ROCK IN JAPAN FES.2007
2007年8月6日 音楽
2007/08/05 茨城県「国営ひたち海浜公園」で開催された「ROCKIN’ON PRESENTS ROCK IN JAPAN FES.2007」に参加した。
参加したステージと感想は次の通り。
「マキシマム ザ ホルモン」
曲の印象は従来の通りだったが、MC、特にお姉さんのMCは最高。
カメラアングルを意識したお姉さんのMCには舌を巻く思いだった。
本日のオープニング・アクトとしては最高の印象を受けた。
ヘヴィーはヘヴィーで朝からはきついかもだが、そのおかげで最初からトップギア状態であった。
お姉さん最高。
因みにお姉さんはドラマー。
「LOW IQ 01 & MASTER LOW」
時間調整のため会場に居たのだが、あまりにも素晴らしいステージ・アクトに強烈な印象を受け、感動のあまり涙が出た。
このバンドを知らなかったことは人生におけるひとつの損失だったと思う。
サックスやフルートをフィーチャーし、バンドとして非常に魅力的な音場を構築していた。
またヴォーカルのスタイルと、モニターに足を掛けるマドラスさん風のポーズとそれをステージ下から広角レンズで捉えるカメラの構図が秀逸。
本当は2〜3曲聴いてから「レミオロメン」のステージに向かう予定だったのだが、「レミオロメン」のステージに行くのを止めたくらい「LOW IQ 01 & MASTER LOW」は素晴らしかった。
大人のためのバンドである。
スタイルといい世界観といい、とにかく格好良い。
真夏には白いトレンチコートが良く似合うのだ。
「OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND」
これも知らないバンドだったのだが、「LOW IQ 01 & MASTER LOW」が終わった後、走って隣のステージへ。
ヴァイオリン、コントラバス等をフィーチャーした魅力あふれるバンドで、これまた素晴らしいバンドだった。あまりの素晴らしさに涙が出た。
ヴァイオリンをフィーチャーしていることから、ウェスタンとロックのクロスオーバー的な印象と、弦の持つ狂おしいまでのエモーショナルな体験が出来た。
「PUFFY」
客があまり入らないのではないか、と思っていたのだが、当日最高の入りだった。(個人的な印象)
音楽をあまり知らない人にとっては「PUFFY」はただの歌謡曲だと思えると思うのだが、「PUFFY」は完全なロックである。
それを再確認できる素晴らしいアクトだった。
MCも素晴らしく、「アジアの純真」で終わる曲順の構成も泣かせる。
「TRICERATOPS」
スリー・ピース・バンドであれだけの迫力を出せることに驚いた。
おそらく彼らがやりたいのは所謂ロックで、ステージ・アクトは、ギターソロ、ベースソロ、ドラムソロが一般に考えられる以上に永い時間続く。
それらのソロは往年のロック好きにはたまらなく、思わず笑みがこぼれてしまう。
結局ヴォーカルのパートが極端に短い楽曲が演奏され、彼らの楽曲に果たしてヴォーカルがいるのかどうか、と言うような印象さえ受けた。
「フジファブリック」
オルガン、アナログ・シンセをフィーチャーしたバンド。
おそらくキーボードのメンバーの力が強いと思えるバンド。
キーボードが目立つ構成が取られているため、バンドとしてのバランスに疑問を感じる。
オルガンはともかく、アナログのしかもモノフォニック・シンセを使用するこだわりがあまり理解できない。
キーボードの音色も所謂プログレッシブなキーボードと言われるシンセサイザー創世記の音色である。
バンドから浮いているような気がした。
とは言う物の圧倒的なパワーとメロディは素晴らしく、ステージの持ち時間(40分)がアッと言う間に過ぎた本日唯一のバンド。
キーボードに文句を言いながら、気がついたら彼らの楽曲にやられていた、と言う感じ。
「Salyu」
ギターがなんと女性だった。
ヴォーカルの魅力はとうぜんなのだが、想像より低めの音域で楽曲が構成されていた。
もう少し高い音域で楽曲を構成してはどうかと思った。
映画ファンにはおなじみの元リリィ・シュシュ。
MCがちよっと微妙。
「髭(Hige)」
ドラムスが二人いる変則バンド。
ヴォーカルが暴れ気味だったが、他のメンバーのスキルは高く、余裕が感じられ、安心して聴いていられる。
また、一人のドラマーは、ハンドマイク(拡声器)を使用したヴォーカルを取り、特徴的な印象を受けた。
フェスティバルの醍醐味は時間調整のためたまたまそのステージにいた観客が、ステージ上のアーティストの楽曲にやられ、次々と席を立ち、どんどんステージ前に集まって行く、と言うのが面白く、かつ感動的なのだが、今回は全く知らないバンドに二回も泣かされてしまう、と言う凄い体験が出来た。
