NTT DoCoMo の DoCoMo 2.0 の 新しいCF(CM)の放送が始まった。

例によって、監督:関口現、プランナー:TUGBOATの作品である。

今回のCMのシリーズで気になったのは、関口現のカラーと言うより、ミッシェル・ゴンドリーのようなカラーで、CF(CM)が制作されている、と思われること。

例えば、今日のエントリーの表題でもある『DoCoMo 2.0「魔法の箱」篇』では、「恋愛睡眠のすすめ」(2005)的、ダンボール・アート的な、キュートでポップな美術が楽しめる。

また、『DoCoMo 2.0「国境を越えて」篇』では、「エターナル・サンシャイン」(2004)風の、どこにいようが、生まれ変わろうが、記憶をなくそうが、二人は結ばれる的な、運命的なプロットが楽しめる。

個人的には「SURVIVE STYLE5+」(2004)をはじめとした、独創的な関口現のカラーを楽しみにしていただけに、今回のシリーズのCMは、若干残念な印象を受ける。

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矢沢永吉が登場するソニーのブルーレイディスクのCF(CM)の放映が始まった。

このCF(CM)は、ハイビジョンTVで見ている通常のDVDソフトのクオリティがハイビジョン画質ではないことを視聴者に気付かせ、ブルーレイディスク購入への動機付けを図っている
、と思われる。

せっかくハイビジョンTVで見ている映像が、ハイビジョン画質ではないただのDVDソフトだと言うのは、正しく「もったいない」と言うことなのだ。

しかしながら、このCF(CM)を見て釈然としない部分がある。

と言うのも、DVDソフトをハイビジョンTVで見て、その映像がハイビジョン画質ではないことに気付かないような人に、ブルーレイディスクなんてそもそも必要ない、と思えてならないのだ。

つまり、このCF(CM)のコンセプトでは、ハイビジョンの画質とスタンダードの画質の差を視覚で判別できないような層に、ブルーレイディスクを売り込もうとしているような印象を受けてしまうのだ。

もちろん、ブルーレイディスクを市場に出し、シェアを獲得していくことは、ソニーをはじめとしたブルーレイディスク陣営にとって、また、わたしのような映画ファンにとって、喜ばしいことだと思うのだが、自分の目で見てDVDの画質がきれいだと思っている層に対し、ブルーレイディスクを販売し、シェアを拡大しようとするようなコンセプトには個人的には賛同できない、と言わざるを得ない。

ソニーは、ブルーレイディスクがなんたるものかを知っている層に対し、広告を打っていただきたいと思う。

矢沢永吉には大変失礼だが、せっかくのハイビジョンTVに対し、ブルーレイディスクを購入しないのが「もったいない」と言うのならば、DVDを楽しんでいるのならば、ハイビジョンTVを買う行為自体が「もったいない」のではないかと言わざるを得ないのだ。

ソニーは、もう少しきちんとCF(CM)の対象やコンセプトを考えた方が良いと思うぞ。
 
 
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Mr.メントスをめぐる冒険
たいした話じゃないけれど・・・・。

皆さんは、キャドバリー・ジャパンの「メントス」のCF(CM)にでてくるキャラクターで、頭にでかいメントスを付け、白いマスクにヒゲをはやし、腰だめから指弾でメントスを飛ばすキャラクターを知っているだろうか。

彼の名は「Mr.メントス」。
http://www.mentos.jp/secret/mentos_men.html

48時間ぶっ続けで踊り続けられる足を持つ、ヒップでホップでキュートでファンキーなカッコイイ男、それがMr.メントスなのだ。

余談だが、Mr.メントスには、最近カールフレンドが出来たらしいぞ。彼女の名前はなんと、Ms.クリーム。
 
 
ところで、皆さんは「クロレッツ・ホット」という新製品を知っているだろうか。

街頭で無料配付されたり、お試しキャンペーンが行われているから、知っている人も多いのではないか、と思う。

実は、この「クロレッツ・ホット」も「メントス」と同じく、キャドバリー・ジャパンの製品なのでである。

さて、本題だか、その「クロレッツ・ホット」のポスター等のアドバタイズに登場するキャラクター(画像参照)のアフロの頭で、両手の人差し指を前に突き出す姿は、なんとMr.メントスにそっくりではないか!

