロビの蜂」(2005/原作:ジョン・ル・カレ)や「スパイ・ゲーム」(2001)に代表されるような地味で骨太のポリティカル・サスペンスのような系統である。
わたしは基本的に後者の系統が好きなのだが、アクション好きでもあるので、前者の荒唐無稽なスパイ・アクション映画もよく見ている。
今回の「007」は、後者と前者の中間に位置する、と言うか、「007」ムービーが、荒唐無稽なリアリティが欠如した、いわばファンタジーとも言えるスパイ・アクションからの脱却をはかり、本来の意味でのスパイ映画を目指したのではないか、と思えてならない。
さて、本作「007/カジノ・ロワイヤル」についてだが、先ずは冒頭のモノクロームのシークエンスに驚かされる。
なんだよ、今度の「007」はオープニング・アクションなしかよ!
この冒頭のモノクロのシークエンスは、予告編でもおなじみであった。
ガッカリするのも束の間、オープニング・クレジットは、従来の「007」ムービーの定番のタイトル・デザインのテイストを感じさせながらも、奥行きのある空間的広がりを持たせた、また非常に綺麗なクレジットが楽しめる。
「ハートの7」のカードが銃撃され、「007」になるところには爆笑させていただいた。
またスート(ハートとかクラブだとかのトランプのマークのこと)から構成されているキャラクターの動きが非常にリアルな点にも関心を覚えた。(スート1枚を多角形として、キャラクターがポリゴンで処理されているように見える。)
で、建設現場、クレーン上のアクションである。
おそらく従来の「007」だったら、ここの建設現場のアクションをオープニング・アクションに持ってきたのではないか、と思った。
事実、わたしも、なんでこのアクションがオープニング・アクションじゃないのよ!
と思ったものである。
爆弾男の身体能力の高さが、若干気になるが、アクション・シークエンスとしては非常に楽しめる。
ただ、アクションの中には、どう考えてもタイのアクション映画に対する目配せだろ、と思えるアクションがあったのが興味深かった。
また、前編に貫かれるように、今回のボンド(ダニエル・クレイグ)は、従来のボンドと一味違い、痛がるし、血は出るし、失敗する、と言うコンセプトがここで顔を出している。
等身大の、リアリティ溢れるキャラクターの造形に感動すらしてしまう。
またヴェスパー(エヴァ・グリーン)との最初のシークエンスでは、ウィットに富んだ、と言うか非常にシニカルとも言えるセリフの応酬が楽しい。
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「スキャナー・ダークリー」
2006年12月12日 映画
2006/11/25 東京新宿「新宿ミラノ1」で開催されていた「東京国際シネシティフェスティバル2006」の企画「映画における表現の自由を考える夕べ」において「スキャナー・ダークリー」を観た。
カリフォルニア州オレンジ郡郊外。
近未来。
アメリカの終わることのない不毛な麻薬戦争は、テロへの戦いと似た様相を帯びてきた。覆面麻薬捜査官のボブ・アークター(キアヌ・リーヴス)は、「物質D」と呼ばれる強力なドラッグの供給源を探るため、自らジャンキーとなり潜入捜査を行っていた。
そんな中、ジャンキーとしてのボブが密告され、自分と友人のジム・バリス(ロバート・ダウニーJr.)、エリン・ルックマン(ウディ・ハレルソン)、ドナ・ホーソーン(ウィノナ・ライダー)そしてチャールズ・フレック(ロリー・コクレイン)の捜査を余儀なくされるが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
原作:フィリップ・K・ディック 「暗闇のスキャナー」(東京創元社刊)
アニメーション:ボブ・サビストン
出演:キアヌ・リーヴス(ボブ・アークター)、ロバート・ダウニー・Jr(ジム・バリス)、ウディ・ハレルソン(アーニー・ラックマン)、ウィノナ・ライダー(ドナ・ホーソーン)、ロリー・コクレイン(チャールズ・フレック)
本作「スキャナー・ダークリー」は、フィリップ・K・ディック の「暗闇のスキャナー」をリチャード・リンクレイターが「ウェイキング・ライフ」(2001)で試みたデジタル・ペインティング手法を用いて映像化した作品。
この手法は、実際に俳優が演じた映像データを基に、アニメーターがデジタル・ペインティングを行い、見た目の感覚はアニメーション作品のようなものでありながら、実際は実写感もある、と言う摩訶不思議な印象を受ける。
このため非現実的な描写も、全体的な世界観が擬似アニメーションのように見えるため、物理的に不可能な動向についても非常にリアリティ溢れる印象を観客に与えることに成功している。
とは言うものの、その感覚は既に「ウェイキング・ライフ」で体験済みなので、その斬新な手法に対する驚きはそれほど感じられないのだが、その手法は「ウェイキング・ライフ」と比較して本作の方が題材と手法がマッチしているような印象を受けた。
物語は、誰にも、−上司にさえ−、顔と名前が知られていない潜入捜査官の潜入捜査により、強力なドラッグ「物質D」の供給源に迫る物語なのだが、実は物語の方向性と異なる、鮮烈な感動がラストに隠されていた。
わたしは、本作「スキャナー・ダークリー」の終映後、と言うかラストのセリフ(モノローグ)を聴いた瞬間、鳥肌が立つほどの強烈な感動がわたしに向かって押し寄せてくるのを感じた。
しかし、何故あれほど感動したのかがよくわからなかった。
が、あれから2週間、わたしは「スキャナー・ダークリー」が、一体何だったのか、についてふと気が付いてしまった。
つまり、「スキャナー・ダークリー(暗闇のスキャナー)」は、PKディックにとっての「アルジャーノンに花束を」だったのだ。
ところで、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」と言う小説は、ご承知の通り、文学史に燦然と輝く強力な涙腺破壊兵器とも言える小説である。
そして、PKディックの自伝的な、そしてメロウなハードボイルド小説でもある「暗闇のスキャナー」は、正に「アルジャーノンに花束を」のラストのセリフ(モノローグ)に対する明確なアンサーとなっている、−ようにわたしには思えてならない−、のだ。
とは言うものの、公開直後の作品である本作「スキャナー・ダークリー」のラストに触れる訳には行かないので明確な事をお話できないが、「スキャナー・ダークリー」を観る前に、「アルジャーノンに花束を」を読んでおくと、非常に興味深い体験が出来る、とわたしは確信している。
余談だが、コチラで、PKディックの「暗闇のスキャナー」の山形浩生訳が読める。
http://cruel.org/books/scanner/scanner.pdf
あとがき(作者付記)が強烈に感動的である。
とにかく、本作「スキャナー・ダークリー」は、是非、劇場で観て欲しい傑作であり、見方を変えると強烈な感動作として観客を打ちのめす作品とも言えるのだ。
文学ファンにもオススメなのだ。
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カリフォルニア州オレンジ郡郊外。
近未来。
