『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その4
2006年12月5日 『Macをはじめよう。』いきなりで恐縮だが、わたしは中学生時代にデモテープの制作をはじめた。
当初はダブルカセットのミキシング機能を利用した、所謂ピンポンと言う手法によるものだった。
それは、テープを再生しながら、そのテープの音に合わせて楽器を演奏し、その両方の音をもう一つのテープで録音する。そしてそれを何度も何度も繰り返す、と言う手法である。
その後、カセットテープを利用した4chアナログMTR(マルチ・トラック・レコーダー)によるデモテープに進化し、その後のパソコンを使用したDTM(デスクトップ・ミュージック)時代では、MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)から、HDR(ハードディスク・レコーディング)までいろいろやっている。
また、大学時代には、8mmフィルムで自主制作映画をやりはじめ、現在では、パソコンを利用したDV環境でのノンリニア編集による映像作品の制作も行っている。
そのノンリニア編集による映像作品の制作環境は、Windows+AdobePremiereである。
で、今回のMacBookモニターに応募した最大の理由は、Mac+FinalCutProによる映像作品の制作を行いたい、というものだった。
そんなわたしなのだが、MacBookを使用しはじめて最初に行ったクリエイティブなことは、音楽でも映像でもなく、iPhotoを利用したiPhotoブックの制作だった。
と、言うのも、先般行われた「MacBookモニタープログラム」のオリエンテーションにおけるiPhotoブックのデモに、大きな関心を持ったためである。
そのオリエンテーションの際には、実際にアップルコンピュータ社で制作されたiPhotoブックを見たのだが、そのクオリティは「洋書の写真集」レベルだと感じた。
例は微妙なのだが、TASCHEN(タッシェン)から出版されている写真集や画集のようなクオリティだと思ったのだ。
気の迷いかも知れないが、実際のiPhotoブックの用紙の匂いもTASCHENの書籍っぽかったような気がした。
クオリティは言わば、出版レベルに達しているような4色オールカラーの書籍をオンデマンドで簡単に、そして安価に作成することが出来る訳だ。
そこで今回は、知り合いの結婚式の写真が300枚以上あったので、その写真を利用してiPhotoブックを制作することにした。
まぁその背景にはいろいろあるのだが、その辺の話は一気に割愛する。
さて、制作過程だが、基本的には、件(くだん)の300枚以上の写真の中からわたしのコンセプトに合致する写真を40枚程度選択し、ブックのテーマやデザインを選択、細かいレイアウトやキャプションを考え、トータル20ページの写真集の原稿を、2時間程度の時間をかけて作成した。
もちろん、あまり凝らなければ2秒で終了なのだが・・・・。
で、apple idを取得、1-clickを設定、その他もろもろで、iPhotoブックを発注した。
総費用は4,620円。
これが高いと思うか安いと思うかは価値観により様々だと思うが、どこかのクレジットカードのCF(CM)ではないが、プライスレスな価値がある、とわたしには思える。
もちろん、現状のWindows環境でも同様のことは出来るのだが、当然ながら、編集ソフトを探したり、安価な業者を探したり、と言う手間が発生するのだ。
アップルコンピュータ社は、これをビジネスモデルとして捉えているのか、Macユーザーに対するサービスとして捉えているのかわからないが、−おそらくそんなに儲かるような価格設定ではないので、ユーザーに対するサービスだとわたしは解釈する−、わたしは好感を覚えた。
で、このiPhotoブックについては、基本的に「写真集」のようなものを作成する、と言うコンセプトなのだが、例えば絵とテキストを手書きで書いた画像をjpegか何かにしたら、当然「絵本」のようなものを簡単に、しかも安価に制作することが出来るのだ。
アイディア次第では、大化けするサービスだと思った。
難点としては、制作したブックにMacのロゴが必ず入ってしまう、と言う点。
そして、ページ毎の編集の自由度が、それほど高くない、と言う点。
また写真の編集の画面に元に戻す機能、がなかった点。※
一旦増やしたページを減らせない点。※
があげられる。
(※ もしかしたらわたしが見つけられなかっただけかもしれないが・・・・)
あと、マニュアルもヘルプも一切読まずに制作したため、本来はソフトカバーの比較的安価な形態のブックを購入しようと思っていたのだが、気が付いたら、ハードカバーのブックを注文してしまっていた。
発注から7〜10営業日で納品されるらしいのだが、とにかく納品が非常に楽しみである。
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その5 につづく・・・・
http://diarynote.jp/d/29346/20061218.html
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その1
http://diarynote.jp/d/29346/20061122.html
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その2
http://diarynote.jp/d/29346/20061128.html
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その3