まあ、両方ともキャドバリー・ジャパンの製品なので、どうと言うことはないのだが、「クロレッツ・ホット」のアフロの男は、多分「メントス」のMr.メントスを意識していると思うぞ。

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「毎日がスペシャル♪/子ども篇」ソニー”ハンディカム”
ソニー”ハンディカム”のCF(CM)シリーズ「毎日がスペシャル♪」の「子ども篇」が非常に興味深い。

ソニー”ハンディカム”の「毎日がスペシャル♪」プロジェクトは、「面白いコトは、記念日に起こるとは限らない。」をコンセプトとして「日常を動画に残すことの楽しさや価値」を広めようとしている。

そんな「毎日がスペシャル♪」プロジェクトで、現在放映されているCF(CM)は、「ベッド篇」、「子ども篇」、「運動会篇」の3本。

今日はその中「子ども篇」のお話。

「子ども篇」のCF(CM)の概要は、リビングのソファーでうたた寝をしている父親を子どもがハンディカムで撮影している、と言うCF(CM)である。

特筆すべき点は、父親の寝息で上下するお腹を海と波に見立て、そのお腹の上に小さなヨットの模型を乗せ、空の絵が描かれたクッション背景に見立て、子どもが撮影をしている、と言う点。

このCM「子ども篇」のコンセプトと言うか、発想は大変良く出来ており、あまりの発想のすばらしさに舌を巻く思いである。

と言うのも、従来のビデオカメラのCMのほとんどは、現在起きている出来事を撮影して思い出にしましょう、と言う「家族の思い出作り」をコンセプトとして製作されていることが多いのだが、この「子ども篇」のCMは「見立て」はもちろん「演出」が入っているのだ。

すなわち、ソニー陣営としては、従来の家庭向けビデオカメラのコンセプトである「家族の思い出作り」からの脱却を図り、家族で「作品」を作ろう、と言うことを示唆している、と言える。

例えば、よくありがちなのは、知り合いの家に遊びに行ったら、延々と子どもの成長記録のビデオを見せられた、ということが多々あると思う。

それを解決するには「編集」して「作品」を作ると言う手法が考えられる。

例えば、2時間の子どもの成長ビデオを2〜3分に編集する、だとか、撮影の時点で作品として成立するような映像を撮る、とか言うことである。

今回の「子ども篇」のCMは、後者である。

もしかしたら、このCMを期に、多くの若手クリエイターが登場するのかも知れない。

そんな可能性を感じるのは、わたしだけだろうか。

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また、泣けるCF(CM)が登場した。

『「Music」篇/HONDA』は、
様々なHONDA製品が醸し出す様々な音をベートーベンの第九交響曲として再構成したCF(CM)。
http://www.honda.co.jp/cmdata/corporation/music/cm1/index.html

歓喜の歌、そしてこれは正しく、ホンダ・ミュージックなのだ。
http://www.honda.co.jp/NSX/nsx-press/press17/1300/1300.html

わたしの記憶では、ホンダミュージックと言う言葉に最初に接したのは海老沢泰久の「F1 地上の夢」と言う書籍だったと思う。

大昔に読んだ記憶によると・・・・、

1964年、バイクメーカーの開発したピーキーなF1エンジンの発する甲高いエグソースト・ノートは、ホンダ・ミュージックと呼ばれ、最初の頃は車は遅いくせに良い音を鳴らしていると言われていたそうである。

あと、有名なのは犬小屋みたいなエンジンとかですね。

とにかく、『「Music」篇/HONDA』でホンダミュージックを体感して欲しいと思うのだ。

「これぞ!ホンダミュージック」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~Simaisme/HP/Beat/Page/Beat/MUSIC.html
これは、Beatの音ですが、やはり排気量の小さい比較的ピーキーなホンダのエンジンは良い音がしますね。

軽自動車の音とは思えない程レーシーな音ですね。

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「POCARI SWEAT X SMAP」をめぐる冒険 その3
先ずはこちらをご参照いただきたい。

「POCARI SWEAT X SMAP」をめぐる冒険
http://diarynote.jp/d/29346/20070411.html

「POCARI SWEAT X SMAP」をめぐる冒険 その2
http://diarynote.jp/d/29346/20070511.html

2007/06/07 木村拓哉版のポカリスエットのCF(CM)「circle篇」の放映が始まった。

基本的には、『「POCARI SWEAT X SMAP」をめぐる冒険』でわたしが推測していた通りの結果になった模様ですね。

※ 木村拓哉版の「POCARI SWEAT X SMAP」のCF(CM)は存在するが、放映時期は木村拓哉と日本コカ・コーラとの契約が終了した時点、と言うこと。

さて、今回の「circle篇」ですが、CF(CM)としては、他のシリーズと比較して面白いコンセプトの作品に仕上がっていた。

で、考えられるのは、この「circle篇」は、スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」(1968) ではないか、と言うこと。

尤も「POCARI SWEAT X SMAP」の美術(セット)自体が、白を基調とした、まるでディスカバリー号の内部のような印象を受けていたのだが、今回の「circle篇」の木村拓哉は、それ以上に「2001年宇宙の旅」のディスカバリー号内部でランニングをするボーマン船長に見えてくる、と言う印象を受ける。

まあ、結果的に、木村拓哉版「POCARI SWEAT X SMAP」のCF(CM)の放映が始まり、めでたしめでたしですが、日本コカ・コーラ社的には、はらわた煮えくり返り状態かと思いますね。

