さて、早速ですが2007年の目標の中間発表その6です。

とりあえず目標の再確認を・・・・

目標第一弾 「映画を300本観るぞ!!」(DVD等含む)
目標第二弾 「本を100冊読むぞ!!」

1.映画

#024「舞妓Haaaan!!!」イイノホール 2007/06/01
#025「大日本人」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2007/06/04
#026「夕凪の街桜の国」イマジカ第2試写室 2007/06/07
#027「シュレック3」一ツ橋ホール 2007/06/10
#028「憑神」東商ホール 2007/06/11
#029「ゾディアック」よみうりホール 2007/06/12
#030「吉祥天女」ヤクルトホール 2007/06/20
#031「ダイ・ハード4.0」東京厚生年金会館 2007/06/22
#032「ボルペール<帰郷>」浜離宮朝日ホール 2007/06/26
#033「スパイダーマン3」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2007/06/29
#034「アポカリプト」ワーナーマイカル・シネマズ板橋 2007/06/30
 
 
2.DVD、CATV等

#087「世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す」HDD 2007/06/02
#088「シェルブールの雨傘」HDD 2007/06/03
#089「パーマネント・バケーション」HDD 2007/06/04
#090「空中庭園」HDD 2007/06/05
#091「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」HDD 2007/06/06
#092「サウンド・オブ・サンダー」CATV 2007/06/09
#093「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」HDD 2007/06/09
#094「チーズ・ホリデー」HDD 2007/06/09
#095「シュレック」DVD 2007/06/09
#096「シュレック2」DVD 2007/06/10
#097「フォーリング・ダウン」HDD 2007/06/11
#098「魚が出てきた日」HDD 2007/06/13
#099「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン」HDD 2007/06/16
#100「ザスーラ」CATV 2007/06/16
#101「笑の大学」CATV 2007/06/16
#102「アローン・イン・ザ・ダーク」DVD 2007/06/17
#103「機動戦士ZガンダムIII/星の鼓動は愛」HDD 2007/06/23
#104「犯人に告ぐ」CATV 2007/06/24
#105「氷壁」HDD 2007/06/26
#106「パプリカ」DVD 2007/06/28
#107「バッシング」HDD 2007/06/30
#108「ウェドロック」HDD 2007/06/30
 
 
3.読書

#015「わるいやつら(下)」松本清張著 新潮文庫 2007/06/05
#016「さらば愛しき女よ」レイモンド・チャンドラー著 清水俊二訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 2007/06/16
#017「『世界征服』は可能か?」岡田斗司夫著 ちくまプリマー新書 2007/06/22
#018「砂の女」安倍公房著 新潮文庫 2007/06/28 
 
  
映画は、劇場11本(累計34本)、DVD等22本(累計108本)で、計31本(累計142本)。
このままのペースで、年間284本(劇場68本)です。

読書は4冊(累計18冊)で、このままのペースでは、年間36冊です。

非常にマズイ状況です。
映画はリカバリーされつつありますが、読書はまずいですね。

 
まあ、先は長いですが頑張ります。

参考)
2007年の状況
映画142本(うち劇場34本)
読書18冊

2006年同時期の状況
映画139本(うち劇場32本)
読書10冊

2005年同時期の状況
映画127本(うち劇場45本)
読書16冊

2004年同時期の状況
映画142本(うち劇場43本)
読書20冊

2003年同時期の状況
映画151本(うち劇場46本)
読書28冊

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2007/07/02 東京新橋「ヤクルトホール」で「レミーのおいしいレストラン」の試写を観た。
同時上映は「LIFTED(短編)」。

料理が大好きなレミーは、一流レストランのシェフになることを夢見ていた。
ある嵐の日、レミーは家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちでパリの一軒のレストランにたどり着く。
そこはレミーが尊敬するフレンチ料理人、グストーのレストランだった。
そのキッチンでは、シェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。沸き上がる情熱を抑えきれず、キッチンに足を踏み入れたレミーは・・・・。
(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督・原案・脚本:ブラッド・バード
製作総指揮:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン
製作:ブラッド・ルイス
音楽:マイケル・ジアッキノ
料理監修:トーマス・ケラー
声の出演:パットン・オズワルド(レミー)、ルー・ロマーノ(リングイニ)、ジャニーン・ガロファロー(コレット)、イアン・ホルム(スキナー)、ピーター・オトゥール(イーゴ)、ピーター・ソーン(
エミール)、ブライアン・デネヒー(ジャンゴ)、ブラッド・ギャレット(グストー)

さて、早速だが、本作「レミーのおいしいレストラン」は、大変素晴らしい作品に仕上がっていた。
私見だが、ピクサー・アニメーション・スタジオ作品の最高傑作と言っても過言ではないだろう。

