「毎日がスペシャル♪/子ども篇」ソニー”ハンディカム”
2007年9月11日 CF(CM)/PV
ソニー”ハンディカム”のCF(CM)シリーズ「毎日がスペシャル♪」の「子ども篇」が非常に興味深い。
ソニー”ハンディカム”の「毎日がスペシャル♪」プロジェクトは、「面白いコトは、記念日に起こるとは限らない。」をコンセプトとして「日常を動画に残すことの楽しさや価値」を広めようとしている。
そんな「毎日がスペシャル♪」プロジェクトで、現在放映されているCF(CM)は、「ベッド篇」、「子ども篇」、「運動会篇」の3本。
今日はその中「子ども篇」のお話。
「子ども篇」のCF(CM)の概要は、リビングのソファーでうたた寝をしている父親を子どもがハンディカムで撮影している、と言うCF(CM)である。
特筆すべき点は、父親の寝息で上下するお腹を海と波に見立て、そのお腹の上に小さなヨットの模型を乗せ、空の絵が描かれたクッション背景に見立て、子どもが撮影をしている、と言う点。
このCM「子ども篇」のコンセプトと言うか、発想は大変良く出来ており、あまりの発想のすばらしさに舌を巻く思いである。
と言うのも、従来のビデオカメラのCMのほとんどは、現在起きている出来事を撮影して思い出にしましょう、と言う「家族の思い出作り」をコンセプトとして製作されていることが多いのだが、この「子ども篇」のCMは「見立て」はもちろん「演出」が入っているのだ。
すなわち、ソニー陣営としては、従来の家庭向けビデオカメラのコンセプトである「家族の思い出作り」からの脱却を図り、家族で「作品」を作ろう、と言うことを示唆している、と言える。
例えば、よくありがちなのは、知り合いの家に遊びに行ったら、延々と子どもの成長記録のビデオを見せられた、ということが多々あると思う。
それを解決するには「編集」して「作品」を作ると言う手法が考えられる。
例えば、2時間の子どもの成長ビデオを2〜3分に編集する、だとか、撮影の時点で作品として成立するような映像を撮る、とか言うことである。
今回の「子ども篇」のCMは、後者である。
もしかしたら、このCMを期に、多くの若手クリエイターが登場するのかも知れない。
そんな可能性を感じるのは、わたしだけだろうか。
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そんな「毎日がスペシャル♪」プロジェクトで、現在放映されているCF(CM)は、「ベッド篇」、「子ども篇」、「運動会篇」の3本。
今日はその中「子ども篇」のお話。
「子ども篇」のCF(CM)の概要は、リビングのソファーでうたた寝をしている父親を子どもがハンディカムで撮影している、と言うCF(CM)である。
特筆すべき点は、父親の寝息で上下するお腹を海と波に見立て、そのお腹の上に小さなヨットの模型を乗せ、空の絵が描かれたクッション背景に見立て、子どもが撮影をしている、と言う点。
このCM「子ども篇」のコンセプトと言うか、発想は大変良く出来ており、あまりの発想のすばらしさに舌を巻く思いである。
と言うのも、従来のビデオカメラのCMのほとんどは、現在起きている出来事を撮影して思い出にしましょう、と言う「家族の思い出作り」をコンセプトとして製作されていることが多いのだが、この「子ども篇」のCMは「見立て」はもちろん「演出」が入っているのだ。
すなわち、ソニー陣営としては、従来の家庭向けビデオカメラのコンセプトである「家族の思い出作り」からの脱却を図り、家族で「作品」を作ろう、と言うことを示唆している、と言える。
例えば、よくありがちなのは、知り合いの家に遊びに行ったら、延々と子どもの成長記録のビデオを見せられた、ということが多々あると思う。
それを解決するには「編集」して「作品」を作ると言う手法が考えられる。
例えば、2時間の子どもの成長ビデオを2〜3分に編集する、だとか、撮影の時点で作品として成立するような映像を撮る、とか言うことである。
今回の「子ども篇」のCMは、後者である。
もしかしたら、このCMを期に、多くの若手クリエイターが登場するのかも知れない。
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