アメリカの終わることのない不毛な麻薬戦争は、テロへの戦いと似た様相を帯びてきた。覆面麻薬捜査官のボブ・アークター(キアヌ・リーヴス)は、「物質D」と呼ばれる強力なドラッグの供給源を探るため、自らジャンキーとなり潜入捜査を行っていた。
そんな中、ジャンキーとしてのボブが密告され、自分と友人のジム・バリス(ロバート・ダウニーJr.)、エリン・ルックマン(ウディ・ハレルソン)、ドナ・ホーソーン(ウィノナ・ライダー)そしてチャールズ・フレック(ロリー・コクレイン)の捜査を余儀なくされるが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
原作:フィリップ・K・ディック 「暗闇のスキャナー」(東京創元社刊)
アニメーション:ボブ・サビストン
出演:キアヌ・リーヴス(ボブ・アークター)、ロバート・ダウニー・Jr(ジム・バリス)、ウディ・ハレルソン(アーニー・ラックマン)、ウィノナ・ライダー(ドナ・ホーソーン)、ロリー・コクレイン(チャールズ・フレック)
本作「スキャナー・ダークリー」は、フィリップ・K・ディック の「暗闇のスキャナー」をリチャード・リンクレイターが「ウェイキング・ライフ」(2001)で試みたデジタル・ペインティング手法を用いて映像化した作品。
この手法は、実際に俳優が演じた映像データを基に、アニメーターがデジタル・ペインティングを行い、見た目の感覚はアニメーション作品のようなものでありながら、実際は実写感もある、と言う摩訶不思議な印象を受ける。
このため非現実的な描写も、全体的な世界観が擬似アニメーションのように見えるため、物理的に不可能な動向についても非常にリアリティ溢れる印象を観客に与えることに成功している。
とは言うものの、その感覚は既に「ウェイキング・ライフ」で体験済みなので、その斬新な手法に対する驚きはそれほど感じられないのだが、その手法は「ウェイキング・ライフ」と比較して本作の方が題材と手法がマッチしているような印象を受けた。
物語は、誰にも、−上司にさえ−、顔と名前が知られていない潜入捜査官の潜入捜査により、強力なドラッグ「物質D」の供給源に迫る物語なのだが、実は物語の方向性と異なる、鮮烈な感動がラストに隠されていた。
わたしは、本作「スキャナー・ダークリー」の終映後、と言うかラストのセリフ(モノローグ)を聴いた瞬間、鳥肌が立つほどの強烈な感動がわたしに向かって押し寄せてくるのを感じた。
しかし、何故あれほど感動したのかがよくわからなかった。
が、あれから2週間、わたしは「スキャナー・ダークリー」が、一体何だったのか、についてふと気が付いてしまった。
つまり、「スキャナー・ダークリー(暗闇のスキャナー)」は、PKディックにとっての「アルジャーノンに花束を」だったのだ。
ところで、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」と言う小説は、ご承知の通り、文学史に燦然と輝く強力な涙腺破壊兵器とも言える小説である。
そして、PKディックの自伝的な、そしてメロウなハードボイルド小説でもある「暗闇のスキャナー」は、正に「アルジャーノンに花束を」のラストのセリフ(モノローグ)に対する明確なアンサーとなっている、−ようにわたしには思えてならない−、のだ。
とは言うものの、公開直後の作品である本作「スキャナー・ダークリー」のラストに触れる訳には行かないので明確な事をお話できないが、「スキャナー・ダークリー」を観る前に、「アルジャーノンに花束を」を読んでおくと、非常に興味深い体験が出来る、とわたしは確信している。
余談だが、コチラで、PKディックの「暗闇のスキャナー」の山形浩生訳が読める。
http://cruel.org/books/scanner/scanner.pdf
あとがき(作者付記)が強烈に感動的である。
とにかく、本作「スキャナー・ダークリー」は、是非、劇場で観て欲しい傑作であり、見方を変えると強烈な感動作として観客を打ちのめす作品とも言えるのだ。
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「ハチミツとクローバー」
2006年12月8日 映画
2006/12/07 東京池袋「新文芸座」で「ハチミツとクローバー」を観た。
手先は器用だが、人間関係は全く不器用な純朴青年・竹本(櫻井翔)。
クールで優しい真山(加瀬亮)。
そして天才的な才能を持ち、突然いなくなってはふらりと帰ってくる奇人・森田(伊勢谷友介)。
彼らは浜美大に籍を置き、貧乏だが楽しい学生生活を送っている。
ある日、花本先生(境雅人)の親戚のはぐみ(蒼井優)が入学してきた。
可憐な容姿に似合わずダイナミックな絵を描くはぐにひとめぼれをする竹本。
そして、久し振りに学校に帰ってきた森田も一発で恋に落ちる。
一方、真山はバイト先の建築デザイナー理花(西田尚美)に思いを寄せている。
亡き夫(田辺誠一)の影を追う理花への思いを止められない真山を見つめるのは、山田あゆみ(関めぐみ)。
勝気な山田もまた、報われない切ない思いを胸に秘めていた。
交差する5人の片思いだったが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:高田雅博
原作:羽海野チカ(集英社/月刊「YOUNG YOU」連載中)
脚本:河原雅彦・高田雅博
出演:櫻井翔(竹本祐太)、伊勢谷友介(森田忍)、蒼井優(花本はぐみ)、加瀬亮(真山巧)、関めぐみ(山田あゆみ)、堺雅人(花本修司)、西田尚美(原田理花)、堀部圭亮(藤原ルイジ)、宮崎吐夢(藤原マリオ)、銀粉蝶(幸田先生)、中村獅童(修復士)、田辺誠一(原田)
先ずは、本作「ハチミツトクローバー」は非常に面白かった。
何だか知らないが、非常にノスタルジックで、憧憬と羨望に溢れ、そして大切な何かがまだ残っているファンタジックな作品だとわたしは思った。
若い世代(ローティーン)にも、その上の世代(30〜40歳台)にも受け入れられる作品ではないか、と思えた。
もちろん本作は、大学生の恋愛模様を描いているのだが、その恋愛描写については、どう考えても大学生には思えず、誰が見てもせいぜい中学生レベルの恋愛だと思うのだが、そんなところにリアリティがあるとかないとか、別にそんなことはどーでも良いのだ。
本作「ハチミツとクローバー」は、美大と言う異世界での恋の物語を真っ当に描いた作品なのだ。
その描き方はやりたい事をやっている大学生の、一本筋が通っていながらも無軌道な青春を散文的ではありながら、情感たっぷりに描いている。
ところで、わたしは本作の原作を読んだこともないし、テレビ・アニメも1回だけ、−しかも最終回を−、たまたま見かけただけである。
つまり原作ファンでもなんでもないただの映画ファンとして観ても、本作は非常に魅力的な作品に思えたし、登場するキャラクターもそれぞれ魅力的に思えた。
先ずは、蒼井優(花本はぐみ)がすばらしかった。
セリフがあまりないキャラクターなのだが、絵を描いているだけで、画になっていた。
絵を描く映画と言えば「美しき諍い女」(1991)を思い出すが、あれと比較しても絵を描くシークエンスは大変面白く描かれている。
絵を描く姿は感動的ですらある。
