2005/12/05 東京新橋「ヤクルトホール」で「オリバー・ツイスト」の試写を観た。

養育院で育った孤児オリバー・ツイスト(バーニー・クラーク)は、9歳になり自分の生まれた救貧院へ戻される。ここで麻屑作りの労働に従事するのだ。
しかし孤児に与えられる食事はほんのわずか。夕食の席で、おずおずとおかわりを求めたオリバーは、憤慨した救貧院の委員たちから追放処分を受けてしまう。

オリバーを引き取ったのは葬儀屋のサワベリー氏(マイケル・ヒース)だった。彼は美しく哀しげな表情をした少年が、葬儀のお供の役目に適任だと考える。しかしこの抜擢はもう一人の徒弟ノア(クリス・オバートン)の敵意を買い、亡くなった母親のことを侮辱されたオリバーは、怒りに震えノアを殴ってしまう。そしてサワベリー氏にやむなく鞭で打たれ、ついに家を飛び出してしまう。

行く当てのないオリバーは、道端に刻まれた「ロンドンまで70マイル」の文字を見て決心する。大都会ロンドンへ出れば運が開けるかもしれないと思ったのだ。

オリバーは7日間歩き通し、もう立ち上がる気力さえも尽きかけたとき、ようやくロンドン郊外までたどり着く。そんな彼に声をかけてきたのが、シルクハットをかぶり妙な身なりをした少年、ドジャー(ハリー・イーデン)だった。彼はオリバーにかすめとったパンを食べさせると、ただで泊まれるという裏通りにある家へと連れていく。そこはフェイギン(サー・ベン・キングズレー)の住まいだった。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:ロマン・ポランスキー
原作:チャールズ・ディケンズ
撮影:パヴェル・エデルマン
プロダクションデザイン:アラン・スタルスキ
衣装デザイン:アンナ・シェパード
音楽:レイチェル・ポートマン
出演:バーニー・クラーク(オリバー・ツイスト)、サー・ベン・キングズレー(フェイギン)、ハリー・イーデン(アートフル・ドジャー)、ジェイミー・フォアマン(ビル・サイクス)、エドワード・ハードウィック(ブラウンロー氏)、リアン・ロウ(ナンシー)、マーク・ストロング(トビー・クラキット)

本作「オリバー・ツイスト」は、チャールズ・ディケンズ原作の文芸作品でありながら、娯楽性に富んだ素晴らしいエンタテインメント作品に仕上がっている。

先ずは19世紀のロンドンを再現した卓越した世界観が素晴らしい。セットも衣装(アンナ・シェパード)も美術(アラン・スタルスキ)も大変素晴らしい。

CGI全盛のこの時代に、こんな流麗な一部の隙もないセットを構築した事は大いに評価できると思う。
是非、CGI全盛の映画界に対するアンチテーゼとして機能して欲しいと思うのだ。

そしてその素晴らしい世界観の中で嬉々として演技する全てのキャストが素晴らしい。
大人たちが演じたキャラクターは適度にカリカチュアライズされた様式美を持っているし、子供たちが演じたキャラクターは、カリカチュアライズされたキャラクターと比較すると明確に現実味を持っている、と言える。

キャストはなんと言ってもサー・ベン・キングズレーである。
素晴らしすぎる。正に最高なのだ。
これでアカデミー賞にノミネートされていないとは、一体どういうことなのか、と思ってしまう。
まあ、オーバー・アクト気味なのは否定できないが、近年まれに見る鬼気迫る怪演だと思う。

脚本は原作を料理するには尺が短い(129分/映画としては十分長い)せいか、若干走りすぎの感は否定できない。180分程度の尺でゆったり魅せて欲しかったような気がする。

音楽(レイチェル・ポートマン)は、明確なメロディを使用し、テーマ性を出しているのは良いのだが、若干鳴らしすぎのような印象を受ける。

本作「オリバー・ツイスト」は、ハリウッドの大作娯楽作品を見飽きた人に絶対的にオススメの素晴らしい作品だと思う。

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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「映画レビュー・インデックス」2006/02/04号
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■「映画レビュー・インデックス」
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■公開中
2006/01/28公開
「オリバー・ツイスト」未レビュー
2006/01/21公開
「レジェンド・オブ・ゾロ」http://diarynote.jp/d/29346/20060202.html
2006/01/14公開
「スタンドアップ」http://diarynote.jp/d/29346/20060117.html
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」未レビュー
2005/12/17公開
「キング・コング」http://diarynote.jp/d/29346/20051213.html
「疾走<しっそう>」未レビュー
2005/12/10公開
「NOEL<ノエル>」未レビュー

近日公開
2006/02/11公開
「サイレン/FORBIDDEN SIREN」http://diarynote.jp/d/29346/20060119.html
2006/02/18
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」http://diarynote.jp/d/29346/20051026.html
 
 
■週末興収ベストテン
2006/01/28-29 興収ベストテン
1.「フライトプラン」(ブエナビスタ)
2.「THE有頂天ホテル」(東宝)
3.「男たちの大和/TAMATO」(東映)
4.「オリバー・ツイスト」(東芝エンタテインメント=東宝東和)
5.「単騎、千里を走る。」(東宝)
6.「博士の愛した数式」(アスミック・エース)
7.「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(ワーナー)
8.「レジェンド・オブ・ゾロ」(松竹=ブエナビスタ)
http://diarynote.jp/d/29346/20060202.html
9.「チキン・リトル」(ブエナビスタ)
10.「Mr.&Mrs.スミス」(東宝東和)
 
 
映画、全く観ていません。
肋骨折りつつのスキー三昧の毎日です。
余談ですが、先日長野のコンビニで「華氏911」のDVDを845円で購入しました。

そのDVDのプライス・シールは、
3,990円

3,380円

1,690円

845円
と徐々に下がっていました。
どうせなら、911円で販売したほうがよかったのではないか、と思いました。

CF(CM)お話ですが、IntelのCPUが搭載されたiMacのCF(CM)は興味深いですね。
WINに閉じ込められていたIntelのプロセッサを救出してMacに搭載し、限りない可能性を引き出そう、と言うコンセプトです。

参考)「iPOD TV SPOT 4」(アップルコンピュータ株式会社)
http://diarynote.jp/d/29346/20040524.html
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「ロンゲスト・ヤード」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「イントゥ・ザ・サン」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「オリバー・ツイスト」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」です。
正に困った状況です。
 
 
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2005/12/08 東京有楽町「有楽町朝日ホール」で「レジェンド・オブ・ゾロ」を観た。

時は1850年、カリフォルニアはアメリカ合衆国の31番目の州になろうとしていた。横暴な領主たちの支配から解放され、自由で平和な暮らしを手に入れるという人々の夢が、とうとう叶おうとしているのだ。最終的な結論はカリフォルニア全域で行われる投票で決定する。サンマテオでの投票では、暴力で富を手に入れようとする悪名高いジェイコブ・マクギブンス(ニック・チンランド)が手下を引き連れて妨害に現れた。

