「自殺を防ぐために−マスコミへの手引き−」をめぐる冒険
2006年11月24日 エッセイ/コラム コメント (2)2000年にWHO(世界保健機構)は、「自殺を防ぐために−マスコミへの手引き−("PREVENTING SUICIDE A RESOURCE FOR MEDIA PROFESSIONALS")」と言う、「群発自殺(自殺の連鎖反応)」を防ぐための報道のガイドラインを発表している。
WHO(世界保健機構の危惧は、起きてしまった自殺についての新聞・テレビ等の報道が、自殺の増加と結びつくのではないか、と言うこと。
■WHO(世界保健機構)が挙げた自殺報道についてのしてはいけないこと
□写真や遺書を公表しない
□自殺の方法について詳細に報道しない
□原因を単純化して報じない
□自殺を美化したりセンセーショナルに報じない
□宗教的・文化的な固定観念を用いない
□自殺を責めない
以下原文
■WHAT NOT TO DO
□Don’t publish photographs or suicide notes.
□Don’t report specific details of the method used.
□Don’t give simplistic reasons.
□Don’t glorify or sensationalize suicide.
□Don’t use religious or cultural stereotypes.
□Don’t apportion blame.
日本国内の自殺報道を視聴して感じるのは、日本国内のマスコミの多くは、報道という名の下に自殺を扇情的に扱うニュース・バラエティ番組を制作している、と言うことである。
「自殺を防ぐために−マスコミへの手引き−」
"PREVENTING SUICIDE A RESOURCE FOR MEDIA PROFESSIONALS"
http://www.who.int/mental_health/media/en/426.pdf
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■WHO(世界保健機構)が挙げた自殺報道についてのしてはいけないこと
□写真や遺書を公表しない
□自殺の方法について詳細に報道しない
□原因を単純化して報じない
□自殺を美化したりセンセーショナルに報じない
□宗教的・文化的な固定観念を用いない
□自殺を責めない
以下原文
■WHAT NOT TO DO
□Don’t publish photographs or suicide notes.
□Don’t report specific details of the method used.
□Don’t give simplistic reasons.
□Don’t glorify or sensationalize suicide.
□Don’t use religious or cultural stereotypes.
□Don’t apportion blame.
日本国内の自殺報道を視聴して感じるのは、日本国内のマスコミの多くは、報道という名の下に自殺を扇情的に扱うニュース・バラエティ番組を制作している、と言うことである。
「自殺を防ぐために−マスコミへの手引き−」
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コメント
つまり少なくても、コメンテイターが出てくるような報道番組は、最早報道番組ではない、という訳です。
報道番組とニュース・ショーの区分が必要だと思います。
で、ニュース・ショーの多くが、WHOの「自殺を防ぐために−マスコミへの手引き−」に従っていないようですね。
余談ですが、非常にシニカルな解釈が出来るのですが、邦訳では「マスコミ」ですが、原文では、"MEDIA PROFESSIONALS"となっているところですね。