はぐが音楽を聴きながら絵を描く、と言うか音楽を絵にトランスレイトする、と言う設定は非常に良いと思った。
本当かどうか知らないが、ロックをガンガンにヘッドホンで聴きながら演出をするといわれているデヴィッド・リンチを思い出した。
また、伊勢谷友介(森田忍)だが、相変わらず何言っているのかわからないのだが、本作では良い印象を受けた。
自己中の天才肌のキャラクターはいけるのではないかと思った。
あとは、堺雅人(花本修司)が良かった。
物語の中に登場する大人の中で、一番子どもに近いキャラクターを見事に演じている。
演出は順当で、編集は例えばはぐの制作風景と森田の制作風景のカットをつなぐシークエンスでは別に大したことをやっているわけではないのだが、感動してしまう。
また美術大と言う特異な世界が物語をリアリティから乖離させ、ファンタジックな方向へ持っていくことに成功しているような印象を受けた。
で興味深いのは、登場人物の専攻がバラバラであると言う点である。
油絵、建築、木彫、陶芸等々・・・・バラバラでいながらコミュニケーションが取られている点は、どうかと言われればリアリティの欠如だと思えてしまうが、美大の持つお祭り騒ぎ的な方向性を加味していけば、概ねOKというところだろうか。
ところで、わたしは大学時代に、映画ばっかり撮っていたりしていたのだが、やっていたことは本作とは違って美術ではないのだが、わたしたちの大学時代はなんだか本作と非常に近いことをやっていたような気がした。
大学時代にもどりたいと思った。
で、もっと真面目に映画を撮っていれば良かったと思った。
機会があれば、是非観ていただきたいと思う。
ところで、テレビアニメには、ハチミツとクローバーのサンドイッチが出てきたのだけど、原作のマンガには出てくるのかな。
映画には関係なかったようだけど・・・・。
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手先は器用だが、人間関係は全く不器用な純朴青年・竹本(櫻井翔)。
クールで優しい真山(加瀬亮)。
そして天才的な才能を持ち、突然いなくなってはふらりと帰ってくる奇人・森田(伊勢谷友介)。
彼らは浜美大に籍を置き、貧乏だが楽しい学生生活を送っている。
ある日、花本先生(境雅人)の親戚のはぐみ(蒼井優)が入学してきた。
可憐な容姿に似合わずダイナミックな絵を描くはぐにひとめぼれをする竹本。
そして、久し振りに学校に帰ってきた森田も一発で恋に落ちる。
一方、真山はバイト先の建築デザイナー理花(西田尚美)に思いを寄せている。
亡き夫(田辺誠一)の影を追う理花への思いを止められない真山を見つめるのは、山田あゆみ(関めぐみ)。
勝気な山田もまた、報われない切ない思いを胸に秘めていた。
交差する5人の片思いだったが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:高田雅博
原作:羽海野チカ(集英社/月刊「YOUNG YOU」連載中)
脚本:河原雅彦・高田雅博
出演:櫻井翔(竹本祐太)、伊勢谷友介(森田忍)、蒼井優(花本はぐみ)、加瀬亮(真山巧)、関めぐみ(山田あゆみ)、堺雅人(花本修司)、西田尚美(原田理花)、堀部圭亮(藤原ルイジ)、宮崎吐夢(藤原マリオ)、銀粉蝶(幸田先生)、中村獅童(修復士)、田辺誠一(原田)
先ずは、本作「ハチミツトクローバー」は非常に面白かった。
何だか知らないが、非常にノスタルジックで、憧憬と羨望に溢れ、そして大切な何かがまだ残っているファンタジックな作品だとわたしは思った。
若い世代(ローティーン)にも、その上の世代(30〜40歳台)にも受け入れられる作品ではないか、と思えた。
もちろん本作は、大学生の恋愛模様を描いているのだが、その恋愛描写については、どう考えても大学生には思えず、誰が見てもせいぜい中学生レベルの恋愛だと思うのだが、そんなところにリアリティがあるとかないとか、別にそんなことはどーでも良いのだ。
本作「ハチミツとクローバー」は、美大と言う異世界での恋の物語を真っ当に描いた作品なのだ。
その描き方はやりたい事をやっている大学生の、一本筋が通っていながらも無軌道な青春を散文的ではありながら、情感たっぷりに描いている。
ところで、わたしは本作の原作を読んだこともないし、テレビ・アニメも1回だけ、−しかも最終回を−、たまたま見かけただけである。
つまり原作ファンでもなんでもないただの映画ファンとして観ても、本作は非常に魅力的な作品に思えたし、登場するキャラクターもそれぞれ魅力的に思えた。
先ずは、蒼井優(花本はぐみ)がすばらしかった。
セリフがあまりないキャラクターなのだが、絵を描いているだけで、画になっていた。
絵を描く映画と言えば「美しき諍い女」(1991)を思い出すが、あれと比較しても絵を描くシークエンスは大変面白く描かれている。
絵を描く姿は感動的ですらある。
はぐが音楽を聴きながら絵を描く、と言うか音楽を絵にトランスレイトする、と言う設定は非常に良いと思った。
本当かどうか知らないが、ロックをガンガンにヘッドホンで聴きながら演出をするといわれているデヴィッド・リンチを思い出した。
また、伊勢谷友介(森田忍)だが、相変わらず何言っているのかわからないのだが、本作では良い印象を受けた。
自己中の天才肌のキャラクターはいけるのではないかと思った。
あとは、堺雅人(花本修司)が良かった。
物語の中に登場する大人の中で、一番子どもに近いキャラクターを見事に演じている。
演出は順当で、編集は例えばはぐの制作風景と森田の制作風景のカットをつなぐシークエンスでは別に大したことをやっているわけではないのだが、感動してしまう。
また美術大と言う特異な世界が物語をリアリティから乖離させ、ファンタジックな方向へ持っていくことに成功しているような印象を受けた。
で興味深いのは、登場人物の専攻がバラバラであると言う点である。
油絵、建築、木彫、陶芸等々・・・・バラバラでいながらコミュニケーションが取られている点は、どうかと言われればリアリティの欠如だと思えてしまうが、美大の持つお祭り騒ぎ的な方向性を加味していけば、概ねOKというところだろうか。
ところで、わたしは大学時代に、映画ばっかり撮っていたりしていたのだが、やっていたことは本作とは違って美術ではないのだが、わたしたちの大学時代はなんだか本作と非常に近いことをやっていたような気がした。
大学時代にもどりたいと思った。
で、もっと真面目に映画を撮っていれば良かったと思った。
機会があれば、是非観ていただきたいと思う。
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週刊「映画レビュー・インデックス」2006/12/02
2006年12月2日 映画「映画レビュー・インデックス」2006/12/02号(通巻110号)
をお届けします。
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
■公開中
2006/12/01公開
「007/カジノ・ロワイヤル」
未レビュー
2006/11/25公開
「パプリカ」
未レビュー
http://diarynote.jp/d/29346/20061022.html
2006/11/18公開
