先ずはこちらをご覧いただきたい。
ペプシ「最後のスター・ウォーズ」キャンペーン
http://diarynote.jp/d/29346/20050628.html
お察しの通り、ダメな大人であるわたしは、「最後のスター・ウォーズ」キャンペーンのボトルキャップを集めている。
現在総個数は100個を越えているのだが、全60種類のコンプリートまではいたっていない。
今回のボトルキャップは、それほど熱心に集めていた訳ではないのだが、まあ折角なので2セット位はコンプリートしたいと考えているのだ。
とは言うものの、店頭ではほぼボトルキャップ付きの商品は姿を消し、あとはトレードかオークション等で入手するしか方法がなくなってきているのだ。
そこで、当「徒然雑草」では、ボトルキャップのトレードの告知をしてみる事にした。
現在、当「徒然雑草」では、毎日200〜400件のヒットがあるのだが、多くの人は映画ファンだと思われ、ボトルキャップを集めている人が見ているとは思えないのだが、まあそれはそれ、お試し、と言うことで当「徒然雑草」のみでトレードの告知をしてみる事にした。
それでは、いってみよう!
■「スター・ウォーズ」ボトルキャップ・トレードのお知らせ
(2005/07/17現在)
□わたしが提供できるボトルキャップ
1 ANAKIN SKYWALKER (1)
3 OBI-WAN KENOBI (1)
6 YODA
8 SENATOR BAIL ORGANA
15 LUKE SKYWALKER
18 CHEWBACCA
23 GAMORREAN GUARD
24 MAX REBO
25 FIGRIN D’AN
42 SUPER BATTLE DROID
46 OBI-WAN KENOBI (HEAD)
50 GENERAL GRIEVOUS (HEAD)
60 BATTLE DROID (HEAD)
□わたしが欲しいボトルキャップ
21 BOBA FETT
31 SCOUT TROOPER
36 DARTH MAUL
37 JAR JAR BINKS
45 DARTH VADER (HEAD)
47 PADME AMIDALA (HEAD)
48 YODA (HEAD)
49 EMPEROR PALPATINE (HEAD)
55 CHEWBACCA (HEAD)
□トレードのルール
1.対象ボトルキャップは『ペプシ「最後のスター・ウォーズ」キャンペーン』のボトルキャップとします。
2.原則的に、1:1のトレードとします。
3.送料はお互いが負担することとします。
4.ボトルキャップの在庫は、日々変動しています。トレードのご希望に添えない場合があることをご承知願います。
5.先ずはメールでご連絡願います。
□連絡・照会先
tkr@mb.infoweb.ne.jp
※ 件名は「ペプシボトルキャップトレード」としてください。
それでは、よろしく!
なのだ!!
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ペプシ「最後のスター・ウォーズ」キャンペーン
http://diarynote.jp/d/29346/20050628.html
お察しの通り、ダメな大人であるわたしは、「最後のスター・ウォーズ」キャンペーンのボトルキャップを集めている。
現在総個数は100個を越えているのだが、全60種類のコンプリートまではいたっていない。
今回のボトルキャップは、それほど熱心に集めていた訳ではないのだが、まあ折角なので2セット位はコンプリートしたいと考えているのだ。
とは言うものの、店頭ではほぼボトルキャップ付きの商品は姿を消し、あとはトレードかオークション等で入手するしか方法がなくなってきているのだ。
そこで、当「徒然雑草」では、ボトルキャップのトレードの告知をしてみる事にした。
現在、当「徒然雑草」では、毎日200〜400件のヒットがあるのだが、多くの人は映画ファンだと思われ、ボトルキャップを集めている人が見ているとは思えないのだが、まあそれはそれ、お試し、と言うことで当「徒然雑草」のみでトレードの告知をしてみる事にした。
それでは、いってみよう!
■「スター・ウォーズ」ボトルキャップ・トレードのお知らせ
(2005/07/17現在)
□わたしが提供できるボトルキャップ
1 ANAKIN SKYWALKER (1)
3 OBI-WAN KENOBI (1)
6 YODA
8 SENATOR BAIL ORGANA
15 LUKE SKYWALKER
18 CHEWBACCA
23 GAMORREAN GUARD
24 MAX REBO
25 FIGRIN D’AN
42 SUPER BATTLE DROID
46 OBI-WAN KENOBI (HEAD)
50 GENERAL GRIEVOUS (HEAD)
60 BATTLE DROID (HEAD)
□わたしが欲しいボトルキャップ
21 BOBA FETT
31 SCOUT TROOPER
36 DARTH MAUL
37 JAR JAR BINKS
45 DARTH VADER (HEAD)
47 PADME AMIDALA (HEAD)
48 YODA (HEAD)
49 EMPEROR PALPATINE (HEAD)
55 CHEWBACCA (HEAD)
□トレードのルール
1.対象ボトルキャップは『ペプシ「最後のスター・ウォーズ」キャンペーン』のボトルキャップとします。
2.原則的に、1:1のトレードとします。
3.送料はお互いが負担することとします。
4.ボトルキャップの在庫は、日々変動しています。トレードのご希望に添えない場合があることをご承知願います。
5.先ずはメールでご連絡願います。
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週刊「映画レビュー・インデックス」2005/07/16
2005年7月16日 週刊「映画レビュー・インデックス」週刊「映画レビュー・インデックス」(仮称)2005/07/16号
をお届けします。
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
■公開中
2005/07/16公開
「星になった少年/Shinning Boy & Little Randy」未レビュー
「ライフ・イズ・ミラクル」未レビュー
「運命じゃない人」http://diarynote.jp/d/29346/20050705.html
「0:34 レイジ34フン」http://diarynote.jp/d/29346/20050706.html
2005/07/09公開
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
http://diarynote.jp/d/29346/20050627.html
「HINOKIO」http://diarynote.jp/d/29346/20050623.html
2005/07/02公開
「マラソン」http://diarynote.jp/d/29346/20050712.html
「亀は意外と速く泳ぐ」未レビュー
2005/06/29公開
「宇宙戦争」http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
2005/06/25公開
「オープン・ウォーター」http://diarynote.jp/d/29346/20050617.html
「ダニー・ザ・ドッグ」未レビュー
2005/06/18公開
「マイ・リトル・ブライド」http://diarynote.jp/d/29346/20050711.html
2005/06/11公開
「戦国自衛隊1549」http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
■週末興収ベストテン
2005/07/09-10 興収ベストテン
1.「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」(FOX)
http://diarynote.jp/d/29346/20050627.html
2.「宇宙戦争」(UIP)http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
http://diarynote.jp/d/29346/20050715.html
3.「電車男」(東宝)
4.「フライ,ダディ,フライ」(東映)
5.「バットマン ビギンズ」(ワーナー)
6.「戦国自衛隊1549」(東宝)http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
7.「マラソン」(シネカノン=松竹)
http://diarynote.jp/d/29346/20050712.html
8.「逆境ナイン」(アスミック・エース)
9.「交渉人 真下正義」(東宝)
10.「ダニー・ザ・ドッグ」(アスミック・エース)
先日「アイランド」の試写を観た。
映画を観ながら、久しぶりに腹が立った。
予告編を観ている段階で、こりゃ旧作のパクリじゃねえの、と思っていたのだが、不安は見事に適中(私見)した。
尤も「アイランド」には多分観客はたくさん入ると思うし、おそらくあまり映画を観ない人を劇場に運ぶ力は持っている作品なのだと思う。
なにしろ、マイケル・ベイと言う監督は、映画ファンには評判が悪いが、あまり映画を観ない人には結構人気がある監督なのだから。
そんな訳で、興収的には第一線の監督であるマイケル・ベイの作品として「アイランド」のプロットはふさわしくない、と思うのだ。
この作品の肝はメイン・プロットだと思うのだが、そのプロットを過去の名作からパクってくるとは、一体どういうことだ!
低予算のB級映画として製作された作品なら笑ってすますが、一応ドル箱監督のマイケル・ベイが大手映画会社と組んだ新作として製作される作品のプロットが言わばパクリなんてことは、決して許すわけには出来ないのだ。
ワーナーにしろ、マイケル・ベイにしろ、先達達が残したかつての名作映画に対し敬意を払って欲しいと思うのだ。
恥を知れ!
と言うことなのだ。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
7/3に続き、今度のMTBレースは、7/23-24です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ライフ・イズ・ミラクル」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「宇宙戦争」(途中)、「星になった少年」、「ロボッツ」、「アイランド」、「大変な結婚」です。
■近日公開予定
2005/07/23公開予定
「アイランド」未レビュー
「大変な結婚」未レビュー
2005/7/30公開予定
「ロボッツ」未レビュー
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2005/07/16公開
「星になった少年/Shinning Boy & Little Randy」未レビュー
「ライフ・イズ・ミラクル」未レビュー
「運命じゃない人」http://diarynote.jp/d/29346/20050705.html
「0:34 レイジ34フン」http://diarynote.jp/d/29346/20050706.html
2005/07/09公開
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
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「HINOKIO」http://diarynote.jp/d/29346/20050623.html
2005/07/02公開
「マラソン」http://diarynote.jp/d/29346/20050712.html
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「宇宙戦争」http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
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「マイ・リトル・ブライド」http://diarynote.jp/d/29346/20050711.html
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■週末興収ベストテン
2005/07/09-10 興収ベストテン
1.「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」(FOX)
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2.「宇宙戦争」(UIP)http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
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3.「電車男」(東宝)
4.「フライ,ダディ,フライ」(東映)
5.「バットマン ビギンズ」(ワーナー)
6.「戦国自衛隊1549」(東宝)http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
7.「マラソン」(シネカノン=松竹)
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8.「逆境ナイン」(アスミック・エース)
9.「交渉人 真下正義」(東宝)
10.「ダニー・ザ・ドッグ」(アスミック・エース)
先日「アイランド」の試写を観た。
映画を観ながら、久しぶりに腹が立った。
予告編を観ている段階で、こりゃ旧作のパクリじゃねえの、と思っていたのだが、不安は見事に適中(私見)した。
尤も「アイランド」には多分観客はたくさん入ると思うし、おそらくあまり映画を観ない人を劇場に運ぶ力は持っている作品なのだと思う。
なにしろ、マイケル・ベイと言う監督は、映画ファンには評判が悪いが、あまり映画を観ない人には結構人気がある監督なのだから。
そんな訳で、興収的には第一線の監督であるマイケル・ベイの作品として「アイランド」のプロットはふさわしくない、と思うのだ。
この作品の肝はメイン・プロットだと思うのだが、そのプロットを過去の名作からパクってくるとは、一体どういうことだ!
低予算のB級映画として製作された作品なら笑ってすますが、一応ドル箱監督のマイケル・ベイが大手映画会社と組んだ新作として製作される作品のプロットが言わばパクリなんてことは、決して許すわけには出来ないのだ。
ワーナーにしろ、マイケル・ベイにしろ、先達達が残したかつての名作映画に対し敬意を払って欲しいと思うのだ。
恥を知れ!
と言うことなのだ。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
7/3に続き、今度のMTBレースは、7/23-24です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ライフ・イズ・ミラクル」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「宇宙戦争」(途中)、「星になった少年」、「ロボッツ」、「アイランド」、「大変な結婚」です。
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2005/07/23公開予定
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「大変な結婚」未レビュー
2005/7/30公開予定
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2005/06/29 東京東武練馬「ワーナーマイカルシネマズ板橋」で「宇宙戦争」を観た。
雲ひとつない晴天に包まれた、アメリカ東部のある町に異変は突然起こった。上空で発生した激しい稲光は地上にまで達し、その下で巨大な何かが大地を震わせうごめき始めた。そこに居合わせたレイ(トム・クルーズ)は、恐怖に怯える人々と共に状況を見守る。そして異星人の襲撃が目前で始まった。侵略者が操る”トライポッド”が地底よりその巨大な姿を現し、地球侵略を開始したのだ。何とか家にたどり着いたレイは、テレビのニュースで世界16カ国が同時に襲われたことを知る。レイは息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)と娘レイチェル(ダコタ・ファニング)を連れ、安全と思われる土地へと逃げる準備をするが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
原作:H・G・ウェルズ
脚本:デヴィッド・コープ、ジョシュ・フリードマン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:トム・クルーズ(レイ・フェリエ)、ダコタ・ファニング(レイチェル・フェリエ)、ティム・ロビンス(オギルビー)、ジャスティン・チャットウィン(ロビー・フェリエ)、ミランダ・オットー(メアリー・アン)、ジーン・バリー(祖父)、アン・ロビンソン(祖母)、 モーガン・フリーマン(ナレーション)
とりあえずはココを読んでいただきたい。
「宇宙戦争」その0
http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
本作「宇宙戦争」はひとまずは、万人が楽しめる大変おもしろいSFパニック・ムービーだと言えよう。
勿論本作は、「宇宙戦争」(1953)のリメイクであるし、「宇宙戦争」(1953)の程度の低いパロディでしかない「インデペンデンス・デイ」や、「宇宙戦争」(1953)と「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を見事に融合させ、本作にも影響を与えたと思われる「サイン」、そしてティム・バートンの傑作「マーズ・アタック!」等の作品を念頭に置いて考えなければならない作品だと言える。
これらの作品(「インデペンデンス・デイ」を除く)に共通するテーマは、「人類は無力だ」と言うこと。
これはH・G・ウェルズが書いた原作でもひとつのテーマとなっており、本作「宇宙戦争」を語る上でもひとつの重要なキーとなっている。
ところで「インデペンデンス・デイ」なのだが、この映画がダメ映画に感じられる原因のひとつは、「宇宙戦争」の設定を無断借用しているのにも関わらず「無力な人類ではなく、強いアメリカ」を描いてしまったところだと思う。
