浜乙女さんのご指名で「映画バトン」なるものに挑戦してみようと思う。

ところで、わたしはバトンと言う物については常々否定的なスタンスを取っている。
しかしながら、今回のバトンについては、なんだか知らないが面白みを感じたので、やってみる事にした次第である。
(長くなりそうなので、複数のエントリーに分けました)

閑話休題

1.生まれて初めて劇場で見た映画は?

記憶の中で初めて映画館の暗闇を体験した際、スクリーンには寅さんの姿が映っていた記憶がある。
しかしながらどの「男はつらいよ」だったのかは全く記憶がない。

確実に観た記憶があるのは「三匹荒野を行く」(1963)のリバイバル(1972)だと思う。

と言うのも、わたしの親の方針で物心つく前からディズニー映画を見せられていたのだ。
その関係で「海底二万哩」(1954)のリバイバル(1973)、「狼王ロボ」(1962)のリバイバル(1973)、「難破船」(1963)のリバイバル(1974)あたりが映画の原初体験だったのだと思う。
あと、タイトルはわからないがディズニーランドの記録映画も観た記憶がある。ディズニーのアニメーション映画については観ているはずだが、リバイバルが多いし、独自の上映会が多かったため、最初に観た映画に関連してくるかどうか、明確にはわからない。

自分の意志で観た映画はおそらく「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)日本公開は1973/3、「日本沈没」(1973)1973/12、「エクソシスト」(1973)日本公開は1974/7、「エアポート75」(1974)日本公開は1974/12、「コールド」(1974)日本公開は1975/1位が自分の意志での劇場の原初体験だと思う。

「エクソシスト」は、当時お子様のわたしは、指定の関係で観てはいけないはずだったのだが、劇場にもぐりこんで観たような記憶がある。
 
 
2.一番最近劇場で見た映画は?

「キングダム/見えざる敵」(試写)
 
 
3.最近DVD(ビデオ)で見た映画は?

「死霊のえじき」(1985)
2007/09/29に「ゾンビ」(1978)のピーター役のケン・フォリーの来日イベントに行く関係で「ゾンビ」と「死霊のえじき」を見直したため。
 
 
4.一番良かった白黒映画は?

「博士の異常な愛情」(1964)

劇場で観た事がある作品限定で考えたのだが、白黒映画で一番観た回数が多いのが多分「博士の異常な愛情」だと思う。多分20回位は観ていると思う。
続いて「ローマの休日」(1953)が多分20回弱だろう。
黒澤明では「椿三十郎」(1962)をあげたい。

「市民ケーン」(1941)とか「カサプランカ」(1942)とか往年の名作は外して考えた。
 
 
5.一番良かったアクション映画は?

「トランザム7000」(1977)
わたしの生涯の中でのカーアクションの原初体験である。
バート・レイノルズがいなければ、スタントマン・マイクもいなかったはずである。

また「ワイルド・バンチ」(1969)もあげたいところだが、「ダブル・ボーダー」(1987)をあげておく。

もちろん「プロジェクトA」(1984)も忘れられないが、「燃えよドラゴン」(1973)の方がやっぱり凄いと思う。
"Don’t think. Feeeeeeeeeeel!"
である。

ジェット・リーなら「ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱」(1992)を推したい。

ジャッキー・チェンなら「酔拳2」(1994)もあげておきたい。

あとは「グリーン・デスティニー」(2000)もあげたい。
泣けるアクション。
冒頭のシークエンス、ミシェル・ヨーとチャン・ツィイーが戦っているだけで泣けて仕方がなかった。

あと「カプリコン・1」(1977)とか「フレンチ・コネクション」(1971)、「ブリット」(1968)等のカーアクションも忘れられない。

西部劇だったら「シルバラード」(1985)。
 
 
6.一番良かったロマンティック映画は?

方向性が異なるかも知れないが「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(1987)をあげたい。

あとは「50回目のファースト・キス」(2004)かな。
そして「エターナル・サンシャイン」(2004)。
 
 
7.一番良かったアニメ映画は?

「天空の城ラピュタ」(1986)
中盤の見せ場、シータ奪還のシークエンスを観て、あぁ日本のアニメは「スター・ウォーズ」を超えてしまった。と真剣に思った。

「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」(1980)の冒頭のスノースピーダーのシークエンスを凌駕した、と言う点で。
 
 
8.一番良かったミュージカルは?

「ファントム・オブ・パラダイス」(1974)かな。

続いて、「リトルショップ・オブ・ホラーズ」(1986)。

ミュージカルではないが「ファンタジア2000」(1999)の「火の鳥」も大変すばらしい。「もののけ姫」(1997)が入っているけどね。

「ピンク・フロイド/ザ・ウォール」(1982)、「Tommy/トミー」(1975)、そして勿論「ロッキー・ホラー・ショー」(1975)も忘れられない。

そして「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)も素晴らしい。
 
 
映画バトンをめぐる冒険 その2 につづく・・・・
 

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コメント

浜乙女(箱推し)
浜乙女
2007年10月1日9:17

バトン受け取ってくださってありがとうございますー
さすがtkrさん、渋いところをついてきますなぁ....
「ブリット」のカーチェイスシーンは今観ても格好いいです。

tkr
tkr
2007年10月1日12:13

長くなりそうなので複数のエントリーに分けました。

と言うか、質問ひとつに対して、2000〜3000文字位は書けそうな勢いです。

>渋いところを・・・・
やはり現在まで残っている映画はそれだけ凄いということですね。

例えば、最近、特に2000年以降の作品の中で、20年後、30年後に振り返り、「あぁあの映画は凄かったね」と言える作品、映画史に残る作品は、圧倒的に少ないのではないかと思えます。
tkr

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