2009/04/10 東京日比谷「TOHOシネマズ・シャンテ」で「フロスト×ニクソン」を観た。

1974年8月9日、第37代アメリカ合衆国大統領のリチャード・ニクソン(フランク・ランジェラ)は、「アメリカの歴史上、自ら辞任した初の大統領」という不名誉なタイトルをまとい、政界の表舞台から去ることになった。高々と掲げた両手でVサインを作り、ホワイトハウスを飛び立つニクソン。その光景はテレビを通じて全世界に生中継され、実に4億人が目撃した。

母国イギリスとオーストラリアでトーク番組を持つテレビの人気司会者デビッド・フロスト(マイケル・シーン)も、その4億人のひとりだ。
ニクソン辞任中継の視聴率の高さにテレビ屋の本能を刺激された彼は、さっそく1対1のインタビュー番組を企画するが・・・・。(オフィシャル・サイトよりほぼ引用)

監督:ロン・ハワード
原作戯曲・脚本:ピーター・モーガン
出演:フランク・ランジェラ(リチャード・ニクソン)、マイケル・シーン(デビッド・フロスト)、ケヴィン・ベーコン(ジャック・ブレナン)、レベッカ・ホール(キャロライン・クッシング)、トビー・ジョーンズ(スイフティー・リザール)、マシュー・マクファディン(ジョン・バード)、オリヴァー・プラット(ボブ・ゼルニック)、サム・ロックウェル(ジェームズ・レストン)

本作「フロスト×ニクソン」は、なんとも強烈に面白かった。

本作はまるで、スポーツ、特にボクシングのように、つまり言い換えるならば「ロッキー」のように面白いのだ。

物語はウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領にインタビューを挑むイギリス人人気司会者、というもの。

キャストはなんと言っても怪演のフランク・ランジェラである。
もちろん、マイケル・シーンも良いのだが、ランジェラには驚愕である。

また、ニクソンを敬愛するブレナンを演じたケビン・ベーコンも良い。

フロスト・チームの3人も良いのだが、オリバー・ブラット、特にサム・ロックウェルが良かった。

いやぁ、良かった俳優ばかりで、芳醇な映画ですね。

脚本も良いし、キャストも良いし、悪いところがほとんどないし、圧倒的に面白い、最高の作品の1本です。

こんなに面白い作品は年に何本もないと思いますので、是非劇場で体験して下さい。
圧倒的に緊張しますよ。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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