しかし、この地には悪を滅ぼすことに命をかける男、ゾロ(アントニオ・バンデラス)がいた!黒いマスクの下に素顔を隠し、今日も助けを求める協会の鐘の音が鳴り響けば、愛馬トルネードに跨り、どこからともなく現れる。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:マーティン・キャンベル
出演:アントニオ・バンデラス(ゾロ/アレハンドロ・デ・ラ・ベガ)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(エレナ・デ・ラ・ベガ)、ルーファス・シーウェル(アルマン伯爵)、ニック・チンランド(ジェイコブ・マクギブンス)、アドリアン・アロンソ(ホアキン・デ・ラ・ベガ)

本作「レジェンド・オブ・ゾロ」は前作「マスク・オブ・ゾロ」の正当な続編であり、また非常に楽しい娯楽作品に仕上がっている。

と言うのも、監督(マーティン・キャンベル)や撮影(フィル・メヒュー)、音楽(ジェームズ・ホーナー)、脚本( テッド・エリオット、テリー・ロッシオ)や、主演二人(アントニオ・バンデラス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が両作に関っていることもあり、前作のイメージそのままに安心して観ていられる、続編としては大変すばらしい作品だと思う。

更に、本作の構成は、前作の構成を踏襲し、オープニング・アクションの部分だけで、前作のワクワク・ドキドキ感が舞い戻り、いきなりトップ・ギアで物語が楽しめる、と言う構成が見事である。

特に前作のオープニングで、アンソニー・ホプキンス演じるゾロを助ける少年たち(後のバンデラス)とのシークエンスが、本作でのアドリアン・アロンソのシークエンスに置き換えられている部分が最高にすばらしく、更に本作の伏線としても良質である。

物語の視点は、前述のアドリアン・アロンソ(ホアキン・デ・ラ・ベガ)のそれであり、観客の多くはおそらくホアキン(アドリアン・アロンソ)に感情移入し、作品を眺める構造になっているのだが、その構成もすばらしく、その点からも多くの年代に受け入れられる作品に仕上がっていると言えよう。

アントニオ・バンデラスと少年の視点と言うとロバート・ロドリゲスの「スパイ・キッズ」シリーズが思い出されるが、本作は「スパイ・キッズ」シリーズとは異なり、音なの鑑賞に堪えうるぎりぎりのところで踏みとどまっている。
尤も「スパイ・キッズ」とはターゲットが異なるのは当然なのだが・・・・。

キャストはなんと言ってもアドリアン・アロンソ(ホアキン・デ・ラ・ベガ)である。
ちょっと小太りなルックスが最高にキュートで、彼が動く様はコミカルな方向のサモ・ハン・キンポーを髣髴とさせる。
動きもすばらしいし表情もすばらしい。例えばゾロの正体を知る部分の表情などは最高の瞬間を観客に提供している。

脚本は前作と比較すると、若干飛躍し過ぎで、リアリティの欠如感は否めない。現代人の感性で1850年代を舞台に書き上げたような印象を受けてしまう。

まあ本作は誰にでもオススメできる非常に楽しい娯楽作品だと言えるが、アドリアン・アロンソの発掘と言う意義はあるものの、それ以上の作品だとは思えない。
そんな楽しい娯楽作品の一本である。

☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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さて、早速ですが2006年の目標の中間発表その1です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
 
 
1.映画

#001「スタンドアップ」中野サンプラザ 2006/01/12
#002「レジェンド・オブ・ゾロ」よみうりホール 2006/01/13
#003「サイレン」VIRGIN TOHO シネマズ 六本木ヒルズ 2006/01/18
#004「オリバー・ツイスト」ヤクルトホール 2006/01/23

2.DVD、CATV等

#001「シン・シティ」DVD 2006/01/01
#002「宇宙戦争」DVD 2006/01/02
#003「ハウルの動く城」DVD 2006/01/03
#004「私をスキーに連れてって」DVD 2006/01/06
#005「ドッグヴィル」HDD 2006/01/14
#006「メイキング・オブ・ドッグヴィル 〜告白〜」HDD 2006/01/14
#007「天国にいちばん近い島」CATV 2006/01/14
#008「ショーン・オブ・ザ・デッド」DVD 2006/01/17
#009「白い巨塔」CATV 2006/01/17
#010「ぼんち」CATV 2006/01/20
#011「ラヂオの時間」CATV 2006/01/22
#012「用心棒」CATV 2006/01/23
#013「ロックンロールミシン」HDD 2006/01/24
#014「夜逃げ屋本舗」CATV 2006/01/25
#015「夜逃げ屋本舗2」CATV 2006/01/26
#016「美女缶」HDD 2006/01/26
#017「スウィングガールズ」CATV 2006/01/29
#018「マッド・マックス」LD 2006/01/30
#019「椿三十郎」CATV 2006/01/30
 
 
3.読書

#001「ダーク・タワーII −運命の三人−(上)」スティーヴン・キング著 風間賢二訳 新潮文庫 2006/01/17
 
 
映画は、劇場4本、DVD等19本で、計23本。
このままのペースで、年間276本(劇場48本)です。

読書は1冊で、このままのペースでは、年間12冊です。

冬季はスキー三昧で休日は劇場に行けない、と言う状況が続き、「2006年の目標」的には厳しい状況です。
ついでに肋骨を骨折している関係で、平日は静かにしている関係で、何にも出来ない状況が続いています。

映画については例年通りおそらく問題ないと思うのですが、読書については、最悪の状況です。心を入れ替える必要があります。

まあ、先は長いですが頑張ります。

参考)
2006年の状況
映画23本(うち劇場4本)
読書01冊

2005年同時期の状況
映画21本(うち劇場7本)
読書04冊

2004年同時期の状況
映画18本(うち劇場4本)
読書05冊

2003年同時期の状況
映画28本(うち劇場6本)
読書06冊

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カネボウ化粧品の「free plus」のCF(CM)「もっと、絹素肌のわたし編」をはじめて見た際、そのCF(CM)で使用されている楽曲に耳を疑った。

その楽曲は、Tommy heavenly6の手によるもので、曲名は今のところ不明。
http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/freeplus/cm/index.html

CF(CM)ではおそらくイントロ部分が使用されていると思うのだが、その曲は「シン・シティ」の楽曲に酷似しているのだ。
(「シン・シティ」の予告編で雪の中、車が吹っ飛ぶところあたりから流れている楽曲)
http://www.sincity.jp/trailer/index.html

テンポは微妙に違うし、メロディラインも微妙に違うが、楽曲のイントロ部分のテイストがそっくりなのだ。

本当か嘘か知らないし、都市伝説か俗説かしらないが、3小節までは(4小節まで達しなければ)盗作にならない、と言う話があるが、今回のケースはメロディは微妙に違うが、バッキングのテイストがわたしの耳にはほぼ同じに聞こえてしまう、ということである。

わたしの妄想かも知れないが、リンク先でご確認いただきたい。
「フリープラス」CF(CM)のページ
http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/freeplus/cm/index.html
「シン・シティ」の予告編のページ
http://www.sincity.jp/trailer/index.html

