「東京国際シネシティフェスティバル2006」が2006/11/23から始まった。

■「007/カジノ・ロワイヤル」(オープニング)

これは面白かった。
英国で絶賛されるのも頷ける。

そんなに熱心な007ファンではないわたしだが、本作「007/カジノ・ロワイヤル」は、現時点で最高の007ムービーの1本だと思う。

余談だがわたしが一番好きな007ムービーは「女王陛下の007」(1969)。
オープニング・アクションがすきなのは「ムーンレイカー」と「リビング・デイライツ」(1987)かな。

先ずはオープニングが若干地味。
次のクレーンを使った工事現場のアクションこそ、オープニング・アクションにふさわしいのではないか、と思った。

件(くだん)の工事現場のアクションは、トニー・ジャーのアクションに影響を受けているような印象を受ける。

ポーカーのシークエンスは、「シンシナティ・キッド」(1965)もピックリの緊迫感が楽しめる。

身体を使ったアクションは、さすが00ナンバーのエージェントだと思わせるアクションが凄いし、身体だけをつかったアクションの方向性に好感を覚える。

またベニスにしろ、バハマにしろ、かつての007ムービーのロケ地めぐり的な印象も受ける。

拷問のシークエンスは、非常に興味深い。

オープニング・クレジットも奥行きが感じられるし、007の文字が出てくるところが笑える。
フラクタル図形も楽しい。

作品としては、すばらしいので、是非劇場で観て欲しい。

思うに、是非「女王陛下の007」(1969)とあわせて観て欲しいと思う。

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
 
 
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