さて、この「人類は無力だ」と言う主要テーマは、本作の重要な伏線のひとつである「レイチェル(ダコタ・ファニング)の指に刺さった棘(とげ)」のシークエンスでも暗喩されている。そのシークエンスでは、レイチェルの指に刺さった棘を、父親らしきところを見せようとして無理に取ろうとするレイ(トム・クルーズ)に対し、自然に体が棘を押し出すからそのままにしておくとレイチェルは言う。
このシークエンスは勿論、拡大解釈すると「ガイア理論」にも通じるし、その「ガイア理論」を下に人類と地球との関係を考えると「人類は地球にとっての棘だ」とも言えるのだ。
また、その前のシークエンスでは、レイチェルがケータリングされて自然食品を食べているのも面白い。おいしそうに無味乾燥な自然食品(本当は無味乾燥ではない)を食べるレイチェルとそんなもの食べられないと言うレイの対比が良い。これは「サイン」にも繋がっているのだが、化学物質に汚染されているレイと、自然治癒力を信じるレイチェルとの対比が描写されている。
そしてこの「人類は無力だ」と言うテーマは、冒頭のモーガン・フリーマンのナレーションにも通じ、本来ならばラストにもってくるべきネタを冒頭にもってきてしまうスピルバーグの英断にも驚くが、CGIでネタを描いてしまう手法にも驚いた。
続いて興味深かったのは、冒頭のレイとロビー(ジャスティン・チャットウィン)のキャッチボールである。
表向きはレイとロビー親子の断絶振りをキャッチボールになぞらえて見せてるのだが、その際レイとロビーがかぶっているキャップが面白いのだ。
と言うのも、レイはニューヨーク・ヤンキースのキャップをロビーはボストン・レッドソックスのキャップをかぶっているのだ。これらのチームは勿論ライバルチーム同士なのだが、実際のところは、レイとレイの元妻メアリー・アン(ミランダ・オットー)の現在の夫との関係をも象徴しており、言うならばロビーはメアリー・アンの夫の代理人としてレイと対決している訳なのだ。
さて、キャップの話の本題だが、本作の物語の舞台はニューヨーク近郊のレイの住居からボストンまでで、本作はロード・ムービーの形式を持っているのだが、なすすべも無いレイ等が逃げ延びる先が希望の象徴ボストンなのである。
そしてそのニューヨークと言えば、勿論911テロの被害を受けた街であり、ボストンと言えばアメリカ最古の街、言わばアメリカ合衆国発祥の地、と言う点が興味深い訳だ。
勿論、本作での宇宙人の襲来は、911テロの暗喩であり、本作の物語でなすすべも無く逃げ惑う人々は、アメリカ合衆国発祥の地ボストンまでなんとか逃げ延び、本作終了後の世界で壊滅したアメリカ全土を復興すべく、その足がかりの地として、かつてのアメリカ合衆国が生まれた街ボストンを選んだ訳なのである。
ニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスは、語弊があるし、悪い例えなのかも知れないのだが、本作では破壊と再生のメタファーとなっているのかも知れないのだ。
キャストはダコタ・ファニングがやはり良かった。
キャー、キャー泣き叫ぶ姿も良いのだが、冒頭の棘のシークエンスやカバンを持ち運ぶシークエンス、自然食品のシークエンス、ティム・ロビンスとのシークエンス等々印象的なシーンの目白押しである。
ティム・ロビンスはオギルビーと言うキレかけている男を好演していた。
意味ありげに映されたオギルビーの腰にぶら下がっているものや、宇宙人が見ていた写真、レイチェルに対する態度、レイの疑惑の目から考えると、明確には表現されてはいないのだが、オギルビーは変わった趣味を持った人物としてキヤラクター設定されているのが興味深い。前作「クリムゾン・リバー」でティム・ロビンスが演じたキャラクターの映画的記憶を利用した、面白いキャラクター設定だと思う。
またトム・クルーズだが、レイをヒーローではなく、ひとりの父親失格者として描いている点には好感が持てる。
勿論そのあたりは「インデペンデンス・デイ」へのアンチテーゼともなっているのだ。
アンチテーゼと言えば、マスコミが壊滅している点は「サイン」へのアンチテーゼとなっている。
「宇宙戦争」その2 へつづく・・・・
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雲ひとつない晴天に包まれた、アメリカ東部のある町に異変は突然起こった。上空で発生した激しい稲光は地上にまで達し、その下で巨大な何かが大地を震わせうごめき始めた。そこに居合わせたレイ(トム・クルーズ)は、恐怖に怯える人々と共に状況を見守る。そして異星人の襲撃が目前で始まった。侵略者が操る”トライポッド”が地底よりその巨大な姿を現し、地球侵略を開始したのだ。何とか家にたどり着いたレイは、テレビのニュースで世界16カ国が同時に襲われたことを知る。レイは息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)と娘レイチェル(ダコタ・ファニング)を連れ、安全と思われる土地へと逃げる準備をするが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
原作:H・G・ウェルズ
脚本:デヴィッド・コープ、ジョシュ・フリードマン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:トム・クルーズ(レイ・フェリエ)、ダコタ・ファニング(レイチェル・フェリエ)、ティム・ロビンス(オギルビー)、ジャスティン・チャットウィン(ロビー・フェリエ)、ミランダ・オットー(メアリー・アン)、ジーン・バリー(祖父)、アン・ロビンソン(祖母)、 モーガン・フリーマン(ナレーション)
とりあえずはココを読んでいただきたい。
「宇宙戦争」その0
http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
本作「宇宙戦争」はひとまずは、万人が楽しめる大変おもしろいSFパニック・ムービーだと言えよう。
勿論本作は、「宇宙戦争」(1953)のリメイクであるし、「宇宙戦争」(1953)の程度の低いパロディでしかない「インデペンデンス・デイ」や、「宇宙戦争」(1953)と「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を見事に融合させ、本作にも影響を与えたと思われる「サイン」、そしてティム・バートンの傑作「マーズ・アタック!」等の作品を念頭に置いて考えなければならない作品だと言える。
これらの作品(「インデペンデンス・デイ」を除く)に共通するテーマは、「人類は無力だ」と言うこと。
これはH・G・ウェルズが書いた原作でもひとつのテーマとなっており、本作「宇宙戦争」を語る上でもひとつの重要なキーとなっている。
ところで「インデペンデンス・デイ」なのだが、この映画がダメ映画に感じられる原因のひとつは、「宇宙戦争」の設定を無断借用しているのにも関わらず「無力な人類ではなく、強いアメリカ」を描いてしまったところだと思う。
さて、この「人類は無力だ」と言う主要テーマは、本作の重要な伏線のひとつである「レイチェル(ダコタ・ファニング)の指に刺さった棘(とげ)」のシークエンスでも暗喩されている。そのシークエンスでは、レイチェルの指に刺さった棘を、父親らしきところを見せようとして無理に取ろうとするレイ(トム・クルーズ)に対し、自然に体が棘を押し出すからそのままにしておくとレイチェルは言う。
このシークエンスは勿論、拡大解釈すると「ガイア理論」にも通じるし、その「ガイア理論」を下に人類と地球との関係を考えると「人類は地球にとっての棘だ」とも言えるのだ。
また、その前のシークエンスでは、レイチェルがケータリングされて自然食品を食べているのも面白い。おいしそうに無味乾燥な自然食品(本当は無味乾燥ではない)を食べるレイチェルとそんなもの食べられないと言うレイの対比が良い。これは「サイン」にも繋がっているのだが、化学物質に汚染されているレイと、自然治癒力を信じるレイチェルとの対比が描写されている。
そしてこの「人類は無力だ」と言うテーマは、冒頭のモーガン・フリーマンのナレーションにも通じ、本来ならばラストにもってくるべきネタを冒頭にもってきてしまうスピルバーグの英断にも驚くが、CGIでネタを描いてしまう手法にも驚いた。
続いて興味深かったのは、冒頭のレイとロビー(ジャスティン・チャットウィン)のキャッチボールである。
表向きはレイとロビー親子の断絶振りをキャッチボールになぞらえて見せてるのだが、その際レイとロビーがかぶっているキャップが面白いのだ。
と言うのも、レイはニューヨーク・ヤンキースのキャップをロビーはボストン・レッドソックスのキャップをかぶっているのだ。これらのチームは勿論ライバルチーム同士なのだが、実際のところは、レイとレイの元妻メアリー・アン(ミランダ・オットー)の現在の夫との関係をも象徴しており、言うならばロビーはメアリー・アンの夫の代理人としてレイと対決している訳なのだ。
さて、キャップの話の本題だが、本作の物語の舞台はニューヨーク近郊のレイの住居からボストンまでで、本作はロード・ムービーの形式を持っているのだが、なすすべも無いレイ等が逃げ延びる先が希望の象徴ボストンなのである。
そしてそのニューヨークと言えば、勿論911テロの被害を受けた街であり、ボストンと言えばアメリカ最古の街、言わばアメリカ合衆国発祥の地、と言う点が興味深い訳だ。
勿論、本作での宇宙人の襲来は、911テロの暗喩であり、本作の物語でなすすべも無く逃げ惑う人々は、アメリカ合衆国発祥の地ボストンまでなんとか逃げ延び、本作終了後の世界で壊滅したアメリカ全土を復興すべく、その足がかりの地として、かつてのアメリカ合衆国が生まれた街ボストンを選んだ訳なのである。
ニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスは、語弊があるし、悪い例えなのかも知れないのだが、本作では破壊と再生のメタファーとなっているのかも知れないのだ。
キャストはダコタ・ファニングがやはり良かった。
キャー、キャー泣き叫ぶ姿も良いのだが、冒頭の棘のシークエンスやカバンを持ち運ぶシークエンス、自然食品のシークエンス、ティム・ロビンスとのシークエンス等々印象的なシーンの目白押しである。
ティム・ロビンスはオギルビーと言うキレかけている男を好演していた。
意味ありげに映されたオギルビーの腰にぶら下がっているものや、宇宙人が見ていた写真、レイチェルに対する態度、レイの疑惑の目から考えると、明確には表現されてはいないのだが、オギルビーは変わった趣味を持った人物としてキヤラクター設定されているのが興味深い。前作「クリムゾン・リバー」でティム・ロビンスが演じたキャラクターの映画的記憶を利用した、面白いキャラクター設定だと思う。
またトム・クルーズだが、レイをヒーローではなく、ひとりの父親失格者として描いている点には好感が持てる。
勿論そのあたりは「インデペンデンス・デイ」へのアンチテーゼともなっているのだ。
アンチテーゼと言えば、マスコミが壊滅している点は「サイン」へのアンチテーゼとなっている。
「宇宙戦争」その2 へつづく・・・・
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2005/06/20 東京新宿「東京厚生年金会館」で「マラソン」の試写を観た。
身体は20歳だが、精神年齢は5歳のチョウォン(チョ・スンウ)。
自閉症の障害を持つチョウォンは、"走り"の才能だけはピカイチ。
母親のキョンスク(キム・ミスク)は障害を持つチョウォンから目が離せず、息子より一日だけ長生きしたいと願っている。
チョウォンの弟チュンウォン(ペク・ソンヒョン)は、兄にばかり関心を寄せる母に心を閉ざしていた。
そんな中、チョウォンの長所を何とか伸ばしたいキョンスクは、チョウォンが通う育英学校に、飲酒運転のためボランティアに訪れた、かつての有名ランナーで、今は飲んだくれのチョンウク(イ・ギヨン)にコーチを依頼し、42.195キロのフルマラソン参加に向けトレーニングを開始したが・・・・。
(オフィシル・サイトよりほぼ引用)
監督:チョン・ユンチョル
出演:チョ・スンウ(ユン・チョウォン)、キム・ミスク(キョンスク)、イ・ギヨン(ソン・チョンウク)、ペク・ソンヒョン(ユン・チュンウォン)、アン・ネサン(チョウォンの父親)
わたしは大いに泣かせていただいた。
本作「マラソン」の背景には、障害を持つ兄に対し過剰なまでの愛情をそそぐ母親と、その母親の愛情を得られず心を閉ざしてしまう弟、そして家族の崩壊、と言う図式がある。
この根本的な図式は、最近日本公開となった「マイ・ブラザー」の構造と似ているのが非常に興味深いし、その反面非常に残念でもある。
そして、その肝心のプロット自体も決して目新しいものではなく、世界中で既に語り尽くされた感が否めないし、言うならば手垢がついたようなプロットを再利用しているような印象を受けるのだ。
とは言うものの、逆に言うとそんな手垢のついたプロット(言い換えるならば普遍的な物語)を堂々とメインのプロットに使うことにより、本作は普遍的な力を得、世界中の様々な民族に受け入れられる作品に変貌し得る力を持った作品だと言えるのかも知れない。
また、物語の構成も決して新しいわけではないのだが、チョウォンの少年期における母親の苦悩で幕を開ける本作の物語は、ユーモアとペーソスをまといつつも、障害者を家族の一員として24時間365日生活することの現実的断片をわれわれ観客に突きつけている。
このあたりは、日本国内のメディアによって取り上げられる障害者や介護の現場をのイメージに踊らされ、ささやかな動機と安易な気持ちで福祉の場に足を踏み入れてしまう人々に、自分が足を踏み入れようとしている世界がどんなものなのか、その断片を表現しているのではないか、と思えてならない。
その後、物語はチョウォンが巻き起こす様々なエピソードをユーモアを込め描写し続け、それらによりわれわれ観客はチョウォンに対し、過剰なまでに愛情を注ぎ続ける母親の姿に感情移入する反面、同時に背反してしまっているのだ。
そして、われわれ観客は、障害を持つ家族がいる生活の断片を含めたチョウォンの少年期と、母親の過剰な愛情、そして弟の複雑な感情を理解する。
物語を楽しむ上で、それらは既にわれわれ観客の身近な思い出となっているのだ。
本作で描かれる細かいエピソードの描写は、奇をてらったものではなく文字通りストレートで、韓国映画の特徴なのかも知れないが、障害をその登場人物の個性として真っ向から描いている。
特に印象的なのは、シマウマの外見に似たバッグを持った女性や、シマウマの外見に似たスカートをはいた女性が登場するシークエンスに顕著である。
本作は、日本のメディア同様、障害者をピュアで純粋な存在として描く一方、障害者を一般社会において忌み嫌われる存在としても平等に描いている訳だ。
テレビやスクリーンで見る障害者には寛容で好意を抱くが、実生活で障害者に会うと知らん振りをきめこみ顔を顰める人々がなんと多い事よ。
当然ながら障害者には、良い人もいれば悪い人も勿論いる訳なのだが、日本のメディアは、障害者をあまりにもピュアで純粋で良い人に描き過ぎるきらいが否定できない。
その点、韓国映画はストレートで、障害をその人のひとつの個性として正面から描いているような印象を受ける。
また、特に印象に残ったのは、チョウォンの母親を善悪で単純に割り切ると、悪として描いている点が強烈な印象を与えている。
特に、地下鉄のシークエンスでチョウォンが繰り返す言葉が鋭くわれわれの胸に突き刺さるし、チョウォンの母親の言動が、チョウォンの性格形成上の問題となっている点も厳しいながら、映画としては好印象を受けた。
ところで、撮影(クォン・ヒョクチュン)なのだが、本作では広角レンズを非常に効果的に使う一方、なんの変哲も無い街中や自然の風景を素敵な舞台に変える力を見事に行使していた。
ぱっと見箕でも、綺麗で印象に残るカットがたくさん在ったのではないか、と思う。
個人的には、おそらく多くの人が泣かされたカット、路傍の草花に手をかざしつつ走るチョウォンを広角レンズでとらえたカットは、涙腺に対し、強烈な破壊力を行使していた、と言えよう。
また、本作はキャラクターの設定が一筋縄でいかない感じで非常に面白かった。
特にチョウォンの母キョンスク(キム・ミスク)や、チョウォンのコーチとなるチョンウク(イ・ギヨン)のキャラクター設定は秀逸だろう。
登場人物の多くが、いい加減な人物であるながら、まじめで骨があるところに好感を覚える。われわれはダメ人間が頑張るところに共感するのだろうか。
そして、この映画の力は、マラソンをはじめとする様々なスポーツを、体を動かす事の素晴らしさを観客に伝える事に成功している。おそらく観客の多くは、なんらかのスポーツをしてみたくなったのではないか、と個人的には思う。
スポーツとは根本的に人類の本能(闘争本能)の発露であり、その本能を具現化しているだけで、わたしは感涙なのだ。
なんだか訳がわからない事をウダウダ書いているような気がするが、本作「マラソン」は、スポーツを題材とした感動の物語であるし、家族や障害について考えるきっかけにもなっているし、画も綺麗だし、面白いし悲しいし、出来れば劇場で観て欲しいな、と思える良質の作品だと思うのだ。
☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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身体は20歳だが、精神年齢は5歳のチョウォン(チョ・スンウ)。
自閉症の障害を持つチョウォンは、"走り"の才能だけはピカイチ。
母親のキョンスク(キム・ミスク)は障害を持つチョウォンから目が離せず、息子より一日だけ長生きしたいと願っている。
チョウォンの弟チュンウォン(ペク・ソンヒョン)は、兄にばかり関心を寄せる母に心を閉ざしていた。
そんな中、チョウォンの長所を何とか伸ばしたいキョンスクは、チョウォンが通う育英学校に、飲酒運転のためボランティアに訪れた、かつての有名ランナーで、今は飲んだくれのチョンウク(イ・ギヨン)にコーチを依頼し、42.195キロのフルマラソン参加に向けトレーニングを開始したが・・・・。
(オフィシル・サイトよりほぼ引用)
監督:チョン・ユンチョル
出演:チョ・スンウ(ユン・チョウォン)、キム・ミスク(キョンスク)、イ・ギヨン(ソン・チョンウク)、ペク・ソンヒョン(ユン・チュンウォン)、アン・ネサン(チョウォンの父親)
わたしは大いに泣かせていただいた。
本作「マラソン」の背景には、障害を持つ兄に対し過剰なまでの愛情をそそぐ母親と、その母親の愛情を得られず心を閉ざしてしまう弟、そして家族の崩壊、と言う図式がある。
この根本的な図式は、最近日本公開となった「マイ・ブラザー」の構造と似ているのが非常に興味深いし、その反面非常に残念でもある。
そして、その肝心のプロット自体も決して目新しいものではなく、世界中で既に語り尽くされた感が否めないし、言うならば手垢がついたようなプロットを再利用しているような印象を受けるのだ。
とは言うものの、逆に言うとそんな手垢のついたプロット(言い換えるならば普遍的な物語)を堂々とメインのプロットに使うことにより、本作は普遍的な力を得、世界中の様々な民族に受け入れられる作品に変貌し得る力を持った作品だと言えるのかも知れない。
