昔から不思議に思っていることがある。
 
 
例えば、デートの最中にゲームセンターで彼氏が大きなぬいぐるみ、−−例えばでかい「くまのプーさん」−−、をゲットしたと思って欲しい。

まあ、もちろんその前振りとして、
※ 彼女の声はさとう珠緒の声に脳内変換よろしく
 彼女「あ〜、あのプーさん欲しい、欲し〜い」
 彼氏「よし、オレがとってやる」
 彼女「え〜、ほんと〜」
 彼氏「武士に二言はない(死語)、そのかわり・・・・」
とか言う、わたしだったら彼女を後ろから跳び蹴りしてしまいたくなるようなオバカなやりとりがあるのは言うまでもない。

その結果、数百円だか数千円だかをつぎ込んだオバカな彼氏は、そのせっかく苦労してゲットしたその大切なプーさんを躊躇無く、−−もちろん「ど〜しよっかな〜」とかいう、彼女にぬいぐるみをプレゼントすることを躊躇する演技とその見返りは忘れずに−−、彼女にプレゼントするだろう。

まあここでも、
※ 彼女の声はさとう珠緒の声に脳内変換よろしく
 彼女「あ〜りが〜と〜」
 彼氏「てへっ」
 彼女「じゃお礼に〜・・・・」
とかいうふざけたやりとりがあることも言うまではないだろう。

そこで、そのさとう珠緒の声を持つ女は、そのプーさんを案の定抱きしめる訳だ。
 彼女「か〜わ〜い〜い〜」
わたしは当然ながら彼女の後頭部にドロップキックをかますだろう。

でその後、彼氏と彼女は連れ立ってゲーセンの外、つまり街中へ出て行くことになる。
つまり彼女は、そのぬいぐるみを抱いた状態で街中、−−例えば新宿だとか、渋谷だとか、もちろん電車の中だとか−−、を闊歩する訳だ。

さて、ここからが本題だ。
そのさとう珠緒の声を持つ彼女はプーさんのぬいぐるみをどっち向きに抱くのか、と言うことである。

1.プーさんの顔を自分に向けて抱く
2.プーさんの後頭部を自分に向けて抱く

どうだろう。
日本人の多くは、2「プーさんの後頭部を自分に向けて、−−つまり、プーさんの顔が街中の人々に見えるように−−、抱く」を選択するのではないだろうか。

事実、街中をぬいぐるみを抱いて闊歩する女性の多くは、
「ねぇねぇ、わたしが抱いているこのプーさんかわいいでしょう」
とかいう感じで誇らしげにプーさんを抱きしめ、プーさんを見やる街中の人々の顔をいちいちチェックしながら、まるで優越感に浸っているような表情をしていることが多々ある。

これはわたしの一方的な思い込みだろうか。
もしかして、わたしが遭遇する女性が特別な人々なのだろうか。 
 
しかし、その彼女が仮に欧米人だったとしたら、−−まあもちろん、その欧米人の彼女がプーさんを欲しがるかどうか、と言う大きなハードルがあるのだが−−、彼女は1「プーさんの顔を自分に向けて抱く」ことを選択するのではないか、と思うのだ。

これは東洋と西洋の文化の差なのだろうか?

つづく・・・・
ここから、お話は、アカデミックの方向に進む予定です。

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コメント

nophoto
yu’e
2005年12月17日2:07

早く続きが読みたいです。
因みに私は(恐らくぬいぐるみを抱いて歩いたりはしないと思いますが)、自分方向に顔を向けて抱くと思います。

tkr
tkr
2005年12月17日12:03

ご期待に沿えるよう頑張ります。まあたいした話ではないのですが、渋谷とか新宿とかを歩いていると、これ見よがしにぬいぐるみをわたしたち路傍の人々に見せながら歩いている人が多いので、書いてみたわけです。

nophoto
yu’e
2005年12月20日22:54

それはもう、驚く程の期待感です。
待つのは、長ければ長い程… 
tkr

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