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"私は旅をしています・そら"篇/オリンパス
オリンパスの宮崎あおい主演のCF(CM)『"私は旅をしています・そら"篇』が興味深い。

と言うのも、オリンパスCF(CM)『"私は旅をしています・そら"篇』で宮崎あおいが演じているキャラクターは、映画「ただ、君を愛してる」(2006)で宮崎あおいが演じたキャラクターである里中静流と同一人物のように思える。

と言うか、『"私は旅をしています・そら"篇』は、「ただ、君を愛してる」の物語の途中で失踪した里中静流のその後、つまりラストの展覧会までのミッシング・リンクを描いているような印象を受ける。

つまり、オリンパス提供の宮崎あおいのブログ(フォトログ)

「あおいのフォトログ」
http://olympus-wonder.com/aoi_photo/index.html

は、恋をすると死ぬ病を患った里中静流のブログに思えるのだ。
今後に乞うご期待だったりする。

「ただ、君を愛してる」をめぐる冒険http://diarynote.jp/d/29346/20061005.html

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最近「DoCoMo2.0」のCF(CM)が楽しい。

「DoCoMo2.0」のCF(CM)は、どう考えても「SURVIVE STYLE5+」(2004)だと思ったら、やはり関口現と多田琢の手によるCF(CM)だった。

ディレクター:関口現
プランナー:多田琢、麻生哲朗
美術:中村 桃子
出演:浅野 忠信、長瀬 智也、妻夫木 聡、瑛太、吹石 一恵、土屋 アンナ、蒼井 優、北川 景子

先ずは世界観と言うか美術が素晴らしい。
で、そこから創出される物語性に泣ける。

そんな訳でわたしは、関口現と多田琢が大好きです。

「SURVIVE STYLE5+」
http://diarynote.jp/d/29346/20040910.html

前略、関口現さま/公開ファンレター
http://diarynote.jp/d/29346/20040923.html

今後の展開に超ご期待である。

DoCoMo2.0
http://docomo2.jp/top.html#start

「ティザー篇」
http://docomo2.jp/top.html#asano*teaser

「宣言篇」
http://docomo2.jp/top.html#asano*sengen

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先ずはこちらをご参照いただきたい。

「POCARI SWEAT X SMAP」をめぐる冒険
http://diarynote.jp/d/29346/20070411.html

前回のエントリーの趣旨は、木村拓哉版の「POCARI SWEAT X SMAP」のCF(CM)は本当に存在するのか?

と言う疑問に対し、3つの仮説を検証してみた。
その3つの仮説は次の通り。

1.木村拓哉版のCF(CM)は存在するが、放映時期は木村拓哉と日本コカ・コーラとの契約が終了した時点。
 
2.木村拓哉版のCF(CM)は存在しない。 
 
3.木村拓哉版のCF(CM)は存在し、超法規的対応で、「POCARI SWEAT」(大塚製薬)と「GEORGIA」(日本コカ・コーラ)の両方のCF(CM)に同時に出演する。
 
 
で、2007年5月から、「GEORGIA」のCF(CM)の新シリーズ(木村拓哉が登場しないもの)が始まった。
詳細は、次のURLをご参照いただきたい。

極楽!ジョージアカンパニー
http://www.georgia.jp/#roomID_conferenceroom

わたしの指摘通り、木村拓哉が登場する「GEORGIA」(日本コカ・コーラ)のCF(CM)は終了した模様である。

今回のCF(CM)で渡哲也の部下を演じるのは、木村拓哉ではなく、佐藤めぐみに変わっている。

とは言うものの、上記URLでは、木村拓哉が出演した「GEORGIA」(日本コカ・コーラ)のCF(CM)を公開しているので、WEB上での公開の契約は続いているものの、木村拓哉と日本コカ・コーラとの通常のCF(CM)契約は終了したものと思える。

いよいよ木村拓哉版の「POCARI SWEAT X SMAP」のCF(CM)登場か!!
と言うか、秒読み状態か!?

前回もお話ししたが、「ポカリスエット」の最大のライバル飲料は「アクエリアス」である。
言わずもがなだが、「アクエリアス」は日本コカ・コーラ社の製品。

日本コカ・コーラ社としては、木村拓哉が「ポカリスエット」のCF(CM)に出演するのは、面白くないと思うね。

もしかしたら、契約終了後、ある程度の期間はライバル企業のCF(CM)出演は制限されるかも知れないがね。

「POCARI SWEAT X SMAP」をめぐる冒険 その3 につづく・・・・
http://diarynote.jp/d/29346/20070608.html
 
今回のエントリーについては、次のブログのエントリーを参考にしました。

「日本コカ・コーラ/ジョージア エメラルドマウンテンブレンドのCMに佐藤めぐみ」/「テレビマニア」
http://luise.seesaa.net/article/41142744.html

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現在公開されている「ポカリスエット」のCF(CM)は次の通り。