また、物語の構成も決して新しいわけではないのだが、チョウォンの少年期における母親の苦悩で幕を開ける本作の物語は、ユーモアとペーソスをまといつつも、障害者を家族の一員として24時間365日生活することの現実的断片をわれわれ観客に突きつけている。
このあたりは、日本国内のメディアによって取り上げられる障害者や介護の現場をのイメージに踊らされ、ささやかな動機と安易な気持ちで福祉の場に足を踏み入れてしまう人々に、自分が足を踏み入れようとしている世界がどんなものなのか、その断片を表現しているのではないか、と思えてならない。
その後、物語はチョウォンが巻き起こす様々なエピソードをユーモアを込め描写し続け、それらによりわれわれ観客はチョウォンに対し、過剰なまでに愛情を注ぎ続ける母親の姿に感情移入する反面、同時に背反してしまっているのだ。
そして、われわれ観客は、障害を持つ家族がいる生活の断片を含めたチョウォンの少年期と、母親の過剰な愛情、そして弟の複雑な感情を理解する。
物語を楽しむ上で、それらは既にわれわれ観客の身近な思い出となっているのだ。
本作で描かれる細かいエピソードの描写は、奇をてらったものではなく文字通りストレートで、韓国映画の特徴なのかも知れないが、障害をその登場人物の個性として真っ向から描いている。
特に印象的なのは、シマウマの外見に似たバッグを持った女性や、シマウマの外見に似たスカートをはいた女性が登場するシークエンスに顕著である。
本作は、日本のメディア同様、障害者をピュアで純粋な存在として描く一方、障害者を一般社会において忌み嫌われる存在としても平等に描いている訳だ。
テレビやスクリーンで見る障害者には寛容で好意を抱くが、実生活で障害者に会うと知らん振りをきめこみ顔を顰める人々がなんと多い事よ。
当然ながら障害者には、良い人もいれば悪い人も勿論いる訳なのだが、日本のメディアは、障害者をあまりにもピュアで純粋で良い人に描き過ぎるきらいが否定できない。
その点、韓国映画はストレートで、障害をその人のひとつの個性として正面から描いているような印象を受ける。
また、特に印象に残ったのは、チョウォンの母親を善悪で単純に割り切ると、悪として描いている点が強烈な印象を与えている。
特に、地下鉄のシークエンスでチョウォンが繰り返す言葉が鋭くわれわれの胸に突き刺さるし、チョウォンの母親の言動が、チョウォンの性格形成上の問題となっている点も厳しいながら、映画としては好印象を受けた。
ところで、撮影(クォン・ヒョクチュン)なのだが、本作では広角レンズを非常に効果的に使う一方、なんの変哲も無い街中や自然の風景を素敵な舞台に変える力を見事に行使していた。
ぱっと見箕でも、綺麗で印象に残るカットがたくさん在ったのではないか、と思う。
個人的には、おそらく多くの人が泣かされたカット、路傍の草花に手をかざしつつ走るチョウォンを広角レンズでとらえたカットは、涙腺に対し、強烈な破壊力を行使していた、と言えよう。
また、本作はキャラクターの設定が一筋縄でいかない感じで非常に面白かった。
特にチョウォンの母キョンスク(キム・ミスク)や、チョウォンのコーチとなるチョンウク(イ・ギヨン)のキャラクター設定は秀逸だろう。
登場人物の多くが、いい加減な人物であるながら、まじめで骨があるところに好感を覚える。われわれはダメ人間が頑張るところに共感するのだろうか。
そして、この映画の力は、マラソンをはじめとする様々なスポーツを、体を動かす事の素晴らしさを観客に伝える事に成功している。おそらく観客の多くは、なんらかのスポーツをしてみたくなったのではないか、と個人的には思う。
スポーツとは根本的に人類の本能(闘争本能)の発露であり、その本能を具現化しているだけで、わたしは感涙なのだ。
なんだか訳がわからない事をウダウダ書いているような気がするが、本作「マラソン」は、スポーツを題材とした感動の物語であるし、家族や障害について考えるきっかけにもなっているし、画も綺麗だし、面白いし悲しいし、出来れば劇場で観て欲しいな、と思える良質の作品だと思うのだ。
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「マイ・リトル・ブライド」
2005年7月11日 映画
2005/06/05 東京竹橋「科学技術館サイエンスホール」で「マイ・リトル・ブライド」の試写を観た。
世の中の女はすべて自分の女だと思っているような浮気者の大学生のサンミン(キム・レウォン)と、友達とおしゃべりすることが大好きで夢見がちな女子高生ボウン(ムン・グニョン)は、幼い頃から兄妹のように育ってきた幼なじみ。
ある日ふたりは、両家に絶対的な権力を持つボウンのおじいさん(キム・インムン)から「いますぐ結婚をして欲しい」という無茶な命令を下される。「亡くなったサンミンのおじいさんとは親友だった。若い頃に自分たちの子供を結婚させようと約束したが、お互いに授かったのは息子。だからお前たち(孫)が約束を果たして欲しい」というのだ。
まだまだ女遊びをしたいサンミンも学校に憧れの男の子がいるボウンも抵抗するが、普段からふたりの結婚を願っていたおじいさんが危篤状態に陥る。その姿を見てうろたえたボウンは「私、結婚するから目を開けて!」と叫んでしまうが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:キム・ホジュン
出演:キム・レウォン(パク・サンミン)、ムン・グニョン(ソ・ボウン)、パク・ジヌ(ジョンウ先輩)、キム・インムン(ボウンの祖父)、ソン・ギユン(ボウンの父)、ソヌ・ウンソク(ボウンの母)、ハン・ジニ(サンミンの父)、キム・ヘオク(サンミンの母)、アン・ソニョン(キム先生)、シン・セギョン(ヘウォン)、キム・ボギョン(ハン・ジス)
こんな映画にだまされちゃいけないと思いつつ、気がつくと、ニヤニヤしながら映画を眺めている自分を発見、周りを見渡し思わず赤面してしまう。
本作「マイ・リトル・ブライド」はそんな感じの楽しいロマンティック・コメディに仕上がっているのだ。
尤も、物語のプロットは、大学生サンミン(キム・レウォン)と女子高生ボウン(ムン・グニョン)がおじいちゃん(キム・インムン)の危篤状態の願い(命令)で、自分たちの意思に関わらず結婚させられてしまう事から端を発するドタバタ・コメディを描いており、当然の事ながらふたりが結婚してしまっている事実を周りに隠し通すため、巻き起こるいろいろな騒動を描いている。
そんなプロット自体は決して新しいものではなく、日本でも古くは「おくさまは18歳」(1970)等でお馴染みのものである。
ただひとつ違っているのは、「おくさまは18歳」系の作品では、主人公たちは、周りの反対を押し切ってお互いが好き合って結婚しているのに対し、本作の主人公たちはでは好きでもないのに無理やり結婚させられてしまっている、という点だろう。
さらに興味深いのは、結婚に持ち込むプロットの根底にあるのが、日本ではすでに廃れてしまっている家長制度が韓国では現存している、と言う点だろう。
そしてその家長制度は、ボウンの祖父(キム・インムン)をピラミッドの頂点とし、ボウンの父(ソン・ギユン)、ボウンの母(ソヌ・ウンソク)、サンミンの父(ハン・ジニ)、サンミンの母(キム・ヘオク)までが見事なピラミッド構造を保っている。とは言うものの実際のところは、父母の代では女性の、つまり母方の権力が父方の権力より強いような印象を観客に与えている。
この辺は韓国が現在直面している家長制度の衰退をもしかしたら描写しているのかも知れない。
キャストはなんと言っても、キュートなムン・グニョン(ソ・ボウン)の魅力爆発、と言ったところだろう。
本作のアート・ワークはムン・グニョンをいかに幼く見せるかに腐心しているようで、本編中の比較的大人っぽいムン・グニョンとアート・ワークの幼いムン・グニョンの対比が興味深い。
また女優陣としては、サンミンの憧れの先輩ハン・ジスを演じたキム・ボギョンも非常に魅力的だし、ボウンのライバルで意地悪な女の子を演じた女優さん(名前わかりません)も、あぁ男って奴はこんな女の子にいつもだまされるんだよな、と言う感を見事に体現していた。
あとは教育実習生になるサンミンに惚れるボウンの担任のキム先生(アン・ソニョン)も非常に印象的だった。
男性陣としては、サンミンの悪友達が良かったです。
良い友達に恵まれたサンミンの学生生活は楽しそうなのだ。
脚本はベタでお約束な展開の連続なのだが、なんとも面白いのだ。こんな映画にだまされちゃいけないと思いながらも、だまされる快感を感じてしまうのだ。
おそらく、本作「マイ・リトル・ブライド」は、観客を選ぶ作品だと思うのだが、機会があれば是非観ていただきたい楽しいコメディなのだ。
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世の中の女はすべて自分の女だと思っているような浮気者の大学生のサンミン(キム・レウォン)と、友達とおしゃべりすることが大好きで夢見がちな女子高生ボウン(ムン・グニョン)は、幼い頃から兄妹のように育ってきた幼なじみ。
ある日ふたりは、両家に絶対的な権力を持つボウンのおじいさん(キム・インムン)から「いますぐ結婚をして欲しい」という無茶な命令を下される。「亡くなったサンミンのおじいさんとは親友だった。若い頃に自分たちの子供を結婚させようと約束したが、お互いに授かったのは息子。だからお前たち(孫)が約束を果たして欲しい」というのだ。
まだまだ女遊びをしたいサンミンも学校に憧れの男の子がいるボウンも抵抗するが、普段からふたりの結婚を願っていたおじいさんが危篤状態に陥る。その姿を見てうろたえたボウンは「私、結婚するから目を開けて!」と叫んでしまうが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:キム・ホジュン
出演:キム・レウォン(パク・サンミン)、ムン・グニョン(ソ・ボウン)、パク・ジヌ(ジョンウ先輩)、キム・インムン(ボウンの祖父)、ソン・ギユン(ボウンの父)、ソヌ・ウンソク(ボウンの母)、ハン・ジニ(サンミンの父)、キム・ヘオク(サンミンの母)、アン・ソニョン(キム先生)、シン・セギョン(ヘウォン)、キム・ボギョン(ハン・ジス)
こんな映画にだまされちゃいけないと思いつつ、気がつくと、ニヤニヤしながら映画を眺めている自分を発見、周りを見渡し思わず赤面してしまう。
本作「マイ・リトル・ブライド」はそんな感じの楽しいロマンティック・コメディに仕上がっているのだ。
尤も、物語のプロットは、大学生サンミン(キム・レウォン)と女子高生ボウン(ムン・グニョン)がおじいちゃん(キム・インムン)の危篤状態の願い(命令)で、自分たちの意思に関わらず結婚させられてしまう事から端を発するドタバタ・コメディを描いており、当然の事ながらふたりが結婚してしまっている事実を周りに隠し通すため、巻き起こるいろいろな騒動を描いている。
そんなプロット自体は決して新しいものではなく、日本でも古くは「おくさまは18歳」(1970)等でお馴染みのものである。
ただひとつ違っているのは、「おくさまは18歳」系の作品では、主人公たちは、周りの反対を押し切ってお互いが好き合って結婚しているのに対し、本作の主人公たちはでは好きでもないのに無理やり結婚させられてしまっている、という点だろう。
さらに興味深いのは、結婚に持ち込むプロットの根底にあるのが、日本ではすでに廃れてしまっている家長制度が韓国では現存している、と言う点だろう。
そしてその家長制度は、ボウンの祖父(キム・インムン)をピラミッドの頂点とし、ボウンの父(ソン・ギユン)、ボウンの母(ソヌ・ウンソク)、サンミンの父(ハン・ジニ)、サンミンの母(キム・ヘオク)までが見事なピラミッド構造を保っている。とは言うものの実際のところは、父母の代では女性の、つまり母方の権力が父方の権力より強いような印象を観客に与えている。
この辺は韓国が現在直面している家長制度の衰退をもしかしたら描写しているのかも知れない。
キャストはなんと言っても、キュートなムン・グニョン(ソ・ボウン)の魅力爆発、と言ったところだろう。
本作のアート・ワークはムン・グニョンをいかに幼く見せるかに腐心しているようで、本編中の比較的大人っぽいムン・グニョンとアート・ワークの幼いムン・グニョンの対比が興味深い。
また女優陣としては、サンミンの憧れの先輩ハン・ジスを演じたキム・ボギョンも非常に魅力的だし、ボウンのライバルで意地悪な女の子を演じた女優さん(名前わかりません)も、あぁ男って奴はこんな女の子にいつもだまされるんだよな、と言う感を見事に体現していた。
あとは教育実習生になるサンミンに惚れるボウンの担任のキム先生(アン・ソニョン)も非常に印象的だった。
男性陣としては、サンミンの悪友達が良かったです。
良い友達に恵まれたサンミンの学生生活は楽しそうなのだ。
脚本はベタでお約束な展開の連続なのだが、なんとも面白いのだ。こんな映画にだまされちゃいけないと思いながらも、だまされる快感を感じてしまうのだ。
おそらく、本作「マイ・リトル・ブライド」は、観客を選ぶ作品だと思うのだが、機会があれば是非観ていただきたい楽しいコメディなのだ。
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「2005 Naeba MTB Festa」
2005年7月10日 スポーツ2005/07/03 新潟県湯沢町「苗場スキー場」で行われた「2005 Naeba MTB Festa」に参加した。
わたし達が参加したのは「Heal Miigata OGK 4H Team Enduro Race」である。
レース概要は、文字通りの4時間耐久レースで、同じコースをチーム・メンバーと交代しながら走り、一番多い集会数を記録したチームが勝ち、と言うものなのだが、わたしはチームでのエントリーではなく、ソロでエントリーした。
コースは、山あり谷ありの起伏に富んだもので、今年のコースの特徴としては、前日の雨で増水した川を渡るポイントがあった、と言うこと。
おそらくは、くるぶし辺りまでの水深の川渡りを想定してコース・レイアウトがされていたと思うのだが、実際は前日の雨による増水がたたり、ポイントによっては膝辺りまで水深がある川をジャブジャブ渡る事になった。
ところで、わたしは前述のようにソロで4時間耐久に出たのだが、スタートはなんとゼッケン順だった。そしてそのゼッケンはソロから順番に振られていたため、わたしとわたしと同じチーム・メイトのソロ参戦者はなんとフロント・ローからのスタートとなってしまった。
そのスタートなのだが、スタートは実は大変恐ろしく、なにかミスがあって転倒しようものなら、後続のライダー達に続々と体や自転車が踏まれてしまうような恐ろしいものなのだ。
わたしはそんな中、フロント・ローからのスタートを敢行することになった。はっきり言って怖かったのだが、特に問題も無く、無事にスタートすることができた。
あと耐久レースは4時間にわたるアベレージ・ゲームなので、出来るだけ頑張って走り、出来るだけ休まず、出来るだけ体に負担をかけず走る事に専念した。
前述の川越えのポイントは、レース序盤から中盤は、火照って体温が上がった体を冷ますには最適なポイントで、わざわざ少ししゃがみ込んだりして、体を冷水に浸け、体を冷やす事をひとつの目的としていたのだが、レース終盤になると、疲労した足を冷水にさらすのは結構危険で、ちょっと間違えば、その冷水のおかげで足がつってしまう危機感を感じながらの川越えとなった。
他のポイントは比較的楽しく、上りはともかく、急な下りが非常に楽しいコース・レイアウトになっていた。
尤も、一番きつい下りはコースが荒れ、MTBから降りてMTBを担いで下らざるを得ない事もあったのだが・・・・。
気になる結果は、順位は微妙だが個人的には満足の行くものだった。自分自身の体力と向上心にある程度満足が行ったと言うことである。
そして疲労困憊の体は、脳内から麻薬物質が放出され、ある意味ランナーズ・ハイのような状態になり、それはそれでなかなか楽しい経験なのだ。これはソロ参戦ならではだと思うのだ。
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わたし達が参加したのは「Heal Miigata OGK 4H Team Enduro Race」である。
レース概要は、文字通りの4時間耐久レースで、同じコースをチーム・メンバーと交代しながら走り、一番多い集会数を記録したチームが勝ち、と言うものなのだが、わたしはチームでのエントリーではなく、ソロでエントリーした。
コースは、山あり谷ありの起伏に富んだもので、今年のコースの特徴としては、前日の雨で増水した川を渡るポイントがあった、と言うこと。
おそらくは、くるぶし辺りまでの水深の川渡りを想定してコース・レイアウトがされていたと思うのだが、実際は前日の雨による増水がたたり、ポイントによっては膝辺りまで水深がある川をジャブジャブ渡る事になった。
ところで、わたしは前述のようにソロで4時間耐久に出たのだが、スタートはなんとゼッケン順だった。そしてそのゼッケンはソロから順番に振られていたため、わたしとわたしと同じチーム・メイトのソロ参戦者はなんとフロント・ローからのスタートとなってしまった。
そのスタートなのだが、スタートは実は大変恐ろしく、なにかミスがあって転倒しようものなら、後続のライダー達に続々と体や自転車が踏まれてしまうような恐ろしいものなのだ。
わたしはそんな中、フロント・ローからのスタートを敢行することになった。はっきり言って怖かったのだが、特に問題も無く、無事にスタートすることができた。
あと耐久レースは4時間にわたるアベレージ・ゲームなので、出来るだけ頑張って走り、出来るだけ休まず、出来るだけ体に負担をかけず走る事に専念した。
前述の川越えのポイントは、レース序盤から中盤は、火照って体温が上がった体を冷ますには最適なポイントで、わざわざ少ししゃがみ込んだりして、体を冷水に浸け、体を冷やす事をひとつの目的としていたのだが、レース終盤になると、疲労した足を冷水にさらすのは結構危険で、ちょっと間違えば、その冷水のおかげで足がつってしまう危機感を感じながらの川越えとなった。
他のポイントは比較的楽しく、上りはともかく、急な下りが非常に楽しいコース・レイアウトになっていた。
尤も、一番きつい下りはコースが荒れ、MTBから降りてMTBを担いで下らざるを得ない事もあったのだが・・・・。
気になる結果は、順位は微妙だが個人的には満足の行くものだった。自分自身の体力と向上心にある程度満足が行ったと言うことである。
そして疲労困憊の体は、脳内から麻薬物質が放出され、ある意味ランナーズ・ハイのような状態になり、それはそれでなかなか楽しい経験なのだ。これはソロ参戦ならではだと思うのだ。
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週刊「映画レビュー・インデックス」(仮称)2005/07/09号
をお届けします。
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
■公開中
2005/07/09公開
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
