「ドッグヴィル」をめぐる冒険
2006年3月16日 映画
今日、たまたま知り合いと「ドッグヴィル」について話した。
で、「ドッグヴィル」とは一体なんだったのかをつらつらと考えてみた。
一般的に「ドッグヴィル」はアメリカを批判している物語である、と言う事らしいのだが、わたしが思うにはそれは若干的外れのような気がした。
おそらく、多くの人は、ジェームズ・カーンが演じたキャラクターをアメリカのメタファーとして捉えているのだと思うのだが、そうした場合、ニコール・キッドマンが演じたキャラクターの存在に違和感が残ってしまう。
で考えたのは、「ドッグヴィル」に住む人々はわれわれ人類であり、ニコール・キッドマンが演じたキャラクターはイエス・キリストであり、ジェームズ・カーンが演じたキャラクターは神である。と言う事である。
非常に物語が明確に見えてくるような気がする。
神に人類の下へ遣わされたイエスが人類の罪を背負って処刑されなかったら、一体どうなってしまったのか。それを非常にシニカルな視点で描いたのが「ドッグヴィル」だったのではないか、そんな気がした。
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
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で考えたのは、「ドッグヴィル」に住む人々はわれわれ人類であり、ニコール・キッドマンが演じたキャラクターはイエス・キリストであり、ジェームズ・カーンが演じたキャラクターは神である。と言う事である。
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