何しろ泣けるのである。
ピクサーにこんなに泣かされるとは思わなかった。

※ 「カーズ」(http://diarynote.jp/d/29346/20060619.html)の時にも書いたけど、「モンスターズ・インク」(2001)の時も「ファインディング・ニモ」(2003)の時も「カーズ」(2006)の時も、わたしはピクサーの最高傑作だと思っていた。念の為。

ところで、本作で監督・原案・脚本を務めたブラッド・バードだが、彼のピクサーでの前作「Mr.インクレディブル」(2004)については個人的にイマイチだと感じていたこともあり、わざわざ外部から監督を招聘するピクサーのやり方に若干の不安を感じていたのだが、本作「レミーのおいしいレストラン」を見る限り、それは全くの杞憂に過ぎなかったことを感じた。

と言うのも、ブラッド・バードは本作では原案・脚本・監督と大活躍で、本当に自分が撮りたい作品を、ピクサーの技術を良い意味で利用して作っているのだと思うからである。
つまり、アニメーション・スタジオは、映像作家のビジョンを実現するための道具として機能するのが重要なことなのだ。

さて、話は戻るが、ブラッド・バードはピクサーとのコラボレーションのテスト作品とも言える「Mr.インクレディブル」を経て、自分の好きな事をピクサーの技術を通じてできるようになったのだろうと思う。

それも個人的に好きな作品を自己満足的に作っているのではなく、もちろん観客を意識した大変素晴らしい仕事をしているのだ。

さて、脚本についてだが、本作の物語については明言は避けるが、脚本的には、伏線がよく生かされている素敵な脚本に仕上がっていた。
小粋な伏線が、些細なセリフが、グストーの言葉が、そして伏線の回収の仕方が、涙腺を刺激するのだ。

その脚本の根底にあるのは、理想であったり、生き様であったり、物事に対する考え方なのである。
登場人物の孤高な生き様が感動を誘う訳である。

キャストだが、キャストはなんと言っても、アントン・イーゴを演じたピーター・オトゥールだろう。
彼のシークエンスでわたしは3度も泣かされてしまった。

特にグストーのレストランでイーゴが料理を食べるシークエンスには強烈な2カットがある。
たった2カットで全てを語る演出手腕には驚かされる。

また、その後の自戒的なモノローグも強烈に素晴らしい。
人生を変える料理に出会った男が心情を吐露する心意気に感涙なのだ。
そして彼のラストのセリフも素晴らしい。

ピーター・オトゥールをキャスティングできたことは、この作品にとって素晴らしい幸運だったのだと思う。

また、スキナーを演じたイアン・ホルムは「未来世紀ブラジル」(1985)のカーツマンと「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで、ガンダルフに甘えるの陽気で甘えん坊のビルボを足して壊したようなキャラクターを楽しげに演じている。

イアン・ホルムの今後は、ロビン・ウィリアムズの方向性を狙っても行けるのではないか、と思った。

一方、当然ながらアニメーションの技術も凄いものがあった。

例えば、冒頭近く、レミーが建物を駆け上がりエッフェル塔を見つけるカットがあるのだが、その際レミーが、まるで流れる水の様に建物の壁を駆け上がる姿が素晴らしく、わたしはその姿、ネズミが壁を駆け上がる姿で泣かされてしまった。

アニメーションとは、animate(命を与えるの意)から派生した言葉であり、命がないモノをあたかも命があるかのように見せる事が肝要なのである。

重力と質量が感じられるキャラクターの動作には驚かされる。

人間のキャラクター・デザインは、ブラッド・バードの前作「Mr.インクレディブル」のキャラクター・デザインを踏襲している。

また、前述のイーゴは、ティム・バートンの世界観とブラッド・バードの世界観との境界に位置するようなデザインが用いられているのが興味深い。

ネズミのデザインは、毛並みの表現が美しく、乾いた状態、濡れた状態の質感がすばらしい。

ネズミの集団の描写は、私見だが「ガンバの冒険」(1975)の影響が感じられる。
特に冒頭の旅立ちのシークエンスや、中盤以降のパーティのシークエンスに色濃い影響が感じられる。

また、「ウィラード」(1971)や「ベン」(1972)的な描写もあるのが嬉しい。

余談だが、本作でのネズミは、mouse(ハツカネズミ)ではなくrat(ドブネズミ)である。

また、自動車等乗物のデザインも秀逸で、特にシトロエンDSが最高にキュートである。

つづく・・・・
一時保存です。

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2007/06/30 東京板橋「ワーナー・マイカル・シネマズ板橋」で「アポカリプト」を観た。