「プラダを着た悪魔」
未レビュー
http://diarynote.jp/d/29346/20061026.html
2006/11/04公開
「CHiLDREN<チルドレン>」
未レビュー
2006/11/03公開
「手紙」
http://diarynote.jp/d/29346/20060907.html
2006/10/28公開
「ただ、君を愛してる」
http://diarynote.jp/d/29346/20061005.html
「父親たちの星条旗」
未レビュー
http://diarynote.jp/d/29346/20061022.html
「トンマッコルへようこそ」
http://diarynote.jp/d/29346/20060927.html
「虹の女神/Rainbow Song」
http://diarynote.jp/d/29346/20061112.html
2006/10/21公開
「百年恋歌」(「スリー・タイムズ(仮題)」)
http://diarynote.jp/d/29346/20051120.html
2006/10/07公開
「マーダーボール」
未レビュー
■近日公開
2006/12/09公開
「スキャナー・ダークリー」
未レビュー
2006/12/23公開
「鉄コン筋クリート」
未レビュー
■週末興収ベストテン
2006/11/25-26 興収ベストテン
1.「DEATH NOTE デスノート the Last name」(ワーナー)
2.「プラダを着た悪魔」(FOX)
3.「父親たちの星条旗」(ワーナー)
4.「手紙」(ギャガ)
5.「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(アスミック・エース)
6.「トゥモロー・ワールド」(東宝東和)
7.「ソウ3」(アスミック・エース)
8.「ありがとう」(東映)
9.「椿山課長の七日間」(松竹)
10.「7月24日通りのクリスマス」(東宝)
ロバート・アルトマン、石川賢、フィリップ・ノワレ、実相寺昭雄と訃報が続いている。
実相寺昭雄については「ユメ十夜」の2007年新春第二弾公開が決定しているだけに、つまり完全に現役だっただけに非常に残念でならない。
実相寺昭雄と言えば、メディアはどうしても「ウルトラマン」等の特撮ヒーローモノを代表作として紹介しがちだが、わたしが思うに、彼は日本国内の独特で一風変わった世界観で生きているような、ある意味異常な作家達の世界観を実写で表現しうる稀有な映像作家だったのではないか、と思えてならない。
例えば、荒俣宏の「帝都物語」(1988)とか、江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」(1994)、「D坂の殺人事件」(1997)、「乱歩地獄/(鏡地獄)」(2005)とか、京極夏彦の「姑獲鳥の夏」(2005)、そして2007年公開予定の夏目漱石の「ユメ十夜」等である。
最早常人には形容しがたいような、凄まじい世界観の構築を得意とした映像作家だったと思う。
出てきた頃の林海象なんかとも近いと思うのだが、実相寺昭雄は完全にいっていたと思う。
また前述の「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」をはじめとした、所謂子供向けの作品の中でも、非常にシュールで斬新な画面構成や、強烈で狂気に満ちた演出を楽しむことが出来る。
最近「羽根ぱちんこ・ウルトラセブン」のCF(CM)でおなじみのモロボシ・ダンがメトロン星人とちゃぶ台を挟んで会話する「狙われた街/(「ウルトラセブン」)」を見るだけでも、実相寺昭雄の良い意味での異常さが垣間見えるのではないかと思える。この感覚は後年映像化している江戸川乱歩の世界観にも似ているのだと思う。
今後、もしかしたら、夏目漱石の作品の映像化にも関心を示すのではないか、と言う矢先の訃報は本当に残念である。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマン リターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」、「叫」、「エレクション」、「エレクション2」、「007/カジノ・ロワイヤル」、「スキャナー・ダークリー」、「The Ringer(原題)」、「殺しのはらわた」、「ディパーテッド」です。
正に困った状況です。
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をお届けします。
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
■公開中
2006/12/01公開
「007/カジノ・ロワイヤル」
未レビュー
2006/11/25公開
「パプリカ」
未レビュー
http://diarynote.jp/d/29346/20061022.html
2006/11/18公開
「プラダを着た悪魔」
未レビュー
http://diarynote.jp/d/29346/20061026.html
2006/11/04公開
「CHiLDREN<チルドレン>」
未レビュー
2006/11/03公開
「手紙」
http://diarynote.jp/d/29346/20060907.html
2006/10/28公開
「ただ、君を愛してる」
http://diarynote.jp/d/29346/20061005.html
「父親たちの星条旗」
未レビュー
http://diarynote.jp/d/29346/20061022.html
「トンマッコルへようこそ」
http://diarynote.jp/d/29346/20060927.html
「虹の女神/Rainbow Song」
http://diarynote.jp/d/29346/20061112.html
2006/10/21公開
「百年恋歌」(「スリー・タイムズ(仮題)」)
http://diarynote.jp/d/29346/20051120.html
2006/10/07公開
「マーダーボール」
未レビュー
■近日公開
2006/12/09公開
「スキャナー・ダークリー」
未レビュー
2006/12/23公開
「鉄コン筋クリート」
未レビュー
■週末興収ベストテン
2006/11/25-26 興収ベストテン
1.「DEATH NOTE デスノート the Last name」(ワーナー)
2.「プラダを着た悪魔」(FOX)
3.「父親たちの星条旗」(ワーナー)
4.「手紙」(ギャガ)
5.「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(アスミック・エース)
6.「トゥモロー・ワールド」(東宝東和)
7.「ソウ3」(アスミック・エース)
8.「ありがとう」(東映)
9.「椿山課長の七日間」(松竹)
10.「7月24日通りのクリスマス」(東宝)
ロバート・アルトマン、石川賢、フィリップ・ノワレ、実相寺昭雄と訃報が続いている。
実相寺昭雄については「ユメ十夜」の2007年新春第二弾公開が決定しているだけに、つまり完全に現役だっただけに非常に残念でならない。
