2007/01/15にはアル・ゴアを迎えた「不都合な真実」ジャパン・プレミアが開催された。

また、2007/01/19にはマーチン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオを迎えた「ディパーテッド」ジャパン・プレミアが開催される。

一般的にはたいした話ではないと思うのだが、わたしは以前から「ジャパン・プレミア」と言うイベントに不愉快な思いをさせられていた。

と言うのも、「ジャパン・プレミア」というイベントは「日本国内における最初の上映会」と言う意味ではなく、ただ単に「ゲストを迎えたイベント上映会」と言う意味で使われることが多いからである。

実際のところ「不都合な真実」や「ディパーテッド」の事実上の「ジャパン・プレミア」(「日本国内における最初の上映会」)は、既に済んでいるし、わたし個人も、今回の「ジャパン・プレミア」より以前に「不都合な真実」も「ディパーテッド」も既に鑑賞している。

もちろん「ジャパン・プレミア」と言う名称の「イベント上映会」を日本国内で企画したとすれば、海外からゲストを呼びやすいと思うし、国内へのプロモーション効果も高く、ゲストが来れば来たで、マスコミからの注目度も上がり、映画のプロモーションとしては願ったりかなったりだと思う。

しかし英語圏のゲストに対し、今回の上映は「ジャパン・プレミア」です。と言ってゲストを呼ぶのは騙しに近いとわたしは思う。

つまり英語圏のゲストに対し「ジャパン・プレミア」と言えば、当然ながら「日本国内における記念すべき最初の上映会」なのだとゲストの誰もが思うと思うのだが、実際その作品は既に日本国内で何度も上映されているのだ。

「ジャパン・プレミア」だと言われて海外から呼ばれたゲストに、本当は今回の上映はプレミアでもなんでもない、と言う事が知られたらと思うと、日本人の文化に対する志の低さに、なんだか悲しい気持ちになってしまうね。

多分、普通の人にはどうでも良い話なんだろうけどね。

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