さて、早速ですが2006年の目標の中間発表その10です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」
 
 
1.映画

#065「太陽/The Sun」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2006/10/01
#066「グエムル/漢江の怪物」有楽町スバル座 2006/10/01
#067「ただ、君を愛してる」ゆうらくホール 2006/10/02
#068「レディ・イン・ザ・ウォーター」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2006/10/06
#069「カポーティ」ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2006/10/15
#070「パプリカ」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/21
#071「父親たちの星条旗」オーチャードホール 2006/10/21
#072「ファウンテン」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#073「世界最速のインディアン」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#074「バイト・オブ・ラブ(原題)」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#075「エクソダス 魔法の王国」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/22
#076「虹の女神 Rainbow Song」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/23
#077「多細胞少女」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/23
#078「鉄コン筋クリート」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#079「グッバイ・ボーイズ」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#080「不都合な真実」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/24
#081「プラダを着た悪魔」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/25
#082「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/26
#083「アリスの鏡」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/26
#084「パフューム」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/27
#085「八月的故事」TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2006/10/27
 
 
2.DVD、CATV等

#164「吸血鬼ノスフェラトゥ」HDD 2006/10/03
#165「バス男 ナポレオン・ダイナマイト」HDD 2006/10/04
#166「ドッペルゲンガー」CATV 2006/10/08
#167「シンシナティ・キッド」DVD 2006/10/17
 
 
3.読書

#019「ブレイブ・ストーリー(下)」宮部みゆき著 角川文庫 2006/10/01
#020「被害者は誰?」貫井徳郎著 講談社文庫 2006/10/14
#021「黒沢清の映画術」黒沢清著 新潮社 2006/10/15
#022「いかしたバンドのいる街で」スティーヴン・キング著 白石朗・他訳 文春文庫 2006/10/24
 
 
映画は、劇場21本(累計85本)、DVD等4本(累計167本)で、計25本(累計252本)。
このままのペースで、年間302本(劇場102本)です。

読書は4冊(累計22冊)で、このままのペースでは、年間26冊です。
 
10月は東京国際映画祭で本数を稼ぎました。
が、DVD等ではほとんど観ていません。

読書は全く厳しい状況です。
 
 
■映画(10月末日現在)
2006年 252本(劇場 85本)
2005年 231本(劇場 99本)
2004年 272本(劇場106本)
2003年 253本(劇場 65本)

■読書(10月末日現在)
2006年 22冊
2005年 34冊
2004年 34冊
2003年 48冊

映画については、2003年以降、きちんと300本以上観ているので、おそらく映画300本は大丈夫だと思います。
但し、例年と比較すると劇場で観る本数が減少しています。

読書は、例年減少しており、惨憺たる状況です。
非常によろしくない状況です。心を入れ替える方向で頑張ります。

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日本映画界最大のイベント「第19回東京国際映画祭」が終了した。会期は2006/10/21-2006/10/29の9日間。会場は渋谷及び六本木。

今日のお話は「第19回東京国際映画祭」の個人的な総括。

■観た作品
□特別招待作品
「父親たちの星条旗」(オープニング)
「ファウンテン」
「世界最速のインディアン」
「虹の女神 Rainbow Song」
「鉄コン筋クリート」
「不都合な真実」
「プラダを着た悪魔」
「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」
「パフューム」
□アジアの風
「グッバイ・ボーイズ」
「八月的故事」
「アリスの鏡」
「エクソダス 魔法の王国」
「バイト・オブ・ラブ(原題)」
「多細胞少女」
□animecs TIFF
「パプリカ」(オープニング)

■貰ったサイン
キース・フルトン(「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」監督)
ルイス・ペペ(「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」監督)
ピート・テオ(「Rain Dogs」出演)
クー・エンヨウ(「鳥屋」監督・製作・脚本・編集)
ベルナール・チャウリー(「グッバイ・ボーイズ」監督・脚本)
ダニエル・ヘンリー(「グッバイ・ボーイズ」出演・衣装)
ヤンヤン・マク(「八月的故事」監督・脚本・音楽)
ティエン・ユアン(「八月的故事」出演)
藤岡竜雄(「八月的故事」出演)
ヤオ・ホンイ(「アリスの鏡」監督・脚本・撮影)
シワポーン・ポンスワン(「バイト・オブ・ラブ」監督・脚本・編集)
イ・ジェヨン(「多細胞少女」監督・脚本)
寺島進

■貰い損ねたサイン(ニアミスなるもタイミングの差で貰えなかったサイン)
トム・ティクヴァ(「パフューム」監督・脚本・音楽)
ベン・ウィショー(「パフューム」出演)
ホー・ユーハン(「Rain Dogs」監督・製作・脚本・音楽)
エリック・マッティ(「エクソダス 魔法の王国」監督)
大森一樹(「悲しき天使」監督)
藤田明二(「アジアンタム・ブルー」監督)
御法川修(「世界はときどき美しい」監督・脚本)
マサ・ヨシカワ(「ミリキタニの猫」製作・撮影)
内田裕也
行定勲
伊藤有壱

『「第19回東京国際映画祭」総括 その2』につづく・・・・
http://diarynote.jp/d/29346/20061103.html

『今日の「東京国際映画祭」2006/10/21』
http://diarynote.jp/d/29346/20061022.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/22』
http://diarynote.jp/d/29346/20061023.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/23』
http://diarynote.jp/d/29346/20061024.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/24』
http://diarynote.jp/d/29346/20061025.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/25』
http://diarynote.jp/d/29346/20061026.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/26』
http://diarynote.jp/d/29346/20061027.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/26』
http://diarynote.jp/d/29346/20061027.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/27』
http://diarynote.jp/d/29346/20061028.html
 
 
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日本映画界最大のイベント「第19回東京国際映画祭」が終了した。会期は2006/10/21-2006/10/29の9日間。会場は渋谷及び六本木。