「rope篇」(香取慎吾)
「sand篇」(稲垣吾郎)
「cube篇」(草?剛)
「ladder篇」(中居正広)
の4本。

ACT+ION と言うコピーは良いと思うが、CF(CM)の発送は凡庸で面白みにかける。
贔屓目に見て、「rope篇」と「cube篇」は比較的面白いと思うが、「sand篇」と「ladder篇」ははっきり言ってつまらない。

そこで、気になるのは木村拓哉版のCF(CM)である。

各種メディアの報道によると、木村拓哉版のCF(CM)も存在するようなニュアンスの報道がされている。

もちろん、今回のCF(CM)のコンセプトは「POCARI SWEAT X SMAP」と言うモノである以上、木村拓哉版のCF(CM)は存在してしかるべきだと思うのだが、ちよっと気になる事情がある。

と言うのも、現在木村拓哉は缶コーヒー「GEORGIA」(ジョージア/日本コカ・コーラ社)のCF(CM)に出演しているのだ。

ところで、先ず考えなければならないのは、ジャニーズ事務所の基本方針(所属タレントに優劣をつけない/所属タレント同士の競争を良しとしない)である。

この方針から、基本的にジャニーズ事務所所属のタレント同士は、同時刻の裏番組に出演する事は原則的にはないようである。(もちろん例外はある)

と同時にライバル企業同士のCF(CM)には同時期に出演しない、と言う事も言えるのだ。

その辺を考えつつ、「POCARI SWEAT X SMAP」の木村拓哉版のCF(CM)の存在を考えてみよう。

考えられるのは次の3つの可能性である。
 
 
1.木村拓哉版のCF(CM)は存在するが、放映時期は木村拓哉と日本コカ・コーラとの契約が終了した時点。

木村拓哉が「GEORGIA」(ジョージア/日本コカ・コーラ社)のCF(CM)に出演しはじめたのは、2006年6月からであるから、おそらく契約は2006年5月から2007年4月までではないか、と思える。

可能性としては、2006年4月から、または2006年6月から、と言うケースも考えられるが、順当なのは2006年5月から、だと思う。

だとすると、日本コカ・コーラ社との契約の都合上、最短でも4月一杯は、SMAPの他のメンバー4名のCF(CM)で乗り切るのではないか、と考えられる。
 
 
2.木村拓哉版のCF(CM)は存在しない。

とあるサイトでは、他の清涼飲料水メーカーのCF(CM)に出演しているため、「ポカリスエット」のCF(CM)には木村拓哉は出演しない旨の表記があるが、「POCARI SWEAT X SMAP」と言っている以上、木村拓哉版のCF(CM)はなし、と言う事は考えられないだろう。

木村拓哉版のCF(CM)は存在しない、と言うのは、極めて可能性が低いと思われる。
 
 
3.木村拓哉版のCF(CM)は存在し、超法規的対応で、「POCARI SWEAT」(大塚製薬)と「GEORGIA」(日本コカ・コーラ)の両方のCF(CM)に同時に出演する。

基本的には難しいと思うのだが、話題にはなると思うので可能性はあると思われる。

その場合、「GEORGIA」のCF(CM)にSMAPの他のメンバーがチョイ役で出演する、と言うサプライズもあり得るのではないか、と思える。
 
 
いろいろ考えたのだが、おそらくは、木村拓哉版の「POCARI SWEAT X SMAP」のCF(CM)は、木村拓哉と日本コカ・コーラとの契約切れを待っての放映開始だと思う。

その場合、最短で5月から、普通に考えて6月からの放映が考えられる。
だとしても、木村拓哉のCF(CM)でちょっと引っ張り過ぎのような気がする。

大した話ではないのだが、わたしは「POCARI SWEAT X SMAP」のCF(CM)を見て、まあ、そんな事を考えている訳だ。

因みに「ポカリスエット」の最大のライバル飲料は「アクエリアス」である。
言わずもがなだが、「アクエリアス」は日本コカ・コーラ社の製品。

日本コカ・コーラ社としては、木村拓哉が「ポカリスエット」のCF(CM)に出演するのは、面白くないと思うね。

「POCARI SWEAT X SMAP」をめぐる冒険 その2
http://diarynote.jp/d/29346/20070511.html

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キヤノンのハイビジョンデジタルビデオカメラ「iVIS HV20」の広告戦略が面白い。

と言うのも、キヤノン「iVIS HV20」以前のハイビジョンの画質クオリティの基準となっていたのは、垂直画素数(垂直方向の走査線数/縦の走査線の数)だったのだが、「iVIS HV20」の広告では、水平画素数(水平方向の走査線数/横の走査線の数)をフィーチャーしているのだ。

ソニーのフルハイビジョンデジタルビデオカメラ「HDR-HC7」の広告には「FULL HD 1080」と言う表記が見てとれる。
これは、垂直画素数が1080ある、と言う事である。