http://diarynote.jp/d/29346/20050627.html
「HINOKIO」http://diarynote.jp/d/29346/20050623.html
2005/07/02公開
「マラソン」http://diarynote.jp/d/29346/20050712.html
「亀は意外と速く泳ぐ」未レビュー
2005/06/29公開
「宇宙戦争」http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
2005/06/25公開
「オープン・ウォーター」http://diarynote.jp/d/29346/20050617.html
「ダニー・ザ・ドッグ」未レビュー
2005/06/18公開
「マイ・リトル・ブライド」http://diarynote.jp/d/29346/20050711.html
2005/06/11公開
「戦国自衛隊1549」http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
2005/06/04公開
「四日間の奇跡」http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
「エレクトラ」http://diarynote.jp/d/29346/20050317.html
「フォーガットン」http://diarynote.jp/d/29346/20050704.html
「ホステージ」http://diarynote.jp/d/29346/20050608.html
■週末興収ベストテン
2005/07/02-03 興収ベストテン
1.「宇宙戦争」(UIP)http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
2.「電車男」(東宝)
3.「バットマン ビギンズ」(ワーナー)
4.「戦国自衛隊1549」(東宝)http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
5.「マラソン」(シネカノン=松竹)
6.「交渉人 真下正義」(東宝)
7.「ダニー・ザ・ドッグ」(アスミック・エース)
8.「逆境ナイン」(アスミック・エース)
9.「ミリオンダラー・ベイビー」(ムービーアイ=松竹)
http://diarynote.jp/d/29346/20050603.html
10.「ザ・リング2」(アスミック・エース)
とうとう「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の公開です。大記録目指して頑張って欲しいと思います。
ところで、イベント毎に登場するベイダー卿ご一行様ですが、ベイダー卿の取巻き連中の皆さんがスカウト・トルーパーやエンペラー・ロイヤルガードと言うのは、どうかな、と思ってしまう。
出来る事なら、ベイダー卿とクローン・トルーパーご一行様の方が良いな、と思ってしまいます。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
7/3に続き、今度のMTBレースは、7/23-24です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」、「ライフ・イズ・ミラクル」、「マイ・リトル・ブライド」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「マラソン」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「宇宙戦争」、「星になった少年」です。
来週、観る予定の作品は「ロボッツ」、「亡国のイージス」です。が、「亡国のイージス」の試写日は飲み会が入っているので多分ダメだと思います。
■近日公開予定
2005/07/16公開予定
「星になった少年/Shinning Boy & Little Randy」未レビュー
「ライフ・イズ・ミラクル」未レビュー
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■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
■公開中
2005/07/09公開
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
http://diarynote.jp/d/29346/20050627.html
「HINOKIO」http://diarynote.jp/d/29346/20050623.html
2005/07/02公開
「マラソン」http://diarynote.jp/d/29346/20050712.html
「亀は意外と速く泳ぐ」未レビュー
2005/06/29公開
「宇宙戦争」http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
2005/06/25公開
「オープン・ウォーター」http://diarynote.jp/d/29346/20050617.html
「ダニー・ザ・ドッグ」未レビュー
2005/06/18公開
「マイ・リトル・ブライド」http://diarynote.jp/d/29346/20050711.html
2005/06/11公開
「戦国自衛隊1549」http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
2005/06/04公開
「四日間の奇跡」http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
「エレクトラ」http://diarynote.jp/d/29346/20050317.html
「フォーガットン」http://diarynote.jp/d/29346/20050704.html
「ホステージ」http://diarynote.jp/d/29346/20050608.html
■週末興収ベストテン
2005/07/02-03 興収ベストテン
1.「宇宙戦争」(UIP)http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
2.「電車男」(東宝)
3.「バットマン ビギンズ」(ワーナー)
4.「戦国自衛隊1549」(東宝)http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
5.「マラソン」(シネカノン=松竹)
6.「交渉人 真下正義」(東宝)
7.「ダニー・ザ・ドッグ」(アスミック・エース)
8.「逆境ナイン」(アスミック・エース)
9.「ミリオンダラー・ベイビー」(ムービーアイ=松竹)
http://diarynote.jp/d/29346/20050603.html
10.「ザ・リング2」(アスミック・エース)
とうとう「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の公開です。大記録目指して頑張って欲しいと思います。
ところで、イベント毎に登場するベイダー卿ご一行様ですが、ベイダー卿の取巻き連中の皆さんがスカウト・トルーパーやエンペラー・ロイヤルガードと言うのは、どうかな、と思ってしまう。
出来る事なら、ベイダー卿とクローン・トルーパーご一行様の方が良いな、と思ってしまいます。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
7/3に続き、今度のMTBレースは、7/23-24です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」、「ライフ・イズ・ミラクル」、「マイ・リトル・ブライド」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「マラソン」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「宇宙戦争」、「星になった少年」です。
来週、観る予定の作品は「ロボッツ」、「亡国のイージス」です。が、「亡国のイージス」の試写日は飲み会が入っているので多分ダメだと思います。
■近日公開予定
2005/07/16公開予定
「星になった少年/Shinning Boy & Little Randy」未レビュー
「ライフ・イズ・ミラクル」未レビュー
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「0:34 レイジ 34 フン」
2005年7月6日 映画2005/07/06 東京銀座「ヤマハホール」で「0:34 レイジ 34 フン」の試写を観た。
イギリス、ロンドンのとあるパーティ会場。
ケイト(フランカ・ポテンテ)は、彼女に気があるガイ(ジェレミー・シェフィールド)を避け、ロンドン滞在中の人気俳優ジョージ・クルーニーの滞在場所へ向かうため、パーティー会場を抜け出し、地下鉄のチャリング・クロス駅へと向かう。
深夜0時34分の最終電車を待つ間ベンチに腰掛け、ついうたた寝をしてしまうケイト。
やがてケイトが気付いた時、終電はすでに出た後だった。彼女は駅から出ようとするが人影はなく、出口は外からシャッターが下ろされていた。
その時、もう来ないはずの電車がホームに到着する。ケイトは疑問を抱きながら、その電車に乗り込むのだが・・・・。
監督・脚本:クリストファー・スミス
出演:フランカ・ポテンテ(ケイト)、ショーン・ハリス(クレイグ)、ヴァス・ブラックウッド(ジョージ)、ジェレミー・シェフィールド(ガイ)、ポール・ラットレイ(ジミー)、ケリー・スコット(マンディ)、ケン・キャンベル(アーサー)
そんな言葉があるかどうかは知らないが、本作「0:34 レイジ 34 フン」で描かれているのは、ホラー・ファン待望の新たなホラー・ヒーローの誕生、なのかも知れない。
本作「0:34 レイジ 34 フン」に登場する闇の存在は、ジェイソンやフレディのような最早お笑いの題材にされてしまうようなホラー・ヒーローではなく、レザーフェイスを髣髴とさせる格調高い正統本格ホラー・ヒーローなのだ。
そして本作が描く恐怖のトラウマ(心的外傷)指数は、非常に高く、仮に子供がこの作品を観たような場合、下手をすると一生涯、その子供に影響を与えてしまうような恐ろしい作品になるかも知れない。
勿論、格は違うのかも知れないが、本作「0:34 レイジ 34 フン」は、レイティングの関係で直接的な描写を抑えたおとなしいホラー作品が多い現代社会においては、「ゾンビ」「死霊のはらわた」「悪魔のいけにえ」等々の作品を少年時代に体験した事に匹敵するような経験を、現代の少年達に与えかねないような作品に思える。
本作のメインのプロットは、「道を間違えた人が、ヤバイ奴等が住んでいる田舎町に迷い込んでしまう」と言うホラーにありがちなプロットを、舞台をロンドンの地下鉄から派生する地下大迷宮に変更したものである、と言える。
そして、わたしたちが住んでいる世界のすぐ隣にある、恐怖の存在が巣食う大迷宮の世界観が秀逸で、文明の最たる存在であるクリーンでドライな世界観と、それとは対極的なダークでウエットな世界観が見事に融合した舞台背景に感心する。
また闇の存在の造形も素晴らしく、外見も良いのだが、彼が行っていること(行動や言動)がホラーとしては大変素晴らしい。
更に明確には語られないのだが、その闇の存在の生い立ちや、現在行っている事を言外に語る手法(演出)も抑制が効いていて好感が持てる。
また、主人公をはじめとした所謂犠牲者たちの描き方も興味深いものがある。
非常時における行動規範の相違が興味深いのだ。
とにかく、本作「0:34 レイジ 34 フン」は、ホラー作品やスプラッタ作品に耐性がない人には、絶対にオススメできないが、そうでない人には、この夏、最高にオススメのトラウマ指数上々のホラー映画なのだ。
そして、新たなホラー・ヒーローの誕生に拍手を贈りたい、と思うのだ。
☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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イギリス、ロンドンのとあるパーティ会場。
ケイト(フランカ・ポテンテ)は、彼女に気があるガイ(ジェレミー・シェフィールド)を避け、ロンドン滞在中の人気俳優ジョージ・クルーニーの滞在場所へ向かうため、パーティー会場を抜け出し、地下鉄のチャリング・クロス駅へと向かう。
深夜0時34分の最終電車を待つ間ベンチに腰掛け、ついうたた寝をしてしまうケイト。
やがてケイトが気付いた時、終電はすでに出た後だった。彼女は駅から出ようとするが人影はなく、出口は外からシャッターが下ろされていた。
その時、もう来ないはずの電車がホームに到着する。ケイトは疑問を抱きながら、その電車に乗り込むのだが・・・・。
監督・脚本:クリストファー・スミス
出演:フランカ・ポテンテ(ケイト)、ショーン・ハリス(クレイグ)、ヴァス・ブラックウッド(ジョージ)、ジェレミー・シェフィールド(ガイ)、ポール・ラットレイ(ジミー)、ケリー・スコット(マンディ)、ケン・キャンベル(アーサー)
そんな言葉があるかどうかは知らないが、本作「0:34 レイジ 34 フン」で描かれているのは、ホラー・ファン待望の新たなホラー・ヒーローの誕生、なのかも知れない。
本作「0:34 レイジ 34 フン」に登場する闇の存在は、ジェイソンやフレディのような最早お笑いの題材にされてしまうようなホラー・ヒーローではなく、レザーフェイスを髣髴とさせる格調高い正統本格ホラー・ヒーローなのだ。
そして本作が描く恐怖のトラウマ(心的外傷)指数は、非常に高く、仮に子供がこの作品を観たような場合、下手をすると一生涯、その子供に影響を与えてしまうような恐ろしい作品になるかも知れない。
勿論、格は違うのかも知れないが、本作「0:34 レイジ 34 フン」は、レイティングの関係で直接的な描写を抑えたおとなしいホラー作品が多い現代社会においては、「ゾンビ」「死霊のはらわた」「悪魔のいけにえ」等々の作品を少年時代に体験した事に匹敵するような経験を、現代の少年達に与えかねないような作品に思える。
本作のメインのプロットは、「道を間違えた人が、ヤバイ奴等が住んでいる田舎町に迷い込んでしまう」と言うホラーにありがちなプロットを、舞台をロンドンの地下鉄から派生する地下大迷宮に変更したものである、と言える。
そして、わたしたちが住んでいる世界のすぐ隣にある、恐怖の存在が巣食う大迷宮の世界観が秀逸で、文明の最たる存在であるクリーンでドライな世界観と、それとは対極的なダークでウエットな世界観が見事に融合した舞台背景に感心する。
また闇の存在の造形も素晴らしく、外見も良いのだが、彼が行っていること(行動や言動)がホラーとしては大変素晴らしい。
更に明確には語られないのだが、その闇の存在の生い立ちや、現在行っている事を言外に語る手法(演出)も抑制が効いていて好感が持てる。
また、主人公をはじめとした所謂犠牲者たちの描き方も興味深いものがある。
非常時における行動規範の相違が興味深いのだ。
とにかく、本作「0:34 レイジ 34 フン」は、ホラー作品やスプラッタ作品に耐性がない人には、絶対にオススメできないが、そうでない人には、この夏、最高にオススメのトラウマ指数上々のホラー映画なのだ。
そして、新たなホラー・ヒーローの誕生に拍手を贈りたい、と思うのだ。
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2005/07/05 東京銀座「銀座ガスホール」で「運命じゃない人」の試写を観た。
なお、本作「運命じゃない人」は「第14回PFFスカラシップ作品」であり、「2005年カンヌ国際映画祭 批評家週間正式出品作品」でもある。
婚約破棄となり、二人で住む家を出てきた桑田真紀(霧島れいか)。
婚約指輪を質屋に持って行ったが3500円にしかならず、一人入ったレストランはカップル、家族、友達同士でにぎわっている。寂しさがこみ上げて今に泣きそうだ。
サラリーマンの宮田武(中村靖日)は、頼まれ事は断れず、すぐに人を信じてしまう典型的ないい人。
結婚前提でマンションを購入した途端、行方知れずになってしまった前の彼女・あゆみ(板谷由夏)のことでさえ、心配しているほどの人の良さだ。
そんな宮田の親友で私立探偵の神田(山中聡)は、宮田のことが歯がゆくて仕方がない。
いつまでも前の彼女にことを引きずっていても仕方がないと、宮田のために女の子をナンパしてやる。それはレストランで一人で寂しそうに食事をしている真紀だった。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督・脚本:内田けんじ
出演:中村靖日(宮田武)、霧島れいか(桑田真紀)、山中聡(神田勇介)、山下規介(浅井志信)、板谷由夏(倉田あゆみ)
わたしは興奮している。
内田けんじと言う名の新たな才能の誕生に立ち会った思いがするのだ。
はっきり言って驚いた。
本作「運命じゃない人」は素晴らしい脚本と巧みな構成を備えた見事にトリッキーな作品である。
その思いは、日本でこんな面白い作品が撮れるのか、と舌を巻く思いである。
そして、その内田けんじの素晴らしい脚本は「パルプ・フィクション」の脚本に勝るとも劣らず、その構成は「ミステリー・トレイン」の構成をも凌駕している。(ちょっと言い過ぎかも)
また、大きなプロットだけではなく、小ネタ的な小さなプロットもいちいち面白く、脚本の輝きを増している。
キャストは主要キャスト5人とも大変素晴らしい。
見事な脚本と相まって、素晴らしい余韻と思い出を観客に与えてくれている。
内田けんじの演出も的確で、ソツなく見事な手腕を見せてくれている。
残念ながら「運命じゃない人」と言う作品は、キャストも地味だし、監督も無名、おそらく余程の映画ファンでなければ、ノー・マークの作品なのではないか、と思う。
しかしながら、このような良質な作品は、きっちりプロモーションを行い、きちんとヒットさせなければならない。
そして、こういった良質な作品をヒットさせる力を持っているのは、われわれ一般の映画ファンなのだ。
本作「運命じゃない人」は、この夏、是非、劇場に足を運んでいただきたい、と思える素晴らしい作品なのだ。
☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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なお、本作「運命じゃない人」は「第14回PFFスカラシップ作品」であり、「2005年カンヌ国際映画祭 批評家週間正式出品作品」でもある。
婚約破棄となり、二人で住む家を出てきた桑田真紀(霧島れいか)。
婚約指輪を質屋に持って行ったが3500円にしかならず、一人入ったレストランはカップル、家族、友達同士でにぎわっている。寂しさがこみ上げて今に泣きそうだ。