今日のお話は「第19回東京国際映画祭」の個人的な総括。

■雑感

□オープニング/レッドカーペット
「第19回東京国際映画祭」のオープニングは渋谷オーチャードホール、レッドカーペットは六本木けやき坂で行われた。

そして、オープニング作品「父親たちの星条旗」の上映前にスクリーンでレッドカーペットの模様が生中継された。

以前は渋谷オーチャードホールにもレッドカーペットを敷設しオープニングを行い、数多くのゲストが会場に登場したこともあったのだが、メイン会場が六本木に移ってからは、六本木でレッドカーペットが行われているようだ。

わたしは渋谷に到着し、一応オーチャードホールの周辺を徘徊しレッドカーペットが敷設されていないかを確認の上、オーチャードホール入りした。

思ったとおり、六本木のレッドカーペットの模様を渋谷で生中継する、と言う趣向だった。

もちろん政治的な、または大人の事情もあると思うのだが、六本木で多くの作品を観る観客にとっては、渋谷でオープニングを行う意味は非常に薄いと思う。

渋谷でオープニングを行うならば、レッドカーペットも渋谷に敷設しろよ、それが出来ないのならば、六本木でオープニングを行えよ、と言うことである。

またレッドカーペットの中継も現場で会場アナウンスしているチームにはゲストの詳細の情報、−−例えば、現在レッドカーペットを歩き始めるのはどこの誰か、と言う情報−−、が伝わっていたようなのだが、生中継のチームにはゲストが誰だ、という情報が伝わっておらず、と言うかゲストの名前すら知らない人々が司会進行を行っていた、と言う状況だった。

従って、名前が明確にわかるのは日本人映画人だけで、しかも日本人監督の名前も知らない状況だった。
はっきり言って酷い司会だったと言わざるを得ない。

世界中の映画人がレッドカーペットを歩く映像に、この人は誰でどんな作品の関係者である、と言うコメントが圧倒的に少なく、また偏っていた。

さらにインタビューの担当も事前準備も皆無で、例えばある映画のキャストに隣りに居る人が誰か、とインタビュー中に聞く始末である。

現場の音から推測すると、六本木けやき坂で司会進行をつとめていたチームは充分な情報を得た上で、いまレッドカーペットを歩いている人は誰でどの作品の関係者で、その作品はどんな映画なのかをアナウンスしていたのと比較すると、やはり酷いと思った。

余談だが、以前の「東京国際映画祭」では、オープニング作品の観客にはドレスコードを指定している事もあった。
が、今年のオープニング作品「父親たちの星条旗」のチケットにはドレスコードの記載がなかった。

蛍風さんへ
今年のオープニング作品の上映にはドレスコードはありませんでした。
が、レッドカーペット、開会セレモニー、オープニング上映が同じ地域(六本木なら六本木)で行われる場合は、ドレスコードがある場合がありますし、開会セレモニーに参加した人々は当然「正装(または盛装)」でオープニングの会場に登場しますから、オープニング上映の劇場は非常に華やかな事も多々あります。

□特別上映作品

まずは華がない、と言う事と、日本映画が多すぎる、と言う事。

全22作品のうち日本映画が11本とは、一体どう言うことかと思ってしまう。本映画祭は「国際映画祭」だと言うのに日本映画を「特別招待作品」として上映してどうするんだ、と思ってしまう。

もっと日本の観客に観せるべき作品はたくさんあるんじゃねぇの、と思ってしまう。

また前述のように華と言うか目玉と言う作品が少ない。
ついでに華やかなゲストも来場しない、と言う始末である。
で、作品によっては、仕方なくなのか大人の事情なのか、訳わからんゲストが舞台挨拶とかしちゃったりしているのだ。

1,800円も払って、ちょっと早めに映画を観る、と言う有料試写会になってしまっているのではないか、と思える。

昨年の「春の雪」の上映の後、同作の監督w@3.行定勲が劇場の外で観客を見送りながらスタッフか誰かに「映画祭で1,800円もとってちゃダメだろ」と言っていたのを思い出す。

1,800円を取る以上、有料試写会以上の体験を観客にさせる必要がある、と言うことである。

映画祭の目的は金儲けではなく文化の醸成であるのだから。

□コンペティション/日本映画・ある視点

今年はコンペ作品、日本映画・ある視点は、一切観なかった。

と言うのも、わたしのチケット購入の優先順位は、「特別招待作品」→「アジアの風」→「日本映画・ある視点」→「コンペティション」と言う順序で、今年は「特別招待作品」と「アジアの風」のチケットが想像以上に取れてしまった、と言うこともあり「日本映画・ある視点」や「コンペティション」作品を観る時間が取れなかったと言うことである。

基本的に「東京国際映画祭」会期中で可能な日程は全て会場にいたのだが、前述のように「特別招待作品」と「アジアの風」のチケットが比較的簡単に取れ、過密鑑賞スケジュールのため、「コンペティション」や「日本映画・ある視点」を観る身体が空いていなかった、と言う状況であった。

□アジアの風

先ずはアジア映画は面白いのだ。
で、ついでに映画祭でなければ観られない作品も多いし、「東京国際映画祭」のスクリーンで上映されることを誇りに思っている映画人や、素直に日本の観客の反応を知りたがり映画人も多い。

上映後のティーチ・イン等では非常に有意義な時間を過ごせるし、会場のそこここで、アジアの映画人とフランクに映画についての話をする機会も持てるのだ。

このあたりは「コンペティション」に出品している映画人にもあてはまるのだが、「国際映画祭」では、世界中の映画人とフランクに映画について語ることが出来る非常に有意義な機会だと言える。
 