実相寺昭雄と言えば、メディアはどうしても「ウルトラマン」等の特撮ヒーローモノを代表作として紹介しがちだが、わたしが思うに、彼は日本国内の独特で一風変わった世界観で生きているような、ある意味異常な作家達の世界観を実写で表現しうる稀有な映像作家だったのではないか、と思えてならない。
例えば、荒俣宏の「帝都物語」(1988)とか、江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」(1994)、「D坂の殺人事件」(1997)、「乱歩地獄/(鏡地獄)」(2005)とか、京極夏彦の「姑獲鳥の夏」(2005)、そして2007年公開予定の夏目漱石の「ユメ十夜」等である。
最早常人には形容しがたいような、凄まじい世界観の構築を得意とした映像作家だったと思う。
出てきた頃の林海象なんかとも近いと思うのだが、実相寺昭雄は完全にいっていたと思う。
また前述の「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」をはじめとした、所謂子供向けの作品の中でも、非常にシュールで斬新な画面構成や、強烈で狂気に満ちた演出を楽しむことが出来る。
最近「羽根ぱちんこ・ウルトラセブン」のCF(CM)でおなじみのモロボシ・ダンがメトロン星人とちゃぶ台を挟んで会話する「狙われた街/(「ウルトラセブン」)」を見るだけでも、実相寺昭雄の良い意味での異常さが垣間見えるのではないかと思える。この感覚は後年映像化している江戸川乱歩の世界観にも似ているのだと思う。
今後、もしかしたら、夏目漱石の作品の映像化にも関心を示すのではないか、と言う矢先の訃報は本当に残念である。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマン リターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」、「叫」、「エレクション」、「エレクション2」、「007/カジノ・ロワイヤル」、「スキャナー・ダークリー」、「The Ringer(原題)」、「殺しのはらわた」、「ディパーテッド」です。
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2006年の目標!! 中間発表その11
2006年12月1日 映画さて、早速ですが2006年の目標の中間発表その11です。
今年も残すところわずか1ケ月となってしまいました。
とりあえず目標の再確認を・・・・
目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
1.映画
#086「エレクション」有楽町朝日ホール 2006/11/19
#087「叫」有楽町朝日ホール 2006/11/19
#088「エレクション2」有楽町朝日ホール 2006/11/20
#089「007/カジノロワイヤル」新宿ミラノ1 2006/11/23
#090「殺しのはらわた(短編)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#091「スキャナー・ダークリー」新宿ミラノ1 2006/11/25
#092「The Ringer(原題)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#093「ディパーテッド」新宿ミラノ1 2006/11/26
2.DVD、CATV等
#168「ソウ2」HDD 2006/11/03
#169「蝴蝶 羽化する官能」DVD 2006/11/04
#170「真夜中の弥次さん喜多さん」HDD 2006/11/05
#171「Mr.インクレディブル」CATV 2006/11/05
#172「トニー滝谷」HDD 2006/11/07
#173「病院坂の首縊りの家」CATV 2006/11/10
#174「わんわん物語」HDD 2006/11/11
#175「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」HDD 2006/11/14
#176「吸血鬼ノスフェラトゥ」HDD 2006/11/15
#177「オペレッタ狸御殿」HDD 2006/11/21
#178「マルチュク青春通り」HDD 2006/11/23
#179「女王陛下の007」DVD 2006/11/23
#180「カサンドラ・クロス」DVD 2006/11/28
#181「ヤング・フランケンシュタイン」DVD 2006/11/29
#182「2001年宇宙の旅」DVD 2006/11/30
3.読書
#023「アフターダーク」村上春樹著 講談社文庫 2006/11/07
#024「ダーク・タワーVII −暗黒の塔(上)−」スティーヴン・キング著 風間賢二訳 新潮文庫 2006/11/19
映画は、劇場8本(累計93本)、DVD等15本(累計182本)で、計23本(累計275本)。
このままのペースで、年間300本(劇場101本)です。
読書は2冊(累計24冊)で、このままのペースでは、年間26冊です。
読書は全く厳しい状況です。
■映画(11月末日現在)
2006年 275本(劇場 93本)
2005年 286本(劇場121本)
2004年 307本(劇場122本)
2003年 288本(劇場 70本)
■読書(11月末日現在)
2006年 24冊
2005年 37冊
2004年 37冊
2003年 55冊
残り1ケ月です。
映画については、2003年以降、きちんと300本以上観ているので、おそらく映画300本は大丈夫だと思います。
但し、例年と比較すると劇場で観る本数が減少していますね。
読書は、例年減少しており、惨憺たる状況です。
非常によろしくない状況です。心を入れ替える方向で頑張ります。
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今年も残すところわずか1ケ月となってしまいました。
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目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
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1.映画
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#087「叫」有楽町朝日ホール 2006/11/19
#088「エレクション2」有楽町朝日ホール 2006/11/20
#089「007/カジノロワイヤル」新宿ミラノ1 2006/11/23
#090「殺しのはらわた(短編)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#091「スキャナー・ダークリー」新宿ミラノ1 2006/11/25
#092「The Ringer(原題)」新宿ミラノ1 2006/11/25
#093「ディパーテッド」新宿ミラノ1 2006/11/26
