2006/07/01 東京池袋「シネマ・ロサ」で「ナイロビの蜂」を観た。

東西の冷戦構造が終焉を迎え、ベルリンの壁が崩壊した当時、一番困ったのは誰だろうか?

軍需産業、石油利権・・・・

答えは小説家、特にスパイ小説を生業としている小説家である。と言われていた。

もちろんこれはジョークなのだが、東西の冷戦構造が終焉した現在でも、スパイ小説家たちはすばらしい作品を発表し続けれている。

本作「ナイロビの蜂」は、そんな小説家の一人ジョン・ル・カレの原作をフェルナンド・メイレレスが映画化した作品で、表向きは社会派ラヴ・ストーリーの体裁を取っているが、実際のところはすばらしいスパイ映画に仕上がっている。

諸君! 「M:i:III」なんかに騙されてはいけないぞ!!

本作「ナイロビの蜂」は「M:i:III」みたいなふざけたスパイ・アクション映画ではなく、意味でのリアルなスパイ映画なのだ!!

 
 
つづく・・・・

☆☆☆☆(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)

■人気blogランキング
当blog「徒然雑草」は「人気blogランキング」に登録しています。

参考になったら、クリック!(現在のランキングがわかります)
http://blog.with2.net/link.php?29604

コメント

nophoto
mitsuru1
2006年7月6日19:55

多分現在も東京に在るかな、、原作
もしかしたら旅を終わって帰ってるかもしれません。
現在南米でも同様な問題がおきているようですね、
抗生物質が金にならないので、製薬会社〔先進国政府〕が
その部分に金を突っ込まないという悲しい現実が
逆に今先進国をも襲おうとしています。 照れ笑

tkr
tkr
2006年7月6日23:12

こう言う、社会派と言うか、怒りに満ちた作品と言うか、そんな作品が激怒好きのわたしとしては大好きです。

「ナイロビの蜂」の原作ですが、これ絶版なのでしょうか。アマゾンでも売ってませんよ。(アマゾンではユーズドでなんとプレミアついてます)

実際のところは、近くの本屋で在庫を見つけたので、そのうち買おうかな、とか思ってます。

そんなこんなで、ル・カレ繋がりで、ル・カレをかためて読もうかなとも思っていまして「寒い国・・・」を読みはじめました。

nophoto
F
2006年7月7日0:57

これ、いつから書き込みができるようになったの?
ということでこんにちは。で「ナイロビの蜂」原作本ですが、M氏から私経由で今はG嬢のところかと思われますので上手くキャッチできるかも。
原作はとても面白かったので映画はどうよって感じでしたが、良くできていそうでホッとしてます。イメージとしてラブストーリー感が強そうだったので腰が引けてました。

えっとそれから、MI:?もそれはそれで楽しめたと思うんですが…(恐る恐る言ってみる)
tkr

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索