 
『「第19回東京国際映画祭」総括 その3』につづく・・・・かも。

『「第19回東京国際映画祭」総括 その1』
http://diarynote.jp/d/29346/20061102.html

『今日の「東京国際映画祭」2006/10/21』
http://diarynote.jp/d/29346/20061022.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/22』
http://diarynote.jp/d/29346/20061023.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/23』
http://diarynote.jp/d/29346/20061024.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/24』
http://diarynote.jp/d/29346/20061025.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/25』
http://diarynote.jp/d/29346/20061026.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/26』
http://diarynote.jp/d/29346/20061027.html
『今日の「東京国際映画祭」2006/10/26』
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『今日の「東京国際映画祭」2006/10/27』
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「父親たちの星条旗」
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「パプリカ」
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■週末興収ベストテン
2006/10/28-29 興収ベストテン
1.「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(アスミック・エース)
2.「父親たちの星条旗」(ワーナー)
3.「涙そうそう」(東宝)
4.「ワールド・トレード・センター」(UIP)
5.「ただ、君を愛している」(東映)
6.「地下鉄に乗って」(ギャガ=松竹)
7.「ブラック・ダリア」(東宝東和)
8.「フラガール」(シネカノン)
9.「虹の女神 Rainbow Song」(東宝)
10.「トンマッコルへようこそ」(日活)
 
 


 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマン リターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」です。
正に困った状況です。
 
 
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「トニー滝谷」

2006年11月7日 映画
文学あれ!
こうして文学があった。

そう、先ずは文学があったのだ。
後年、映画が生まれるが、その映画は当然ながら文学に恋している。

そして、本作「トニー滝谷」(2004)は、完全に文学に恋した作品である。

「トニー滝谷」は、文学の映画化作品として、朗読を多用し、その朗読の途中、登場人物が朗読を引継ぎ、ひとつの文章をセリフとして発声する、と言う独特の手法を持っている。

これは完全に、映像で観る文学なのだ。
そう考えた場合、本作は、ある意味村上春樹文学の完全な映像化だと言える。
音楽の坂本龍一も、普遍的で運命的なサントラを創作し、世界観の構築を助けている。

キャストはなんと言ってもタイトル・ロールのイッセー尾形と宮沢りえがすばらしい。

脚本と演出は、省略が格別の効果を与えているし、部分部分のクローズアップショットがまた省略の美学に拍車をかけている。

また、巧みに構成されたセットがすばらしいし。

機会があったら是非観て欲しいすばらしい作品である。

監督・脚本:市川準
原作:村上春樹 「トニー滝谷」(文春文庫刊「レキシントンの幽霊」所収)
美術:市田喜一
音楽:坂本龍一
ナレーション:西島秀俊
出演:イッセー尾形(トニー滝谷/滝谷省三郎)、宮沢りえ(小沼英子/斉藤久子)

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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「父親たちの星条旗」
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「トンマッコルへようこそ」
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「虹の女神/Rainbow Song」
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2006/10/21公開
「百年恋歌」(「スリー・タイムズ(仮題)」)
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2006/10/07公開
「マーダーボール」
未レビュー
2006/09/30公開
「レディ・イン・ザ・ウォーター」
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「カポーティ」
未レビュー
2006/09/23公開
「フラガール」
http://diarynote.jp/d/29346/20060803.html
 
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2006/11/18公開
「プラダを着た悪魔」
未レビュー
2006/11/25公開
「パプリカ」
未レビュー
 
 
■週末興収ベストテン
2006/11/04-05 興収ベストテン
1.「DEATH NOTE デスノート the Last name」(ワーナー)
2.「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(アスミック・エース)
3.「父親たちの星条旗」(ワーナー)
4.「手紙」(ギャガ)
5.「ただ、君を愛している」(東映)
6.「ワールド・トレード・センター」(UIP)
7.「涙そうそう」(東宝)
8.「7月24日通りのクリスマス」(東宝)
9.「地下鉄に乗って」(ギャガ=松竹)
10.「ブラック・ダリア」(東宝東和)
 
 
「東京国際映画祭」の反動か全く映画を観ていません。
まあ、今月中旬からは「東京フィルメックス」と「東京国際シネシティフェスティバル」があるので、そちらで鑑賞数は増えると思うのだが、如何せん仕事が忙しく、また体調もイマイチで困ったものである。

余談だが、「東京国際ファンタスティック映画祭」と「東京国際シネシティフェスティバル」は雰囲気は似ているが全く違う映画祭だとばっかり思っていたのだが、こんな記事を見つけた。

http://www.kabukicho.or.jp/webdata/info/2006/20061123.htm

曰く、『昨年度まで東京国際ファンタスティック映画祭として開催されていた新宿の映画祭が、今年より名称を『東京国際シネシティフェスティバル2006』と名を変え、新たにパワーアップして開催されることとなりました。』

全くふざけた話である、と思った。

更に余談だが、東京ガスのCF(CM)で、ジュリー・ドレフェスを起用したものが面白い。
もちろん「キル・ビル」のパロディになっているのはもちろん、日本国内における同時通訳のへの風刺になっているところが興味深い。

あと、実写版の「新世紀エヴァンゲリオン」の予告編が数種類YouTubeで公開されているが、オフィシャルっぽい予告編と、おそらくファンがでっちあげたような予告編がある。

オフィシャルっぽい方の予告編にイアン・マッケランが出ているのだが、マッケランは多分冬月副指令だろ。
ふざけているんじゃねーの、と思えるくらいのそっくり加減に驚愕だし、インチキっぽい予告編の方には、碇指令のコスプレじゃねーの、そのヒゲ何だよ、的に似た奴が出てくる。

どうやらインチキっぽい方の予告編は、ゲームのCGIみたいなものが入ってるぞ。

と言ってもオフィシャルっぽい方もキャスト的にありえない位のオールスター・キャストなので、これもデッチアゲだとわたしは思うね。

冒頭のALL AUDIENCES向けのクレジットもTOKYO-3て言うのはおかしいし、ラストのクレジットもない。
ついでにあまりにもオールスターキャストすぎるし、CGIはゲームっぽいし・・・・。

オフィシャルっぽいインチキ
http://www.youtube.com/watch?v=75GoCvuB8Ow
どう考えてもインチキ
http://www.youtube.com/watch?v=mRB2woVxcQ4

面白いですわ。
 

因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマン リターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」です。
正に困った状況です。
 
 
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2006/10/23 東京六本木「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」で開催されていた「第19回東京国際映画祭」の特別招待作品「虹の女神/Rainbow Song」を観た。