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2006/01/21に知り合いの家で開催されたホームパーティの席上、2006/01/07-09に行ってきた志賀高原のビデオ(もちろんわたしの骨折シーンもある。「骨折折りますた」http://diarynote.jp/d/29346/20060112.html)を上映したら、みんなが晴れてて空いている志賀高原に行きたい、行きたい状態となってしまった。
その中の一人が酔っ払った挙句、発作的に携帯電話で、2006/01/28-29の期間、志賀高原の宿を押さえてしまい、否応なく志賀高原に行くことになった。

2006/01/28
午前中は吹雪、午後からは晴れ

午前中は大変な吹雪。
外気は、-13〜-16℃位まで落ち込み、吹きすさぶ突風のおかげで体感温度はうなぎ下りである。

が午後からは晴れで、大変楽しいスキー日和だった。
2006年01/08のナイターで転倒し肋骨を2本折ったわたしは、上半身を使わず、下半身のみで楽しげに、抑えて滑っていた。

肋骨は痛いのだが、それよりも、胸の内側の筋肉をしばらく使っていない関係で、ちょっとの伸びや、軽いストレッチをしただけで、胸の内側の筋肉がつりそうでつりそうで、肋骨の痛みよりそっちの方が怖かった。

夜はナイターと宴会。
焼酎にはまっているわたしは富乃宝山を持っていった。
720mlで定価は1,300円位なのだが、東京都内の酒店ではプレミア価格のため3,000以上もしやがった。

最近の焼酎ブームには若干激怒である。
本当に飲みたい人の手に、飲みたい焼酎が入らない、と言う状況なのだ。

まるで、Jリーグ創設時に、俄かサッカーファンのおかげで、本当にサッカーが好きな人の手にチケットが行き渡らなかったようなものである。

2006/01/29
天候は晴れ。
絶好のスキー日和である。

昨夜のナイターに行った者、行かなかった者の様々な思いが交錯する中の楽しいスキーであった。

今回のメンバーには、初スキーの4歳の女の子がいたのだが、これまた大変だった。
子供の関節が柔らかいのは知っているのだが、スキーをはいた状態で関節が反対に曲がっているように(折れているように)見える姿にわたしは恐怖した。

もちろん一番ビビっていたのは、その子の両親ではなく最近骨折したばかりのわたしだった。
彼女の「はじめてのスキー」をビデオ撮影していたわたしだったが、そのあまりにも凄い関節の曲がり方に、撮影を遠慮してしまう始末である。

まあそんな感じで楽しく滑って、帰宅の途についたのだが、渋滞も全くなく、あっと言う間に家に着いてしまった。

それにつけても、ゲレンデは客が少なく、貸切状態は貸切常態で良いのだが、スキー場や宿の経営を考えると、複雑な印象を受ける。

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週刊「映画レビュー・インデックス」2006/01/28
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2006/01/28公開
「オリバー・ツイスト」未レビュー
2006/01/21公開
「レジェンド・オブ・ゾロ」未レビュー
2006/01/14公開
「スタンドアップ」http://diarynote.jp/d/29346/20060117.html
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」未レビュー
2005/12/17公開
「キング・コング」未レビュー
「疾走<しっそう>」未レビュー
2005/12/10公開
「NOEL<ノエル>」未レビュー
2005/12/03公開
「七人のマッハ!!!!!!!」http://diarynote.jp/d/29346/20041022.html
 
 
 
■週末興収ベストテン
2006/01/21-22 興収ベストテン
1.「THE有頂天ホテル」(東宝)
2.「男たちの大和/TAMATO」(東映)
3.「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(ワーナー)
4.「博士の愛した数式」(アスミック・エース)
5.「レジェンド・オブ・ゾロ」(松竹=ブエナビスタ)
6.「Mr.&Mrs.スミス」(東宝東和)
7.「チキン・リトル」(ブエナビスタ)
8.「キング・コング」(UIP)
9.「輪廻」(東宝)
10.「プライドと偏見」(UIP)
 
2006/01/28 「犬神家の一族」のリメイクの製作が発表された。
監督は市川崑、金田一耕助役はなんと石坂浩二である。
2006/01/26に「石坂浩二の髪型をめぐる冒険」(http://diarynote.jp/d/29346/20060126.html)というエントリーで、石坂の髪型から金田一の役作りをしているのではないか、と言うお話を書かせていただいたのだが、タイミングがタイミングだっただけに、自分でも驚いてしまった。

以前から市川崑は「本陣殺人事件」を撮りたいと言っていたらしく、石坂で市川が「本陣殺人事件」を撮ると言う噂があったのだが、今回、なんと「犬神家の一族」のリメイクが発表された訳である。

「犬神家の一族」以降の角川映画(旧・角川春樹事務所)が行ったことに好意的なわたしは、(「どこからが映画なのか?」http://diarynote.jp/d/29346/20041028.html参照)、市川の老いた姿に一抹の不安を否定できないが、市川崑監督で石坂浩二の金田一耕介が見られると言う事に喜びを禁じえない。

願わくば、かつての金田一作品の極太明朝体のタイトルクレジットと、細かいカットの編集が再現される事を期待したい。
ディテイルに神は宿るのである。

ガンバレ市川崑!
そして、ガンバレ石坂浩二よ!!
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「ロンゲスト・ヤード」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「イントゥ・ザ・サン」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「オリバー・ツイスト」、「レジェンド・オブ・ゾロ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」です。
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TBS系の深夜番組「10カラット」(TBS/毎週水曜24:25〜)を見た。

「10カラット(てんからっと)」とは、深夜枠にお笑いの若手を10組集めてコントやネタや企画を見せると言う、まあよくあるテレビプログラムなのだが、お笑いはともかく、この番組の美術(というかセット)が凄い。

何が凄いかと言うと、「トロン」ミーツ「シン・シティ」位凄いことになっている。

根本的にはセットは白い板状のもので出来ているのですが、その板状のものの色は全て白、で黒でその白い板状のものにいろいろなモノが書き込まれているのです。

パッと見、グリーンスクリーンやブルースクリーンのセットの中で撮影されているような感じのセットでコントが行われているのです。

言い換えるならば、バーチャル・セットにテクスチャーを貼る前の状況でコントをやっているような感じなのです。
しかも、その白い板状のセットを構成している部品には様々な模様や言葉が黒で描かれているし・・・・。

内容はともかく、セットだけでも見る価値はあると思う今日この頃でした。

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わたしの気のせいかも知れないが、最近石坂浩二の髪が伸びてきているような気がする。

先日放映された「古畑任三郎ファイナル 今、甦る死」でも微妙な髪の長さだったし、先日の「開運! なんでも鑑定団」でも微妙な髪型だった(ような気がする)。

ここで考えられるのは、石坂浩二が金田一耕助の役作りをしているのではないか、と言うことである。

市川崑が「本陣殺人事件」を撮ると言う噂もあるようだし、となると金田一は石坂浩二にやってもらいたい。
最早妄想の類のような気もするが、もしかすると石坂浩二の髪が伸びているのは、金田一のためかな、・・・・と思っちゃう。
と言う訳で、今後も石坂浩二の髪型に注目していきたいと個人的には思う。

余談だが、1996年の「八つ墓村」のプリ・プロダクションの頃、豊川悦司が金田一耕助を演じることが決まる前にも、石坂浩二が髪を伸ばしていたような記憶もあるので、実際のところ本当にただの妄想なのかも知れないが、是非石坂浩二の金田一耕助を観て見たいと思うのだ。ついでに監督はもちろん市川崑でね。

