2007/09/19 東京六本木「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」で「トランスフォーマー」を観た。

困ったものである。
本作「トランスフォーマー」は、スティーヴン・スピルバーグが自ら顔出しでプロモーションに協力したのも頷けるほどのダメ映画だった。

マイケル・ベイがジェリー・ブラッカイマー配下から離脱し、スピルバーグ配下で新作を撮る、と言う背景から、マイケル・ベイとブラッカイマーのコラボレーション作品がダメ映画なのは、マイケル・ベイのせいなのか、ブラッカイマーのせいなのかが、「トランスフォーマー」を観る限り、マイケル・ベイがダメなのだ、と言うことを再確認するにいたった。

先ずは脚本がダメである。
今どき、こんな脚本では子どもも騙されないぞ、と思った。
特に酷いと思ったのは、キューブを持ってビルの屋上に上がり、そこからヘリコプターで逃げようとするプロット。

子どもだって、ヘリコプターなんて、F22にやられちゃう、と思うぞ。

あとはハリウッドの特徴なのだが、アクションの被写体にカメラが近すぎて、アクションが見切れないのだ。

折角のCGIを見せないとは、どう言うことだ!

あと、ダメなCGI映画の特色なのだが、わたし達が見たいのは映画であって、最新CGI技術の発表会ではない、と言う事。

はっきり言って、本作の見所でもあるロボット同士の戦いは、派手は派手なのだが演出が凡庸で、しかもアクションが見切れず、退屈であくびがでてしまう。

つづく・・・・

☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

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