当日は、監督:熊澤尚人、製作:岩井俊二、出演:市原隼人、主題歌:種ともこ等の舞台挨拶及び種ともこのミニ・ライヴ付きの上映だった。

どこにでもいる普通の大学生、岸田智也(市原隼人)と佐藤あおい(上野樹里)。
その出会いは奇妙な縁だった。智也は、あおいの友達をストーカーのように追いかけまわしていたのだ。素直で、どこか憎めない智也を、あおいは自分が監督をする自主映画の制作に迎え入れるが・・・・。(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:熊澤尚人
製作:岩井俊二
原案・脚本:桜井亜美
出演:市原隼人(岸田智也)、上野樹里(佐藤あおい)、蒼井優(佐藤かな)、佐々木蔵之介(樋口慎祐)、相田翔子(森川千鶴)、酒井若菜(麻倉今日子)、小日向文世(佐藤安二郎)、鈴木亜美(久保サユミ)、尾上寛之(服部次郎)、田中圭(尾形学人)

先ずは本作「虹の女神/Rainbow Song」は大変すばらしい作品に仕上がっていた。
出来ることならば、本作のような良質の作品こそ、きちんとプロモーションを行い、きちんとヒットさせなければならないと切実に思う。

脚本は、生きているキャラクターを見事に描いていた。
登場人物の現在を詳細に描くことにより、その登場人物の過去を観客に感じさせることに成功しているのだ。

もちろん脚本は、智也(市原隼人)やあおい(上野樹里)の学生時代(過去)を描いてもいるのだが、例えば現在の時制にしか登場しない人物でさえ、過去を持った、生きたキャラクターとして描かれている。

それらの生きたキャラクターで物語を構築した時点で、彼等の過去の出来事はわたし達観客の共通の思い出として昇華されており、登場人物同様のエモーショナルな体験を、スクリーンを通してではあるが、感じることが出来るのだ。

本作の物語上の構成は、先ずある出来事が起き、その出来事の関係者の過去と現在をゆっくりと、まるでらせんを描くように描写しながら最終的には、そのらせんが狭まり、スピードを増すように、物語の核心に迫っていく、と言う構成を取っている。

その言わば散文的な些細なエピソードの積み重ねが、観客の脳内に断片的ではあるが、確固とした思い出を再構築させ、智也(市原隼人)とあおい(上野樹里)のエモーショナルな物語を描くことにより、ひとつのカタルシスを感じさせることに成功しているのだ。

キャストはなんと言っても上野樹里(あおい)が最高にすばらしい。キャリアとしてはまだまだの彼女だが、既に代表作と言っても良いような作品が出来てしまっている訳だ。

彼女が演じたあおいと言うキャラクターは何しろ血が通っており、非常に魅力的な人物だと思える。
その魅力的ですばらしいキャラクターを失うのは、圧倒的に悲しい。

また、あおいの妹:かなを演じた蒼井優も良かった。
あおいとかなの姉妹のやり取りが感動的である。

ところで、本作について考えなければならないのは、岩井俊二監督作品「花とアリス」(2004)と相似している点である。
脚本の問題なのか、製作の意向なのが釈然としない部分はあるが、本作「虹の女神/Rainbow Song」は、「花とアリス」で描かれた出来事を違う出来事に置き換えたような印象を受けるのだ。

だからどうだ、と言う話ではないのだが、本作はすばらしい、として監督である熊澤尚人を評価している以上、「花とアリス」との相似性は解せないのである。
果たして本作は本当に熊澤尚人の作品なのか、それとも岩井俊二の作品なのかと・・・・。

とは言うものの、作品の背景はともかく、本作「虹の女神/Rainbow Song」を独立した作品だと捉えた場合、最高にすばらしい作品に仕上がっていることは事実なので、作品の背景なんか知ったことではないのだ。

また、本作中で語られる、スーパーがどうだとかシングルがどうだとか色合いがどうだとか言う8mmフィルムに対する拘りや、8mmカメラ(ZC1000)に関する拘り、また8mm映画には金が掛かる、と言う部分は8mmフィルムで自主制作を行っている、または行っていた人々にとっては非常にノスタルジックで、かつリアリティに溢れる部分なのだが、一般の観客にとっては、理解しがたい部分かも知れないと思った。

更に、あおいが行っている8mm映画の自主制作の現場は、現代とは思えず、なんだか20年程前の自主制作の現場のような印象をも受けてしまう。

とにかく、「手紙」とか「ただ、君を愛してる」とか、感動系の日本映画がたくさん公開されている今、わたし的に是非観て欲しい一番のオススメは本作「虹の女神/Rainbow Song」である、という事である。その次は「手紙」ね。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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アップル・コンピュータ社のCF(CM)『Macをはじめよう』シリーズが面白い。

現在放映されているCF(CM)は、「Macとパソコン」篇、「ウィルス」篇、「iLife」篇の3本。
出演:片桐仁[ラーメンズ](パソコン)、小林賢太郎[ラーメンズ](マック)

http://www.apple.com/jp/getamac/ads/

どのCF(CM)もキャッチーでシニカルで、それでいてユーモアに満ちているのだ。
 
 
ところで、Windows以前からパソコンを使っている人たちには、ひとつの夢がある。

そのひとつの夢とは「いつかはMac」と言うこと。

そんなMacの魅力は一体何なんだ、なぜMacが欲しいのか、と言われてもボクは多分何も答えられないと思う。

しかし、ボクはいつかはMacユーザーになりたい、と本気で思っている。

Macとは、例えるならば、すばらしいバランスで、手にしっくりとなじみ、切れ味に優れたナイフのようなものだと思う。

わたしはMacに孤高なクラフトマンシップを感じてしまう。

大人になった今となっては、Macなんて買おうと思えばいつでも買えるのだが、まだまだMacにふさわしいヒトになっていないような気がするボクであった。

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「映画レビュー・インデックス」2006/11/18号(通巻108号)
をお届けします。
 