サラリーマンの宮田武(中村靖日)は、頼まれ事は断れず、すぐに人を信じてしまう典型的ないい人。
結婚前提でマンションを購入した途端、行方知れずになってしまった前の彼女・あゆみ(板谷由夏)のことでさえ、心配しているほどの人の良さだ。
そんな宮田の親友で私立探偵の神田(山中聡)は、宮田のことが歯がゆくて仕方がない。
いつまでも前の彼女にことを引きずっていても仕方がないと、宮田のために女の子をナンパしてやる。それはレストランで一人で寂しそうに食事をしている真紀だった。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督・脚本:内田けんじ
出演:中村靖日(宮田武)、霧島れいか(桑田真紀)、山中聡(神田勇介)、山下規介(浅井志信)、板谷由夏(倉田あゆみ)
わたしは興奮している。
内田けんじと言う名の新たな才能の誕生に立ち会った思いがするのだ。
はっきり言って驚いた。
本作「運命じゃない人」は素晴らしい脚本と巧みな構成を備えた見事にトリッキーな作品である。
その思いは、日本でこんな面白い作品が撮れるのか、と舌を巻く思いである。
そして、その内田けんじの素晴らしい脚本は「パルプ・フィクション」の脚本に勝るとも劣らず、その構成は「ミステリー・トレイン」の構成をも凌駕している。(ちょっと言い過ぎかも)
また、大きなプロットだけではなく、小ネタ的な小さなプロットもいちいち面白く、脚本の輝きを増している。
キャストは主要キャスト5人とも大変素晴らしい。
見事な脚本と相まって、素晴らしい余韻と思い出を観客に与えてくれている。
内田けんじの演出も的確で、ソツなく見事な手腕を見せてくれている。
残念ながら「運命じゃない人」と言う作品は、キャストも地味だし、監督も無名、おそらく余程の映画ファンでなければ、ノー・マークの作品なのではないか、と思う。
しかしながら、このような良質な作品は、きっちりプロモーションを行い、きちんとヒットさせなければならない。
そして、こういった良質な作品をヒットさせる力を持っているのは、われわれ一般の映画ファンなのだ。
本作「運命じゃない人」は、この夏、是非、劇場に足を運んでいただきたい、と思える素晴らしい作品なのだ。
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「フォーガットン」 その1
2005年7月4日 映画
2005/05/26 東京竹橋「科学技術館サイエンスホール」で「フォーガットン」の試写を観た。
その日もテリー(ジュリアン・ムーア)は子供部屋で息子サムの思い出に浸っていた。どんなに愛おしさを募らせても、サムは戻っては来ない。11人の死亡が確認された悲惨な飛行機事故で、9歳のサムは逝ってしまったのだ。夫ジム(アンソニー・エドワーズ)の優しい気遣いにも、精神科医マンス(ゲイリー・シニーズ)のカウンセリングにも、悲しみは癒されるどころか喪失感だけが膨らんでいく。
サムの死から14ケ月。
テリーがマンス医師のもとに向おうと路上駐車した場所に行ってみると、駐車した場所に車が見当たらない。テリーの困った様子を見かねた親切な男(ライナス・ローチ)の視線をたどり、すぐに車は見つかったが、かすかな違和感が残った。
マンス医師のオフィスでは、飲んでいたはずのコーヒーが忽然と消えてしまう。マンス医師は、他人が飲むコーヒーの香りから無意識に記憶を捏造しただけで、君ははじめからコーヒーなど飲んでいなかった、というが、テリーは釈然としない。
その晩、テリーが仕事に復帰したことをジムが祝ってくれたが、夫婦の間に穏やかな空気が流れたのも束の間、家族3人で写っていたはずの写真からサムだけが消えているのを発見したテリーはジムの仕業だと決めつけ、逆上し家を飛び出してしまう。
そこで・・・・。(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:ジョセフ・ルーベン
脚本:ジェラルド・ディペゴ
出演:ジュリアン・ムーア(テリー・パレッタ)、ドミニク・ウェスト(アッシュ)、ゲイリー・シニーズ(マンス医師)、アルフレ・ウッダード(ポープ刑事)、ライナス・ローチ(親切な男)、ロバート・ウィズダム(カール・デイトン)、ジェシカ・ヘクト(エリオット)、アンソニー・エドワーズ(ジム・パレッタ)
本作「フォーガットン」は、「精神世界の冒険」を描いた作品群の頻発に対するアンチテーゼと言えるのではないか、と思える。
また、そう考えた場合、本作のプロットは、『どうせ「精神世界の冒険」の話だろ』と言う、観客への見事なミス・デレクションとして機能する。
そして多くの観客は見事にそれにはまってしまった。
「精神世界の冒険」を描いた作品を期待した多くの観客が本作を否定する所以であろう。
本作は多くの観客が感じたようにつまらない作品なのだろうか。
■神の視点
本作「フォーガットン」の冒頭は空撮から始まっている。しかもよりによって真上からの空撮である。
空撮のカットで幕を開ける作品は多々あるが、真上からの空撮は「ウエスト・サイド物語」位しか無いのではないだろうか。
「ウエスト・サイド物語」の空撮は、登場人物にとっての様々な事象は視点を変えると些細な出来事でしかない、と言うことを描いているのだが、本作「フォーガットン」の空撮は「神、あるいは神に準ずる者の視点」を表現している。
そして、観客は本作の冒頭カットから、この作品の黒幕は「神、あるいは神に準ずる者」であることを知っているのだ。
■「未知との遭遇」の言及
ジュリアン・ムーアの役名はテリーである。
主人公が「テリーと言う名の母親」であることを知った瞬間、わたしの意識は「未知との遭遇」へ飛んだ。
と言うのも「未知との遭遇」でロイ・ニアリーの妻を演じたのがテリー・ガーだったからである。
「未知との遭遇」は、極端に解釈すると、宇宙人からの潜在的なメッセージを受け取った人々が、デビルス・タワーを目指す物語だと言える。
そう考えた場合、ジュリアン・ムーアの役柄は「未知との遭遇」でリチャード・ドレイファスが演じたロイ・ニアリーのキャラクターを振られている、と思えるのだ。
それを裏付けるように、本作には「未知との遭遇」への言及と思われる描写が多く登場する。特に印象深いのは、デビルス・タワーへの言及である。
例えば、テリーとアッシュの逃亡途中、テーブルの上に茶色の紙袋が意味ありげに置いてあるのだ。
テーブル上にそそり立つ茶色の紙袋はデビルス・タワーを髣髴とさせる。
また、同様に逃亡途中のモーテルでベッド・メイキングをするテリーは、白い枕を茶色の枕カバーに入れるのだが、ベッドの上に座り、茶色の枕カバーをかけるビジュアルは、前述のようにデビルス・タワーのメタファーに見て取れるのだ。
これは一体、何を表現しようとしているのだろうか・・・・
■季節の描写
画面を見ているのとわかると思うのだが、本編中の季節は冬であり、ラストのシークエンスは秋なのである。
季節の明確な表現はないのだが、映像の色彩がそれを肯定している。
これを単純に考えた場合、冬の次に訪れる秋は翌年の秋である。
しかしながら、脚本から導かれるのは、ラストの秋は本編から14ケ月前、昨年の秋だと思われるのである。
本編中では、テリーの息子サム等が飛行機事故に遭ったのは、本編が描かれたいる時制の14ケ月前となっている。
そして、ここから導かれるのは、仮に本編で描かれた出来事が実際に起きた事だと仮定すると、この物語の黒幕は地球全体の時間を14ケ月間、巻き戻す事が出来る存在だ、と言う事になる。
■記憶の混濁
冒頭から前半部分、テリーの記憶に混濁がある描写が出てくる。
路上駐車の場所の移動や、コーヒーを飲んでいたかどうか、の点に顕著である。
これらから、観客は本編のプロットである「サムは本当にいたのかどうか」に対して、疑問が生じる訳である。
本当にサムは存在したのか、それともサムの記憶はテリーが作り出したものなのか、と。
■変形する雲
本作には何故か1カットだけ、雲が円盤状のフォルムに変形するカットがある。
これはわたしに言わせると蛇足なカットだと思うし、このカットは観客に対する大きなミス・デレクションだと思えるのだ。
これは一体何を意味しているのだろうか・・・・。
■飛ぶ描写
何人かの人物が本編中、黒幕にとって都合の悪い状況を起こしそうな人物が、地平線の彼方に飛んで行ってしまうカットが何度か挿入される。
このカットに対する批判が多いようだが、描写の手法としては非常に正しいものである。
飛ぶ描写を批判する人に是非聞きたいのだが、本作の描写以外で、本作の脚本やプロットに影響を与えずに、また余計な先入観を与えない、人物消失の描写方法が思いつくだろうか。
わたしには思いつかないし、黒幕のパワーの方向性を考えた場合(科学的な技術ではない力の)、描写方法は正しかったと言わざるを得ない。
■再会の場所
前述のように時制を考えた場合、本編からラストにかけて、季節が冬から前年の秋に戻っている。
ラストのテリーとアッシュの出会い(再会か)のシークエンスでは、テリーはアッシュの事を既に知っているし、しかも彼女には本編中の記憶があるようなのだ。
14ケ月の時間を巻き戻された世界中の人々。
そしてテリーは、その中でおそらく唯一、その失われた14ケ月分の記憶を持っているのだ。
唯一と思われる点により、果たしてテリーが体験した14ケ月の出来事は、本当にあった事なのかどうか、と言う疑問が生ずる事になる。
つづく・・・・
(文字数の関係です)
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その日もテリー(ジュリアン・ムーア)は子供部屋で息子サムの思い出に浸っていた。どんなに愛おしさを募らせても、サムは戻っては来ない。11人の死亡が確認された悲惨な飛行機事故で、9歳のサムは逝ってしまったのだ。夫ジム(アンソニー・エドワーズ)の優しい気遣いにも、精神科医マンス(ゲイリー・シニーズ)のカウンセリングにも、悲しみは癒されるどころか喪失感だけが膨らんでいく。
サムの死から14ケ月。
テリーがマンス医師のもとに向おうと路上駐車した場所に行ってみると、駐車した場所に車が見当たらない。テリーの困った様子を見かねた親切な男(ライナス・ローチ)の視線をたどり、すぐに車は見つかったが、かすかな違和感が残った。
マンス医師のオフィスでは、飲んでいたはずのコーヒーが忽然と消えてしまう。マンス医師は、他人が飲むコーヒーの香りから無意識に記憶を捏造しただけで、君ははじめからコーヒーなど飲んでいなかった、というが、テリーは釈然としない。
その晩、テリーが仕事に復帰したことをジムが祝ってくれたが、夫婦の間に穏やかな空気が流れたのも束の間、家族3人で写っていたはずの写真からサムだけが消えているのを発見したテリーはジムの仕業だと決めつけ、逆上し家を飛び出してしまう。
そこで・・・・。(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)
監督:ジョセフ・ルーベン
脚本:ジェラルド・ディペゴ
出演:ジュリアン・ムーア(テリー・パレッタ)、ドミニク・ウェスト(アッシュ)、ゲイリー・シニーズ(マンス医師)、アルフレ・ウッダード(ポープ刑事)、ライナス・ローチ(親切な男)、ロバート・ウィズダム(カール・デイトン)、ジェシカ・ヘクト(エリオット)、アンソニー・エドワーズ(ジム・パレッタ)
本作「フォーガットン」は、「精神世界の冒険」を描いた作品群の頻発に対するアンチテーゼと言えるのではないか、と思える。
また、そう考えた場合、本作のプロットは、『どうせ「精神世界の冒険」の話だろ』と言う、観客への見事なミス・デレクションとして機能する。
そして多くの観客は見事にそれにはまってしまった。
「精神世界の冒険」を描いた作品を期待した多くの観客が本作を否定する所以であろう。
本作は多くの観客が感じたようにつまらない作品なのだろうか。
■神の視点
本作「フォーガットン」の冒頭は空撮から始まっている。しかもよりによって真上からの空撮である。
空撮のカットで幕を開ける作品は多々あるが、真上からの空撮は「ウエスト・サイド物語」位しか無いのではないだろうか。
「ウエスト・サイド物語」の空撮は、登場人物にとっての様々な事象は視点を変えると些細な出来事でしかない、と言うことを描いているのだが、本作「フォーガットン」の空撮は「神、あるいは神に準ずる者の視点」を表現している。
そして、観客は本作の冒頭カットから、この作品の黒幕は「神、あるいは神に準ずる者」であることを知っているのだ。
■「未知との遭遇」の言及
ジュリアン・ムーアの役名はテリーである。
主人公が「テリーと言う名の母親」であることを知った瞬間、わたしの意識は「未知との遭遇」へ飛んだ。
と言うのも「未知との遭遇」でロイ・ニアリーの妻を演じたのがテリー・ガーだったからである。
「未知との遭遇」は、極端に解釈すると、宇宙人からの潜在的なメッセージを受け取った人々が、デビルス・タワーを目指す物語だと言える。
そう考えた場合、ジュリアン・ムーアの役柄は「未知との遭遇」でリチャード・ドレイファスが演じたロイ・ニアリーのキャラクターを振られている、と思えるのだ。
それを裏付けるように、本作には「未知との遭遇」への言及と思われる描写が多く登場する。特に印象深いのは、デビルス・タワーへの言及である。
例えば、テリーとアッシュの逃亡途中、テーブルの上に茶色の紙袋が意味ありげに置いてあるのだ。
テーブル上にそそり立つ茶色の紙袋はデビルス・タワーを髣髴とさせる。
また、同様に逃亡途中のモーテルでベッド・メイキングをするテリーは、白い枕を茶色の枕カバーに入れるのだが、ベッドの上に座り、茶色の枕カバーをかけるビジュアルは、前述のようにデビルス・タワーのメタファーに見て取れるのだ。
これは一体、何を表現しようとしているのだろうか・・・・
■季節の描写
画面を見ているのとわかると思うのだが、本編中の季節は冬であり、ラストのシークエンスは秋なのである。
季節の明確な表現はないのだが、映像の色彩がそれを肯定している。
これを単純に考えた場合、冬の次に訪れる秋は翌年の秋である。
しかしながら、脚本から導かれるのは、ラストの秋は本編から14ケ月前、昨年の秋だと思われるのである。
本編中では、テリーの息子サム等が飛行機事故に遭ったのは、本編が描かれたいる時制の14ケ月前となっている。
そして、ここから導かれるのは、仮に本編で描かれた出来事が実際に起きた事だと仮定すると、この物語の黒幕は地球全体の時間を14ケ月間、巻き戻す事が出来る存在だ、と言う事になる。
■記憶の混濁
冒頭から前半部分、テリーの記憶に混濁がある描写が出てくる。
路上駐車の場所の移動や、コーヒーを飲んでいたかどうか、の点に顕著である。
これらから、観客は本編のプロットである「サムは本当にいたのかどうか」に対して、疑問が生じる訳である。
本当にサムは存在したのか、それともサムの記憶はテリーが作り出したものなのか、と。
■変形する雲
本作には何故か1カットだけ、雲が円盤状のフォルムに変形するカットがある。
これはわたしに言わせると蛇足なカットだと思うし、このカットは観客に対する大きなミス・デレクションだと思えるのだ。
これは一体何を意味しているのだろうか・・・・。
■飛ぶ描写
何人かの人物が本編中、黒幕にとって都合の悪い状況を起こしそうな人物が、地平線の彼方に飛んで行ってしまうカットが何度か挿入される。
このカットに対する批判が多いようだが、描写の手法としては非常に正しいものである。
飛ぶ描写を批判する人に是非聞きたいのだが、本作の描写以外で、本作の脚本やプロットに影響を与えずに、また余計な先入観を与えない、人物消失の描写方法が思いつくだろうか。
わたしには思いつかないし、黒幕のパワーの方向性を考えた場合(科学的な技術ではない力の)、描写方法は正しかったと言わざるを得ない。
■再会の場所
前述のように時制を考えた場合、本編からラストにかけて、季節が冬から前年の秋に戻っている。
ラストのテリーとアッシュの出会い(再会か)のシークエンスでは、テリーはアッシュの事を既に知っているし、しかも彼女には本編中の記憶があるようなのだ。
14ケ月の時間を巻き戻された世界中の人々。
そしてテリーは、その中でおそらく唯一、その失われた14ケ月分の記憶を持っているのだ。
唯一と思われる点により、果たしてテリーが体験した14ケ月の出来事は、本当にあった事なのかどうか、と言う疑問が生ずる事になる。
つづく・・・・
(文字数の関係です)
☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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週刊「映画レビュー・インデックス」(仮称)2005/07/02号
をお届けします。
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
■公開中
2005/07/02公開
「マラソン」未レビュー
「亀は意外と速く泳ぐ」未レビュー
2005/02/29公開
「宇宙戦争」http://diarynote.jp/d/29346/20050629.html
2005/06/25公開
「オープン・ウォーター」http://diarynote.jp/d/29346/20050617.html
「ダニー・ザ・ドッグ」未レビュー
2005/06/18公開
「マイ・リトル・ブライド」未レビュー
2005/06/11公開
「戦国自衛隊1549」http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
2005/06/04公開
「四日間の奇跡」http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
「エレクトラ」http://diarynote.jp/d/29346/20050317.html
「フォーガットン」未レビュー
「ホステージ」http://diarynote.jp/d/29346/20050608.html
■週末興収ベストテン
2005/06/25/26 興収ベストテン
1.「電車男」(東宝)
2.「バットマン ビギンズ」(ワーナー)
3.「戦国自衛隊1549」(東宝)http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
4.「交渉人 真下正義」(東宝)
5.「ダニー・ザ・ドッグ」(アスミック・エース)
6.「ザ・リング2」(アスミック・エース)
7.「ミリオンダラー・ベイビー」(ムービーアイ=松竹)
http://diarynote.jp/d/29346/20050603.html
8.「四日間の奇跡」(東映)http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
9.「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」(ギャガ)
http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
10.「機動戦士Zガンダム −星を継ぐ者−」(松竹)