2.DVD、CATV等
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#169「蝴蝶 羽化する官能」DVD 2006/11/04
#170「真夜中の弥次さん喜多さん」HDD 2006/11/05
#171「Mr.インクレディブル」CATV 2006/11/05
#172「トニー滝谷」HDD 2006/11/07
#173「病院坂の首縊りの家」CATV 2006/11/10
#174「わんわん物語」HDD 2006/11/11
#175「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」HDD 2006/11/14
#176「吸血鬼ノスフェラトゥ」HDD 2006/11/15
#177「オペレッタ狸御殿」HDD 2006/11/21
#178「マルチュク青春通り」HDD 2006/11/23
#179「女王陛下の007」DVD 2006/11/23
#180「カサンドラ・クロス」DVD 2006/11/28
#181「ヤング・フランケンシュタイン」DVD 2006/11/29
#182「2001年宇宙の旅」DVD 2006/11/30
3.読書
#023「アフターダーク」村上春樹著 講談社文庫 2006/11/07
#024「ダーク・タワーVII −暗黒の塔(上)−」スティーヴン・キング著 風間賢二訳 新潮文庫 2006/11/19
映画は、劇場8本(累計93本)、DVD等15本(累計182本)で、計23本(累計275本)。
このままのペースで、年間300本(劇場101本)です。
読書は2冊(累計24冊)で、このままのペースでは、年間26冊です。
読書は全く厳しい状況です。
■映画(11月末日現在)
2006年 275本(劇場 93本)
2005年 286本(劇場121本)
2004年 307本(劇場122本)
2003年 288本(劇場 70本)
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2006年 24冊
2005年 37冊
2004年 37冊
2003年 55冊
残り1ケ月です。
映画については、2003年以降、きちんと300本以上観ているので、おそらく映画300本は大丈夫だと思います。
但し、例年と比較すると劇場で観る本数が減少していますね。
読書は、例年減少しており、惨憺たる状況です。
非常によろしくない状況です。心を入れ替える方向で頑張ります。
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「カサンドラ・クロス」とか「ヤング・フランケンシュタイン」とかの話
2006年11月30日 映画
我が家には、シュリンクに包まれたままのDVDがたくさんある。
つまり、買ったは良いが、パッケージすら開けていないDVDがたくさんある、と言うことである。
こんなんじゃいけない、と常々思っているわたしは、時々、本当に時々、DVDのパッケージを開けて見ようかなと思うことがある。
と言うか、買ったらすぐ見るよーに。と言う話である。
で、一昨日は「カサンドラ・クロス」(1976)、昨日は「ヤング・フランケンシュタイン」(1974)、今日は「2001年宇宙の旅」(1968)を観た。
作品に関連性と言うか脈絡がないと自分でも思うのだが、見たいんだから仕方がない。
早速だけど「カサンド・クロス」はおもしれーですわ。やっぱ。
最高ですね。これ。
リチャード・ハリス好きにはたまらんし、O・J・シンプソンも良い味を出しているし、若かりし頃のマーティン・シーンが格好良いぞ。
そんな訳で「カサンドラ・クロス」を見ていたら、ピーター・ハイアムズの「カナディアン・エクスプレス」(1990)が見たくなっっちゃった。
が、LDしか持っていないので、ちょっと面倒くさいな、とか思ってもしまうのだ。
次に見た「ヤング・フランケンシュタイン」も最高ですが、広川太一郎の吹替で見たいと思うのは贅沢なのかな。
メイキングが非常に興味深いですね。
余談だけど、キューブリック好きのわたしの家には「2001年宇宙の旅」がたくさんある。
VHSが2本位、LDが3枚位、DVDが3枚位。
実際のところ、もっとたくさんあると思うのだが、ちらっと探したら、それぐらいあったということである。
35mmとか、70mmとか、ノートリミングだとか、なんだか知らない版とかいろいろあるのだな。
だからどうした、と言う話ではないのだが、同じ作品でたくさんの種類のDVDが出たりするのは困ったものであるし、特典が違っていたりするのも困ったものである。
余談だが、皆さんはきちんとDVDの全特典映像を見ているのかな。
わたしは見ていないぞ。
オーディオ・コメンタリーが何種類もあったり、日本語吹替音声や、dtsとか・・・・。
本編を何度も何度も見なきゃいけないじゃねーか。
あと気になるのは、削除されたシークエンスを本編につないで、全長版とかなんとか言うのは、どうよ。
わたしゃ、完全に否定的だよ。
監督がカットしたものを本編に入れるんじゃねーよ。
と思うぞ。
ぐだぐだですな。
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で、一昨日は「カサンドラ・クロス」(1976)、昨日は「ヤング・フランケンシュタイン」(1974)、今日は「2001年宇宙の旅」(1968)を観た。
作品に関連性と言うか脈絡がないと自分でも思うのだが、見たいんだから仕方がない。
早速だけど「カサンド・クロス」はおもしれーですわ。やっぱ。
最高ですね。これ。
リチャード・ハリス好きにはたまらんし、O・J・シンプソンも良い味を出しているし、若かりし頃のマーティン・シーンが格好良いぞ。
そんな訳で「カサンドラ・クロス」を見ていたら、ピーター・ハイアムズの「カナディアン・エクスプレス」(1990)が見たくなっっちゃった。
が、LDしか持っていないので、ちょっと面倒くさいな、とか思ってもしまうのだ。
次に見た「ヤング・フランケンシュタイン」も最高ですが、広川太一郎の吹替で見たいと思うのは贅沢なのかな。
メイキングが非常に興味深いですね。
余談だけど、キューブリック好きのわたしの家には「2001年宇宙の旅」がたくさんある。
VHSが2本位、LDが3枚位、DVDが3枚位。
実際のところ、もっとたくさんあると思うのだが、ちらっと探したら、それぐらいあったということである。
35mmとか、70mmとか、ノートリミングだとか、なんだか知らない版とかいろいろあるのだな。
だからどうした、と言う話ではないのだが、同じ作品でたくさんの種類のDVDが出たりするのは困ったものであるし、特典が違っていたりするのも困ったものである。
余談だが、皆さんはきちんとDVDの全特典映像を見ているのかな。
わたしは見ていないぞ。
オーディオ・コメンタリーが何種類もあったり、日本語吹替音声や、dtsとか・・・・。
本編を何度も何度も見なきゃいけないじゃねーか。
あと気になるのは、削除されたシークエンスを本編につないで、全長版とかなんとか言うのは、どうよ。
わたしゃ、完全に否定的だよ。