誇り高き狩猟民族の血統を受け継ぐ青年ジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、父であり族長でもあるフリント・スカイ(モリス・バード)の下、ブランテッド(ジョナサン・ブリューワー)ら数名の仲間たちと一緒に先祖から受け継いだ森で狩をしていた。

一頭の大きなバクをしとめ、肉を分け合うジャガー・パウらの前に、突然数人の男たちが現れた。

一瞬、一触即発の緊張がよぎるが、彼らはフリント・スカイの森を通して欲しい、と言うのだ。
フリント・スカイが森を通過する許可を彼らに与えると、どこからともなく現れた、数十人の老若男女が森を通過し始めた。

それを見たジャガー・パウは、一団のリーダーらしき人物に問いかけると、村が襲われた、と彼は答えた。

地上の楽園のような環境の中で、恐怖とも争いとも無縁の平和な生活を送っていたジャガー・パウだったが、森を通った一団に一抹の恐怖を感じていた。

村に帰ったジャガー・パウを、妻のセブン(ダリア・ヘルナンデス)と、幼い息子のタートル・ラン(カルロス・エミリオ・パエズ)が迎えた。
さらに夫婦には、まもなく二人目の子供が誕生する予定だったが・・・・。

監督・製作・共同脚本:メル・ギブソン
撮影監督:ディーン。セムラー
プロダクション・デザイン:トム・サンダース
衣装デザイン:マイェス・C・ルベオ
音楽:ジェームズ・ホーナー
コンサルタント:リチャード・D・ハンセン博士
出演:ルディ・ヤングブラッド(ジャガー・パウ)、ダリア・ヘルナンデス(セブン)、ジョナサン・ブリューワー(ブランテッド)、ラアウル・トルヒーヨ(ゼロ・ウルフ)

本作「アポカリプト」は、すばらしい作品に仕上がっていた。

興味深いのは、文明崩壊後の世界を舞台とした「マッドマックス」(1979)で時代の寵児となったメル・ギブソンが、文明黎明期を舞台とした「アポカリプト」を製作したと言うことである。

特に印象的なのは、本作「アポカリプト」で描かれている世界観と「マッドマックス2」(1981)で描かれた世界観が非常に似通っている印象を受けた、と言う点である。

日本国内で、漫画「北斗の拳」に影響を与えた「マッドマックス2」の美術や衣装が、時代を変え、本作の世界に蘇っているのだ。

文明黎明期と文明崩壊後の世界が似通っていると言うのは、なんともシニカルで、かつ原始からの凶悪な本能を呼び起こす強烈な印象を受ける。

つまり、文明崩壊後と文明黎明期の世界が似ていると言うことは、何らかの理由により我々の文明が崩壊した後の世界は、文明黎明期同様、文化や規範、モラルは全く意味を持たないものとなり、力と恐怖がモノを言う暗黒時代が到来してしまうことは想像に難くないし、多くの作家たちはそのような世界を舞台に所謂ディストピア小説や映画を創作している訳だ。

従って、本作「アポカリプト」で描かれている出来事は、太古の時代に起きたであろう出来事であると同時に、大量破壊兵器や大規模や疫病や災害で我々の文明が崩壊した後に起こるであろう出来事を描いているのだ。

さて、本作「アポカリプト」の物語だが、冒頭のバクの狩

の根本には、マヤ帝国を襲う災害を防ぐために必要な神への生贄となる人を拉致してくる傭兵部隊が存在する。



つづく・・・・
(一時保存です)

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週刊「映画レビュー・インデックス」2007/07/07号(通巻141号)
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■「映画レビュー・インデックス」
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(Last updated:2006/08/18) 
 
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2007/06/30公開
「シュレック3」
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「ボルベール〈帰郷〉」
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「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」
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「The 焼肉ムービー プルコギ」
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「ファウンテン 永遠に続く愛」
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「夕凪の街桜の国」
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■週末興収ベストテン
2007/06/30-07/01 興収ベストテン
1.「ダイ・ハード4.0」(FOX)
2.「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(ブエナビスタ)
3.「シュレック3」(アスミック・エース)
4.「舞妓Haaaan!!!」(東宝)
5.「憑神」(東映)
6.「300/スリーハンドレッド」(ワーナー)
7.「大日本人」(松竹)
8.「ゾディアック」(ワーナー)
9.「スパイダーマン3」(ソニー)
10.「プレステージ」(ギャガ)
 
 
先日、サミュエル・フラーの「鬼軍曹ザック」(1950)を観て驚いたことがありました。
と言うのもこの映画には、主人公ザックになつく韓国人の少年が出てくるんですが、その少年の名前がなんと、ショート・ラウンド。

