「渚にて」

2009年5月13日 読書
ネビル・シュートの「渚にて」の新訳が出たので読んだ。

傑作だった。

件のモールス信号のシークエンスが本書のクライマックスだったと記憶していたのだが、モールス信号のシークエンスはなんと中盤の出来事だった。

現在PS3で「Fallout 3」をやっている関係か、非常に印象深い感触を受けた。
なんともたんたんと、気分が落ちこんでいく。

そのたんたんと続く日常の描写が、かえって、自らの現在の生き様に疑問を感じてしまうのだ。

機会があれば、是非一読していただきたい。

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