今日の「東京国際映画祭」2006/10/21
2006年10月22日 映画
2006/10/21、「第19回東京国際映画祭」がはじまった。
2006/10/20にオープニング・イブ作品として上映される「武士の一分」(特別招待作品)のチケット争奪戦に敗れたわたしの「第19回東京国際映画祭」の初日は006/10/21。鑑賞予定作品は、次の2本。
2006/10/21 11:20-13:05「パプリカ」(animecsTIFF/オープニング)
2006/10/21 16:00-19:27「父親たちの星条旗」(特別招待作品/オープニング)
■「パプリカ」(animecsTIFF/オープニング)
以前からお話していたように、「パプリカ」のチケットについては、プレリザーブでハズレ、一般発売日でも購入できなかったのだが、どうしても「パプリカ」を観たかったわたしは、オークションで「パプリカ」のチケットを入手した。
監督・脚本:今敏
原作:筒井康隆
アニメーション制作:マッドハウス
声の出演:林原めぐみ(パプリカ/千葉敦子)、古谷徹(時田浩作)、江守徹(乾精次郎)、堀勝之祐(島寅太郎)、大塚明夫(粉川利美)、山寺宏一(小山内守雄)、田中秀幸(あいつ)、こおろぎさとみ(日本人形)、阪口大助(氷室啓)、岩田光央(津村保志)、愛河里花子(柿本信枝)、太田真一郎(レポーター)、ふくまつ進紗(奇術師)、川瀬晶子(ウェイトレス)、泉久実子(アナウンス)、勝杏里(研究員)、宮下栄治(所員)、三戸耕三(ピエロ)、筒井康隆(玖珂)
「パプリカ」は大変すばらしい作品に仕上がっていた。
きちんと演出されているアニメーション作品を観るのは大変気持ちがよく、かつ非常に感動的である。
内容ではなく、アニメーション作品の持つ動きだけで、その躍動感だけで、その圧倒的な映像体験だけで泣けてしまう。
先ずは、冒頭からオープニングにかけてだけで感動のあまり泣けてしまう。
余談だが、今敏は結構不遇なアニメーション作家だと思う。
と言うのも、「PERFECT BLUE」(1998)、「千年女優」(2001)、「東京ゴッドファーザーズ」(2003)と、圧倒的で全くハズレがない作品群をコンスタントに製作し続けるアニメーション作家なのだが、残念ながら一般の認知度は低いような印象を受ける。
今敏は、もっと評価されるべき映像作家だと思う。
彼の作品はアニメーション作品ならではの圧倒的な躍動感、緻密なレイアウト、すばらしい脚本、適格でいながら大胆でありながら細心の注意力が注ぎ込まれた演出が楽しめる。
そして、彼の作品は、「アニメーション映画」と言うカテゴリーではなく、「映画」と言うカテゴリーで語るべきクオリティを持った作品だと思う。
巨大メディアとコラボレーションしたつまらないアニメーション作品なんかを見ている場合ではない、と言わざるを得ない。
作品自体については、後日。
当日は、監督:今敏、原作:筒井康隆、声の出演:古谷徹を迎えたジャパン・プレミア。
客席には、アニメーション作家:伊藤有壱が普通にいた。
■大森一樹とのニアミス
「パプリカ」のためにTOHOシネマズ六本木ヒルズに到着したわたしの前に、大森一樹が現れた。
まわりの観客は彼が大森一樹だと気付いていなかったようだった。が、わたしはサインをもらおうとしたのだが、会場についたばかりのわたしはサインをもらう媒体の持ち合わせがなかった。
例年通り、「公式プログラム」にサインをもらおうと、すぐさま「公式プログラム」を購入、大森一樹のそばへ急いだが、彼は「日本映画・ある視点」のオープニング作品「悲しき天使」の舞台挨拶のため、スクリーン3に入ってしまった。
「公式プログラム」の購入が遅れたのが悔やまれる。
■レッドカーペットの中継
■「父親たちの星条旗」(特別招待作品/オープニング)
多くの観客が臨んでいる作品と異なったアプローチを行った作品だと思う。
作品自体の話題は十分と言えるのですが、物語としては、前述の通り、多くの観客の求めている物語とは異なり、非常に惜しい、と言う印象を受けた。
と言うのも、この二部作の予告編自体が、渡辺謙や中村獅童等の日本人キャストが「父親たちの星条旗」にも出てくるようなつくりになっていたため、その印象を強めている。
配給会社の大いなるミスデレクションである。
渡辺謙や中村獅童、二宮和也らが出てると思って「父親たちの星条旗」を観にいく観客が少なくないのではないか、と思えてしまう。
事実、11/24の「鉄コン筋クリート」の上映の際にわたしの席の隣に座った二宮和也ファンは、「父親たちの星条旗」に二宮和也が出演していると思い込んでいた。
舞台挨拶は原作:ジェイムズ・ブラッドリー、出演:ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ