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今日の「東京国際シネシティフェスティバル2006」2006/11/26
2006年11月27日 映画「東京国際シネシティフェスティバル2006」が2006/11/26で終幕した。
■「ディパーテッド」(クロージング)
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ウィリアム・モナハン
オリジナル脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
出演:レオナルド・ディカプリオ(ビリー・コスティガン)、マット・デイモン(コリン・サリバン)、ジャック・ニコルソン(フランク・コステロ)、マーティン・シーン(オリバー・クイーナン)、ヴェラ・ファーミガ(メイドリン)、マーク・ウォールバーグ(ディグナム)、アンソニー・アンダーソン(ブラウン)、レイ・ウィンストン(フレンチ)、アレック・ボールドウィン(イラービィ)
本作「ディパーテッド」は、香港映画「インファナル・アフェア」(2002)のハリウッド版リメイク作品。
オールスターキャストでマーティン・スコセッシがメガホンを取る、という事で否応無く期待してしまう。
個人的には、主役の二人(レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン)はあまり好きではないので、作品としての魅力は微妙だったのだが、この作品にジャック・ニコルソンが出ていることは、わたしにとって大きな魅力と感じられた。
脚本はほとんど「インファナル・アフェア」を踏襲しているのだが、個人的に気に入っていたプロットが抜け落ち、また脇役のキャラクターの描きこみが不足し、チャップマン・トーが「インファナル・アフェア」で演じた役の持つ意味が薄れてしまっている。
また、アンソニー・ウォンが「インファナル・アフェア」で演じたキャラクターが、感覚的にはマーティン・シーンとマーク・ウォールバーグに別れたような印象を受けた。
結末のつけ方は、「インファナル・アフェア」と異なるので、オリジナル作品のファンの人も十分たのしめるのではないか、と思えるが、やはりオリジナル版は、非常に優れた作品だったと、言わざるを得ない。
☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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■「ディパーテッド」(クロージング)
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出演:レオナルド・ディカプリオ(ビリー・コスティガン)、マット・デイモン(コリン・サリバン)、ジャック・ニコルソン(フランク・コステロ)、マーティン・シーン(オリバー・クイーナン)、ヴェラ・ファーミガ(メイドリン)、マーク・ウォールバーグ(ディグナム)、アンソニー・アンダーソン(ブラウン)、レイ・ウィンストン(フレンチ)、アレック・ボールドウィン(イラービィ)
本作「ディパーテッド」は、香港映画「インファナル・アフェア」(2002)のハリウッド版リメイク作品。
オールスターキャストでマーティン・スコセッシがメガホンを取る、という事で否応無く期待してしまう。
個人的には、主役の二人(レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン)はあまり好きではないので、作品としての魅力は微妙だったのだが、この作品にジャック・ニコルソンが出ていることは、わたしにとって大きな魅力と感じられた。
脚本はほとんど「インファナル・アフェア」を踏襲しているのだが、個人的に気に入っていたプロットが抜け落ち、また脇役のキャラクターの描きこみが不足し、チャップマン・トーが「インファナル・アフェア」で演じた役の持つ意味が薄れてしまっている。
また、アンソニー・ウォンが「インファナル・アフェア」で演じたキャラクターが、感覚的にはマーティン・シーンとマーク・ウォールバーグに別れたような印象を受けた。
結末のつけ方は、「インファナル・アフェア」と異なるので、オリジナル作品のファンの人も十分たのしめるのではないか、と思えるが、やはりオリジナル版は、非常に優れた作品だったと、言わざるを得ない。
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今日の「東京国際シネシティフェスティバル2006」2006/11/25
2006年11月26日 映画「東京国際シネシティフェスティバル2006」が2006/11/23から始まった。
『映画における表現の自由を考える夕べ』
■「殺しのはらわた(短編)」(ワールドプレミア)
映画美学校の学生をスタッフとして製作された短編。
自主制作作品として考えると、凄い作品であるが、一般の商業作品として捕えるとそうでもなくなってしまうのだが、レイティングを無視した描写は驚くべきものがある。
映画美学校の教材となるべき作品だとしたら、驚愕の作品に仕上がっている。
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
■トークショー&秘蔵映像上映
■「スキャナー・ダークリー」
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
製作総指揮:ジョージ・クルーニー、ジョン・スロス、スティーヴン・ソダーバーグ
出演:キアヌ・リーヴス(ボブ・アークター)、ロバート・ダウニー・ジュニア(ジム・バリス)、ウィノナ・ライダー(ドナ・ホーソーン)、ウディ・ハレルソン(アーニー・ラックマン)、ローリー・コクレイン(チャールズ・フレック)
PKディックの「暗闇のスキャナー」の映画化作品。
作風は、リチャード・リンクレイターの2001年の「ウェイキング・ライフ」(2001)同様に実写をアニメ化したような作風。
物語自体はあまり映画を観たことのないような人には不親切な印象を受けるが、ラストのひとつのセリフが強烈な感動を観客に与える。
終わり良ければ全て良し、ではないが、あのセリフだけで、わたしは満足である。
☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
■「The Ringer(原題)」
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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『映画における表現の自由を考える夕べ』
■「殺しのはらわた(短編)」(ワールドプレミア)
映画美学校の学生をスタッフとして製作された短編。
自主制作作品として考えると、凄い作品であるが、一般の商業作品として捕えるとそうでもなくなってしまうのだが、レイティングを無視した描写は驚くべきものがある。
映画美学校の教材となるべき作品だとしたら、驚愕の作品に仕上がっている。
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