ショート・ラウンドと言えば「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(1984)で、キー・ホイ・クァンが演じたキャラクターと同じ名前で、こちらのショート・ラウンドもアジアの少年と言う設定で、主人公になついている、と言うところまで同じでした。

インディ・ジョーンズ好きには当たり前のことかも知れませんが、わたし的には結構驚きました、と言うかショート・ラウンドと言うキャラクターが「鬼軍曹ザック」を基に創作されていたと言う点に好感を覚えました。
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソード III/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマンリターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」、「叫」、「エレクション」、「エレクション2」、「殺しのはらわた」、「ディパーテッド」、「ラッキーナンバー7」、「ククーシュカ ラップランドの妖精」、「2番目のキス」、「僕のニューヨークライフ」、「幸せのかたち」、「DOA デッド・オア・アライブ」、「バブルへGO!!/タイムマシンはドラム式」、「それでもボクはやってない」、「マリー・アントワネット」、「蟲師」、「プルコギ」、「ゆれる」、「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」、「ボルベール〈帰郷〉」、「スパイダーマン3」、「ラストキング・オブ・スコットランド」、「デジャヴ」です。
正に困った状況です。
 
 
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毎日ボートマッチ(えらぼーと)をめぐる冒険
浜乙女さんの「三十文字的通信性」
(http://diarynote.jp/d/38325/)
のエントリー「支持政党というもの」
(http://diarynote.jp/d/38325/20070708.html)
で紹介されていた「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」
(http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/)
に挑戦してみた。

「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」とは、オフィシャル・サイトによると、

有権者が自らの考えと各政党候補者の主張を比較することで、選挙の争点となっている政策への理解を深めることができるとともに、投票の参考材料にもなる全く新しいサービスです。毎日新聞社が参院選の立候補予定者を対象に行ったアンケートとまったく同じ設問に答えていただくと、候補者の回答を基に算出した各政党の平均値が比較され、主要政党とあなたの考えがどれだけ近いかを「一致度」という数値で示します。また、候補者個人の全回答を見ることもできます。

とのこと。

そして、気になる結果は、次の通りでした。

自民党 48%
民主党 57%
公明党 58%
共産党 45%
社民党 51%
国民新党 50%
新党日本 66%

なんとも、興味深い結果がでました。
選挙と選挙の結果が楽しみでございます。

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2007/06/29 東京板橋「ワーナーマイカル・シネマズ板橋」で「スパイダーマン3」を観た。

ニューヨーク。
スパイダーマンは、いまやニューヨーク市民から絶大な信頼と賞賛を集めるヒーローとなり、恋人MJへのプロポーズも決意し、順風満帆のピーター・パーカーだったが、肝心のMJは出演したミュージカルが酷評され気分はどん底状態だった。
それに追い討ちをかけるように・・・・。

監督:サム・ライミ
原作:スタン・リー、スティーヴ・ディッコ
脚本:サム・ライミ、アイヴァン・ライミ、アルヴィン・サージェント
音楽:クリストファー・ヤング
テーマ曲:ダニー・エルフマン
 
出演:トビー・マグワイア(ピーター・パーカー/スパイダーマン)、キルステン・ダンスト(メリー・ジェーン・ワトソン/MJ)、ジェームズ・フランコ(ハリー・オズボーン)、トーマス・ヘイデン・チャーチ(フリント・マルコ/サンドマン)、トファー・グレイス(エディ・ブロック/ヴェノム)、ブライス・ダラス・ハワード(グウェン・ステイシー)、ジェームズ・クロムウェル(ジョージ・ステイシー)、ローズマリー・ハリス(メイ・パーカー)、J・K・シモンズ(J・ジョナ・ジェイムソン)、ビル・ナン(ロビー・ロバートソン)、エリザベス・バンクス(ミス・ブラント)、ディラン・ベイカー(カート・コナーズ博士)、テレサ・ラッセル(エマ・マルコ)、クリフ・ロバートソン(ベン・パーカー)、ジョン・パクストン(執事バーナード)、テッド・ライミ(ホフマン)、ブルース・キャンベル(クラブのフロアマネージャー)、パーラ・ヘイニー=ジャーディン(ペニー・マルコ)、エリヤ・バスキン(ディトコヴィッチ氏)、マゲイナ・トーヴァ(ウルスラ)、ベッキー・アン・ベイカー(ステイシー夫人)、スタン・リー(タイムズ・スクエアの男)

先ず感じたのは、本作「スパイダーマン3」は世界中が待ちわび
、世界中が臨んだ作品に仕上がっていたのかどうか、と言う点である。

と言うのも、おそらく多くの観客が望んでいたであろうスパイダーマンの大活躍より、ピーターとMJのラブ・ストーリー部分に尺が取られているのだ。

本作では、サンドマン、ヴェノム、ニュー・ゴブリンと、スパイダーマンが戦う相手の質・量ともにに不足はないものの、139分と言う尺を考え、3キャラクターとの対決を考えた場合、消化し切れていない、といわざるを得ない。