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参加したステージと感想は次の通り。
「マキシマム ザ ホルモン」
曲の印象は従来の通りだったが、MC、特にお姉さんのMCは最高。
カメラアングルを意識したお姉さんのMCには舌を巻く思いだった。
本日のオープニング・アクトとしては最高の印象を受けた。
ヘヴィーはヘヴィーで朝からはきついかもだが、そのおかげで最初からトップギア状態であった。
お姉さん最高。
因みにお姉さんはドラマー。
「LOW IQ 01 & MASTER LOW」
時間調整のため会場に居たのだが、あまりにも素晴らしいステージ・アクトに強烈な印象を受け、感動のあまり涙が出た。
このバンドを知らなかったことは人生におけるひとつの損失だったと思う。
サックスやフルートをフィーチャーし、バンドとして非常に魅力的な音場を構築していた。
またヴォーカルのスタイルと、モニターに足を掛けるマドラスさん風のポーズとそれをステージ下から広角レンズで捉えるカメラの構図が秀逸。
本当は2〜3曲聴いてから「レミオロメン」のステージに向かう予定だったのだが、「レミオロメン」のステージに行くのを止めたくらい「LOW IQ 01 & MASTER LOW」は素晴らしかった。
大人のためのバンドである。
スタイルといい世界観といい、とにかく格好良い。
真夏には白いトレンチコートが良く似合うのだ。
「OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND」
これも知らないバンドだったのだが、「LOW IQ 01 & MASTER LOW」が終わった後、走って隣のステージへ。
ヴァイオリン、コントラバス等をフィーチャーした魅力あふれるバンドで、これまた素晴らしいバンドだった。あまりの素晴らしさに涙が出た。
ヴァイオリンをフィーチャーしていることから、ウェスタンとロックのクロスオーバー的な印象と、弦の持つ狂おしいまでのエモーショナルな体験が出来た。
「PUFFY」
客があまり入らないのではないか、と思っていたのだが、当日最高の入りだった。(個人的な印象)
音楽をあまり知らない人にとっては「PUFFY」はただの歌謡曲だと思えると思うのだが、「PUFFY」は完全なロックである。
それを再確認できる素晴らしいアクトだった。
MCも素晴らしく、「アジアの純真」で終わる曲順の構成も泣かせる。
「TRICERATOPS」
スリー・ピース・バンドであれだけの迫力を出せることに驚いた。
おそらく彼らがやりたいのは所謂ロックで、ステージ・アクトは、ギターソロ、ベースソロ、ドラムソロが一般に考えられる以上に永い時間続く。
それらのソロは往年のロック好きにはたまらなく、思わず笑みがこぼれてしまう。
結局ヴォーカルのパートが極端に短い楽曲が演奏され、彼らの楽曲に果たしてヴォーカルがいるのかどうか、と言うような印象さえ受けた。
「フジファブリック」
オルガン、アナログ・シンセをフィーチャーしたバンド。
おそらくキーボードのメンバーの力が強いと思えるバンド。
キーボードが目立つ構成が取られているため、バンドとしてのバランスに疑問を感じる。
オルガンはともかく、アナログのしかもモノフォニック・シンセを使用するこだわりがあまり理解できない。
キーボードの音色も所謂プログレッシブなキーボードと言われるシンセサイザー創世記の音色である。
バンドから浮いているような気がした。
とは言う物の圧倒的なパワーとメロディは素晴らしく、ステージの持ち時間(40分)がアッと言う間に過ぎた本日唯一のバンド。
キーボードに文句を言いながら、気がついたら彼らの楽曲にやられていた、と言う感じ。
「Salyu」
ギターがなんと女性だった。
ヴォーカルの魅力はとうぜんなのだが、想像より低めの音域で楽曲が構成されていた。
もう少し高い音域で楽曲を構成してはどうかと思った。
映画ファンにはおなじみの元リリィ・シュシュ。
MCがちよっと微妙。
「髭(Hige)」
ドラムスが二人いる変則バンド。
ヴォーカルが暴れ気味だったが、他のメンバーのスキルは高く、余裕が感じられ、安心して聴いていられる。
また、一人のドラマーは、ハンドマイク(拡声器)を使用したヴォーカルを取り、特徴的な印象を受けた。
フェスティバルの醍醐味は時間調整のためたまたまそのステージにいた観客が、ステージ上のアーティストの楽曲にやられ、次々と席を立ち、どんどんステージ前に集まって行く、と言うのが面白く、かつ感動的なのだが、今回は全く知らないバンドに二回も泣かされてしまう、と言う凄い体験が出来た。
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