http://diarynote.jp/d/29346/20041018.html
異例の水曜日公開の「宇宙戦争」は、結構客が入ったようですね。正に"See you next Wednesday."なのだ。
いろいろなところで感想やレビューを見ると、「宇宙戦争」のオチに問題ありと思っている人が多いようですが、わたしに言わせれば、あんたらなんにもわかっちゃいないね、と思うところです。
余談ですけど、「星になった少年」は、思いの他、号泣指数高いですよ。また、上野樹里主演の「亀は意外と速く泳ぐ」も結構面白かったです。
「逆境ナイン」も観たいなー。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
また、来週7/3にもMTBレースに出る事になっています。
これまた大変です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」、「ライフ・イズ・ミラクル」、「マイ・リトル・ブライド」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「マラソン」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「宇宙戦争」、「星になった少年」です。
来週、観る予定の作品は「0:34 レイジ34フン」、「運命じゃない人」です。
■近日公開予定
2005/07/09公開予定
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
http://diarynote.jp/d/29346/20050627.html
「HINOKIO」http://diarynote.jp/d/29346/20050623.html
2005/07/16公開予定
「星になった少年」未レビュー
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10.「機動戦士Zガンダム −星を継ぐ者−」(松竹)
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余談ですけど、「星になった少年」は、思いの他、号泣指数高いですよ。また、上野樹里主演の「亀は意外と速く泳ぐ」も結構面白かったです。
「逆境ナイン」も観たいなー。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
また、来週7/3にもMTBレースに出る事になっています。
これまた大変です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」、「ライフ・イズ・ミラクル」、「マイ・リトル・ブライド」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「マラソン」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「宇宙戦争」、「星になった少年」です。
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■近日公開予定
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2005年の目標!! 中間発表その6
2005年7月1日 映画さて、早速ですが2005年の目標の中間発表その6です。
とりあえず目標の再確認を・・・・
目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
1.映画
#037「オープン・ウォーター」よみうりホール 2005/06/02
#038「ホステージ」よみうりホール 2005/06/03
#039「マイ・リトル・ブライド」科学技術館サイエンスホール 2005/06/05
#040「ダニー・ザ・ドッグ」日本教育会館一ツ橋ホール 2005/06/14
#041「亀は意外と速く泳ぐ」中野ZERO小ホール 2005/06/15
#042「マラソン」東京厚生年金会館 2005/06/20
#043「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」丸の内TOEI2 2005/06/24
#044「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2005/06/25
#045「宇宙戦争」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2005/06/29
2.DVD、CATV等
#071「戦国自衛隊」CATV 2005/06/18
#072「下妻物語」CATV 2005/06/19
#073「スター・ウォーズ/エピソードIV/新たなる希望」DVD 2005/06/19
#074「スター・ウォーズ/エピソードV/帝国の逆襲」DVD 2005/06/20
#075「スター・ウォーズ/エピソードVI/ジェダイの帰還」DVD 2005/06/25
#076「スター・ウォーズ/エピソードI/ファントム・メナス」DVD 2005/06/25
#077「スター・ウォーズ/エピソードII/クローンの攻撃」DVD 2005/06/25
#078「スター・ウォーズ/エピソードIV/新たなる希望」DVD 2005/06/25
#079「スター・ウォーズ/エピソードV/帝国の逆襲」DVD 2005/06/26
#080「スター・ウォーズ/エピソードVI/ジェダイの帰還」DVD 2005/06/27
#081「未知との遭遇/特別編」LD 2005/06/28
#082「ジョーズ」LD 2005/06/28
3.読書
#013「剣客商売」池波正太郎著 新潮文庫 2005/06/06
#014「剣客商売 辻斬り」池波正太郎著 新潮文庫 2005/06/09
#015「剣客商売 陽炎の男」池波正太郎著 新潮文庫 2005/06/15
#016「バービーはなぜ殺される」ジョン・ヴァーリィ著 浅倉久志他訳 2005/06/28
映画は、劇場9本(累計45本)、DVD等12本(累計82本)で、計21本(累計127本)。
このままのペースで、年間254本(劇場90本)です。
読書は4冊(累計16本)で、このままのペースでは、年間32冊です。
例によって、仕事が忙しく、「2005年の目標」的には非常に厳しい状況となっています。
厳しい状況とは言え、映画についてはおそらく挽回できると思うので、問題はないと思うのですが、読書については、最悪な状況です。先が思いやられる状況で、不安が一杯です。
まあ、先は長いですが頑張ります。
と言っても、実質は折り返し地点を回ってしまいました。さあ大変なのだ。
参考)
本年の状況
映画127本(うち劇場45本)
読書16冊
昨年同時期の状況
映画142本(うち劇場43本)
読書20冊
一昨年同時期の状況
映画 151本(劇場46本)
読書 28冊
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とりあえず目標の再確認を・・・・
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1.映画
#037「オープン・ウォーター」よみうりホール 2005/06/02
#038「ホステージ」よみうりホール 2005/06/03
#039「マイ・リトル・ブライド」科学技術館サイエンスホール 2005/06/05
#040「ダニー・ザ・ドッグ」日本教育会館一ツ橋ホール 2005/06/14
#041「亀は意外と速く泳ぐ」中野ZERO小ホール 2005/06/15
#042「マラソン」東京厚生年金会館 2005/06/20
#043「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」丸の内TOEI2 2005/06/24
#044「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2005/06/25
#045「宇宙戦争」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2005/06/29
2.DVD、CATV等
#071「戦国自衛隊」CATV 2005/06/18
#072「下妻物語」CATV 2005/06/19
#073「スター・ウォーズ/エピソードIV/新たなる希望」DVD 2005/06/19
#074「スター・ウォーズ/エピソードV/帝国の逆襲」DVD 2005/06/20
#075「スター・ウォーズ/エピソードVI/ジェダイの帰還」DVD 2005/06/25
#076「スター・ウォーズ/エピソードI/ファントム・メナス」DVD 2005/06/25
#077「スター・ウォーズ/エピソードII/クローンの攻撃」DVD 2005/06/25
#078「スター・ウォーズ/エピソードIV/新たなる希望」DVD 2005/06/25
#079「スター・ウォーズ/エピソードV/帝国の逆襲」DVD 2005/06/26
#080「スター・ウォーズ/エピソードVI/ジェダイの帰還」DVD 2005/06/27
#081「未知との遭遇/特別編」LD 2005/06/28
#082「ジョーズ」LD 2005/06/28
3.読書
#013「剣客商売」池波正太郎著 新潮文庫 2005/06/06
#014「剣客商売 辻斬り」池波正太郎著 新潮文庫 2005/06/09
#015「剣客商売 陽炎の男」池波正太郎著 新潮文庫 2005/06/15
#016「バービーはなぜ殺される」ジョン・ヴァーリィ著 浅倉久志他訳 2005/06/28
映画は、劇場9本(累計45本)、DVD等12本(累計82本)で、計21本(累計127本)。
このままのペースで、年間254本(劇場90本)です。
読書は4冊(累計16本)で、このままのペースでは、年間32冊です。
例によって、仕事が忙しく、「2005年の目標」的には非常に厳しい状況となっています。
厳しい状況とは言え、映画についてはおそらく挽回できると思うので、問題はないと思うのですが、読書については、最悪な状況です。先が思いやられる状況で、不安が一杯です。
まあ、先は長いですが頑張ります。
と言っても、実質は折り返し地点を回ってしまいました。さあ大変なのだ。
参考)
本年の状況
映画127本(うち劇場45本)
読書16冊
昨年同時期の状況
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ミュージカル・バトンがやって来た。
2005年6月30日 音楽ミュージカル・バトンがやって来た。
■はじめに・・・・
正直なところ、1人が5人になり、5人が25人になり、あっと言う間に9,765,625人が48,828,125人、244,140,625人になってしまうようなシステムには否定的な立場を取らざるを得ないし、現在はミュージカル・バトンではなく、コミック・バトンやブック・バトンとか言う、2番煎じ3番煎じのシステムが雨後のたけのこ状態に乱立する状況は、正直いかがなものかと思ってしまう。
ついでにわたしは、自分の頭の中をご丁寧にも衆人環視の下へご開陳するほど厚顔無恥な人ではなかったりする。
といいつつ、毎日毎日、恥ずかしげもなく、雑文を書き散らしている訳だ。
■それでは・・・・
さて、否定的な意見はこの辺にして、折角なので遊びに付き合ってみることにするのだ。
■ところで・・・・
わたしにミュージカル・バトンを回してきた人は、
SecoHanBlog
http://sehand.jp/
のtakaさん
と
青い日記
http://diarynote.jp/d/47256/
の十田 心さん
と
シネマネマ
http://diarynote.jp/d/37808/
の翠さん
と
GOING MY WAY
http://diarynote.jp/d/11210/
のKONNIEさん
である。(見逃している人がいたらごめんなさい)
1人だったら、忘れた振りをしながら自然消滅したいと思っていたのだが、複数になった以上、もう書きました的、免罪符的な意味合いをも込めて、参加させていただく次第なのだ。
■1. Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
900MB
基本的にわたしはPCでは音楽を聞かない。
iPod shuffle のためにPCを利用している、と言うレベルなのだ。
■2. Song playing right now (今聞いている曲)
勿論、現在は仕事中なので聞いていない。
因みに、窓の外からはパトカーのサイレンが聞こえてくる。
■3. The last CD I bought (最後に買った CD)
「Lokahi Lani / Def Tech」
「Dynamite / Jamiroquai」
をまとめて買った。
■4. Five songs(tunes)
I listen to a lot,or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
「真夏の夜の事 / 初恋の嵐」
たまたまテレビで見かけた「真夏の夜の事」のPVのあまりの素晴らしさに号泣した。
http://diarynote.jp/d/29346/20021227.html
「嘲笑 / Hi-Posi」
この曲「嘲笑」は、20世紀終末、深夜で放映されていた「高城剛X」のエンディング・テーマだった。
21世紀を迎え、曲名やアーティスト名すらもわからない状態から探しに探して、探し当てた曲。
「We’ll meet again / Vera Lynn」
この曲は「博士の異常な愛情」のラストにかかる曲。
号泣。
「Star Trek Theme / Jerry Goldsmith」
ファンファーレ直前のピン、ポン、パン、ポンで十分泣ける。
「Under Pressure / Queen」
いや待てよ「Radio Ga Ga」かな、それとも「Show Must Go On」か、「Bohemian Rhapsody」かも、「Who Wants To Live Forever」だろうか・・・・
5曲に絞るなんて無理だろー。
TPO毎に好きな曲なんて、ころころ変わるのだ。
■5 Five people to whom I’m passing the baton
(バトンを渡す 5 名)
お付き合いいただければ幸いですが・・・・
チェーン紛いなので、何ともかんとも・・・・
澤井隆さん
読んでますか?ここ。
tetorapotさん
浜乙女さんに先を越されました。
ごくうさん
たまにはよろしく。
feliceさん
日記書け!
最後のひとりは、ディスプレイの前のあなただ!
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■はじめに・・・・
正直なところ、1人が5人になり、5人が25人になり、あっと言う間に9,765,625人が48,828,125人、244,140,625人になってしまうようなシステムには否定的な立場を取らざるを得ないし、現在はミュージカル・バトンではなく、コミック・バトンやブック・バトンとか言う、2番煎じ3番煎じのシステムが雨後のたけのこ状態に乱立する状況は、正直いかがなものかと思ってしまう。
ついでにわたしは、自分の頭の中をご丁寧にも衆人環視の下へご開陳するほど厚顔無恥な人ではなかったりする。
といいつつ、毎日毎日、恥ずかしげもなく、雑文を書き散らしている訳だ。
■それでは・・・・
さて、否定的な意見はこの辺にして、折角なので遊びに付き合ってみることにするのだ。
■ところで・・・・
わたしにミュージカル・バトンを回してきた人は、
SecoHanBlog
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のtakaさん
と
青い日記
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の十田 心さん
と
シネマネマ
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の翠さん
と
GOING MY WAY
http://diarynote.jp/d/11210/
のKONNIEさん
である。(見逃している人がいたらごめんなさい)
1人だったら、忘れた振りをしながら自然消滅したいと思っていたのだが、複数になった以上、もう書きました的、免罪符的な意味合いをも込めて、参加させていただく次第なのだ。
■1. Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
900MB
基本的にわたしはPCでは音楽を聞かない。
iPod shuffle のためにPCを利用している、と言うレベルなのだ。
■2. Song playing right now (今聞いている曲)
勿論、現在は仕事中なので聞いていない。
因みに、窓の外からはパトカーのサイレンが聞こえてくる。
■3. The last CD I bought (最後に買った CD)
「Lokahi Lani / Def Tech」
「Dynamite / Jamiroquai」
をまとめて買った。
■4. Five songs(tunes)
I listen to a lot,or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
「真夏の夜の事 / 初恋の嵐」
たまたまテレビで見かけた「真夏の夜の事」のPVのあまりの素晴らしさに号泣した。
http://diarynote.jp/d/29346/20021227.html
「嘲笑 / Hi-Posi」
この曲「嘲笑」は、20世紀終末、深夜で放映されていた「高城剛X」のエンディング・テーマだった。
21世紀を迎え、曲名やアーティスト名すらもわからない状態から探しに探して、探し当てた曲。
「We’ll meet again / Vera Lynn」
この曲は「博士の異常な愛情」のラストにかかる曲。
号泣。
「Star Trek Theme / Jerry Goldsmith」
ファンファーレ直前のピン、ポン、パン、ポンで十分泣ける。
「Under Pressure / Queen」
いや待てよ「Radio Ga Ga」かな、それとも「Show Must Go On」か、「Bohemian Rhapsody」かも、「Who Wants To Live Forever」だろうか・・・・
5曲に絞るなんて無理だろー。
TPO毎に好きな曲なんて、ころころ変わるのだ。
■5 Five people to whom I’m passing the baton
(バトンを渡す 5 名)
お付き合いいただければ幸いですが・・・・
チェーン紛いなので、何ともかんとも・・・・
澤井隆さん
読んでますか?ここ。
tetorapotさん
浜乙女さんに先を越されました。
ごくうさん
たまにはよろしく。
feliceさん
日記書け!