http://diarynote.jp/d/29346/20061204.html
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当初はダブルカセットのミキシング機能を利用した、所謂ピンポンと言う手法によるものだった。
それは、テープを再生しながら、そのテープの音に合わせて楽器を演奏し、その両方の音をもう一つのテープで録音する。そしてそれを何度も何度も繰り返す、と言う手法である。
その後、カセットテープを利用した4chアナログMTR(マルチ・トラック・レコーダー)によるデモテープに進化し、その後のパソコンを使用したDTM(デスクトップ・ミュージック)時代では、MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)から、HDR(ハードディスク・レコーディング)までいろいろやっている。
また、大学時代には、8mmフィルムで自主制作映画をやりはじめ、現在では、パソコンを利用したDV環境でのノンリニア編集による映像作品の制作も行っている。
そのノンリニア編集による映像作品の制作環境は、Windows+AdobePremiereである。
で、今回のMacBookモニターに応募した最大の理由は、Mac+FinalCutProによる映像作品の制作を行いたい、というものだった。
そんなわたしなのだが、MacBookを使用しはじめて最初に行ったクリエイティブなことは、音楽でも映像でもなく、iPhotoを利用したiPhotoブックの制作だった。
と、言うのも、先般行われた「MacBookモニタープログラム」のオリエンテーションにおけるiPhotoブックのデモに、大きな関心を持ったためである。
そのオリエンテーションの際には、実際にアップルコンピュータ社で制作されたiPhotoブックを見たのだが、そのクオリティは「洋書の写真集」レベルだと感じた。
例は微妙なのだが、TASCHEN(タッシェン)から出版されている写真集や画集のようなクオリティだと思ったのだ。
気の迷いかも知れないが、実際のiPhotoブックの用紙の匂いもTASCHENの書籍っぽかったような気がした。
クオリティは言わば、出版レベルに達しているような4色オールカラーの書籍をオンデマンドで簡単に、そして安価に作成することが出来る訳だ。
そこで今回は、知り合いの結婚式の写真が300枚以上あったので、その写真を利用してiPhotoブックを制作することにした。
まぁその背景にはいろいろあるのだが、その辺の話は一気に割愛する。
さて、制作過程だが、基本的には、件(くだん)の300枚以上の写真の中からわたしのコンセプトに合致する写真を40枚程度選択し、ブックのテーマやデザインを選択、細かいレイアウトやキャプションを考え、トータル20ページの写真集の原稿を、2時間程度の時間をかけて作成した。
もちろん、あまり凝らなければ2秒で終了なのだが・・・・。
で、apple idを取得、1-clickを設定、その他もろもろで、iPhotoブックを発注した。
総費用は4,620円。
これが高いと思うか安いと思うかは価値観により様々だと思うが、どこかのクレジットカードのCF(CM)ではないが、プライスレスな価値がある、とわたしには思える。
もちろん、現状のWindows環境でも同様のことは出来るのだが、当然ながら、編集ソフトを探したり、安価な業者を探したり、と言う手間が発生するのだ。
アップルコンピュータ社は、これをビジネスモデルとして捉えているのか、Macユーザーに対するサービスとして捉えているのかわからないが、−おそらくそんなに儲かるような価格設定ではないので、ユーザーに対するサービスだとわたしは解釈する−、わたしは好感を覚えた。
で、このiPhotoブックについては、基本的に「写真集」のようなものを作成する、と言うコンセプトなのだが、例えば絵とテキストを手書きで書いた画像をjpegか何かにしたら、当然「絵本」のようなものを簡単に、しかも安価に制作することが出来るのだ。
アイディア次第では、大化けするサービスだと思った。
難点としては、制作したブックにMacのロゴが必ず入ってしまう、と言う点。
そして、ページ毎の編集の自由度が、それほど高くない、と言う点。
また写真の編集の画面に元に戻す機能、がなかった点。※
一旦増やしたページを減らせない点。※
があげられる。
(※ もしかしたらわたしが見つけられなかっただけかもしれないが・・・・)
あと、マニュアルもヘルプも一切読まずに制作したため、本来はソフトカバーの比較的安価な形態のブックを購入しようと思っていたのだが、気が付いたら、ハードカバーのブックを注文してしまっていた。
発注から7〜10営業日で納品されるらしいのだが、とにかく納品が非常に楽しみである。
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その5 につづく・・・・
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『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その1
http://diarynote.jp/d/29346/20061122.html
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その2
http://diarynote.jp/d/29346/20061128.html
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