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日本国内未公開作品「ショーン・オブ・ザ・デッド」の980円DVDを購入した。

イイ年して大人になりきれないショーン(サイモン・ペッグ)。
仕事をしない幼なじみのエド(ニック・フロスト)と同居、自分は電器店の店員として働いているもののヤル気はゼロで、なじみのパブ、ウィンチェスターに入り浸って生気のない暮らしを送っている。ついに恋人リズ(ケイト・アシュフィールド)にも愛想を尽かされ、落ち込んだ彼がしこたま酒を飲んで目覚めた翌朝・
いつの間にか、街はゾンビで溢れかえっていた!ショーンはクリケット・ラケットを武器にゾンビと応戦、愛する恋人、母親、友人たちを救うため、ヒーローとなって立ち上がるが・・・・。

監督:エドガー・ライト
脚本:サイモン・ペッグ、エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ(ショーン)、ケイト・アシュフィールド(リズ)、ニック・フロスト(エド)、ディラン・モーラン(デヴィッド)、ルーシー・デイヴィス(ダイアン)、ペネロープ・ウィルトン(バーバラ)、ビル・ナイ(フィリップ)、ピーター・セラフィノウィッツ(ピート)、ジェシカ・スティーヴンソン(イヴォンヌ)

本作「ショーン・オブ・ザ・デッド」は日本未公開とは信じられない程の素晴らしい作品だった。

ところで、わたしはゾンビ映画が好きである。
特にジョージ・A・ロメロの「死霊のえじき」が大好きである。
ゾンビ・ファンはたくさんいると思うのだが、「死霊のえじき」をベストに推す人はあまり多くないのではないかと思う。

かつて『ロメロは「死霊のえじき」でホラーを哲学に高めた』と言われた「死霊のえじき」だが、わたしにとって「死霊のえじき」はセンチメンタリズムに満ちた感動の作品だったのだ。

一方「ション・オブ・ザ・デッド」はもちろんコメディと言う体裁をとっているのだが、実のところは最高にロマンチックで最高にセンチメンタルな素晴らしい作品に仕上がっているし、特に言えるのは、ロメロの「死霊のえじき」のバブのシークエンスにも匹敵する最高のエンディングにわたしの涙腺は破壊されるのだ。

そしてこのサイモン・ペッグとエドガー・ライトの脚本は「ゾンビ」シリーズに対する限りない愛情に満ち、「28日後・・・」はともかく、「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)や「バイオ・ハザード」シリーズなんかより断然に面白い作品に仕上がっている。

こんな素晴らしい作品が劇場公開されないとは、日本の配給会社は何を考えているのか!

未公開のおかげで「ショーン・オブ・ザ・デッド」が2005年のベストテンに入らないじゃないか!

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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それでは「わたし的2005年映画ベストテン」邦画部門を発表します。

先ずはその前提条件から・・・・

■対象作品の条件
1.2005年劇場公開作品のうち
2.2005年に劇場で観た作品
※ 04-05正月映画及びロングラン作品、2005年公開の2004年以前の映画祭上映作品含む

■選出観点
1.20年後でも評価され得る作品
2.劇場で公開されたら再度観たい作品

■「わたし的2005年映画ベストテン」エントリー作品
http://diarynote.jp/d/29346/20060113.html

それでは発表です。
 
■「わたし的2005年映画ベストテン」邦画部門
01「惑星大怪獣ネガドン(短編)」
02「運命じゃない人」
03「パッチギ!」
04「カナリア」
05「自由戀愛」
06「春の雪」
07「サマータイムマシン・ブルース」
08「隣人13号」
09「疾走」
10「HINOKIO/ヒノキオ」
□ワースト
01「戦国自衛隊1549」
02「ローレライ」
03「この胸いっぱいの夢を」
04「SHINOBI」

■お断り
先ず、邦画を32本(ベストテン対象外作品を含めると35本)しか観ていないのに、ベストテンなんぞを選出してしまっているわたしをお許し下さい。実は2005年の密かな目標に昨年同様「邦画をたくさん観る」という目標があったのだが、残念ながら上手く行ってないのだ。

更に、このベストテンは例年通りわたしの独断と偏見による、文字通り恣意的なものであり、世間の評価やわたし自らが付けた星の数とも一致しないし、世間の評価や星の数にも左右されない。

と言う訳なので、勿論見逃した作品や、最初から興味が持てない作品は「2005年ベストテン」にエントリーすらされていないのが実情なのだ。

■総評
2005年の邦画を振り返ると、大作ではなく小品に面白い作品が多かったような気がする。ベストテン以外でも「恋は五・七・五!」とか「カーテンコール」とか「亀は意外と速く泳ぐ」とか「鳶がクルリと」とか・・・・

それでは、ベストテン作品の紹介などを・・・・

01「惑星大怪獣ネガドン(短編)」
短編なのでベストテンの選出作品とするかどうが悩んだのだが、この作品の果たした意義は非常に大きかったと思う。
http://diarynote.jp/d/29346/20051117.html

02「運命じゃない人」
娯楽作品としては最高だと思う。
脚本が最高に素晴らしいし、キャストも分をわきまえ、素晴らしい仕事をしている。内田けんじの次回作に超期待。
http://diarynote.jp/d/29346/20050705.html

03「パッチギ!」
言う事ありません。素晴らしい傑作。
http://diarynote.jp/d/29346/20050113.html

04「カナリア」
「この胸いっぱいの愛を」なんか撮っている場合じゃないぞ、塩田明彦よ!
http://diarynote.jp/d/29346/20041123.html

05「自由戀愛」
06「春の雪」
この二作は舞台背景とか描かれた物語とかに共通点が多いので、並べてみると興味深いと思います。
「自由戀愛」は元々はWOWOWのドラマとして制作された作品。
http://diarynote.jp/d/29346/20051125.html

07「サマータイムマシン・ブルース」
「踊る大捜査線」シリーズは、どこが面白いのか、と言うかふざけるな、と言う印象しか持てないが、「サマータイムマシン・ブルース」は面白い。
「スペーストラベラーズ」もそうだったのだが舞台作品の映画化は得意なのかも。本広克行は。
http://diarynote.jp/d/29346/20050831.html

08「隣人13号」
賛否両論だけどわたしは好き。
新井浩文ガンバレ!
http://diarynote.jp/d/29346/20050321.html

09「疾走」
SABU作品の中では一番大衆向きかと思う。

10「HINOKIO/ヒノキオ」
ちょっと間違えば大傑作になったと思う。
http://diarynote.jp/d/29346/20050623.html

まあこんなところでしょうか。
洋画部門もお楽しみに。
 

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「映画レビュー・インデックス」2006/01/21号
をお届けします。
 
 
 
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
 
 
■公開中
2006/01/21公開
「レジェンド・オブ・ゾロ」未レビュー
2006/01/14公開
「スタンドアップ」http://diarynote.jp/d/29346/20060117.html
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」未レビュー
2005/12/17公開
「キング・コング」未レビュー
「疾走<しっそう>」未レビュー
2005/12/10公開
「NOEL<ノエル>」未レビュー
2005/12/03公開
「七人のマッハ!!!!!!!」http://diarynote.jp/d/29346/20041022.html

