「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を劇場で観た際、ルーカスもスピルバーグも、こんな映画を作りやがって! バカじゃねえの!! と激怒したわたしだったが、当然の如く「クリスタル・スカルの王国」のBDは購入している。
しかしながら、全然見る気がしなかったため、パッケージすら開けていなかったのだが、折角なので今日パッケージを開けて見てみた。

「最後の聖戦」も、公開時には、こんな映画作りやがって! と激怒したわたしだったが、10年位経った後「最後の聖戦」をよく見てみると、「最後の聖戦」って良い映画じゃん! と思った経緯もあるので、もしかしたら「クリスタル・スカルの王国」も10年後位に見直してみると、そのうち良い映画に思えてくるのかも知れないが、今のところは全然面白いとは思えないのだ。

今日は「 クリスタル・スカルの王国」のどこがダメなのかをょっとだけ考えてみたいと思う。
劇場公開時もそんな話を書いた記憶もあるが、取りあえずは今日の感想から・・・・。

■ファースト・カット
「インディ・ジョーンズ」シリーズのファースト・カットには伝統がある。
「レイダース」ではパラマウントの山が、チャチャポヤン神殿の黄金像がある山のシルエットに変わったり、「魔宮の伝説」ではクラブ・オビ・ワンのステージのドラの浮き彫りに変わったりと、非常に重要な意味を持つカットなのだが、「クリスタル・スカルの王国」では、何の因果かプレーリードッグの砂山に変わってしまうのだ。
ふざけてんのか!

■オープニング・シークエンス
ルーカスの趣味かどうかは知らないけど自動車のレースにプレスリーとはいかがなものか。ジョン・ウィリアムスの流麗なスコアではじめてくれよ!

■オープニング・アクション
「インディ・ジョーンズ」シリーズのオープニング・アクションには伝統がある。
オープニング・アクションで描かれるエピソードと本編で描かれるエピソードは全く関係が無いのが伝統なのだ。
「レイダース」ではチャチャポヤン神殿の黄金像と聖櫃(アーク)、「魔宮の伝説」ではヌルハチとサンカラ・ストーン、「最後の聖戦」はなんとかの十字架と聖杯、と異なるエピソードが語られるのが伝統なのだが「クリスタル・スカルの王国」では同じエピソードが語られている。

このため、物語の構成に若干齟齬が発生している。
具体的な話は、後日にするが、大学でのエピソードに齟齬が発生しているのだ。

きょうはここまで。

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