 
■「映画レビュー・インデックス」
http://homepage3.nifty.com/~tkr/ture/openindex.htm
 
 
■公開中
2006/11/18公開
「プラダを着た悪魔」
未レビュー
2006/11/04公開
「CHiLDREN<チルドレン>」
未レビュー
2006/11/03公開
「手紙」
http://diarynote.jp/d/29346/20060907.html
2006/10/28公開
「ただ、君を愛してる」
http://diarynote.jp/d/29346/20061005.html
「父親たちの星条旗」
未レビュー
「トンマッコルへようこそ」
http://diarynote.jp/d/29346/20060927.html
「虹の女神/Rainbow Song」
未レビュー
2006/10/21公開
「百年恋歌」(「スリー・タイムズ(仮題)」)
http://diarynote.jp/d/29346/20051120.html
2006/10/07公開
「マーダーボール」
未レビュー
2006/09/30公開
「レディ・イン・ザ・ウォーター」
http://diarynote.jp/d/29346/20061015.html
「カポーティ」
未レビュー
2006/09/23公開
「フラガール」
http://diarynote.jp/d/29346/20060803.html
 
■近日公開
2006/11/25公開
「パプリカ」
未レビュー
2006/12/01公開
「007/カジノ・ロワイヤル」
未レビュー
 
 
■週末興収ベストテン
2006/11/11-12 興収ベストテン
1.「DEATH NOTE デスノート the Last name」(ワーナー)
2.「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(アスミック・エース)
3.「手紙」(ギャガ)
4.「父親たちの星条旗」(ワーナー)
5.「ただ、君を愛している」(東映)
6.「Sad Movie<サッド・ムービー>」(ギャガ)
7.「7月24日通りのクリスマス」(東宝)
8.「ワールド・トレード・センター」(UIP)
9.「涙そうそう」(東宝)
10.「地下鉄に乗って」(ギャガ=松竹)
 
 
先週に引き続き、「東京国際映画祭」の反動か全く映画を観ていません。
「東京フィルメックス」と「東京国際シネシティフェスティバル」もなんだか、通う気がありません。

「どろろ」の予告編が出てきましたが、面白そうじゃん。
監督の塩田明彦は、最近はメディアに乗っかったダメ映画を何本か撮らされているが、「月光の囁き」とか「ギプス」とか「カナリア」とか、異常な愛を描かせたらす語彙映画を撮っちゃう人なので、結構期待しています。
香港アクション映画ファンとしては、チン・シウトン(程小東)の起用も嬉しいです。

ただ、どろろ役のキャストはいかんと思うね。
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマン リターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」です。
正に困った状況です。
 
 
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「第7回東京フィルメックス」が2006/11/17から始まった。

今年の「東京フィルメックス」に対しては、若干情熱が冷めたのか、チケットは2枚しか取っていない。

で、そのチケットというのも、本日11/19に上映される2作品のチケットだったのだ。

■「エレクション」(特別招待作品)
監督:ジョニー・トー
出演:サイモン・ヤム(ロク)、レオン・カーフェイ(ディー)、ルイス・クー、ニック・チョン、チョン・シウファイ、ラム・シュ、ラム・ガートン、ウォン・ティンラム、マギー・シュウ

三合会(香港マフィア)の中でも最も歴史のある「和連勝会」は、2年に1度行われる会長選挙の時期を迎えていた。有力候補者はロク(サイモン・ヤム)とディー(レオン・カーフェイ)の2人。幹部たちは会に忠実なロクを新しい会長に選ぶが、納得できないディーは会長の象徴である「竜頭棍」を手に入れ、実権を握ろうとするが・・・・。
(「第7回東京フィルメックス」公式カタログよりほぼ引用)

こいつは面白い。是非オススメ。
物語は香港マフィアの権力争いなのだが、テイストはアクション指数が少ない「SPL 狼よ静かに死ね」(2005)かな。
香港の「ゴッドファーザー」(1972)、いや「ゴッドファーザーPART II」(1974)の半分部分かな。

主演は、「SPL 狼よ静かに死ね」でおなじみのサイモン・ヤム。これがまた格好良い。

対するレオン・カーフェイは野性味溢れる直情型でこれまたよい。

2007年正月第二弾公開予定。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
 
 
■「叫」
監督:黒沢清、出演:役所広司を迎えたジャパン・プレミア

監督:黒沢清
出演:役所広司(吉岡)、小西真奈美(春海)、葉月里緒菜(赤い服の女)、伊原剛志、オダギリジョー(精神科医)、加瀬亮(船頭)

連続殺人事件を捜査する刑事・吉岡(役所広司)は、自分が犯人ではないのか、という妙な感情にとらわれ始める。
被害者の周囲に残る遺留品、そして自分自身の曖昧な記憶は、その感情を一層強めてゆくが・・・・。
(「第7回東京フィルメックス」公式カタログよりほぼ引用)

これまた面白い。
黒沢清パワー炸裂のすばらしい作品に仕上がっていた。

薄気味悪い美術やセット。
ワンアクションワンカットに拘った驚異的な映像。
特に医者がとある場所から飛び降りるワンカットには正直驚かされた。
このカットは、映画史に残るのではないか、と本気で思える。

物語はホラーと言う体裁をとり、環境問題を背景に持つ愛の物語。

この悲しい愛の感覚は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(1987)に似ている印象を受けるし、かつての黒沢清作品、例えば「回路」(2000)に似ていると思った。

葉月里緒菜には強烈な印象を受ける。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
 
 
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■「エレクション2」(特別招待作品)
監督:ジョニー・トー
出演:ルイス・クー(ジョニー)、サイモン・ヤム(ロク)、ニック・チョン(ジェット)、チョン・シウファイ(ソー)、ラム・ガートン(クン)、ウォン・ティンラム(テン)、ラム・シュ