■近日公開
2006/01/28公開
「オリバー・ツイスト」未レビュー
 
 
■週末興収ベストテン
2006/01/14-15 興収ベストテン
1.「THE有頂天ホテル」(東宝)
2.「男たちの大和/TAMATO」(東映)
3.「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(ワーナー)
4.「チキン・リトル」(ブエナビスタ)
5.「Mr.&Mrs.スミス」(東宝東和)
6.「キング・コング」(UIP)
7.「輪廻」(東宝)
8.「プライドと偏見」(UIP)
9.「あらしのよるに」(東宝)
10.「スタンドアップ」(ワーナー)
 
 
先週に引き続きCF(CM)のお話です。
わたしの最近のお気に入りのCF(CM)があります。
それは、ニューバランスジャパンの”FOR LOVE OR MONEY?”篇です。

そのCF(CM)のナレーションが泣ける。

何億という契約をするアスリートより、あなたの足にはかれる事が、誇りです。

私たちは、スポーツが好きでたまらない。
それだけ。

もう号泣でございます。

わたしは夏期間、MTBのレースに出ているのですが、最近は耐久レースに一人で出る事が多くなってきました。

元々はわたしも年齢を重ね、チームのメンバーの足を引っ張るのが嫌だったということもあり、また、他の(体力はともかく精神的に弱い)チームメンバーに足を引っ張られるのが嫌だったからです。

大塚製薬のCF(CM)「オムニバス篇/大塚製薬 アミノバリュー」のキャッチ・コピーに「きのうの自分に、勝てる気がする。」というのがありますが、正にコレです。

耐久レースにソロ・エントリーするのは、正に自分との戦いであり、体力はともかく精神力との戦いが大きなウエイトを占めます。

わたしは体力は年齢を重ね衰えてきていますが、精神力は自分で言うのもなんですが強いほうだと思います。

まだ3分ある、あと一周、まだ行ける。
ボロボロでも前に進む、そんな自分が大好きです。
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「ロンゲスト・ヤード」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「イントゥ・ザ・サン」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「オリバー・ツイスト」、「レジェンド・オブ・ゾロ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」です。
正に困った状況です。
 
 
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「サイレン」

2006年1月19日 映画
2006/01/18 東京六本木「VIRGIN TOHO シネマズ 六本木ヒルズ」で「サイレン」の完成披露試写を観た。

舞台挨拶は監督の堤幸彦、出演の市川由衣、高橋真唯、森本レオ、西山潤。

1976年、日本・夜美島(やみじま)。
嵐の夜、海は赤く染まり、謎のサイレンの音とともに全島民が突如消失した。
発見されたのは正気を失った一人の男・土田圭(阿部寛)のみ。
男は狂ったように同じ言葉を繰り返し唱えた。
「サイレンが鳴ったら外に出てはならない」

未曾有の怪事件の舞台となった夜美島だったが、年月と共に事件は闇に葬り去られ、再び新しい入居者を迎え平穏を取り戻しつつあった。

事件から29年後。
天本由貴(市川由衣)はフリーライターをつとめる父・真一(森本レオ)と弟・英夫(西山潤)と愛犬オスメントとともに夜美島に引っ越してくる。病気がちの英夫の転地療養のためだ。

島に到着した由貴たちを出迎えたのは、英夫の担当医になる青年医師・南田豊(田中直樹)だった。
由貴たちは南田の案内で島を巡り、新しい住まいにたどり着くが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:堤幸彦
脚本:高山直也
出演:市川由衣(天本由貴)、森本レオ(天本真一)、田中直樹(南田豊)、阿部寛(土田圭)、西田尚美(里美)、松尾スズキ(東)、嶋田久作(山中巡査)、高橋真唯(赤い服の少女)、西山潤(天本英夫)

本作「サイレン」は、演出や美術、世界観は評価できると思うし、ホラー的な描写も水準以上だと思う。
しかし、物語については、表層を見るとなんとなく奥が深そうに思えるのだが、実際のところは決して奥が深いわけではなく、まるで深みのある脚本に見せかけた物語の表層をなぞる、勢いだけのサイコ・サスペンス娯楽作品のような印象を受ける。

本作「サイレン」はもともとはビデオゲームだったと言うから、面白ければ、深みを感じさせるためには、パクリでも引用でも何でもあり、と言う様に様々な面白みや意外なプロットを盛り込んでいるのだが、突き詰めていくとそのプロットに一貫性が無く、脚本的にも大人の鑑賞に堪えうる納得の行くものではない。

大風呂敷を広げたは良いが、実際のところはどうなのよ、と言う感じである。

とは言うものの、ハリウッドの多くの娯楽作品同様、内容はイマイチだが勢いがあって楽しくて面白い、と言うような一般の娯楽作品と同程度には面白い作品に仕上がってはいる、と思う。
少なくても、一般の観客が、あぁ面白かったね、と言える水準は保っていると思う。

しかし、本作は「ロアノーク島」の事件をはじめとするいくつかの住民消失事件を枕詞にしている以上、脚本は住民消失事件についての論理的な回答と言う、ある程度の責任を果たさなければならない、と思うのは観客の当然の思いだと思うのだが、その論理的な回答が提示されない脚本は作品のスタンスとして、どうかと思う。

言い換えるならば、本作は「ロアノーク島」や「マリー・セレスト号」を引き合いに出している以上、「夜美島」事件と「ロアノーク島」や「マリー・セレスト号」事件の原因や謎になんらかの共通点や事件の同一性の根拠を提示するのは、製作者としての義務だと思う。
出来ないのならば「ロアノーク島」云々の枕詞を使わないで欲しいと思う。

あと松尾スズキが演じたキャラクターが、脚本全体の一貫性に影を投げかけている。(もちろん論理的な解釈は可能なのだが、観客に対してフェアではないような印象を受けた)

キャストは皆さん可もなく不可もなく、与えられた役柄を見事にこなしている。

余談だが、冒頭で「ロアノーク島」や「マリー・セレスト号」の消失事件が引用されるのだが、わたしはそれを見て笑いそうになってしまった。これらの事件の原因(謎)を突き止めるのかよ、または一つの解釈法を提示するのかよ、と。

また更に余談だが、天本家が飼っている犬の名前がオスメントと言うのにも笑わせていただいた。
てことは・・・・。と。

興行的にはおそらく堤幸彦と阿部寛との「トリック」路線と、堤幸彦のかつての作品もちろんビデオゲーム路線で広告宣伝を行うと思うのだが、いかんせんノンスター・ムービーであるから興行的には難しいのではないかと思う。

市川由衣や高橋真唯では客を呼べないだろう。

また作品のコンセプトはM・ナイト・シャマランの「ヴィレッジ」に似ているのも、興行的な面ではマイナス・ポイントになってしまうのではないかと個人的には思う。
わたしは「ヴィレッジ」は大好きな映画だが、多くの人々は「ヴィレッジ」を嫌っているようなので・・・・。