また、ハイビジョンテレビでも、垂直画素数が、ハイビジョンのクオリティを表す指標として一般的である。
皆さんも、720pとか、1080iとか言う表記を見た事があると思う。
これは全て垂直画素数の数を示しているのだ。

一方、キヤノンの「iVIS HV20」広告には、なんと「FULL HD CMOS 1920×1080」と言う表記が見て取れる。
ついでに、赤ちゃんが出てくるCF(CM)では、1920と言う数字が大画面で表示されてしまっている。

ここで考えなければならないのは、一般の視聴者が、キヤノンの「iVIS HV20」(「FULL HD CMOS 1920×1080」)とソニーの「HDR-HC7」(「FULL HD 1080」)の広告を見て、どう思うか、と言う事である。

そして、従来からのハイビジョンのクオリティを表していた基準である垂直画素数の土俵に、今までの基準との差を明確にせず、水平画素数を新たな基準として殴り込んできたのである。

単純に考える多くの視聴者は、ただ単純に違う基準である、1920と言う数字と、1080と言う数字を比較してしまうのではないか、と思えてならない。

余談だが、ソニーの「HDR-HC7」は、2848本×1602本の走査線情報をもとに1920×1080のハイビジョン映像を作り出している。

またキヤノンの「iVIS HV20」は、CMOSセンサーによって1920×1080で読み出した信号を1440×1080にリサイズしている。

何か、間違いがあったら、ご指摘お願いします。

2007/03/30追記
なんとVictor Everio GZ-HD7 も、Full Hi-Vosion 1920×1080 で広告をうっている。

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THE AXE EFFECT
http://www.theaxeeffect.com/flash.html

最近話題の「THE AXE EFFECT」だが、日本国内で放映されているCF(CM)は、2007/03/03日本公開のとある映画の影響を受けているような気がしますね。

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『「カラオケ篇」/web an』株式会社インテリジェンス
さて、早速だが、この「web an」のCF(CM)についてわたしは以前から不思議に思っていた。

と言うのも、このCF(CM)は、CF(CM)のターゲットとなっている「web an」の利用者にアピールするかも知れないが、「web an」に求人広告を掲載している、または掲載しようとしている企業には決してアピールしない、と思えるからである。

と言うのも、この「wen an」のCF(CM)「カラオケ篇」は、遊び感覚でアルバイトすることを肯定するコンセプトを採用している、と思われるのだ。

しかしながら、「web an」に求人広告を掲載する企業は、−−もちろんおそらくだが−−、遊び感覚でアルバイトを行うことを良しとしていないのではないか、と考えられる。

ここで考えなければならないのは、「web an」のような求人広告媒体(メディア)は、消費者(アルバイトを探す人)と出資者(お金を出して求人広告を掲載している企業)が一致していない、という点である。

そして「web an」のような求人広告媒体は、消費者と出資者の双方に対し、CF(CM)等でPR活動を行わなければならないのだ。

今回のCF(CM)は、確かに現代の若者(死語かな?)、特に遊び感覚でアルバイトをしたい層にアピールするのだろうと思われる、が、お金を出した求人広告を掲載しようとする企業にアピールするとは到底思えない。

つまり、このCF(CM)によって、「web an」の消費者(WEBの利用者)は増えるかも知れないが、多くの企業は、あんなCF(CM)をやっているような求人広告メディアに自社のアルバイトの求人広告を掲載したいとは思わない、と思えてならないのだ。

つまり、株式会社インテリジェンスは今回のCF(CM)によって、お金を出して「web an」に求人広告を掲載しようとする企業が減ってしまうことより、遊び感覚でアルバイトを行うような「web an」の利用者を優先している、ということである。

いやぁ、出資者を蔑ろにするとは、なかなか出来ないことですね。

『「カラオケ篇」/web an』株式会社インテリジェンス
http://weban.jp/hcamp/anstation/cm.html

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「people ready business./マイクロソフト」
今朝乗ったJR山手線はマイクロソフトのアド・トレイン(広告貸切列車)だった。

アド・トレイン内の全ての中吊り広告は現在のマイクロソフト社のコーポレイトブランドである「社員力を経営力に。 people ready business. 探し物は、社員の中にあります。」の広告で占められ、ドア上の液晶ディスプレイでは「people ready business」のキャンペーンCF(CM)が、永遠に流れ続けていた。

現在放映中のCF(CM)は、「宣言編」、「オレンジ畑編」、「自動車編」、「ファッション編」、「銀行編」の5本で、どれもすばらしいCF(CM)に仕上がっているのだが、特に「宣言編」が感動的である。

こんなこと(「宣言編」)が実際に起きたとしたら、経営者冥利に尽きるというものだろう。
特に会議室に経営者が入るシークエンスのラストの2カットがすばらしい。
1カット目の中央の女性の表情と、2カット目の男性の表情が最高である。

