「フールズ・ゴールド(原題)」が全米大ヒット中のマシュー・マコノヒーとサラ・ジェシカ・パーカー共演の「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」を観た。

トリップは35歳にもなっていまだ両親と同居してお気楽な毎日を送っているダメ男。
そんな息子の行く末を案じた両親は、親離れしない男の自立を促すというカウンセラーのポーラを雇うことに。
彼女の方法とは、相手に自分を惚れさせて、自ら家を出て行くようにしむけるというものだったが・・・・。

監督:トム・デイ
脚本:トム・J・アッスル、マット・エンバー
出演:マシュー・マコノヒー(トリップ)、サラ・ジェシカ・パーカー(ポーラ)、ズーイー・デシャネル(キット)、ジャスティン・バーサ(エース)、ブラッドレイ・クーパー(デモ)、キャサリン・ウィニック(メリッサ)、テリー・ブラッドショウ(アル)、キャシー・ベイツ(スー)

本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」は日本未公開。
いつも思うことだが、なぜ日本ではコメディ作品が公開されないのだろうか。
全米大ヒットのコメディですら公開されないのはいかがなものかと思ってしまう。

そんな訳で本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」は、全米で大ヒットした作品なのだが、日本未公開でDVDストレートになってしまった訳だ。

脚本の根本はベタはベタだが非常に面白いし、楽しい喜びやお約束に満ちている。

また、時々挿入される両親と同居しているトリップら男友達3人組の遊びが面白い。

フリー・クライミング、サバイバルゲーム、MTB・・・・。

わたしは両親と一緒に住んではいないが、今でも友人たちとあんな感じで似たような遊びをしている。
もしかしたら困ったものなのかも知れない。
と言うのも、一緒に遊んでいる友人たちの中には両親と同居している友人が実際にいるのだ。

そんな事を考えながら、本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」を観てみると、やはり本作は「40歳の童貞男」の影響下にある作品なのかも知れないと思った。

キャストはコメディ路線まっしぐらのマシュー・マコノヒー(トリップ)が非常に楽しい。ダーク・ピットとは違う新たな一面を楽しめる、と言うか実際のところはダーク・ピットが新たな一面だったのかな。
余談だけどダーク・ピットシリーズの続編の話はないのただろうか。

また、「SEX AND THE CITY」のサラ・ジェシカ・パーカー(ポーラ)も頑張っていて良い印象を受けた。
最近はドラマばかりで映画に出ていないが、映画でもどんどん活躍して欲しい女優さんだと思った。

ところで、ポーラの友人キットを演じたズーイー・デシャネルは、本作では市川実日子みたいなルックスだったのが面白かった。

また、大好きなキャシー・ベイツはトリップの母親役なのだが、例によって非常にキュートだった。あんなキュートな母親は最高だと思う。

まあ、とにかく、本作「恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」は日本未公開がもったいない良質のロマンチック・コメディに仕上がっている。機会があけば是非観ていただきたい。

☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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