結婚式ビデオ編集 その3
2004年6月2日 自主制作映像作品前回のお話から随分時間があいていますが、例の結婚式のビデオ編集のお話です。
既に何本かの作品は納品が済んでいる訳ですが、どんなものを作ったのか、納品した作品の一本の概要をご紹介しましょう。
作品1 「独占! ○×△□・○×△□結婚式」
以前お話したように撮影は、基本的には固定カメラ2台、ハンド・カメラ3台の5カメラ体制で撮影を行いました。
結婚式自体は、正味約27分でしたので、都合135分超の編集用の映像素材があることになります。
音声は別録しませんでしたので、比較的音声状態の良い固定カメラのステレオ音声をそのまま利用する事にしました。
前述のように、結婚式自体の時間が27分ということもあったので、30分枠の芸能人の結婚式風テレビ番組を模したような雰囲気で作品を制作する事にしました。
また、たまたまですが新郎が勤めている会社が某E社だったので、某E社が単独提供している番組の提供案内部分とCF(CM)をキャプチャーし、そのまま本編に挿入する事にしました。
これには、勿論著作権・版権の問題が出てきますが、今回の作品はあくまでも個人的な視聴のための作品制作なので、権利関係の問題はクリアしていることにしました。
作品の構成は次の通りです。
オープニングタイトル
提供 開始
CF その1
本編 Aパート
アイキャッチ その1
CF その2
本編 Bパート
アイキャッチ その2
CF その3
本編 Cパート
アイキャッチ その3
CF その4
本編 Dパート
アイキャッチ その4
提供 終了
エンディング
クレジット
オープニングタイトルは、当初はフラッシュで派手目なタイトルを作成し、結婚式の映像と合成(スクリーン合成とかマット合成とか言われる手法)するつもりだったのですが、タイトルを作成する際に、タイトル部分にグラデーション効果を入れてしまったため、マスク部分が綺麗に抜けなかったので、結果的には編集ソフトの機能を利用し、ちょっとだけ派手に動くタイトルを作成することにしました。
また、テレビ番組の前後に「この番組は○○の提供でお送りします」と流れる、提供部分については、独自のナレーションを入れるつもりは無かったので、某E社が単独提供しているテレビ番組の提供部分の音声をそのまま流用しました。
そして一番重要な本編部分の編集は、5本の映像素材をタイムコードを合わせて並べ(重ね)、一番キャッチーな映像部分を使用する、という感じで行いました。
簡単に言うと、5本の映像が記録されている5本の紙テープが重なっていて、紙テープを上から見ていると考えてください。
その5本の紙テープのうち、映像的に一番キャッチーな紙テープを切り取って、一番上に持ってきて、映像を上から見ていると思っていただくと解りやすいと思います。
なお、編集作業は5本の映像トラックを時系列に合致させ、ライヴ感を出し、別撮りしたカットは一切使わない事にしました。
また、音楽も一切入れずに、本編部分は原則的に結婚式の記録映像である、というスタンスで編集を行いました。
CF(CM)直前に挿入される、3秒程のアイキャッチを4種類作成しました。その内容は、次の本編部分のキャッチーな部分(新婦が涙を流しているとか、神父が説教しているとか、結婚誓約書にサインしているとか、)の映像をスローモーションで流し、それにジングルとかブリッジとか呼ばれる種類の音楽をかぶせました。
因みにその音楽はゲームソフトのサウンドテストから流用しました。
CF(CM)は前述のように某E社のCF(CM)をそのまま流用しました。
全体的には、CF(CM)やアイキャッチのような枝葉部分の体裁を整える事により、末端部分まできちんと作り込まれている印象を視聴者に与え、作品としてのクオリティが向上したような効果を与える事に成功していると思います。
結婚式ビデオ編集 その2
http://diarynote.jp/d/29346/20040227.html
結婚式ビデオ編集 その1
http://diary.note.ne.jp/d/29346/20040223.html
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既に何本かの作品は納品が済んでいる訳ですが、どんなものを作ったのか、納品した作品の一本の概要をご紹介しましょう。
作品1 「独占! ○×△□・○×△□結婚式」
以前お話したように撮影は、基本的には固定カメラ2台、ハンド・カメラ3台の5カメラ体制で撮影を行いました。
結婚式自体は、正味約27分でしたので、都合135分超の編集用の映像素材があることになります。
音声は別録しませんでしたので、比較的音声状態の良い固定カメラのステレオ音声をそのまま利用する事にしました。
前述のように、結婚式自体の時間が27分ということもあったので、30分枠の芸能人の結婚式風テレビ番組を模したような雰囲気で作品を制作する事にしました。
また、たまたまですが新郎が勤めている会社が某E社だったので、某E社が単独提供している番組の提供案内部分とCF(CM)をキャプチャーし、そのまま本編に挿入する事にしました。
これには、勿論著作権・版権の問題が出てきますが、今回の作品はあくまでも個人的な視聴のための作品制作なので、権利関係の問題はクリアしていることにしました。
作品の構成は次の通りです。
オープニングタイトル
提供 開始
CF その1
本編 Aパート
アイキャッチ その1
CF その2
本編 Bパート
アイキャッチ その2
CF その3
本編 Cパート
アイキャッチ その3
CF その4
本編 Dパート
アイキャッチ その4
提供 終了
エンディング
クレジット
オープニングタイトルは、当初はフラッシュで派手目なタイトルを作成し、結婚式の映像と合成(スクリーン合成とかマット合成とか言われる手法)するつもりだったのですが、タイトルを作成する際に、タイトル部分にグラデーション効果を入れてしまったため、マスク部分が綺麗に抜けなかったので、結果的には編集ソフトの機能を利用し、ちょっとだけ派手に動くタイトルを作成することにしました。
また、テレビ番組の前後に「この番組は○○の提供でお送りします」と流れる、提供部分については、独自のナレーションを入れるつもりは無かったので、某E社が単独提供しているテレビ番組の提供部分の音声をそのまま流用しました。
そして一番重要な本編部分の編集は、5本の映像素材をタイムコードを合わせて並べ(重ね)、一番キャッチーな映像部分を使用する、という感じで行いました。
簡単に言うと、5本の映像が記録されている5本の紙テープが重なっていて、紙テープを上から見ていると考えてください。
その5本の紙テープのうち、映像的に一番キャッチーな紙テープを切り取って、一番上に持ってきて、映像を上から見ていると思っていただくと解りやすいと思います。
なお、編集作業は5本の映像トラックを時系列に合致させ、ライヴ感を出し、別撮りしたカットは一切使わない事にしました。
また、音楽も一切入れずに、本編部分は原則的に結婚式の記録映像である、というスタンスで編集を行いました。
CF(CM)直前に挿入される、3秒程のアイキャッチを4種類作成しました。その内容は、次の本編部分のキャッチーな部分(新婦が涙を流しているとか、神父が説教しているとか、結婚誓約書にサインしているとか、)の映像をスローモーションで流し、それにジングルとかブリッジとか呼ばれる種類の音楽をかぶせました。
因みにその音楽はゲームソフトのサウンドテストから流用しました。
CF(CM)は前述のように某E社のCF(CM)をそのまま流用しました。
全体的には、CF(CM)やアイキャッチのような枝葉部分の体裁を整える事により、末端部分まできちんと作り込まれている印象を視聴者に与え、作品としてのクオリティが向上したような効果を与える事に成功していると思います。
結婚式ビデオ編集 その2
http://diarynote.jp/d/29346/20040227.html
結婚式ビデオ編集 その1
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