最後のひとりは、ディスプレイの前のあなただ!
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2005/06/29 東京東武練馬「ワーナーマイカルシネマズ板橋」で「宇宙戦争」を観た。
正式なレビューは後日。
今日はちょっとしたネタを・・・・。
■トライポッドが発する音は「未知との遭遇」だった。
トライポッドが発する低音の音は「未知との遭遇」で使用されたブラスの音を髣髴とさせる。
これにより、「宇宙戦争」の宇宙人と「未知との遭遇」の宇宙人との関連性を考えると非常にシニカルな印象を受ける。
因みに「未知との遭遇」で「宇宙人との会話」の楽曲を既存の楽器を使用して描いたのはジョン・ウィリアムズ。
■「宇宙戦争」(1953)の主役二人組がカメオ出演している。
なんと、1953年の「宇宙戦争」の主役二人組(ジーン・バリーとアン・ロビンソン)がカメオで登場している。
えらいぞ!スピルバーグ!!
■ジョン・ウィリアムズのスコアは「2001年宇宙の旅」への言及に満ちている。
ジョン・ウィリアムズの「宇宙戦争」のスコアは、残念ながら明確なテーマが無く、良く解釈すると前衛的な楽曲であるような印象を受ける。
猛々しい打楽器をフィーチャーした楽曲ではない方の静かな曲は「2001年宇宙の旅」で使用された「ガイーヌ」のアダージョを髣髴とさせる楽曲に仕上がっていた。
また、ところどころに出てくる4部音符の動きは、自らの作品「未知との遭遇」の「追跡」をも髣髴とさせている。
良し悪しはさておき非常に興味深い。
■トライポッドのデザインとクリーチャーのデザインは正しい関連性を持っていた。
ダグ・チャンがデザインした(と思われる)トライポッドのデザインは、生物工学的に非常に正しいものだった。当たり前と言えば当たり前なのだが、あのようにデザインした理由がよく考えられている、と思える。
ただ問題としては、そのトライポッドのデザインが日本のとあるアニメーションに出てくるメカのデザインに似ているような印象を受けてしまう。
■テレビ朝日が登場した。
テレビ朝日の中継車の前でCBSのリポーター(おそらく)が、日本の状況をリポートしているカットが登場する。
■トライポッドの触手による探索は「アビス」と「マイノリティ・リポート」を髣髴とさせる。
文字通りである。
■「宇宙戦争」は「ゾンビ」だった。
文字通りであるし、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で「サイン」てぜもある。
■何故かビスタである。
何でビスタなの?
■ナレーションが非常にクラシックである。
モーガン・フリーマンのナレーションが非常にクラシックな印象を与える。
まるで「宇宙戦争」が、「トワイライト・ゾーン」か何かの1エピソードのような印象を観客に与える事に成功している。
■「キング・コング」の予告編が凄い。
日本時間6月28日9時45分に解禁となったピーター・ジャクソン版「キング・コング」の予告編が「宇宙戦争」の上映前に上映されるのだが、その予告編がはっきり言って凄い。
尤も予告編の冒頭に登場するピーター・ジャクソンの激ヤセは心配だが、「キング・コング」(1933)への愛情が感じられる正統派リメイクの予感がするのだ。
ピーター・ジャクソンの激ヤセを心配する話
http://diarynote.jp/d/29346/20041229.html
「宇宙戦争」その1
http://diarynote.jp/d/29346/20050715.html
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正式なレビューは後日。
今日はちょっとしたネタを・・・・。
■トライポッドが発する音は「未知との遭遇」だった。
トライポッドが発する低音の音は「未知との遭遇」で使用されたブラスの音を髣髴とさせる。
これにより、「宇宙戦争」の宇宙人と「未知との遭遇」の宇宙人との関連性を考えると非常にシニカルな印象を受ける。
因みに「未知との遭遇」で「宇宙人との会話」の楽曲を既存の楽器を使用して描いたのはジョン・ウィリアムズ。
■「宇宙戦争」(1953)の主役二人組がカメオ出演している。
なんと、1953年の「宇宙戦争」の主役二人組(ジーン・バリーとアン・ロビンソン)がカメオで登場している。
えらいぞ!スピルバーグ!!
■ジョン・ウィリアムズのスコアは「2001年宇宙の旅」への言及に満ちている。
ジョン・ウィリアムズの「宇宙戦争」のスコアは、残念ながら明確なテーマが無く、良く解釈すると前衛的な楽曲であるような印象を受ける。
猛々しい打楽器をフィーチャーした楽曲ではない方の静かな曲は「2001年宇宙の旅」で使用された「ガイーヌ」のアダージョを髣髴とさせる楽曲に仕上がっていた。
また、ところどころに出てくる4部音符の動きは、自らの作品「未知との遭遇」の「追跡」をも髣髴とさせている。
良し悪しはさておき非常に興味深い。
■トライポッドのデザインとクリーチャーのデザインは正しい関連性を持っていた。
ダグ・チャンがデザインした(と思われる)トライポッドのデザインは、生物工学的に非常に正しいものだった。当たり前と言えば当たり前なのだが、あのようにデザインした理由がよく考えられている、と思える。
ただ問題としては、そのトライポッドのデザインが日本のとあるアニメーションに出てくるメカのデザインに似ているような印象を受けてしまう。
■テレビ朝日が登場した。
テレビ朝日の中継車の前でCBSのリポーター(おそらく)が、日本の状況をリポートしているカットが登場する。
■トライポッドの触手による探索は「アビス」と「マイノリティ・リポート」を髣髴とさせる。
文字通りである。
■「宇宙戦争」は「ゾンビ」だった。
文字通りであるし、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で「サイン」てぜもある。
■何故かビスタである。
何でビスタなの?
■ナレーションが非常にクラシックである。
モーガン・フリーマンのナレーションが非常にクラシックな印象を与える。
まるで「宇宙戦争」が、「トワイライト・ゾーン」か何かの1エピソードのような印象を観客に与える事に成功している。
■「キング・コング」の予告編が凄い。
日本時間6月28日9時45分に解禁となったピーター・ジャクソン版「キング・コング」の予告編が「宇宙戦争」の上映前に上映されるのだが、その予告編がはっきり言って凄い。
尤も予告編の冒頭に登場するピーター・ジャクソンの激ヤセは心配だが、「キング・コング」(1933)への愛情が感じられる正統派リメイクの予感がするのだ。
ピーター・ジャクソンの激ヤセを心配する話
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「宇宙戦争」その1
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ペプシ「最後のスター・ウォーズ」キャンペーン
2005年6月28日 エッセイ/コラム
「スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐」と共に、あの狂熱の夏が帰ってきた。
そう、ペプシの「スター・ウォーズ」キャンペーンである。
今回のキャンペーンは、
『GET!! FINAL STAR WARS CAMPAIGN』
『ペプシ「最後のスター・ウォーズ」』
と銘打ったもので、詳細は次のURLを参照していただきたいのだが、商魂たくましい素晴らしいキャンペーンである。
http://www.pepsi.co.jp/navi_html/h_cam_swep3.html
「エピソードI」のキャンペーンの際は、ボトルキャップが映画公開日まで持たず、あれよあれよと言う間に、店頭から商品が姿を消して行った。
その際も、子供が1本1本選びながらペプシを買っているのに、悪い大人はコンピニの店員と交渉、子供の目を気にせず、箱買い(所謂大人買い)する始末。
ひどい連中になると、大型の乗用車をチャーターし、コンビニ巡りのローラー作戦を展開したりしていた。
また、関東圏でボトルキャップが見当たらなくなると、地方のコンビニを襲撃する関東ナンバーの車が目に付くようにもなったりしていた。
ネットでは、どこどこ県のなんとか町のコンビニで5ケース買っただの、飲食店で廃棄されるボトルキャップを安く譲ってもらっただの、様々な情報が飛び交っていた。
今回の『ペプシ「最後のスター・ウォーズ」』キャンペーンでは、当初はネット上の箱買いが可能で、一時はWEB予約ができたのだが、残念な事にメーカーサイドから、主な販売チャネルはコンビニ、スーパーとする旨の通達があり、ネット上の販売店では、商品が確保できない、と言う状況に陥ってしまった。
また、アルバイトを雇い、ペプシツイストをローラー作戦で買占め、ボトルキャップの60種コンプを法外な価格で販売する販売店が出現、かつボトルキャップやキャンペーン・シールが無い商品を安価でWEB上で販売するような店も出て来ているようである。
そんな状況下において、昨日(6月27日)、関東圏でボトルキャップ付きの商品が店頭に並び始めたのだ。
取りあえずわたしは、ダメな大人の見本のように、近くのコンビニで2ケース購入、また夕食時には、バラで4本購入した。
これからは、毎食ペブシである。
その夜、「スター・ウォーズ」好きの友人に、東京ではボトルキャップ付きのペプシツイストが店頭に並び始めたぞ、という報告をするつもりで電話をかけたのだが、案の定、そいつも「取りあえず」と言うことで2ケース購入していた。
ダメな大人の熱い夏は続く・・・・
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そう、ペプシの「スター・ウォーズ」キャンペーンである。
今回のキャンペーンは、
『GET!! FINAL STAR WARS CAMPAIGN』
『ペプシ「最後のスター・ウォーズ」』
と銘打ったもので、詳細は次のURLを参照していただきたいのだが、商魂たくましい素晴らしいキャンペーンである。
http://www.pepsi.co.jp/navi_html/h_cam_swep3.html
「エピソードI」のキャンペーンの際は、ボトルキャップが映画公開日まで持たず、あれよあれよと言う間に、店頭から商品が姿を消して行った。
その際も、子供が1本1本選びながらペプシを買っているのに、悪い大人はコンピニの店員と交渉、子供の目を気にせず、箱買い(所謂大人買い)する始末。
ひどい連中になると、大型の乗用車をチャーターし、コンビニ巡りのローラー作戦を展開したりしていた。
また、関東圏でボトルキャップが見当たらなくなると、地方のコンビニを襲撃する関東ナンバーの車が目に付くようにもなったりしていた。
ネットでは、どこどこ県のなんとか町のコンビニで5ケース買っただの、飲食店で廃棄されるボトルキャップを安く譲ってもらっただの、様々な情報が飛び交っていた。
今回の『ペプシ「最後のスター・ウォーズ」』キャンペーンでは、当初はネット上の箱買いが可能で、一時はWEB予約ができたのだが、残念な事にメーカーサイドから、主な販売チャネルはコンビニ、スーパーとする旨の通達があり、ネット上の販売店では、商品が確保できない、と言う状況に陥ってしまった。
また、アルバイトを雇い、ペプシツイストをローラー作戦で買占め、ボトルキャップの60種コンプを法外な価格で販売する販売店が出現、かつボトルキャップやキャンペーン・シールが無い商品を安価でWEB上で販売するような店も出て来ているようである。
そんな状況下において、昨日(6月27日)、関東圏でボトルキャップ付きの商品が店頭に並び始めたのだ。
取りあえずわたしは、ダメな大人の見本のように、近くのコンビニで2ケース購入、また夕食時には、バラで4本購入した。
これからは、毎食ペブシである。
その夜、「スター・ウォーズ」好きの友人に、東京ではボトルキャップ付きのペプシツイストが店頭に並び始めたぞ、という報告をするつもりで電話をかけたのだが、案の定、そいつも「取りあえず」と言うことで2ケース購入していた。
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「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
2005年6月27日 映画
2005/05/25 「スター・ウォーズ/エピソード3/シスの復讐」の先々行に行って来た。
本来ならば、東京有楽町の「日劇1」にでも行くべきだったのだろうが、いろいろ事情もあり、またこの暑い中、何時間も並ぶ元気が無かったので、近くのシネコンでチケットを予約、当日に備えることにした。
更に当日は、もし時間に余裕があれば、字幕版を観た後、吹替版を観ようかなと思っていたのだが、字幕版と比較し、吹替版の上映回数が少なかったため、スケジュールの調整が上手く行かず、結局は字幕版のみを鑑賞することになった。
内容については、ネタバレするようなプロットもなく、われわれの想像通りの物語が展開しているのだが、まだ観ていない人もたくさんいると思うので、レビューは後日としたい。
因みに、国内上映版と北米上映版は部分的に異なるようである。
(日本国内の米軍基地内で上映されたバージョンと、先々行で上映されたバージョンが異なる、と言うこと。)
とにかく、大変お疲れ様でした。
と言うことである。
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本来ならば、東京有楽町の「日劇1」にでも行くべきだったのだろうが、いろいろ事情もあり、またこの暑い中、何時間も並ぶ元気が無かったので、近くのシネコンでチケットを予約、当日に備えることにした。
更に当日は、もし時間に余裕があれば、字幕版を観た後、吹替版を観ようかなと思っていたのだが、字幕版と比較し、吹替版の上映回数が少なかったため、スケジュールの調整が上手く行かず、結局は字幕版のみを鑑賞することになった。
内容については、ネタバレするようなプロットもなく、われわれの想像通りの物語が展開しているのだが、まだ観ていない人もたくさんいると思うので、レビューは後日としたい。
因みに、国内上映版と北米上映版は部分的に異なるようである。
(日本国内の米軍基地内で上映されたバージョンと、先々行で上映されたバージョンが異なる、と言うこと。)
とにかく、大変お疲れ様でした。
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週刊「映画レビュー・インデックス」2005/06/25
2005年6月25日 週刊「映画レビュー・インデックス」週刊「映画レビュー・インデックス」(仮称)2005/06/25号
をお届けします。
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
■公開中
2005/06/25公開
「オープン・ウォーター」http://diarynote.jp/d/29346/20050617.html
「ダニー・ザ・ドッグ」未レビュー
2005/06/18公開
「マイ・リトル・ブライド」未レビュー
2005/06/11公開
「戦国自衛隊1549」http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
2005/06/04公開
「四日間の奇跡」http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
「エレクトラ」http://diarynote.jp/d/29346/20050317.html
「フォーガットン」未レビュー
「ホステージ」http://diarynote.jp/d/29346/20050608.html
2005/05/28公開
「機動戦士Zガンダム −星を継ぐ者−」
http://diarynote.jp/d/29346/20041018.html
「ミリオンダラー・ベイビー」http://diarynote.jp/d/29346/20050603.html
「マイ・ブラザー」http://diarynote.jp/d/29346/20050620.html
■週末興収ベストテン
2005/06/18-19 興収ベストテン
1.「バットマン ビギンズ」(ワーナー)
2.「電車男」(東宝)
3.「戦国自衛隊1549」(東宝)http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
4.「交渉人 真下正義」(東宝)
5.「ザ・リング2」(アスミック・エース)
6.「ミリオンダラー・ベイビー」(ムービーアイ=松竹)
http://diarynote.jp/d/29346/20050603.html
7.「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」(ギャガ)
http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
8.「機動戦士Zガンダム −星を継ぐ者−」(松竹)
http://diarynote.jp/d/29346/20041018.html
9.「フォーガットン」(UIP)
10.「四日間の奇跡」(東映)http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
とうとう本日(5/25)は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の先々行です。期待と不安でいっぱいです。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
また、来週7/3にもMTBレースに出る事になっています。
これまた大変です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」、「ライフ・イズ・ミラクル」、「マイ・リトル・ブライド」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「マラソン」、「HINOKIO/ヒノキオ」です。
来週、観る予定の作品は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「宇宙戦争」、「星になった少年」です。
■近日公開予定
2005/07/02公開予定
「マラソン」未レビュー
「亀は意外と速く泳ぐ」未レビュー