一方、ピーター・パーカーとMJのラブ・ストーリー部分は十分な尺が取られている。

特にサンドマンを一度退けた後、新たな敵キャラクターが登場するまでの間、完全にピーターとMJのストーリーが描写され、サンドマンや他の敵キャラの状況は全く描写されていない。

これを観客は望んでいるのか?
と言うか、観客を無視して、お金をかけて、ピーター・パーカーとMJのラブ・ストーリーを描いちゃっているのか。サム・ライミは。

そして、その部分の中弛み感が著しい分、敵キャラクターの描きこみが足りない、と言うか、結果的に敵になったり見方になったりと言う、なんとも場当たり的なプロットが残念である。

そして、そのため、敵キャラクターの善・悪の一貫性が欠如している、と言う印象を禁じえないのだ。

もちろん、本作は、善・悪の一貫性に乏しい、勧善懲悪型ではない物語を採用しているのだが、それにしても、139分の間に、コロコロと善・悪が入れ替わる様は、なんとも釈然としない。

また、ベン・パーカーの死因についても、物語の構成上のためか、二転三転するプロットもいただけないのではないか、と思った。

特殊効果は、やはりそれをウリにするだけのことはあり、素晴らしい映像体験が楽しめる。

が、冒頭のクレーンのアクションと、クライマックスのタクシー宙吊りでのアクションが見せ場だと思うのだが、両アクションとも高所でのアクションであり、アクション・シークエンス的にバリエーションに乏しい印象を受ける。

また、シリーズの伝統とも言えるブルース・キャンベルの登場シークエンスは、シリーズ3作のうち、一番長く、セリフも多く、ウィットに富んでいるし、本作のプロットにも大きな関わりを持つシークエンスに仕上がっていた。

サム・ライミ的には、「スパイダーマン」シリーズなんか撮っていないで、ブルース・キャンベルと「死霊のはらわた」シリーズの新作を撮って欲しいと、切に望むところである。

あとは、結局サム・ライミは、オブラートに包みながら、いろんなモノにさらされて誕生したフリーキーなキャラクターたちの戦い、と言うことをやりたいのかな、と思った。

まあ「スパイダーマン3」と言う作品は、多くの観客が望むことをちょっとずつクリアしている秀作だとは思うのだが、前作と比較すると、まとまりのない、ただの娯楽アクション大作に過ぎない、と言うところだろうか。

余談だが、前作同様オープニング・クレジットが良かった。

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2007/06/01公開
「ザ・シューター/極大射程」
http://diarynote.jp/d/29346/20070524.html
「大日本人」
http://diarynote.jp/d/29346/20070606.html
2007/05/12公開
「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」
未レビュー
2007/05/05公開
「The 焼肉ムービー プルコギ」
未レビュー
2007/05/01公開
「スパイダーマン3」
http://diarynote.jp/d/29346/20070711.html

■近日公開

2007/07/28公開
「レミーのおいしいレストラン」
http://diarynote.jp/d/29346/20070702.html
「夕凪の街桜の国」
http://diarynote.jp/d/29346/20070615.html
 
 
■週末興収ベストテン
2007/07/07-08 興収ベストテン
1.「ダイ・ハード4.0」(FOX)
2.「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(ブエナビスタ)
3.「シュレック3」(アスミック・エース)
4.「舞妓Haaaan!!!」(東宝)
5.「憑神」(東映)
6.「300/スリーハンドレッド」(ワーナー)
7.「ドルフィン・ブルー フジ、もういちど宙へ」(松竹)
8.「傷だらけの男たち」(エイベックス)
9.「ゾディアック」(ワーナー)
10.「スパイダーマン3」(ソニー)
 
 
因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソード III/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマンリターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」、「叫」、「エレクション」、「エレクション2」、「殺しのはらわた」、「ディパーテッド」、「ラッキーナンバー7」、「ククーシュカ ラップランドの妖精」、「2番目のキス」、「僕のニューヨークライフ」、「幸せのかたち」、「DOA デッド・オア・アライブ」、「バブルへGO!!/タイムマシンはドラム式」、「それでもボクはやってない」、「マリー・アントワネット」、「蟲師」、「プルコギ」、「ゆれる」、「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」、「ボルベール〈帰郷〉」、「ラストキング・オブ・スコットランド」、「デジャヴ」です。
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「キサラギ」

