入院中にはじめた「ドラゴンクエストIX/星空の守り人」だが、うだうだやってるうちにクリアしてしまった。

ゲームの進行度合いは、ちょっと前までは、砂姫さん(http://33654.diarynote.jp/)のレビューとほぼ同時進行位だったのだが、いつの間にか追い抜いてしまっていたようだ。

感想としては、脚本がダメだった。

一番気になったのは、人の死をあまりにも簡単に扱っていると言うこと。
物語の設定上、天使と言う存在を登場させている以上、避けられないのかも知れないが、多くのエピソードで登場人物の死が簡単に描かれている。

どこかの街に行ってイベントが発生する度に、誰かが死に、その死にまつわるエピソードが語られる訳である。

超短絡的なエピソードの積み重ねに辟易としてしまう。

また、記憶力のない人に配慮しているのか、ダンジョンもほぼ一本道で、迷うことがない。
ダンジョンのしかけも皆無。

また、1地域1イベントと言う作りも興ざめである。
更に、船を手に入れても、行けるところが圧倒的に少なく、「ドラゴンクエストII/悪霊の神々」で味わった圧倒的な自由度と不安感が感じられないのは非常に残念である。

また、ゲームの楽しみ方、と言うか発売元の戦略として考えると、1本のゲームには「冒険の書」がひとつしかない、と言う点と、ゲーム発売から1年は追加クエストが継続的にリリースされる、と言う点、そしてすれ違い通信による「宝の地図」のトレードがある点が興味深い。

つまり、中古屋に売り飛ばされるのを避け、また1年間位は継続して遊べ、と言う大人の事情が見え隠れしてしまう。

ところで、件の「まさゆきの地図」(「見えざる魔人の地図Lv87」)だが、すれ違っているうちに、何枚もゲットしてしまっていた。

多分、話題になっているので、みんなすれ違う際に持っていくのだろう。
わたしは、自分が発見した地図しか持っていかないけどね。

ゲームの遊び方としては、クリアの寸前で、クエストをどんどんやるとか、「宝の地図」を探しまくるか、そんな遊び方の方が良いかも知れない。

あんなにうざかった、小さいお友達にも愛着がわいて来てしまっているしね。

今は、クエストをいろいろやったり、「宝の地図」を探したりしている。

攻略本やWEB上の情報を全く見ないで(勿論、入院中だったし・・・・)やっているので、まだまだ面白く遊べるかも・・・・。

「ドラクエ」ってどんどんダメになっているような気がする。

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tkr

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