前作から2年が経過し「和連勝会」は再び会長選挙の時期を迎える。幹部たちは実業家として成功をおさめつつジミー(ルイス・クー)を有力候補者に推挙する。
マフィアの世界から足を洗いたいと考えていたジミーは一旦その要請を断るが・・・・。
(「第7回東京フィルメックス」公式カタログよりほぼ引用)

前売りチケットが手に入らなかったので、当日券で「エレクション2」を観た。

前作同様に面白いのは面白いのだが、昨日の「エレクション」の方がより面白かった。

昨日に引き続き来ている観客が多く、笑い所、と言うか伏線によく反応していた。

バイオレンス指数は、エグイ方向に進んでいる。


☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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わたしは、HDD/DVDレコーダーを2002年末位から使用しているが、なんと、HDDに障害が出てしまった。

なんと、再生以外何にもできなくなってしまった。
で、機械が仰るには、「HDDを初期化しろ!」と言うことである。

バックアップを取っていない数年分の貴重な貴重な映像が・・・・。

仕方がないので、全部消して新たな気持ちでまたHDD/DVDレコーダーを使うか、これを機に新しいHDD/DVDレコーダーを購入し、旧型は寝室行きか、はたまた貴重な映像をPCかDVに対比した上で全部消すか・・・・。

悩みどころである。

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ボクの夢、それは『いつかはMac』と言うこと。
http://diarynote.jp/d/29346/20061114.html

そんなボクの転機となるような出来事が、ボクの回りで起こっているようなのだ。
 
 
2006/11/09 とあるマーケティング会社のパソコンに関するアンケートに協力した。

2006/11/10 すると、そのマーケティング会社からメールが届いた。

曰く、パソコンのモニターを募集しているので応募してみませんか、というもの。

パソコンのモニターと言っても、実際のところは、Macのモニターを募集しているようだ。

先日(http://diarynote.jp/d/29346/20061114.html)、お話したように、本気で『いつかはMac』と思っているわたしは、いそいそとアンケートに答え、Macでやりたいことをマーケティング会社に軽くアピールしてみた。
つまり、Macのモニターに、とりあえず応募してみることにした訳だ。

もちろん、期待はしていない。
昔から言うではないか、『あたるも八卦(マック)あたらぬも八卦(マック)』と。 
 
2006/11/20 昔から、『果報(マック)は寝て待て』と言うが、文字通り忘れた頃に驚くべき連絡が届いた。

なんと、件(くだん)のマーケティング会社から、MacBookのモニターに当選しました、と言うメールが届いたのだ。

曰く、来る2006/11/27にMacBookモニターの説明会が都内某所で開催されるので、是非参加して欲しい、と言うことであった。

「Macよ!ついに我が手に来たか!!」

正直驚いた。
と言うか本当に驚いた。

と同時にわたしの中でムクムクと不安と疑念が鎌首を擡(もた)げてきた。

と言うのは、わたしの脳裏には、MacBookモニターと言う甘い餌で釣られ、気が付いたら「アバンギャルドな羽毛布団」とか「エキセントリックな壷」とかを後生大事に抱えたまま路上に立ち尽くす自分の姿が浮かんでいたのだ。

こ、怖い!

もしかしたら、「アバンギャルドな羽毛布団」とか「エキセントリックな壷」とかの購入契約を締結しないと、説明会場から外に出さないぞ、とか言われたらどうしよう。

しかし、巨悪に立ち向かう孤高な精神を持つわたしは、こう思った。

そうだ。
ほぼ監禁拉致状態で法外な契約を強要された時のために、なんらかの予防線を張らなければならない。

わたしはそう確信した。
最早わたしの灰色の脳細胞は妄想モード全開である。

法外な契約を強要され、怒鳴られたらどうしよう、殴る蹴るの暴行を受けたらどうしよう、刃物で脅されたらどうしよう・・・・

冷静に考える。
怒鳴られたり、殴る蹴るまでは大丈夫だな、刃物はどうだろう、でも、いくら何でもそこまではしないだろうな・・・・

で、そんなわたしが考えた予防線とは、複数の友人に、MacBookモニター説明会が開催される2006/11/27の深夜24時までにわたしから解除の連絡がなければ、警察に通報して欲しい、と言う連絡を事前に入れることだった。

ありがちと言えばありがちなのだが、一番単純な方法が一番効果的なのだ。

更に、当然ながら当日はキャッシュカードやクレジットカードは一切身につけずに、説明会会場に行くと言う事である。

諸君、そこでだ、ココ「徒然雑草」において、2006/11/27の24時までにわたしのエントリーなかったら、皆さん的にわたしは、ちょっと面白いことになっているかも知れないよ。

どちらにしろ、乞うご期待なのだ!

"Goodbye PC, Hello Mac"

『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その2 へつづく・・・・
http://diarynote.jp/d/29346/20061128.html

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「東京国際シネシティフェスティバル2006」が2006/11/23から始まった。

■「007/カジノ・ロワイヤル」(オープニング)

これは面白かった。
英国で絶賛されるのも頷ける。

そんなに熱心な007ファンではないわたしだが、本作「007/カジノ・ロワイヤル」は、現時点で最高の007ムービーの1本だと思う。

余談だがわたしが一番好きな007ムービーは「女王陛下の007」(1969)。
オープニング・アクションがすきなのは「ムーンレイカー」と「リビング・デイライツ」(1987)かな。

先ずはオープニングが若干地味。
次のクレーンを使った工事現場のアクションこそ、オープニング・アクションにふさわしいのではないか、と思った。

件(くだん)の工事現場のアクションは、トニー・ジャーのアクションに影響を受けているような印象を受ける。

ポーカーのシークエンスは、「シンシナティ・キッド」(1965)もピックリの緊迫感が楽しめる。

身体を使ったアクションは、さすが00ナンバーのエージェントだと思わせるアクションが凄いし、身体だけをつかったアクションの方向性に好感を覚える。

またベニスにしろ、バハマにしろ、かつての007ムービーのロケ地めぐり的な印象も受ける。

拷問のシークエンスは、非常に興味深い。

オープニング・クレジットも奥行きが感じられるし、007の文字が出てくるところが笑える。
フラクタル図形も楽しい。

作品としては、すばらしいので、是非劇場で観て欲しい。

思うに、是非「女王陛下の007」(1969)とあわせて観て欲しいと思う。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
 