2007年7月16日 映画
2007/07/13 東京池袋「シネ・リーブル池袋」で「キサラギ」を観た。

マイナーなグラビアアイドル、如月ミキが焼身自殺を遂げてから1年が過ぎた。彼女のファンサイトでは一周忌のオフ会を開催することに。
集まったのは、サイト管理人の家元(小栗旬)とサイトの常連、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、安男(塚地武雅)、いちご娘(香川照之)という5人の男たち。初めて直に顔を合わせた彼らは、ミキの思い出に浸り、自慢話で盛り上がるが・・・・。

監督:佐藤祐市
原作・脚本:古沢良太
出演:小栗旬(家元)、ユースケ・サンタマリア(オダ・ユージ)、小出恵介(スネーク)、塚地武雅(安男/ドランクドラゴン)、香川照之(いちご娘)

本作「キサラギ」は、若干の問題はあるものの、大変素晴らしい作品に仕上がっていた。

本作を観て先ず感じたのは、本作の二転三転するプロットは、アガサ・クリスティの戯曲、特に「招かれざる客」のテイストに似ているのではないか、と言う事。

そんな本作「キサラギ」は、映画作品ではなく舞台作品だったら、最高に面白い作品になっていたのではないか、と思えてならない。

特に、塚地武雅の何度も行われる退場が、舞台上での演出を想定しているような印象を受ける。

しかしながら、ラスト近辺にあるシークエンスは、舞台では不可能な映像表現が使用され、映画ならではの印象を観客に与えている。

一方、その後のDVDのシークエンスは、舞台だったら最高の体験になったのではないか、と思える。

そのシークエンスでの5人の動きのタイミングが微妙に異なっているのが興味深かった。
キャラクターの設定毎に、微妙な動きのタイミングのズレまでを演出しているのだろうか。
だとすると、佐藤祐市は凄いな、と思った。

さて、脚本だが、古沢良太の脚本は、充分に良く出来ているとは思うのだが、伏線好きの観客にとっては、伏線があまりにもわかりやすく、すぐに最終的な画が見えてしまう、と言う難点があった。

と言うのも、伏線が非常にわかりやすく、登場人物が謎を解くより早く、多くの観客が謎を解いてしまっている、と思えるのだ。
つまり、観客の思考の速度と作品の進行速度が食い違っているのではないか、と言う印象を受けてしまう。

例えば、観終わった後に、あぁそうだったのか、なるほど〜、と言う感じの作品になっていたら良かったのに、と思ってしまう。
少なくとも、登場人物が気づいて、あぁそうだったのか、そういえばあそこが伏線になっていたんだな、と言う感じにして欲しかった。

あと、ラストのシーンだが、あれは蛇足だと言わざるを得ない。
ラストのシーンは、2通りの解釈が出来るのだが、演出サイドとしてはおそらく、観客の多くが許さないであろう方向性を持った演出意図を感じてしまう。

と言うのも、観客が感情移入した最終的な画を反故にする可能性がある、と言う演出手法は、ある意味観客を裏切り、折角の今までの感動を無にしてしまう可能性を秘めているからだ。

余談だけど、ラストのシークエンスに本当の意味での演出意図があるとしたら、本作で語られた今までの断片的な状況証拠から、本作で語られなかった最終的な結論について、可能性を絞れる観客、つまりあの結末には論理的な瑕があり、5人の登場人物の言動に偽りや矛盾を感じている観客向けの、映画の外に向かう伏線である、ととらえることが出来ます。

しかし、おそらく80%以上の観客は、そんなこと(新たな結論)を導き出せないのではないか、と個人的には思います。

ところで、キャストは、5人は5人とも良かったが、例によってユースケ・サンタマリアのセリフまわしは残念な結果に終わっている。

香川照之は相変わらず上手い。
よくもあのキャラクターのオファーを受けてくれたと思ってしまう。

また、小栗旬の高低の差も良かった。天国と地獄を味わう美味しいキャラクターだと言えるのではないだろうか。

否定的な事をいくつか書いたが、本作「キサラギ」は、観るべきところが沢山ある、素晴らしい作品だと言える。

出来る事ならば、是非劇場で多くの観客に堪能していただきたいと思った。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

ところで、「キサラギ」を楽しんだ後は「運命じゃない人」(2004)もオススメです。

「運命じゃない人」
http://diarynote.jp/d/29346/20050705.html

余談だけど、いつも思うんだけど「シネ・リーブル池袋」って、映写機の光量が足りないんじゃないかな。

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2007/07/17 東京新宿「新宿明治安田生命ホール」で「プロヴァンスの贈りもの」の試写を観た。