また「銀行編」では驚いたことに、設定にしろ音楽にしろ「未来世紀ブラジル」(1985)のパロディと言うかオマージュになっているのがなんとも興味深い。

「未来世紀ブラジル」は管理社会へのアンチテーゼとなっており、本来ならばマイクロソフト社のコンセプトと異なっているのではないか、と思えるのだが、それをシニカルととるのか、広告代理店のプレゼンを聞いたマイクロソフト社の担当が「未来世紀ブラジル」を知らなかったのか・・・・。
そんなことを考えると、これまた楽しい。

また「自動車編」ではラストのおじさんの笑顔が最高である。

ついでに、一連のCF(CM)の音楽が非常に興味深い。

全5曲は一見、全て異なった曲のように聞こえるのだが、実は同じ曲だったりする。
とってもトリッキーなのだ。

「社員力を経営力に。
people ready business.
探し物は、社員の中にあります。」のCF(CM)のページhttp://www.microsoft.com/japan/mscorp/campaign/tvcf.mspx

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アップル・コンピュータ社のCF(CM)『Macをはじめよう』シリーズが面白い。

現在放映されているCF(CM)は、「Macとパソコン」篇、「ウィルス」篇、「iLife」篇の3本。
出演:片桐仁[ラーメンズ](パソコン)、小林賢太郎[ラーメンズ](マック)

http://www.apple.com/jp/getamac/ads/

どのCF(CM)もキャッチーでシニカルで、それでいてユーモアに満ちているのだ。
 
 
ところで、Windows以前からパソコンを使っている人たちには、ひとつの夢がある。

そのひとつの夢とは「いつかはMac」と言うこと。

そんなMacの魅力は一体何なんだ、なぜMacが欲しいのか、と言われてもボクは多分何も答えられないと思う。

しかし、ボクはいつかはMacユーザーになりたい、と本気で思っている。

Macとは、例えるならば、すばらしいバランスで、手にしっくりとなじみ、切れ味に優れたナイフのようなものだと思う。

わたしはMacに孤高なクラフトマンシップを感じてしまう。

大人になった今となっては、Macなんて買おうと思えばいつでも買えるのだが、まだまだMacにふさわしいヒトになっていないような気がするボクであった。

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ドコモダケと言えばもちろんNTTドコモのキャラクターなのだが、そのデザインが非常に興味深い。

わたしは誰がこのドコモダケのデザインをしたのか知らないが、−−キノコ繋がりで村上隆かとは全く思わないが、−−そのデザインに海外の著名なキャラクターのデザインの影を感じてしまう。

それは何かと言うと、口の形である。

ところで、ドコモダケの家族は、

ショウガクドコモダケ
チュウガクドコモダケ
ムスメドコモダケ

チチドコモダケ
ハハドコモダケ

ジージドコモダケ
バーバドコモダケ

と言う三世代の構成となっている。
そしてその世代ごとに口の形のデザインが異なっているのだ。
 
 
具体的には、

ジージ、バーバには、真一文字の口の口角の部分に「*」に似た図案がデザインされている。

チチ、ハハの世代、そして、チュウガク、ショウガクの、真一文字の口の口角には「×」に似た図案がデザインされている。

ムスメは、何故か口の両脇に「リボン」があしらわれている。

この時点で、わかる人にはわかると思うのだが、ドコモダケのデザインに影響を与えていると思われる海外の著名なキャラクターは、ディック・ブルーナの「ミッフィー」である。

と、言うのも、「ミッフィー」の世界の住人の口のデザインは、

こども達は「×」で、

おとな達の口は「*」を横に倒した図案で描かれているのだ。

こりゃ、びっくりだ!
ドコモダケのモトネタは、なんとミッフィーだったのだ!
 
 
ところでわたしは「ミッフィー」好きである。
と言うか、ディック・ブルーナが好きである。

何故か、と言われると困ってしまうが、好きなものは好きなのだ。

そんな中で考えると、多分「ミッフィー」はアートだからだと思う。
平気で近代美術館に収蔵されていそうだし・・・・。
(ディック・ブルーナをフィーチャーした展覧会も、美術館も普通にありますけどね。)

あと、アートと言えば、意表をついているかも知れないが「アンパンマン」も凄いと思う。
ここで言っているのは、アニメーションではなく、絵本なのだが、絵本の原画を見たらみんな泣くぞ!

孤高でダンディなアンパンマンの姿に感涙なのだ!

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わたしは以前から、福山雅治が登場する明治製菓「キシリッシュ」のCF(CM)が気になっていた。

現在は「踊る鼻」篇が放映されているが、そのCF(CM)の概要は『軽快な鼻唄とキレイな吐息ですれ違う女性たちを次々と大きな「鼻」に変身させていくというコメディタッチな物語』(オフィシャル・サイトより引用)というものである。

前回のCF(CM)は、『キシリッシュを噛めば、顔はともかく、息だけは福山雅治になれる』と言うコンセプトでCF(CM)が制作されてもいた。
 
 
さてここで本題だが、わたしは、福山雅治が登場する明治製菓「キシリッシュ」のCF(CM)を見て、『このCF(CM)は一般大衆にとって不快なCF(CM)ではないのか?』と言う疑問を持っていた。

福山雅治はともかく、見ず知らずの人間が「キシリッシュ」を噛んだ後の吐息を、「キレイな吐息」だからと言って、嬉々として吸い込むことが果たしてできるのか?という事である。

例えば満員電車を想像して欲しい、立錐の余地がないほど混んでいる電車の中で、ガムの匂いがしてきたら、あなたはどう思うだろう。

あぁ、ガムの匂いがする。
なんて爽やかなんだ!