 
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2000年にWHO(世界保健機構)は、「自殺を防ぐために−マスコミへの手引き−("PREVENTING SUICIDE A RESOURCE FOR MEDIA PROFESSIONALS")」と言う、「群発自殺(自殺の連鎖反応)」を防ぐための報道のガイドラインを発表している。

WHO(世界保健機構の危惧は、起きてしまった自殺についての新聞・テレビ等の報道が、自殺の増加と結びつくのではないか、と言うこと。

■WHO(世界保健機構)が挙げた自殺報道についてのしてはいけないこと
□写真や遺書を公表しない
□自殺の方法について詳細に報道しない
□原因を単純化して報じない
□自殺を美化したりセンセーショナルに報じない
□宗教的・文化的な固定観念を用いない
□自殺を責めない

以下原文
■WHAT NOT TO DO
□Don’t publish photographs or suicide notes.
□Don’t report specific details of the method used.
□Don’t give simplistic reasons.
□Don’t glorify or sensationalize suicide.
□Don’t use religious or cultural stereotypes.
□Don’t apportion blame.
 
 
日本国内の自殺報道を視聴して感じるのは、日本国内のマスコミの多くは、報道という名の下に自殺を扇情的に扱うニュース・バラエティ番組を制作している、と言うことである。
 
「自殺を防ぐために−マスコミへの手引き−」 
"PREVENTING SUICIDE A RESOURCE FOR MEDIA PROFESSIONALS"
http://www.who.int/mental_health/media/en/426.pdf

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「映画レビュー・インデックス」2006/11/25号(通巻109号)
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2006/11/25公開
「パプリカ」
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2006/11/18公開
「プラダを着た悪魔」
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2006/11/04公開
「CHiLDREN<チルドレン>」
未レビュー
2006/11/03公開
「手紙」
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2006/10/28公開
「ただ、君を愛してる」
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「父親たちの星条旗」
未レビュー
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「トンマッコルへようこそ」
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「虹の女神/Rainbow Song」
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2006/10/21公開
「百年恋歌」(「スリー・タイムズ(仮題)」)
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2006/10/07公開
「マーダーボール」
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2006/09/30公開
「レディ・イン・ザ・ウォーター」
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「カポーティ」
未レビュー
  
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2006/12/01公開
「007/カジノ・ロワイヤル」
未レビュー
2006/12/09公開
「スキャナー・ダークリー」
未レビュー
2006/12/23公開
「鉄コン筋クリート」
未レビュー
 
 
■週末興収ベストテン
2006/11/18-19 興収ベストテン
1.「DEATH NOTE デスノート the Last name」(ワーナー)
2.「プラダを着た悪魔」(FOX)
3.「トゥモロー・ワールド」(東宝東和)
4.「父親たちの星条旗」(ワーナー)
5.「ソウ3」(アスミック・エース)
6.「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(アスミック・エース)
7.「手紙」(ギャガ)
8.「椿山課長の七日間」(松竹)
9.「ただ、君を愛している」(東映)
10.「7月24日通りのクリスマス」(東宝)
 
 
先週、先々週に引き続き、「東京国際映画祭」の反動か全く映画を観ていません。
「東京フィルメックス」と「東京国際シネシティフェスティバル」もあまり気乗りがしません。
どうしちゃったのでしょうか。

本日公開の「パプリカ」ですが、2006/10/21に「東京国際映画祭」で観た時は、最高にすばらしいと思ったのですが、2006/10/24に「鉄コン筋クリート」を観た後に考えると、普通の作品に思えてしまいます。

「パプリカ」も最高にすばらしい作品だと思うのですが、時期が悪かったかも知れません。
「鉄コン筋クリート」がすばらしすぎる、という事なのでしょうか。
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソードIII/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマン リターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」、「叫」、「エレクション」、「エレクション2」、「007/カジノ・ロワイヤル」です。
正に困った状況です。
 
 
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「東京国際シネシティフェスティバル2006」が2006/11/23から始まった。

『映画における表現の自由を考える夕べ』

■「殺しのはらわた(短編)」(ワールドプレミア)

映画美学校の学生をスタッフとして製作された短編。
自主制作作品として考えると、凄い作品であるが、一般の商業作品として捕えるとそうでもなくなってしまうのだが、レイティングを無視した描写は驚くべきものがある。

映画美学校の教材となるべき作品だとしたら、驚愕の作品に仕上がっている。

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

■トークショー&秘蔵映像上映

■「スキャナー・ダークリー」

監督・脚本:リチャード・リンクレイター
製作総指揮:ジョージ・クルーニー、ジョン・スロス、スティーヴン・ソダーバーグ
出演:キアヌ・リーヴス(ボブ・アークター)、ロバート・ダウニー・ジュニア(ジム・バリス)、ウィノナ・ライダー(ドナ・ホーソーン)、ウディ・ハレルソン(アーニー・ラックマン)、ローリー・コクレイン(チャールズ・フレック)

PKディックの「暗闇のスキャナー」の映画化作品。

作風は、リチャード・リンクレイターの2001年の「ウェイキング・ライフ」(2001)同様に実写をアニメ化したような作風。

物語自体はあまり映画を観たことのないような人には不親切な印象を受けるが、ラストのひとつのセリフが強烈な感動を観客に与える。

終わり良ければ全て良し、ではないが、あのセリフだけで、わたしは満足である。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0) 

■「The Ringer(原題)」

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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「東京国際シネシティフェスティバル2006」が2006/11/26で終幕した。

■「ディパーテッド」(クロージング)

監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ウィリアム・モナハン
オリジナル脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
出演:レオナルド・ディカプリオ(ビリー・コスティガン)、マット・デイモン(コリン・サリバン)、ジャック・ニコルソン(フランク・コステロ)、マーティン・シーン(オリバー・クイーナン)、ヴェラ・ファーミガ(メイドリン)、マーク・ウォールバーグ(ディグナム)、アンソニー・アンダーソン(ブラウン)、レイ・ウィンストン(フレンチ)、アレック・ボールドウィン(イラービィ)