イギリス人でありながら、南フランスのプロヴァンスに住みつき、ワイン造りを楽しみながら人生を謳歌するヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)。少年マックス(フレディ・ハイモア)は毎年夏になると、ヘンリーの所有するシャトーとぶどう園ラ・シロックで、ヴァカンスを過ごすのが常だった。ヘンリーおじさんは彼にとって、人生の師とも呼べる存在だった。

時は流れ、負けず嫌いの少年は大人になり、ロンドンの金融界で豪腕トレーダーのマックス(ラッセル・クロウ)として、超多忙な日々を送っていた。そんなマックスのもとに・・・・。(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督・製作:リドリー・スコット
原作:ピーター・メイル「プロヴァンスの贈りもの」(河出書房新社刊)
脚本:マーク・クライン
撮影:フィリップ・ル・スール
出演:ラッセル・クロウ(マックス・スキナー)、マリオン・コティヤール(ファニー・シュナル)、アルバート・フィニー(ヘンリーおじさん)、フレディ・ハイモア(マックス/少年時代)、アビー・コーニッシュ(クリスティ・ロバーツ)、トム・ホランダー(チャーリー・ウィリス)、ディディエ・ブルドン(フランシス・デュフロ)、イザベル・カンディエ(リュディヴィーヌ・デュフロ)、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ(ナタリー・オーゼ)

どこへ行くんだ、リドリー・スコットよ!

と言う訳でリドリー・スコットの新作「プロヴァンスの贈りもの」を観た。

聞くところによると、リドリー・スコットとピーター・メイルは1970年代のスコットのCF製作時代に、一緒に仕事をしていた仲間同士だそうである。

スコットがたまたま見つけたブティック・ワイン(シャトー名も立派な系図もないのに、ワイン愛好家の間で莫大な値段がついている希少ワイン)に関する記事について二人で話をした際、スコットが「君が本を書いたら、私はその映画化権を購入するよ」と言った事から本作「プロヴァンスの贈りもの」の企画が始まったらしい。

つづく・・・・
一時保存です。

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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「プロデューサーズ」(2005)がWOWOWで放映される関係だと思うのだが、メル・ブルックスの作品がWOWOWで特集放映されていたので、まとめて観てみた。

今回観た作品は、次の5本。

「プロデューサーズ」(1968)
 監督・脚本
「サイレント・ムービー」(1976)
 監督・脚本・出演
「メル・ブルックス/新サイコ」(1977)
 監督・製作・脚本・出演
「メル・ブルックス/逆転人生」(1991)
 監督・政策・原案・脚本・出演
「プロデューサーズ」(2005)
 製作・脚本・作詞作曲・出演

驚いたのは、メル・ブルックス監督作品の尺の長さである。

88分「プロデューサーズ」(1968) 
88分「サイレント・ムービー」(1976) 
98分「メル・ブルックス/新サイコ」(1977) 
95分「メル・ブルックス/逆転人生」(1991) 

なんと、ほとんどの作品が90分前後で仕上がっているのだ。

因みに、他のメル・ブルックス監督作品の尺は次の通り。

107分「ヤング・フランケンシュタイン」(1974)
93分「ブレージングサドル」(1974)
92分「メル・ブルックス/珍説世界史PART I」(1981)
96分「スペースボール」(1987)
104分「ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ」(1993)
91分「レスリー・ニールセンの ドラキュラ」(1995)

一番長い作品でも「ヤング・フランケンシュタイン」の107分で、短い作品はなんと80分台の作品まである始末である。

ところで、わたしは子供の頃、長い映画が好きだった。
と言うのも、おそらくなけなしのお小遣いで入場料を払って映画を観るわけだから、同じ入場料を払うのならば、少しでも長い時間、映画を楽しみたい、劇場の中に居たい、と思ったからだと思うし、その映画の持つ魔法の次官に少しでも長く滞在していたい、と言う気持ちもあったかも知れない。

しかしながら最近は無駄に長い作品が多く、イライラさせられてしまう。

例えばシネコンに行って、沢山上映されている作品の中から、どの作品を観ようかな、と考える際、確認するのは、その作品の尺の長さ(ランニング・タイム)である。

大人になって忙しくなったのか、最近の私は短い映画を好むようになって来ている。

余談だが、2時間枠の解説付のロードショー番組の正味は92分である。

最近のロードショー番組は、解説もあまりやらないし、次週以降の予告編もそんなに沢山やらないので、もうすこし正味時間数が伸びているかも知れない、と思う反面、CF(CM)越しの巻き戻しが多かったり、CF(CM)の回数が増えていたりということもあるので、なんとも言えないのだが、正味90分前後と言うのは代わらないと思う。