はたしてそんな風に思うのだろうか。

その空気は、ガムの匂いに誤魔化されているとは言え、少なくても見ず知らずの人物の口から出てきた吐息なのだ。
あなたは、そのガムの匂いを嗅いだり、その空気を吸い込んだりできるのだろうか。

わたしは嫌だ。
電車の中のガムの匂いは、電車の中の立ち食いそばの匂いと同じくらいに嫌だ。

尤も、立ち食いそばの匂いよりは、ガムの匂いの方がマシと言う議論もあると思うのだが、わたしにとっては五十歩百歩だと言っておく。

ついでにタバコの煙だが、飲み会の現場では、煙を女性の髪に吹きかける不埒な人物が居たりするが、その煙も、その本質はガムやそばと同様に、煙の匂いで誤魔化されたその不埒な人物の吐息なのだ。
ここで、考えて欲しいのは、タバコを吸っていない状況で、自分の吐息を女性の髪に吹きかける事を出来るか、という事である。
 
 
さて、本題に戻るが、わたしが明治製菓「キシリッシュ」のCF(CM)を見て、常々感じていた疑問は、『いくらガムのおかげで、匂いが誤魔化されているからと言っても、その空気の本質は口臭まみれの吐息であり、その口臭まみれの「キレイな息」を嬉々として吸い込むコンセプトのCF(CM)は、はたして不快ではないのか?』という点なのだ。

わたしにとっては、十分に不快なCF(CM)に思えてならない。
 
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カネボウ化粧品の「free plus」のCF(CM)「もっと、絹素肌のわたし編」をはじめて見た際、そのCF(CM)で使用されている楽曲に耳を疑った。

その楽曲は、Tommy heavenly6の手によるもので、曲名は今のところ不明。
http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/freeplus/cm/index.html

CF(CM)ではおそらくイントロ部分が使用されていると思うのだが、その曲は「シン・シティ」の楽曲に酷似しているのだ。
(「シン・シティ」の予告編で雪の中、車が吹っ飛ぶところあたりから流れている楽曲)
http://www.sincity.jp/trailer/index.html

テンポは微妙に違うし、メロディラインも微妙に違うが、楽曲のイントロ部分のテイストがそっくりなのだ。

本当か嘘か知らないし、都市伝説か俗説かしらないが、3小節までは(4小節まで達しなければ)盗作にならない、と言う話があるが、今回のケースはメロディは微妙に違うが、バッキングのテイストがわたしの耳にはほぼ同じに聞こえてしまう、ということである。

わたしの妄想かも知れないが、リンク先でご確認いただきたい。
「フリープラス」CF(CM)のページ
http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/freeplus/cm/index.html
「シン・シティ」の予告編のページ
http://www.sincity.jp/trailer/index.html

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WALKMAN Aシリーズは、SONYが満を持してApple iPOD陣営にぶつけてきた携帯音楽端末mp3プレーヤーの真打である。

そのWALKMAN AシリーズのCF(CM)には、なんとFranz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)を起用、ソニー・ミュージックのサイト内にもFranz Ferdinandの特設ページが開設されるなど、ソニー関係各社の力が入ったiPOD包囲網的プロモーションが展開されている。

ところで、従来からだが、iPOD関連商品のCF(CM)に起用される楽曲が良いと言われている。iPOD関連のCF(CM)で使用されている楽曲のオススメページすらある始末だ。
また、そのCF(CM)に起用される楽曲やその楽曲を演奏するアーティストは、その時点では一般大衆においては無名な存在が多く、そのCF(CM)の放映を通じて、ワールド・ワイドなマーケットへ飛び出していく姿が散見されている。

そう、iPOD各シリーズのCF(CM)で起用される楽曲は比較的玄人的音楽ファンを唸らせ、かつ素人的音楽ファンにもキャッチーで耳障りの良い楽曲が選択されているのだ。

余談だが、わたし個人としては、iPOD shuffleのCFに起用されたCaesars(シーザーズ)との邂逅は衝撃的な出来事だった。

音楽好きを自負している人間にとって、CF(CM)に起用された楽曲(やアーティスト)を、CFを通じて知る、と言うことは、なんとも屈辱的なことだと思うのだが、Caesars(シーザーズ)との出会いは、わたしにとってはiPODさまさま、と言う感じである。

