今日は、iPOD+iTUNESのCF(CM)のお話。

と言っても、iPOD+iTUNESには、非常に沢山のCF(CM)があるので、どのCF(CM)のことかよくわからないと思いますが、今日のお話は "1,000 songs in your pocket." のシリーズのCF(CM)のお話。

因みにこんなCF(CM)です。
http://www.apple.com/ipod/ads/1000songs/

日本国内のバージョンでは、こんな感じのCF(CM)でした。
http://www.youtube.com/watch?v=HKkZ1tTcIX8

これらのCF(CM)は、(所謂名盤と言われる)非常に多くのレコード(CD)ジャケットでお城を造りましょう的なCF(CM)で、日本国内版と北米版のCF(CM)のモーションは基本的には同じモーションで構成されているのですが、そのムービーの要所要所に日本のアーティストのレコード(CD)ジャケットが挿入されている、と言うものでした。

例えば、わかりやすいところで言えば、冒頭には木村カエラのジャケットが登場するし、お城の塔の天辺にはテイ・トウワのジャケットが登場するのが確認できます。

ところで、今日のお話の本題に入りますが、ちょっと気になっているのですが、ここのムービーと件(くだん)のCF(CM)がそっくりだ、と言う事です。
特にムービーの後半部分、お城の塔の構築から崩壊にかけては全く同じだ、と言っても差し支えはないでしょう。
http://www.apple.com/jp/macosx/leopard/coreanimation.html

この映像は、Mac OS X Leopard に搭載される(?)予定の Core Animation と言うアプリケーション(?)のプロモーション映像なのですが、こんなアニメーションが、−−つまりテレビCF(CM)レベルのクオリティのアニメーションが−−、新しいOSのオマケ・アプリケーションで出来てしまう、と言うのです。

これははっきり言って驚くべきことだと思います。

そして更に驚くのは、その新しいOSのオマケ・アプリケーションで制作した(と思われる)ムービーを、−−つまり、誰でも安易に制作できるレベルのムービーを−−、iPOD+iTUNESのCF(CM)に使ってしまう、度量の広さをわたしは感じてしまいますし、逆説的には、iPOD+iTUNESのCF(CM)が、Mac OS X Leopard のプロモーションに役立つ、と言う複雑な構造になっていることに舌を巻く思いです。

とにかく、こんなOSのオマケ・アプリケーションである(と思われる)Core Animation は、もしかしたら映像作品の自主制作をやっている皆さんにとって必須アイテムになるのかも知れません。

Macをパソコンとしてではなく、アニメーション作成のツールとして購入する時代が来るのかも知れませんね。

余談ですけど、前述の木村カエラのCDジャケットから始まるiPOD+iTUNESのCF(CM)を初めて見た後、自分でもいろんな写真を使ってAfter Effectsとかで、同じような映像を作ってみようかな、と思ったのですが、あまりにも面倒くさいので、断念しました。

『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その15 につづく・・・・
http://diarynote.jp/d/29346/20070814.html

『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その1(最初から読む)
http://diarynote.jp/d/29346/20061122.html
『Macをはじめよう。』をめぐる冒険 その13(直前のエントリーを読む)
http://diarynote.jp/d/29346/20070327.html
 
 
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