■トークショー&秘蔵映像上映
■「スキャナー・ダークリー」
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
製作総指揮:ジョージ・クルーニー、ジョン・スロス、スティーヴン・ソダーバーグ
出演:キアヌ・リーヴス(ボブ・アークター)、ロバート・ダウニー・ジュニア(ジム・バリス)、ウィノナ・ライダー(ドナ・ホーソーン)、ウディ・ハレルソン(アーニー・ラックマン)、ローリー・コクレイン(チャールズ・フレック)
PKディックの「暗闇のスキャナー」の映画化作品。
作風は、リチャード・リンクレイターの2001年の「ウェイキング・ライフ」(2001)同様に実写をアニメ化したような作風。
物語自体はあまり映画を観たことのないような人には不親切な印象を受けるが、ラストのひとつのセリフが強烈な感動を観客に与える。
終わり良ければ全て良し、ではないが、あのセリフだけで、わたしは満足である。
☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
■「The Ringer(原題)」
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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今日の「東京国際シネシティフェスティバル2006」2006/11/23
2006年11月23日 映画「東京国際シネシティフェスティバル2006」が2006/11/23から始まった。
■「007/カジノ・ロワイヤル」(オープニング)
これは面白かった。
英国で絶賛されるのも頷ける。
そんなに熱心な007ファンではないわたしだが、本作「007/カジノ・ロワイヤル」は、現時点で最高の007ムービーの1本だと思う。
余談だがわたしが一番好きな007ムービーは「女王陛下の007」(1969)。
オープニング・アクションがすきなのは「ムーンレイカー」と「リビング・デイライツ」(1987)かな。
先ずはオープニングが若干地味。
次のクレーンを使った工事現場のアクションこそ、オープニング・アクションにふさわしいのではないか、と思った。
件(くだん)の工事現場のアクションは、トニー・ジャーのアクションに影響を受けているような印象を受ける。
ポーカーのシークエンスは、「シンシナティ・キッド」(1965)もピックリの緊迫感が楽しめる。
身体を使ったアクションは、さすが00ナンバーのエージェントだと思わせるアクションが凄いし、身体だけをつかったアクションの方向性に好感を覚える。
またベニスにしろ、バハマにしろ、かつての007ムービーのロケ地めぐり的な印象も受ける。
拷問のシークエンスは、非常に興味深い。
オープニング・クレジットも奥行きが感じられるし、007の文字が出てくるところが笑える。
フラクタル図形も楽しい。
作品としては、すばらしいので、是非劇場で観て欲しい。
思うに、是非「女王陛下の007」(1969)とあわせて観て欲しいと思う。
☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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■「007/カジノ・ロワイヤル」(オープニング)
これは面白かった。
英国で絶賛されるのも頷ける。
そんなに熱心な007ファンではないわたしだが、本作「007/カジノ・ロワイヤル」は、現時点で最高の007ムービーの1本だと思う。
余談だがわたしが一番好きな007ムービーは「女王陛下の007」(1969)。
オープニング・アクションがすきなのは「ムーンレイカー」と「リビング・デイライツ」(1987)かな。
先ずはオープニングが若干地味。
次のクレーンを使った工事現場のアクションこそ、オープニング・アクションにふさわしいのではないか、と思った。
件(くだん)の工事現場のアクションは、トニー・ジャーのアクションに影響を受けているような印象を受ける。
ポーカーのシークエンスは、「シンシナティ・キッド」(1965)もピックリの緊迫感が楽しめる。
身体を使ったアクションは、さすが00ナンバーのエージェントだと思わせるアクションが凄いし、身体だけをつかったアクションの方向性に好感を覚える。
またベニスにしろ、バハマにしろ、かつての007ムービーのロケ地めぐり的な印象も受ける。
拷問のシークエンスは、非常に興味深い。
オープニング・クレジットも奥行きが感じられるし、007の文字が出てくるところが笑える。
フラクタル図形も楽しい。
作品としては、すばらしいので、是非劇場で観て欲しい。
思うに、是非「女王陛下の007」(1969)とあわせて観て欲しいと思う。
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今日の「東京フィルメックス」2006/11/20
2006年11月20日 映画■「エレクション2」(特別招待作品)
監督:ジョニー・トー
出演:ルイス・クー(ジョニー)、サイモン・ヤム(ロク)、ニック・チョン(ジェット)、チョン・シウファイ(ソー)、ラム・ガートン(クン)、ウォン・ティンラム(テン)、ラム・シュ
前作から2年が経過し「和連勝会」は再び会長選挙の時期を迎える。幹部たちは実業家として成功をおさめつつジミー(ルイス・クー)を有力候補者に推挙する。
マフィアの世界から足を洗いたいと考えていたジミーは一旦その要請を断るが・・・・。
(「第7回東京フィルメックス」公式カタログよりほぼ引用)
前売りチケットが手に入らなかったので、当日券で「エレクション2」を観た。
前作同様に面白いのは面白いのだが、昨日の「エレクション」の方がより面白かった。
昨日に引き続き来ている観客が多く、笑い所、と言うか伏線によく反応していた。
バイオレンス指数は、エグイ方向に進んでいる。
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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監督:ジョニー・トー
出演:ルイス・クー(ジョニー)、サイモン・ヤム(ロク)、ニック・チョン(ジェット)、チョン・シウファイ(ソー)、ラム・ガートン(クン)、ウォン・ティンラム(テン)、ラム・シュ
前作から2年が経過し「和連勝会」は再び会長選挙の時期を迎える。幹部たちは実業家として成功をおさめつつジミー(ルイス・クー)を有力候補者に推挙する。
マフィアの世界から足を洗いたいと考えていたジミーは一旦その要請を断るが・・・・。
(「第7回東京フィルメックス」公式カタログよりほぼ引用)
前売りチケットが手に入らなかったので、当日券で「エレクション2」を観た。
前作同様に面白いのは面白いのだが、昨日の「エレクション」の方がより面白かった。
昨日に引き続き来ている観客が多く、笑い所、と言うか伏線によく反応していた。
バイオレンス指数は、エグイ方向に進んでいる。
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