また本作は、脚本とプロットだけで観客を動員できる作品だとは、残念ながら思えない。

ホラー系の美術や演出に水準以上のものを感じるだけに、非常に残念な気がする。きちんと寒気が起きる演出がされていた。

こういった作品には先ずは論理的なプロットが必要なのだと思うのだ。

☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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2006/01/12 東京中野「中野サンプラザ」で「スタンドアップ」の試写を観た。

なぜこんな男と結婚してしまったのだろう?夫の暴力に耐えかね、二人の子供を連れて家を出たジョージー(シャーリーズ・セロン)は、故郷の北ミネソタの町に戻ってきた。そこは古くからの鉱山の町。10代でシングルマザーとなり、今また父親の違う子供を連れて出戻ってきたジョージーに、周囲の視線は冷たい。『身持ちの悪い女』というレッテルを貼られ、父親(リチャード・ジェンキンス)からも信用されず、母のアリス(シシー・スペイセク)が繰り返すのは、夫とやり直すために辛抱しろという言葉ばかり。

しかし、ジョージーは殴られ続ける生活に戻るつもりはなかった。この土地で二人の子供を養って生きていくために選んだ仕事。それは町の男たちに混じって鉱山で働くこと。ベテラン鉱山労働者である父は猛反対し、父娘の溝はさらに深まったが、病気の夫に代わり長年鉱山で働いてきた旧友グローリー(フランシス・マクドーマンド)の存在は心強かったが・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:ニキ・カーロ
出演:シャーリーズ・セロン(ジョージー・エイムズ)、フランシス・マクドーマンド(グローリー)、ショーン・ビーン(カイル)、リチャード・ジェンキンス(ハンク・エイムズ)、ジェレミー・レナー(ボビー・シャープ)、ミシェル・モナハン(シェリー)、エル・ピーターソン(カレン・エイムズ)、トーマス・カーティス(サミー・エイムズ)、ウディ・ハレルソン(ビル・ホワイト)、シシー・スペイセク(アリス・エイムズ)

脚本も面白いし、俳優たちの演技合戦も楽しいのだが、穿った見方なのかも知れないが、毎年この時期に公開される賞狙いの作品の一本に思えてならない。

実際、主演女優(シャーリーズ・セロン)、助演女優(フランシス・マクドーマンド/シシー・スペイセク)は素晴らしかったし、助演男優(リチャード・ジェンキンス/ウディ・ハレルソン)も良かった。
主演はともかく、助演に数名ずつノミネートされそうな俳優が出てるのは凄いと思うし、アカデミー会員の女性票を狙うような作品のコンセプトも凄いと思う。

ところで、物語の構成は最近では「ドミノ」のそれに近く、現在進行形の出来事(裁判)に過去のエピソードを挟み込みながら物語が進行する、という形式をとっている。

また、聴衆の信頼(共感)を得るためのスピーチが登場する部分があるのだが、それは最近で言うところの「エリザベスタウン」や「イン・ハー・シューズ」のシークエンスを髣髴とさせる。

さらに作品のキーともなる邦題にも使われているシークエンスは、かのスタンリー・キューブリックの「スパルタカス」やピーター・ウィアーの「いまを生きる」とかぶっている。
もちろん「スパルタカス」のシークエンスの方がタイミングも映像も含めて5倍くらいは感動するのだが。

キャストはシャーリーズ・セロンが良いのはさておき、なんと言ってもフランシス・マクドーマンドだろう。
役者冥利に尽きる格好良い、まるで西部劇のガンマン(例えばクワイエット・マン)のようなキャラクターを見事に演じている。
なんとも格好良い。
「ファーゴ」(1996)に続きアカデミー賞受賞なるか、と言うところである。
思うに、わたしは彼女(フランシス・マクドーマンド)のような女優さんが大好きなようである。

また「キャリー」(1976)のシシー・スペイセクも良かった。
古い町の古いタイプの女性を見事に演じていた。
「キャリー」以降、数々の賞を受賞している彼女だけにアカデミー賞の行方も楽しみである。

俳優としては、リチャード・ジェンキンス、ウディ・ハレルソン、ショーン・ビーン等が良い味を出しているのだが、特にリチャード・ジェンキンス、ウディ・ハレルソンが良かった。

特にリチャード・ジェンキンスのスピーチは大変素晴らしかった。親娘の確執が瓦解する場面に滂沱である。

演出は女性監督であるニキ・カーロの感性と観点が良く出ていたような印象を受けた。

セクハラの描写は、本作を誇張され演出されたフィクションだととらえると、それほど強烈なものではないのだが、実際の出来事だととらえると大変なことだと思う。もちろん時代性とか、国民性だとか様々なフィルターを通さなければならないと思うが、結構なセクハラ描写だったと思う。

それに対するリチャード・ジェンキンスのスピーチの観点がすばらしい。アメリカ人という国民のいわばプライドに働きかけるすばらしいスピーチだった。

結局は、本作「スタンドアップ」は賞狙い作品だ、と言う穿った見方も出来るのだが、社会派の作品として、大人の鑑賞に耐えうる素晴らしい作品だと思う。
特に女性にオススメの作品だと個人的に思う。
とは言うものの、感情ではなく論理で楽しんで欲しい作品。

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

余談だけど、フランシス・マクドーマンドの役名がグローリーだったり、ウディ・ハレルソンの役名がビル・ホワイトと言うのはやりすぎではないか、と思ってしまった。

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「映画レビュー・インデックス」2006/01/14号
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2006/01/14公開
「スタンドアップ」未レビュー
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」未レビュー
2005/12/17公開
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■近日公開
2006/01/21公開
「レジェンド・オブ・ゾロ」未レビュー
2006/01/28公開
「オリバー・ツイスト」未レビュー
 
 
■週末興収ベストテン
2006/01/07-08 興収ベストテン
1.「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(ワーナー)
2.「男たちの大和/TAMATO」(東映)
3.「チキン・リトル」()
4.「Mr.&Mrs.スミス」(東宝東和)
5.「キング・コング」(UIP)
6.「あらしのよるに」(東宝)
7.「輪廻」(東宝)
8.「SAYURI」(ブエナビスタ=松竹)
9.「ALWAYS 三丁目の夕日」(東宝)
10.「超星艦隊セイザーX 戦え! 星の戦士たち/劇場版甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道」(東宝)
 
 
2006年のお正月気分も抜け、通常の生活になっているハズなのですが、映画を一切と言って良い程観ていません。
非常に困った状況ですね。

肋骨を折った件ですが、多数のお見舞いのお便りやコメントをいただき、ありがとうございました。
本人は基本的に非常に元気で、いたって普通に生活しています。

全くの余談ですけど、先週の3連休にわたしは志賀高原にスキーいに行って来たのですが、その際、留守電に着電がたくさんありまして、一体何だったのかと言うと、何とキャリー・フィッシャーが来日してサイン会が行われたそうなのです。
で、その留守電の着電は、キャリー・フィッシャーのサイン会に行こーぜ電話だったわけです。
件のわたしの友人はサイン会に行ったのですが、列の並んでいた人の多くはアキバ系の人で、何故かキャリー・フィッシャーのカスタム・フィギュアを持ち、自慢の華を咲かせながら列に並んでいたそうです。