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「ダニー・ザ・ドッグ」未レビュー
2005/06/18公開
「マイ・リトル・ブライド」未レビュー
2005/06/11公開
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「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」http://diarynote.jp/d/29346/20050613.html
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「四日間の奇跡」http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
「エレクトラ」http://diarynote.jp/d/29346/20050317.html
「フォーガットン」未レビュー
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2005/06/18-19 興収ベストテン
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3.「戦国自衛隊1549」(東宝)http://diarynote.jp/d/29346/20050615.html
4.「交渉人 真下正義」(東宝)
5.「ザ・リング2」(アスミック・エース)
6.「ミリオンダラー・ベイビー」(ムービーアイ=松竹)
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7.「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」(ギャガ)
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9.「フォーガットン」(UIP)
10.「四日間の奇跡」(東映)http://diarynote.jp/d/29346/20050614.html
とうとう本日(5/25)は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の先々行です。期待と不安でいっぱいです。
例によって、毎日毎日忙しいでございます。映画については、試写をこなすのが精一杯で、封切作品鑑賞のために劇場に行けないような状況です。
また、来週7/3にもMTBレースに出る事になっています。
これまた大変です。
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」、「ライフ・イズ・ミラクル」、「マイ・リトル・ブライド」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「亀は意外と速く泳ぐ」、「マラソン」、「HINOKIO/ヒノキオ」です。
来週、観る予定の作品は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「宇宙戦争」、「星になった少年」です。
■近日公開予定
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「マラソン」未レビュー
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「HINOKIO/ヒノキオ」
2005年6月23日 映画
2005/06/22 東京九段下「九段会館」で「HINOKIO/ヒノキオ」の試写を観た。
先ずはお断りだが、今回のエントリーはレビューではない。
言わば「HINOKIO/ヒノキオ」の個人的な宣伝行為なのだ。
はっきり言って驚いた。
本作「HINOKIO/ヒノキオ」は、一歩間違えば素晴らしい大傑作になる可能性を秘めた大変惜しい作品だった。
わたしは「ローレライ」や「戦国自衛隊1549」、「交渉人/真下正義」等の作品に「惜しい」と言う言葉は使わない。
言わずもがなだが、わたしが「惜しい」と言う言葉を使うのは「HINOKIO/ヒノキオ」と言う映画に対する愛情の表れである。
私見だが本作は、脚本(プロット)や展開に若干問題は感じられるが、製作サイドの作品に対する真摯な態度に好感が持てる素敵な作品に仕上がっていた。
物語については明言を避けるが、前述のようにいくつかのプロットや伏線の処理に惜しい部分があるが、概ねよくできている。
少年時代に出会いたかった作品ではある。
そして、気になるVFXだが、ここ数年の邦画作品群の中で他作品を圧倒的に引き離す素晴らしい効果をあげていた。
そのクオリティや質感、そしてVFXと実写との違和感のなさは、最新の洋画レベルに肩を並べるものだった。
昨今の邦画作品には、VFXをひとつのウリとしている作品が少なくないのだが、VFX部分と実写部分の違和感には辟易とされている。
例えば「ローレライ」のそれは違和感の極みである、と言えよう。
本作では、「ローレライ」のような超話題作の遥かに上を行く、素晴らしいVFXが堪能できる訳だ。
本作「HINOKIO/ヒノキオ」はその作品の方向性から、おそらくジュブナイル向けのプロモーションをされるのだと思うのだが、かつて少年・少女だった大人の皆さんにも、是非劇場に足を運んでいただきたいと思う。
本作「HINOKIO/ヒノキオ」は、大人の荒んだ心を一時でも、少年・少女時代の心に戻す事が出来る稀有な作品だと思うのだ。
そしてわたしは、こういった良質の作品は、きちんとプロモーションを行い確実にヒットさせてあげるべきだと心から思うのだ。
この夏、邦画を観るなら「HINOKIO/ヒノキオ」をお忘れなく。
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はっきり言って驚いた。
本作「HINOKIO/ヒノキオ」は、一歩間違えば素晴らしい大傑作になる可能性を秘めた大変惜しい作品だった。
わたしは「ローレライ」や「戦国自衛隊1549」、「交渉人/真下正義」等の作品に「惜しい」と言う言葉は使わない。
言わずもがなだが、わたしが「惜しい」と言う言葉を使うのは「HINOKIO/ヒノキオ」と言う映画に対する愛情の表れである。
私見だが本作は、脚本(プロット)や展開に若干問題は感じられるが、製作サイドの作品に対する真摯な態度に好感が持てる素敵な作品に仕上がっていた。
物語については明言を避けるが、前述のようにいくつかのプロットや伏線の処理に惜しい部分があるが、概ねよくできている。
少年時代に出会いたかった作品ではある。
そして、気になるVFXだが、ここ数年の邦画作品群の中で他作品を圧倒的に引き離す素晴らしい効果をあげていた。
そのクオリティや質感、そしてVFXと実写との違和感のなさは、最新の洋画レベルに肩を並べるものだった。
昨今の邦画作品には、VFXをひとつのウリとしている作品が少なくないのだが、VFX部分と実写部分の違和感には辟易とされている。
例えば「ローレライ」のそれは違和感の極みである、と言えよう。
本作では、「ローレライ」のような超話題作の遥かに上を行く、素晴らしいVFXが堪能できる訳だ。
本作「HINOKIO/ヒノキオ」はその作品の方向性から、おそらくジュブナイル向けのプロモーションをされるのだと思うのだが、かつて少年・少女だった大人の皆さんにも、是非劇場に足を運んでいただきたいと思う。
本作「HINOKIO/ヒノキオ」は、大人の荒んだ心を一時でも、少年・少女時代の心に戻す事が出来る稀有な作品だと思うのだ。
そしてわたしは、こういった良質の作品は、きちんとプロモーションを行い確実にヒットさせてあげるべきだと心から思うのだ。
この夏、邦画を観るなら「HINOKIO/ヒノキオ」をお忘れなく。
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「バットマン ビギンズ」×「宇宙戦争」×「シスの復讐」
2005年6月21日 映画
今年2005年の夏の超話題作と言えば、次の3作品だろう。
2005/06/18公開「バットマン ビギンズ」
2005/06/29公開「宇宙戦争」
2005/07/09公開「シスの復讐」
そんな3作の超話題作に関するわたしの期待度は、
「シスの復讐」>「宇宙戦争」>「バットマン ビギンズ」
である。
しかしながら、それぞれを映画として評価した場合は、
「バットマン ビギンズ」>「宇宙戦争」=「シスの復讐」
ではないか、と思うわけである。
「スター・ウォーズ」にしても「宇宙戦争」にしても、わたしの感覚的には、ダメな息子の発表会を見に行く感覚を覚えてしまうのだ。
多分、「シスの復讐」については、オープニング・タイトルで既に涙してしまうと思うし、ラストのアイリスからのエンディング・クレジットでも涙してしまうと思うし、終わり良ければ全て良しで、誤魔化されてしまい、ダメな映画でも良い映画だと思ってしまうかも知れない。
騙されちゃいけないと思いつつ「スター・ウォーズ」に騙されてしまいそうな気がするのだ。
「ウィロー」や「ハワード・ザ・ダック」を観た時の事を思い出してしまうのだ。
「宇宙戦争」についても実は不安がいっぱいである。全世界同時公開と言うのも、一般試写会が中止になったのも、ダメ映画ではないか、と言う不安を煽る要素に感じられるのだ。
一方「バットマン ビギンズ」については、少なくとも「バットマン・フォーエバー」と「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」をなかった事にするする事には成功しているだろうし、やもするとティム・バートンの「バットマン」と「バットマン・リターンズ」に対するアンチテーゼとして機能しているのではないか、と言う期待すら感じてしまう。
「バットマン ビギンズ」は、ティム・バートン好きのわたしにして、そう思わせる作品なのだ。
ティム・バートン好きにして、ティム・バートンの作品を超えるかも知れない作品に期待してしまう、不可思議な印象を受ける。
はたして・・・・
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2005/06/18公開「バットマン ビギンズ」
2005/06/29公開「宇宙戦争」
2005/07/09公開「シスの復讐」
そんな3作の超話題作に関するわたしの期待度は、
「シスの復讐」>「宇宙戦争」>「バットマン ビギンズ」
である。
しかしながら、それぞれを映画として評価した場合は、
「バットマン ビギンズ」>「宇宙戦争」=「シスの復讐」
ではないか、と思うわけである。
「スター・ウォーズ」にしても「宇宙戦争」にしても、わたしの感覚的には、ダメな息子の発表会を見に行く感覚を覚えてしまうのだ。
多分、「シスの復讐」については、オープニング・タイトルで既に涙してしまうと思うし、ラストのアイリスからのエンディング・クレジットでも涙してしまうと思うし、終わり良ければ全て良しで、誤魔化されてしまい、ダメな映画でも良い映画だと思ってしまうかも知れない。
騙されちゃいけないと思いつつ「スター・ウォーズ」に騙されてしまいそうな気がするのだ。
「ウィロー」や「ハワード・ザ・ダック」を観た時の事を思い出してしまうのだ。
「宇宙戦争」についても実は不安がいっぱいである。全世界同時公開と言うのも、一般試写会が中止になったのも、ダメ映画ではないか、と言う不安を煽る要素に感じられるのだ。
一方「バットマン ビギンズ」については、少なくとも「バットマン・フォーエバー」と「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」をなかった事にするする事には成功しているだろうし、やもするとティム・バートンの「バットマン」と「バットマン・リターンズ」に対するアンチテーゼとして機能しているのではないか、と言う期待すら感じてしまう。
「バットマン ビギンズ」は、ティム・バートン好きのわたしにして、そう思わせる作品なのだ。
ティム・バートン好きにして、ティム・バートンの作品を超えるかも知れない作品に期待してしまう、不可思議な印象を受ける。
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2005/05/24 東京有楽町「よみうりホール」で「マイ・ブラザー」の試写を観た。
気丈な母親(キム・ヘスク)に女手ひとつで育てられてきた兄弟、ソンヒョン(シン・ハギュン)とジョンヒョン(ウォンビン)。
兄のソンヒョンはおとなしくて成績のいい優等生。一方、そんな兄を偏愛する母親に反発し、毎日ケンカばかりしている問題児の弟ジョンヒョン。
高校の同じクラスに通う2人だったが、学校でも互いに距離を置きできるだけ関わり合いを持たずに生活を送っていた。ある時2人は、同時に同じ女性ミリョン(イ・ボヨン)に恋してしまい、兄弟仲はますますギクシャクしてしまうが・・・・。
監督・脚本:アン・クォンテ
出演:ウォンビン(ジョンヒョン)、シン・ハギュン(ソンヒョン)、キム・ヘスク(母親)、イ・ボヨン(ミリョン)、キム・テウク(オクス)、チョン・ホビン(ヨンチュン)
本作「マイ・ブラザー」は一見すると非常にクラシカルな物語なのだが、逆に言うと、兄弟の確執と和解とを描いた全ての民族に受け入れられる普遍的な物語に仕上がっている、とも言える。
そして、その構成は、冒頭とラストの時制が現在で、登場人物が過去の出来事(本編部分)を回想する、的な構成を持っており、その現在の部分に強力な伏線を配した感動的な構成を持っている。
個人的には、こういった構成(冒頭とラストが現在で、登場人物が過去の出来事を回想する)は大好きである。例えばティム・バートンの傑作「シザーハンズ」なんかもこういった構成を持った作品だと言えるだろう。
脚本的には、二人の幼少期から高校時代にかけての部分を完全に前振り部分としており、ソンヒョン(シン・ハギュン)が大学に通い始め、母親(キム・ヘスク)が投資で失敗する辺りからが、本作の本題部分となっていると言えるだろう。
イ・ボヨン(ミリョン)の登場シークエンスを完全にただの1エピソードにしてしまうあたりが非常に潔い印象を受けた。
その幼少期から高校時代までの前振り部分を丹念に描く事により、ふたりを取巻く環境や出来事及び、ふたりの考えや行動が既に、われわれ観客の思い出として蓄積され、本題部分に向けて、非常に有効な伏線となっている、と言う見事な構成を持っているのだ。
この構成のおかげで、ふたりの兄弟や母子の確執、そしてそれを取巻く情感が非常にわかりやすく、効果的に描写されている、と言えるのだ。
また伏線も、ラスト近辺の大きな出来事に向け、効果的に配されており、最早運命的な印象を受ける物語に昇華されているような印象を受ける。
そしてその頂点は、ラスト近辺のジョンヒョン(ウォンビン)のセリフに結実しているのだ。
キャストは特に誰が、と言うこともなく、全てのキャストが与えられた役柄を好演している。
本作「マイ・ブラザー」は、今度公開される「マラソン」と一緒に観ると、非常に興味深い作品に仕上がっているような印象を受けた。
この夏、ちよっと泣きたいなら、絶対にオススメの一本だし、またウォンビンの兵役前の最後の作品でもある。
「マラソン」と合わせて是非劇場に足を運んでいただきたい。
☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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気丈な母親(キム・ヘスク)に女手ひとつで育てられてきた兄弟、ソンヒョン(シン・ハギュン)とジョンヒョン(ウォンビン)。
兄のソンヒョンはおとなしくて成績のいい優等生。一方、そんな兄を偏愛する母親に反発し、毎日ケンカばかりしている問題児の弟ジョンヒョン。
高校の同じクラスに通う2人だったが、学校でも互いに距離を置きできるだけ関わり合いを持たずに生活を送っていた。ある時2人は、同時に同じ女性ミリョン(イ・ボヨン)に恋してしまい、兄弟仲はますますギクシャクしてしまうが・・・・。
監督・脚本:アン・クォンテ
出演:ウォンビン(ジョンヒョン)、シン・ハギュン(ソンヒョン)、キム・ヘスク(母親)、イ・ボヨン(ミリョン)、キム・テウク(オクス)、チョン・ホビン(ヨンチュン)
本作「マイ・ブラザー」は一見すると非常にクラシカルな物語なのだが、逆に言うと、兄弟の確執と和解とを描いた全ての民族に受け入れられる普遍的な物語に仕上がっている、とも言える。
そして、その構成は、冒頭とラストの時制が現在で、登場人物が過去の出来事(本編部分)を回想する、的な構成を持っており、その現在の部分に強力な伏線を配した感動的な構成を持っている。
個人的には、こういった構成(冒頭とラストが現在で、登場人物が過去の出来事を回想する)は大好きである。例えばティム・バートンの傑作「シザーハンズ」なんかもこういった構成を持った作品だと言えるだろう。
脚本的には、二人の幼少期から高校時代にかけての部分を完全に前振り部分としており、ソンヒョン(シン・ハギュン)が大学に通い始め、母親(キム・ヘスク)が投資で失敗する辺りからが、本作の本題部分となっていると言えるだろう。
イ・ボヨン(ミリョン)の登場シークエンスを完全にただの1エピソードにしてしまうあたりが非常に潔い印象を受けた。
その幼少期から高校時代までの前振り部分を丹念に描く事により、ふたりを取巻く環境や出来事及び、ふたりの考えや行動が既に、われわれ観客の思い出として蓄積され、本題部分に向けて、非常に有効な伏線となっている、と言う見事な構成を持っているのだ。
この構成のおかげで、ふたりの兄弟や母子の確執、そしてそれを取巻く情感が非常にわかりやすく、効果的に描写されている、と言えるのだ。
また伏線も、ラスト近辺の大きな出来事に向け、効果的に配されており、最早運命的な印象を受ける物語に昇華されているような印象を受ける。
そしてその頂点は、ラスト近辺のジョンヒョン(ウォンビン)のセリフに結実しているのだ。
キャストは特に誰が、と言うこともなく、全てのキャストが与えられた役柄を好演している。
本作「マイ・ブラザー」は、今度公開される「マラソン」と一緒に観ると、非常に興味深い作品に仕上がっているような印象を受けた。
この夏、ちよっと泣きたいなら、絶対にオススメの一本だし、またウォンビンの兵役前の最後の作品でもある。
「マラソン」と合わせて是非劇場に足を運んでいただきたい。
☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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