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2006/10/20にオープニング・イブ作品として上映される「武士の一分」(特別招待作品)のチケット争奪戦に敗れたわたしの「第19回東京国際映画祭」の初日は006/10/21。鑑賞予定作品は、次の2本。
2006/10/21 11:20-13:05「パプリカ」(animecsTIFF/オープニング)
2006/10/21 16:00-19:27「父親たちの星条旗」(特別招待作品/オープニング)
■「パプリカ」(animecsTIFF/オープニング)
以前からお話していたように、「パプリカ」のチケットについては、プレリザーブでハズレ、一般発売日でも購入できなかったのだが、どうしても「パプリカ」を観たかったわたしは、オークションで「パプリカ」のチケットを入手した。
監督・脚本:今敏
原作:筒井康隆
アニメーション制作:マッドハウス
声の出演:林原めぐみ(パプリカ/千葉敦子)、古谷徹(時田浩作)、江守徹(乾精次郎)、堀勝之祐(島寅太郎)、大塚明夫(粉川利美)、山寺宏一(小山内守雄)、田中秀幸(あいつ)、こおろぎさとみ(日本人形)、阪口大助(氷室啓)、岩田光央(津村保志)、愛河里花子(柿本信枝)、太田真一郎(レポーター)、ふくまつ進紗(奇術師)、川瀬晶子(ウェイトレス)、泉久実子(アナウンス)、勝杏里(研究員)、宮下栄治(所員)、三戸耕三(ピエロ)、筒井康隆(玖珂)
「パプリカ」は大変すばらしい作品に仕上がっていた。
きちんと演出されているアニメーション作品を観るのは大変気持ちがよく、かつ非常に感動的である。
内容ではなく、アニメーション作品の持つ動きだけで、その躍動感だけで、その圧倒的な映像体験だけで泣けてしまう。
先ずは、冒頭からオープニングにかけてだけで感動のあまり泣けてしまう。
余談だが、今敏は結構不遇なアニメーション作家だと思う。
と言うのも、「PERFECT BLUE」(1998)、「千年女優」(2001)、「東京ゴッドファーザーズ」(2003)と、圧倒的で全くハズレがない作品群をコンスタントに製作し続けるアニメーション作家なのだが、残念ながら一般の認知度は低いような印象を受ける。
今敏は、もっと評価されるべき映像作家だと思う。
彼の作品はアニメーション作品ならではの圧倒的な躍動感、緻密なレイアウト、すばらしい脚本、適格でいながら大胆でありながら細心の注意力が注ぎ込まれた演出が楽しめる。
そして、彼の作品は、「アニメーション映画」と言うカテゴリーではなく、「映画」と言うカテゴリーで語るべきクオリティを持った作品だと思う。
巨大メディアとコラボレーションしたつまらないアニメーション作品なんかを見ている場合ではない、と言わざるを得ない。
作品自体については、後日。
当日は、監督:今敏、原作:筒井康隆、声の出演:古谷徹を迎えたジャパン・プレミア。
客席には、アニメーション作家:伊藤有壱が普通にいた。
■大森一樹とのニアミス
「パプリカ」のためにTOHOシネマズ六本木ヒルズに到着したわたしの前に、大森一樹が現れた。
まわりの観客は彼が大森一樹だと気付いていなかったようだった。が、わたしはサインをもらおうとしたのだが、会場についたばかりのわたしはサインをもらう媒体の持ち合わせがなかった。
例年通り、「公式プログラム」にサインをもらおうと、すぐさま「公式プログラム」を購入、大森一樹のそばへ急いだが、彼は「日本映画・ある視点」のオープニング作品「悲しき天使」の舞台挨拶のため、スクリーン3に入ってしまった。
「公式プログラム」の購入が遅れたのが悔やまれる。
■レッドカーペットの中継
■「父親たちの星条旗」(特別招待作品/オープニング)
多くの観客が臨んでいる作品と異なったアプローチを行った作品だと思う。
作品自体の話題は十分と言えるのですが、物語としては、前述の通り、多くの観客の求めている物語とは異なり、非常に惜しい、と言う印象を受けた。
と言うのも、この二部作の予告編自体が、渡辺謙や中村獅童等の日本人キャストが「父親たちの星条旗」にも出てくるようなつくりになっていたため、その印象を強めている。
配給会社の大いなるミスデレクションである。
渡辺謙や中村獅童、二宮和也らが出てると思って「父親たちの星条旗」を観にいく観客が少なくないのではないか、と思えてしまう。
事実、11/24の「鉄コン筋クリート」の上映の際にわたしの席の隣に座った二宮和也ファンは、「父親たちの星条旗」に二宮和也が出演していると思い込んでいた。
舞台挨拶は原作:ジェイムズ・ブラッドリー、出演:ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ
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