全くの余談ですけど、現在放映中のauのCF(CM)『EZ助手席ナビ「オンチ」篇』なんですけど、30秒バージョンと15秒バージョンでセリフの順番が違うんですよ。編集の妙を感じる素晴らしい構成です。

30秒バージョン
「さっきとおんなじ道や」
「先輩方向オンチですね」
−「そんな時は助手席ナビ」−
「おっ、それ、なに、カーナビ?」
「そーなんです、これ、つぎ右」
「ラーイト」
「あ、それで、そのつぎを左」
「ヒダーリ」
「いや、日本語じゃないすか」
−以下略

15秒バージョン
「つぎ右」
「ラーイト」
「あ、それで、そのつぎを左」
「ヒダーリ」
(左に曲がる自動車の映像にかぶせ)
「それ、なに、カーナビ?」
−以下略

編集ってすげーぜ!
セリフの順番を変えるだけで、物語が変わるぜ!
当たり前の事ですが、CF(CM)のバージョン違いで、こんな事をやっているのにはおどろ越された、と言うことです。
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「ロンゲスト・ヤード」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「イントゥ・ザ・サン」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「オリバー・ツイスト」、「レジェンド・オブ・ゾロ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「スタンドアップ」です。
正に困った状況です。
 
 
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さて、それでは「わたし的2005年映画ベストテン」のエントリー作品を発表したいと思います。その対象作品の条件は次の通りです。

1.2005年劇場公開作品のうち
2.2005年に劇場で観た作品
※ 04-05正月映画及びロングラン作品、2005年公開の2004年以前の映画祭上映作品含む

そして、「わたし的2005年映画ベストテン」の選出観点は、次の通りです。

1.20年後でも評価され得る作品
2.劇場で公開されたら再度観たい作品

それでは「わたし的2005年映画ベストテン」のエントリー作品を発表します。

□邦画
#001「鉄人28号」
#002「機動戦士Zガンダム−星を継ぐ者−」
#003「カナリア」
#004「北の零年」
#005「パッチギ」
#006「ローレライ」
#007「恋は五・七・五!」
#008「隣人13号」
#009「戦国自衛隊1549」
#010「四日間の奇跡」
#011「亀は意外と速く泳ぐ」
#012「星になった少年」
#013「運命じゃない人」
#014「七人の弔」
#015「姑獲鳥の夏」
#016「疾走」
#017「青空のゆくえ」
#018「釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪」
#019「カーテンコール」
#020「鳶がクルリと」
#021「サマータイムマシン・ブルース」
#022「自由戀愛」
#023「タッチ」
#024「亡国のイージス」
#025「SHINOBI / HERAT UNDER BLADE」
#026「この胸いっぱいの愛を」
#027「機動戦士ZガンダムII−恋人たち−」
#028「春の雪」
#029「同じ月を見ている」
#030「惑星大怪獣ネガドン(短編)」
#031「探偵事務所5” 5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語」
#032「HINOKIO/ヒノキオ」

□洋画
#001「カンフーハッスル」
#002「ネバーランド」
#003「七人のマッハ!」
#004「ライフ・イズ・コメディ!」
#005「ポーラー・エクスプレス」
#006「アイ・アム・デビッド」
#007「ボーン・スプレマシー」
#008「Ray<レイ>」
#009「THE JUON/呪怨」
#010「ベルヴィル・ランデブー」
#011「エターナル・サンシャイン」
#012「オペラ座の怪人」
#013「サイドウェイ」
#014「ロング・エンゲージメント」
#015「フライト・オブ・フェニックス」
#016「エレクトラ」
#017「きみに読む物語」
#018「英語完全征服」
#019「シャル・ウィ・ダンス?」
#020「スパイダー・フォレスト/懺悔」
#021「インファナル・アフェアIII/終極無間」
#022「ドッジボール」
#023「コンスタンティン」
#024「バタフライ・エフェクト」
#025「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
#026「クローサー」
#027「炎のメモリアル」
#028「ザ・インタープリター」
#029「マイ・ブラザー」
#030「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」
#031「フォーガットン」
#032「ライフ・イズ・ミラクル」
#033「オープン・ウォーター」
#034「ホステージ」
#035「マイ・リトル・ブライド」
#036「ダニー・ザ・ドッグ」
#037「マラソン」
#038「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」
#039「宇宙戦争」
#040「0:34 レイジ 34 フン」
#041「ロボッツ」
#042「アイランド」
#043「大変な結婚」
#044「チーム☆アメリカ/ワールドポリス」
#045「キングダム・オブ・ヘブン」
#046「ライディング・ザ・ブレット」
#047「ライフ・アクアティック」
#048「チャーリーとチョコレート工場」
#049「シンデレラマン」
#050「ランド・オブ・ザ・デッド」
#051「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」
#052「奥さまは魔女」
#053「ルパン」
#054「頭文字D THE MOVIE」
#055「セブンソード」
#056「シン・シティ」
#057「銀河ヒッチハイク・ガイド」
#058「エリザベスタウン」
#059「ドミノ」
#060「ブラザーズ・グリム」
#061「NOEL(ノエル)」
#062「イン・ハー・シューズ」
#063「ティム・バートンのコープスブライド」
#064「ソウ2」
#065「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」
#066「親切なクムジャさん」
#067「復讐者に憐れみを」
#068「イントゥ・ザ・サン」
#069「キング・コング」

□対象外
#001「ロンゲスト・ヤード」公開未定
#002「トム・ヤム・クン!」2006/GW公開予定
#003「カースト(原題)」公開未定
#004「ナイト・ウオッチ」公開未定
#005「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」2006/03公開予定
#006「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」2006/01公開予定
#007「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」2006/春公開予定
#008「ジョニの約束」公開未定
#009「真昼ノ星空」公開未定
#010「ウォーク・ザ・ライン(仮)」2006/02公開予定
#011「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」公開未定
#012「スリー・タイムズ(仮題)」公開未定
#013「SPL<殺破狼>(原題)」公開未定
#014「バッシング」公開未定
#015「マジシャンズ」公開未定
#016「落ちる人」公開未定
#017「やわらかい生活」公開未定
#018「サグァ」公開未定
#019「サウンド・バリア」公開未定
#020「無窮動」公開未定
#021「結果」公開未定
#022「フリー・ゾーン」公開未定
#023「セックスと哲学」公開未定
#024「フル・オア・エンプティ」公開未定
#025「オリバー・ツイスト」2006/01公開予定
#026「レジェンド・オブ・ゾロ」2006/01公開予定
#027「ナルニア国物語 第1章:魔女とライオン」2006/03公開予定 
 

発表は後日。

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2006/01/07-09
1月の3連休は例年通り「志賀高原」にスキーに出かけた。

スキーツアー自体については、後日きちんと書こうかな、と思っているので大幅に割愛する。

2006/01/08 20:08 志賀高原サンバレー・スキー場

わたしはスキーが比較的上手い。
ついでにビデオの撮影も比較的上手い。

という訳で、必然的に滑りながらビデオ撮影するのも比較的上手い。(本当はめちゃくちゃ上手い。スティディカムもビックリなのだ。)