ところで、SONYのWALKMAN陣営についてなのだが、CF(CM)好きを自負しているわたしなのだが、1970年代以降今までの数多くのWALKMAN関連商品のCF(CM)で使用されている楽曲の記憶が蘇らないのだ。

と言うか、もちろんわたしの記憶が欠落しているだけかも知れないのだが、SONYサイドのCF(CM)iは、あまり印象に残る楽曲が使われていなかったのではないか、と思えてしまう。

ソニー・ミュージックを擁するSONYとしては、なんとも片腹痛い状況ではないだろうか。

そういう状況の中、WALKMAN AシリーズのCF(CM)に、Franz Ferdinandの”Do You Want To”が起用された訳である。

Franz Ferdinandは、ご承知の通り、2004年2月のデビュー・アルバム発売と同時に全世界を熱狂させたスコットランドのグラスゴー出身の4人編成のバンドである。。
イギリスの音楽誌で「このバンドが君の人生を変える」と言うキャッチ・コピーすら使用された凄いバンドなのだ。

当然のごとく、わたしの人生も変わってしまった。
くすぶっていたギター・キッズの心が再燃してしまったのだ。

とにかく、MP3プレーヤーをはじめとする音楽携帯端末のユーザーは、一体誰でどんな人たちなのか、購買層をマーケティングし、ターゲットを確立した上で、戦略的なCF(CM)を製作しているだろうとは思うのだが、iPODはともかく、従来のWALKMANのCF(CM)は響くものがなかった。
今回のAシリーズのCF(CM)が、例えばFranz Ferdinandの曲が使用されているからと言って、音楽ファンに響くか、と言うとそうでもなく、従来からのSONYファンや、電子ガジェットファンにアピールするようにCF(CM)が出来ているような気がしてならない。

音楽は楽しいもの、そしてその音楽を外に持ち出せることはとっても楽しいこと。

と言う音楽携帯端末の根本的な楽しみが表現できていないような気がする。
それにひきかえiPOD関連のCF(CM)の音楽に対する愛情の表現はどうだ。という気持ちである。

=*=*=*=*=

ところで余談だが、音楽好きの人々は、なぜかロンドンに対する強い憧れを持っている。
トーキョーでどんな曲がヒットしていようが、ニューヨークでどんな曲がきていようが全く関心はない。
極端な話、ぼくらが注目すべきはロンドンのミュージック・シーンだけなのだよ。

WALKMANはともかく、Franz Ferdinandを聞け、と言う事なのだ。
 
またまた余談だけど、Franz Ferdinandという名前は、第一次世界大戦の要因となった「サラエボ事件」で暗殺されたオーストリア皇太子の名前である。
ついでにもっと余談だけど「ルパン」のラストで暗殺が阻止されたのは多分オーストリアの皇太子だったよね。

「iPOD TV SPOT 4」(アップルコンピュータ株式会社)
http://diarynote.jp/d/29346/20040524.html

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先日、音楽専門チャンネルで、邦楽のシングルCDセールスのトップ20のPV(プロモーション・ビデオ)をノーカットで放映するプログラムを見た。
と、言うのも、現在日本国内でヒットしている曲をきちんと聴いた上で、「何故、邦楽はつまらなく感じるのか」(http://diarynote.jp/d/29346/20050405.html)のお話をしようと思ったからである。

結構エラいでしょ。ボクって。

で、案の定つまらない楽曲が、トップ20にたくさんランクインしていた訳だ。
勿論面白い曲や、良い曲も入っているのだが・・・・。

で、お題の「石コロブ/セカイイチ」だが、勿論トップ20には入っていない。
トップ20プログラムの終了後、次のプログラムが始まるまでの空き時間に、ポツンと静かに「石コロブ/セカイイチ」のPVが放映されていたのだ。

その「石コロブ/セカイイチ」のPVは、セカイイチの4人のメンバーがお互いに向かい合うようにセッティングされ、自分達をお互いに見ながら演奏する様を、メンバーの周囲にオーバルにひかれたレール上を移動するカメラから撮影し続けたいたってシンプルなもので、なんとワン・カット。
クレジットを見ると監督はgroovisions。あのグルビなのだろうか。

曲自体のコンセプトは「(今日は)全てを捨てて、自分のためだけに歌を歌おう」と言うものなので、PV自体もそのコンセプトを見事に踏襲したものなのだが、曲を演奏するメンバーの表情が、−−勿論狙いだと思うのだが−−、最高なのだ。

自分達が楽しむために自分達の曲を自分達で演奏する。
正に音楽好き冥利につきる最高の瞬間である。

バンドと言うより、セッションだな。

こんな若造のこんな青臭いシンプルな曲に、グッときて涙してしまうオレってまだまだロマンチシストだな。
 
 
「石コロブ/セカイイチ」のPVの一部が視聴できます。
http://www.sekaiichi.jp/discs/sound/tfcc89133_video.ram

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