2008/01/14 テレビアニメーション「ヤッターマン」の放送が開始された。

先ずはコチラをご参照願いたい。

「ヤッターマン」と「ドラえもん」をめぐる冒険
http://diarynote.jp/d/29346/20071126.html

第一話を見る限り、作品としては厳しいと言わざるを得ない。
現代の視聴者は、このような作品をおもしろいと思うのか、甚だ疑問である。

リアルタイムに「ヤッターマン」を観ていた世代にとっては、ドクロベー様とか、ドロンジョ一味だとか、お約束だとか、ナレーションだとかにノスタルジックなものを感じるには感じるのだが、残念ながら親子そろって楽しめる、と言う作品にはなっていないようだ。

オープニングは、音屋吉右衛門(世良公則、野村義男)が担当すると言うことで、メディア的には話題にはなっているが、アレンジが圧倒的によろしくない。

そもそもタイムボカンシリーズのテーマは、山本正之の圧倒的な才能によるものが多く、山本節とも呼ばれる独特の楽曲スタイル(短調で軍歌調、擬声語や語呂合わせの歌詞、素人っぽいバックコーラス、こぶしのきいた歌声を特徴とする/ウィキペディアより引用)が楽しかったのだが、今回のテーマには失望させられた。

余談だが、ウィキペディアによると、こんなエピソードがあったらしい。

■「ヤッターマン」(リメイク版)主題歌のエピソード

原作と同じ「ヤッターマンの歌」が使用されることになったが、歌うことになったのは音屋吉右衛門(世良公則、野村義男)。原曲とは対照的に、薄い楽器編成のアレンジになった。この新しい主題歌制作の作業は、山本が参加しない中で進められた。既に仮録音が完了していた音源をニセの「主題歌歌唱アーティスト募集」告知が発表された翌日に聞かされた山本は、オケがほとんどギターのみであった上にボーカルがメロディーを踏み外していたことからデモテープであると思いこんでいたが、放送ではそれとほとんど変わらないものが使われたことで大きく落胆した。この新主題歌についてはインターネットで議論を大きく巻き起こした。(ウィキペディアより引用)

また、ヤッターマンサイドのキャラクター設定にも首を傾げざるを得ない。

特に、ガンちゃんのダメ男ぶりには、落胆させられる。

時代の要求があるのかも知れないのだが、果たして、ヒーローをダメ男に、そしてヒロインをそのダメ男をコントロールする立場に設定する必要があったのか、と思わざるを得ない。

声優陣については、ドクロベーさまから、ドロンジョ一味まではオリジナルの声優を起用しているのには、好感が持てる、と言うか、他のキャスティングでは、目も当てられない作品になってしまったのではないか、と思える。

また、山寺宏一の起用にも好感が持てる。
と言うのも、オリジナルでは山寺宏一が演じるナレーションやおだてブタは、今は亡き富山敬が演じていたのだが、当時の富山敬の地位を現在の山寺宏一が占めている、と言うことなのだろう。

余談だが、富山敬の当たり役:古代進(「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ)を山寺宏一が演じている。(ゲームとか、パチンコとか、タイピングとか)

とかなんとか言いながらも、今後の方向性を見守るかも知れない・・・・。

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