で、圧雪後のナイターゲレンデにおいて、わたしはDVカメラで滑りながら知り合いのスキーヤーを撮影していた。

広角レンズを付けていたので、わたしはカメラを被写体に極限まで近づけ、ド迫力の映像を切り取っていた。

実際のところは、最高速状態のスキーヤーの30センチ以内までカメラを近づけたりして撮影を行っている。

最高速状態のスキーヤーの背後から撮影していたわたしは、ターンの隙をついて側面へ回り、横滑り状態で被写体を押さえていた。

更にターンの隙をついて被写体の前へ回り込み、前からの映像を押さえようとしたのだが、そこに雪の吹き溜まりがあり、足元を取られわたしは吹っ飛ばされてしまう。

本能的にカメラを抱きながらわたしはゲレンデを転げ落ちる訳だ。
スキーが上手いと言う事は転び方も上手い。
わたしは一切頑張らず、足を浮かせ、亀の子状態でなすがままゲレンデに身を任せ、速度が落ちるまで背中で滑り続ける。

いざ止まってみると、カメラは無事、右足の板がはるか後方のゲレンデに置き去りに、またその後方に転倒時の美しくないシュプールがあった。それを見るとわたしは転倒してから都合3〜40メートル位は流されたようである。

で、左わき腹がなぜか痛い訳だ。

痛いのは痛いのだが、楽しいのでその後も、翌日もスキーを楽しんだ。
もちろん、ナイター後の宴会もだ。

東京に帰ってきて、2日目、2006/01/11、あまりにもわき腹が痛いので昼休みに整形外科の扉を叩いてみた。

検査の結果、左側の肋骨の1本が骨折、もう1本にヒビがはいっている状態のようである。

そのおかげでわたしは昼食を食い損ねた。

痛いのは痛いのだが、平常の生活を営んでいる。
でも、肋骨保護用のバンドのおかげでお腹が出ているように見えてしまうのは、ご愛嬌かも。

今日のお話は心配するところではなく、笑うとこね。
「あはは、tkrのヤツ、スキーで肋骨折ってやんの、ばっかでい」

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「映画レビュー・インデックス」2006/01/07号
はお休みします。

■週末興収ベストテン
2005/12/31-2006/01/01 興収ベストテン
1.「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(ワーナー)
2.「男たちの大和/TAMATO」(東映)
3.「チキン・リトル」(ブエナビスタ)
4.「Mr.&Mrs.スミス」(東宝東和)
5.「キング・コング」(UIP)
6.「あらしのよるに」(東宝)
7.「SAYURI」(ブエナビスタ=松竹)
8.「ALWAYS 三丁目の夕日」(東宝)
9.「超星艦隊セイザーX 戦え! 星の戦士たち/劇場版甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道」(東宝)
10.「ザスーラ」(ソニー)

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「古畑任三郎ファイナル」をめぐる冒険
わたしは「古畑任三郎」シリーズが比較的好きである。

「古畑任三郎」シリーズの魅力は、先ず何と言っても「刑事コロンボ」シリーズでおなじみの倒叙式ミステリーの形式が好きだから。

と言うか、結局は「刑事コロンボ」シリーズが好きだから。と言うところだろうか。
比較的面白い倒叙式ミステリーが日本語で書かれている、と言う点が興味深いのだと思う。

さて、本題だが、2006/01/03〜05、フジテレビ系で「新春ドラマスペシャル」と銘打って「古畑任三郎」の新作が放映されている。
まあ、それについての雑感をもろもろと・・・・。
 
 
2006/01/03
「古畑任三郎ファイナル 第1夜 今、蘇る死」

石坂浩二出演で鬼切村とか言う寒村が舞台、そしてわらべ歌が殺人のモチーフとなれば、どう考えても「悪魔の手毬唄」(1977)への言及としか考えられない。

あぁ市川崑の「金田一耕助」シリーズの新作が観たい、と本気で思う。
勿論金田一耕助は石坂浩二で。

脚本は、今回の3本に共通の印象を受けるのだが、視聴者を煙に巻く事に腐心しているようである。
強烈なミス・デレクションが演出されている。

また、殺人にいたる部分の描き方が足りない印象を受けた。簡単に人を殺してしまうところが解せないのだ。
 
 
2006/01/04
「古畑任三郎ファイナル 第2夜 フェアな殺人者」

イチローが犯人役、と言うことで話題沸騰だが、脚本はイマイチ、と言うかミステリーとしては破綻していると言わざるを得ない。

殺人をゲームと捉え、古畑VSイチローの図式を明確にするのは良いのだが、そのため警察官としての古畑の行動原理にブレが生じている。
コロンボだったらラストでイチローに激怒するところである。
「これはゲームではない、あなたは実際に人を殺したのだ」と。
 
 
2006/01/05
「古畑任三郎ファイナル 第3夜 ラストダンス」

プロットを聞いて思ったのは、これ「刑事コロンボ 構想の死角」(1971/スティーヴン・スピルバーグ監督)のパクリじゃねえのか、と言う点。

このエピソードも、「古畑任三郎ファイナル 第1夜 今、蘇る死」と同様の強烈なミス・デレクションが使われている。
3夜のうち、2夜に同様のミス・デレクションには困ったものである。

倒叙式ミステリーの約束事を完全に反故にしているのではないだろうか。
言うならば「刑事コロンボ さらば提督」にも似た、ある種のルール違反が行われているのだ。

短期間に複数の脚本を書くのは困難なのだろうな、と思える3夜だった。

頑張れ、三谷幸喜よ。
と言う印象である。
 
 
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わたしは発売日当日に4枚組の「ハウルの動く城」を購入した。
DVDの細かい仕様を調べる事もせず、一番枚数が多いDVDを購入してしまった訳だ。

本編はともかく、特典ディスクがたくさんあるのが面倒で、特典ディスクを見ていなかったのだが、今回機会があって特典ディスク3と4を観た。

が、ディスク3と4のコンテンツのボリュームが全くと言って良いほど感じられなかった。
印象では、2枚のDVDのトータルは90分足らずではないだろうか。(画コンテ除く)
そんなボリュームでは満腹感が一切感じられないし、誰向けの、−−つまり、どんな客層をターゲットにした−−、コンテンツか不明で、まるで今用意できる「ハウルの動く城」に関係する映像を適当に突っ込んだ感が否めない。

4枚組のDVD-BOXなんだから、メイキングがたくさん入っているのではないか、と思うのは人情ではないだろうか。
しかし、製作に関するコンテンツはほぼ20分程度しか収録されていないのではないか、と思った。

また、本編ディスク2なのだが、複数の言語で本編が収録されているのだが、なんと2chなのだ。

しかも、通常版には、5.1chの英語音声が収録されているのだ。

通常版になんらかの特典を付けて特別収録版にするのならわかるが、通常版に収録されているコンテンツが特別収録版に収録されていない、と言うのは釈然としない。

特典についても、ある映像を適当に突っ込むようなコンテンツの収録は避けて欲しいと思う。
誰もが喜ぶ特典映像の収録が望まれる。

「ハウルの動く城」
http://diarynote.jp/d/29346/20041117.html

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