「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」
2008年8月20日 映画
2008/08/15 東京板橋「ワーナー・マイカル・シネマズ板橋」で「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」を観た。
首都ロンドンで日夜市民の安全を守り続ける勤勉な警察官ニコラス・エンジェル巡査(サイモン・ペッグ)。
しかし、あまりにも優秀すぎるがゆえに同僚たちの反感を買い、ついにはのどかな田舎町サンドフォードの警察署に左遷されてしまう。
事件らしい事件も起こらず途方に暮れるニコラス。おまけに、無理やり組まされた相棒のダニー(ニック・フロスト)は脳天気な上に無類の警察映画オタクで、映画と現実を混同してはニコラスを辟易させる。そんなある日・・・・。
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト、サイモン・ペッグ
撮影:ジェス・ホール
編集:クリス・ディケンズ
出演:サイモン・ペッグ(ニコラス・エンジェル)、ニック・フロスト(ダニー・バターマン)、ジム・ブロードベント(フランク・バターマン)、パディ・コンシダイン(アンディ・ウェインライト)、ティモシー・ダルトン(サイモン・スキナー)
本作「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」 は確かに非常におもしろいのだが、期待のし過ぎだったせいか、残念ながら「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)には及ばない、と言わざるを得ない。
と言うのも「ショーン・オブ・ザ・デッド」での一番の感動ポイントはサイモン・ペッグとニック・フロストの友情だった訳で、本作「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」にもサイモン・ペッグとニック・フロストが登場する、となれば否応無しに彼らの友情に感動させられるのではないか、と思っていたからである。
前作同様の感動体験を本作に期待するのは酷でしょうか。
しかしながら、前作と比較すると感動ポイントを外している部分はあるものの、本作を一般のポリスアクションとして観た場合、圧倒的におもしろい作品に仕上がっている、と言うのは否定できない事実です。
前作が偉大すぎた、と言うことでしょう。
物語は、優秀過ぎるために田舎町に左遷された警察官が田舎町でとんでもない事件に巻き込まれると言う、誰もが想像できる単純な物語で、中盤までのコメディ・パートと終盤にかけてのシリアスなパートのギャップで二度楽しめる物語に仕上がっています。
撮影と編集は前作同様の短いカット割で畳み掛ける手法は健在で、ガイ・リッチーの「スナッチ」と似たような手法が楽しめる。
余談だけど本作のタイトル「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」だが、作品の中で、ポリスメンではなくポリス・オフィサーだ、ポリス・オフィサーだと言っているのだから、ポリスメンはなかろう、と思うのだが、いかがなもんだろうか。
つづく・・・・
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☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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首都ロンドンで日夜市民の安全を守り続ける勤勉な警察官ニコラス・エンジェル巡査(サイモン・ペッグ)。
しかし、あまりにも優秀すぎるがゆえに同僚たちの反感を買い、ついにはのどかな田舎町サンドフォードの警察署に左遷されてしまう。
事件らしい事件も起こらず途方に暮れるニコラス。おまけに、無理やり組まされた相棒のダニー(ニック・フロスト)は脳天気な上に無類の警察映画オタクで、映画と現実を混同してはニコラスを辟易させる。そんなある日・・・・。
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト、サイモン・ペッグ
撮影:ジェス・ホール
編集:クリス・ディケンズ
出演:サイモン・ペッグ(ニコラス・エンジェル)、ニック・フロスト(ダニー・バターマン)、ジム・ブロードベント(フランク・バターマン)、パディ・コンシダイン(アンディ・ウェインライト)、ティモシー・ダルトン(サイモン・スキナー)
本作「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」 は確かに非常におもしろいのだが、期待のし過ぎだったせいか、残念ながら「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)には及ばない、と言わざるを得ない。
と言うのも「ショーン・オブ・ザ・デッド」での一番の感動ポイントはサイモン・ペッグとニック・フロストの友情だった訳で、本作「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」にもサイモン・ペッグとニック・フロストが登場する、となれば否応無しに彼らの友情に感動させられるのではないか、と思っていたからである。
前作同様の感動体験を本作に期待するのは酷でしょうか。
しかしながら、前作と比較すると感動ポイントを外している部分はあるものの、本作を一般のポリスアクションとして観た場合、圧倒的におもしろい作品に仕上がっている、と言うのは否定できない事実です。
前作が偉大すぎた、と言うことでしょう。
物語は、優秀過ぎるために田舎町に左遷された警察官が田舎町でとんでもない事件に巻き込まれると言う、誰もが想像できる単純な物語で、中盤までのコメディ・パートと終盤にかけてのシリアスなパートのギャップで二度楽しめる物語に仕上がっています。
撮影と編集は前作同様の短いカット割で畳み掛ける手法は健在で、ガイ・リッチーの「スナッチ」と似たような手法が楽しめる。
余談だけど本作のタイトル「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」だが、作品の中で、ポリスメンではなくポリス・オフィサーだ、ポリス・オフィサーだと言っているのだから、ポリスメンはなかろう、と思うのだが、いかがなもんだろうか。
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