そんな中、メル・ブルックスの作品のほとんどは、2時間枠のロードショー番組にほとんどノーカットで放映できる、すばらしい長さで構成されているのだ。

昨今の無駄に長い作品を退屈しながら観るよりは、密度の濃い90分間を楽しむのも非常に楽しい体験だと言える。


つづく・・・・
一時保存です。

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週刊「映画レビュー・インデックス」2007/07/21号(通巻143号)
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「ファウンテン 永遠に続く愛」
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2007/06/30公開
「シュレック3」
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■週末興収ベストテン
2007/07/14-15 興収ベストテン
1.「ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」(東宝)
2.「西遊記」(東宝)
3.「ダイ・ハード4.0」(FOX)
4.「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(ブエナビスタ)
5.「シュレック3」(アスミック・エース)
6.「舞妓Haaaan!!!」(東宝)
7.「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン/それいけ!アンパンマン ホラーマンとホラ・ホラコ」(東京テアトル=メディアボックス)
8.「憑神」(東映)
9.「300/スリーハンドレッド」(ワーナー)
10.「スパイダーマン3」(ソニー)

ニンテンドーWiiで「ドラゴンクエストソード」をやってますが、購入前の希望としては、ドラクエ世界でのゼルダの冒険のようなゲームを求めていたのですが、結局のところダメゲームでした。

と言うのも、本ゲームは、自由度が限りなく少ない、ただのスクロール・アクションゲームなのです。
ただ単に、ドラクエのキャラクターや武器・防具・道具、音楽、効果音、演出を流用したゲームには、怒りすら覚えてしまいます。と言うと言い過ぎでしょうか。

しかも、十数時間程度で終わるボリュームにも不満が残ります。

因みに、現在の未レビュー作品は、「フォーガットン」(途中)、「ダニー・ザ・ドッグ」、「HINOKIO/ヒノキオ」、「スター・ウォーズ/エピソード III/シスの復讐」、「大変な結婚」、「キングダム・オブ・ヘブン」、「ライフ・アクアティック」、「疾走」、「シンデレラマン」、「カーテンコール」、「鳶がクルリと」、「自由戀愛」、「ルパン」、「SHINOBI / HEART UNDER BLADE」、「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」(途中)、「この胸いっぱいの愛を」、「ナイト・ウオッチ」(途中)、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「ジョニの約束」、「真昼ノ星空」、「NOEL(ノエル)」、「ウォーク・ザ・ライン(仮)」、「イン・ハー・シューズ」、「ドラゴン・プロジェクト/精武家庭」、「同じ月を見ている」、「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」、「親切なクムジャさん」、「復讐者に憐れみを」、「スリー・タイムズ(仮題)」、「SPL<殺破狼>(原題)」、「バッシング」、「マジシャンズ」、「落ちる人」、「やわらかい生活」、「サグァ」、「サウンド・バリア」、「無窮動」、「結果」、「フリー・ゾーン」、「セックスと哲学」、「フル・オア・エンプティ」、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」、「キング・コング」、「RENT/レント」、「名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」、「ハウス・オブ・D」、「グッドナイト&グッドラック」、「スーパーマンリターンズ」、「寝ずの番」、「マーダーボール」、「グエムル/漢江の怪物」、「カポーティ」、「パプリカ」、「父親たちの星条旗」、「ファウンテン」、「世界最速のインディアン」、「バイト・オブ・ラブ(原題)」、「エクソダス 魔法の王国」、「虹の女神 Rainbow Song」、「多細胞少女」、「鉄コン筋クリート」、「グッバイ・ボーイズ」、「不都合な真実」、「プラダを着た悪魔」、「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」、「アリスの鏡」、「パフューム」、「八月的故事」、「叫」、「エレクション」、「エレクション2」、「殺しのはらわた」、「ディパーテッド」、「ラッキーナンバー7」、「ククーシュカ ラップランドの妖精」、「2番目のキス」、「僕のニューヨークライフ」、「幸せのかたち」、「DOA デッド・オア・アライブ」、「バブルへGO!!/タイムマシンはドラム式」、「それでもボクはやってない」、「マリー・アントワネット」、「蟲師」、「プルコギ」、「ゆれる」、「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」、「ボルベール〈帰郷〉」、「ラストキング・オブ・スコットランド」、「デジャヴ」です。
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2007/07/21-22 興収ベストテン
1.「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(ワーナー)
2.「ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」(東宝)
3.「西遊記」(東宝)
4.「ダイ・ハード4.0」(FOX)
5.「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(ブエナビスタ)
6.「シュレック3」(アスミック・エース)
7.「舞妓Haaaan!!!」(東宝)
8.「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン/それいけ!アンパンマン ホラーマンとホラ・ホラコ」(東京テアトル=メディアボックス)
9.「ピアノの森」(松竹)
10.「憑神」(東映)

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