「地球が静止する日」
2008年12月28日 映画
2008/12/27 東京板橋「ワーナーマイカルシネマズ板橋」で「地球が静止する日」を観た。
本作「地球が静止する日」は近年稀に見る程の圧倒的に酷い映画だった。
事実、中盤で席を立とうかどうか悩んだ位である。
印象としては2007年の最低映画「アイ・アム・レジェンド」に匹敵する位酷かった。
先ずは脚本(デヴィッド・スカルパ)が酷い。2001年の「ラスト・キャッスル」は結構面白かった記憶があるのだが、本作は酷い。
こんな脚本書きやがって、バカじゃねえの、と本気で思ってしまう。
原作とオリジナル版と、良い手本がふたつもあるのに、なんでこんなに改悪するのか真意が全くわからん。
あと、日本ではほぼ同時期に公開されている「WALL・E/ウォーリー」にプロットが似ているのはまずいと思った。
あとは、リメイクすることにより、手塚治虫の「W3」に似てしまったと言うのは偶然だろうかね。
また、クラトゥ(キアヌ・リーヴス)のキャラクターの一貫性の無さにも激怒する。
まるで「ザ・ロック」のハメル准将(エド・ハリス)のように一貫性が無い。
クラトゥは本来、論理で動くべき存在なのに感情で動きやがって、バカじゃねえの。
地球の代表者と話したいはずなのに、何やってんだよ、クラトゥはよ。
マッチョなゴートもまずいね。
ゴートのデザインは、昔のまんまの寸胴な感じで良かったんじゃないのかな。
「クラトゥ・ベラータ・ニク・・ションション」もトンネル内で使えたんじゃないの。
なんで使わないのか疑問だった。
トンネルと言えば、球体が降りた場所は、「クローバーフィールド/HAKKAISHA」のヘリコプターや、「故郷への遠い道」でバード・オブ・プレイが着陸したところですかね。
キアヌ・リーヴスの無機質感はクラトゥのキャラクターに合っていたと思うのだがブラック・スーツはまずかったね。まるでエージェント・スミスかMIBに見えちゃうよ。
製作サイドは、こんな酷い映画の企画が通る、と言う事はどこかで必ず他の映画の企画がボツになっている、と言う事をしっかりと理解して欲しいと思う。
監督のスコット・デリクソンはちよっとは責任を感じて欲しいものである。
前作の「エミリー・ローズ」は良かったんだけどね。
前作では、低予算で好き勝手に自分の色を出せたけど、ビッグ・バジェットに巻き込まれ、出来る事が出来なかった、と言う事だろうか。
まあ本作「地球が静止する日」は話題作なんで多くの人が劇場に向かうと思うけど、これを見て、こんなに沢山CMしている映画なのにつまらないなんて、映画って本当につまらないんだな、と思わないで欲しいと切に祈るところである。
噂では本作は本国では、公開前に試写を行わなかったそうなんだけど、やっぱ口コミで酷い映画だと言われるのが嫌で、公開しちゃったんでしょうかね。
☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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本作「地球が静止する日」は近年稀に見る程の圧倒的に酷い映画だった。
事実、中盤で席を立とうかどうか悩んだ位である。
印象としては2007年の最低映画「アイ・アム・レジェンド」に匹敵する位酷かった。
先ずは脚本(デヴィッド・スカルパ)が酷い。2001年の「ラスト・キャッスル」は結構面白かった記憶があるのだが、本作は酷い。
こんな脚本書きやがって、バカじゃねえの、と本気で思ってしまう。
原作とオリジナル版と、良い手本がふたつもあるのに、なんでこんなに改悪するのか真意が全くわからん。
あと、日本ではほぼ同時期に公開されている「WALL・E/ウォーリー」にプロットが似ているのはまずいと思った。
あとは、リメイクすることにより、手塚治虫の「W3」に似てしまったと言うのは偶然だろうかね。
また、クラトゥ(キアヌ・リーヴス)のキャラクターの一貫性の無さにも激怒する。
まるで「ザ・ロック」のハメル准将(エド・ハリス)のように一貫性が無い。
クラトゥは本来、論理で動くべき存在なのに感情で動きやがって、バカじゃねえの。
地球の代表者と話したいはずなのに、何やってんだよ、クラトゥはよ。
マッチョなゴートもまずいね。
ゴートのデザインは、昔のまんまの寸胴な感じで良かったんじゃないのかな。
「クラトゥ・ベラータ・ニク・・ションション」もトンネル内で使えたんじゃないの。
なんで使わないのか疑問だった。
トンネルと言えば、球体が降りた場所は、「クローバーフィールド/HAKKAISHA」のヘリコプターや、「故郷への遠い道」でバード・オブ・プレイが着陸したところですかね。
キアヌ・リーヴスの無機質感はクラトゥのキャラクターに合っていたと思うのだがブラック・スーツはまずかったね。まるでエージェント・スミスかMIBに見えちゃうよ。
製作サイドは、こんな酷い映画の企画が通る、と言う事はどこかで必ず他の映画の企画がボツになっている、と言う事をしっかりと理解して欲しいと思う。
監督のスコット・デリクソンはちよっとは責任を感じて欲しいものである。
前作の「エミリー・ローズ」は良かったんだけどね。
前作では、低予算で好き勝手に自分の色を出せたけど、ビッグ・バジェットに巻き込まれ、出来る事が出来なかった、と言う事だろうか。
まあ本作「地球が静止する日」は話題作なんで多くの人が劇場に向かうと思うけど、これを見て、こんなに沢山CMしている映画なのにつまらないなんて、映画って本当につまらないんだな、と思わないで欲しいと切に祈るところである。
噂では本作は本国では、公開前に試写を行わなかったそうなんだけど、やっぱ口コミで酷い映画だと言われるのが嫌で、公開しちゃったんでしょうかね。
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