本作「ディパーテッド」は、香港映画「インファナル・アフェア」(2002)のハリウッド版リメイク作品。

オールスターキャストでマーティン・スコセッシがメガホンを取る、という事で否応無く期待してしまう。

個人的には、主役の二人(レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン)はあまり好きではないので、作品としての魅力は微妙だったのだが、この作品にジャック・ニコルソンが出ていることは、わたしにとって大きな魅力と感じられた。

脚本はほとんど「インファナル・アフェア」を踏襲しているのだが、個人的に気に入っていたプロットが抜け落ち、また脇役のキャラクターの描きこみが不足し、チャップマン・トーが「インファナル・アフェア」で演じた役の持つ意味が薄れてしまっている。

また、アンソニー・ウォンが「インファナル・アフェア」で演じたキャラクターが、感覚的にはマーティン・シーンとマーク・ウォールバーグに別れたような印象を受けた。

結末のつけ方は、「インファナル・アフェア」と異なるので、オリジナル作品のファンの人も十分たのしめるのではないか、と思えるが、やはりオリジナル版は、非常に優れた作品だったと、言わざるを得ない。

☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0) 
 
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ボクの夢、それは『いつかはMac』と言うこと。
http://diarynote.jp/d/29346/20061114.html

とりあえず無事です。

「なんで無事とか言ってんの?」と言う疑問については、こちらをご参照下さい。
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その1
http://diarynote.jp/d/29346/20061122.html

つまり、2006/11/27に開催された「MacBookモニター」の説明会は紛れも無い本物で、わたしの灰色の脳細胞が妄想していたように、気が付いたら「アバンギャルドな羽毛布団」とか「エキセントリックな壷」とかを後生大事に抱えたまま路上に立ち尽くすような状況にはならなかった訳なのだ。

まあ、実際問題としては、「MacBookモニター」の説明会場が、初台「東京オペラシティタワー」のアップルコンピュータ株式会社の本社会議室だった訳なので、どう考えても、「MacBook」の代わりに「アバンギャルドな羽毛布団」だとか「エキセントリックな壷」とか言う可能性は限りなく低かった訳。

まあ、そんなこんなで、「MacBookモニター」の説明会に行った訳だが当日会場に来たモニターは男性2名、女性6名の総勢8名。
聞くところによると、今回当選したモニターは10名で、今回欠席した2名はヨンドコロのない事情によるものらしい。

興味深かったのは、やはりMacのデモ。
基本的にMacの事をほとんど知らないわたしにとっては、非常に新鮮で、かつ刺激的なデモンストレーションだった。

そのデモの内容には触れないが、まぁ、実際問題としてデモの内容は、そんなにたいしたことではないと思うのだが、その機能とか、その機能を実現しようとするコンセプトの効果、その辺のお話はMacユーザーにとっては当たり前のことなのだろうと思うし、おそらくWindowsで出来ることなのだと思うのだが、Macが、と言うかアップルコンピュータ社のポリシーと言うかスタンスが非常に好ましいものに思えた。

なにしろ、スティーブ・ジョブスが言うように、『この世界にはアイデアが満ち溢れている。模倣するほうが少しは楽かもしれない。 でもそんなことをしても、世界は良くならないんだ』から。

『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その3 につづく・・・・
http://diarynote.jp/d/29346/20061204.html

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我が家には、シュリンクに包まれたままのDVDがたくさんある。

つまり、買ったは良いが、パッケージすら開けていないDVDがたくさんある、と言うことである。

こんなんじゃいけない、と常々思っているわたしは、時々、本当に時々、DVDのパッケージを開けて見ようかなと思うことがある。
と言うか、買ったらすぐ見るよーに。と言う話である。

で、一昨日は「カサンドラ・クロス」(1976)、昨日は「ヤング・フランケンシュタイン」(1974)、今日は「2001年宇宙の旅」(1968)を観た。
作品に関連性と言うか脈絡がないと自分でも思うのだが、見たいんだから仕方がない。

早速だけど「カサンド・クロス」はおもしれーですわ。やっぱ。
最高ですね。これ。
リチャード・ハリス好きにはたまらんし、O・J・シンプソンも良い味を出しているし、若かりし頃のマーティン・シーンが格好良いぞ。
そんな訳で「カサンドラ・クロス」を見ていたら、ピーター・ハイアムズの「カナディアン・エクスプレス」(1990)が見たくなっっちゃった。
が、LDしか持っていないので、ちょっと面倒くさいな、とか思ってもしまうのだ。

次に見た「ヤング・フランケンシュタイン」も最高ですが、広川太一郎の吹替で見たいと思うのは贅沢なのかな。
メイキングが非常に興味深いですね。

余談だけど、キューブリック好きのわたしの家には「2001年宇宙の旅」がたくさんある。
VHSが2本位、LDが3枚位、DVDが3枚位。
実際のところ、もっとたくさんあると思うのだが、ちらっと探したら、それぐらいあったということである。
35mmとか、70mmとか、ノートリミングだとか、なんだか知らない版とかいろいろあるのだな。

だからどうした、と言う話ではないのだが、同じ作品でたくさんの種類のDVDが出たりするのは困ったものであるし、特典が違っていたりするのも困ったものである。

余談だが、皆さんはきちんとDVDの全特典映像を見ているのかな。
わたしは見ていないぞ。
オーディオ・コメンタリーが何種類もあったり、日本語吹替音声や、dtsとか・・・・。
本編を何度も何度も見なきゃいけないじゃねーか。

あと気になるのは、削除されたシークエンスを本編につないで、全長版とかなんとか言うのは、どうよ。
わたしゃ、完全に否定的だよ。

監督がカットしたものを本編に入れるんじゃねーよ。
と思うぞ。

ぐだぐだですな。

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