2005/11/01 東京六本木「VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ」で「ソウ2」を観た。
エリック・マシューズ刑事(ドニー・ウォールバーグ)は、猟奇的連続殺人犯ジグソウ(トビン・ベル)を執拗に追い続ける女刑事ケリー(ディナ・メイヤー)に呼び出され、ある事件現場に立ち会いを求められる。
現場の凄惨極まりない手口から、この事件もジグソウの仕業だと確信するケリー。しかも残された死体はエリックの情報屋マイケル(ノーム・ジェンキンス)だった。
エリックに向け、犯人が現場に残したメッセージから、エリックはアジトを推測、ケリー等とともに、とある工場跡へ急行する。
あっけなく捕まったジグソウだったが、そこにはたくさんのモニターがあり、ひとつのモニターにはエリックの息子ダニエル(エリック・ナドセン)の姿が映し出されていた・・・・。
監督:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:ダーレン・リン・バウズマン、リー・ワネル
出演:ドニー・ウォールバーグ(エリック・マシューズ刑事)、ショウニー・スミス(アマンダ)、トビン・ベル(ジグソウ)、フランキー・G(ザヴィエル)、グレン・プラマー(ジョナス)、ディナ・メイヤー(ケリー)、エマニュエル・ヴォージア(アディソン)、ビヴァリー・ミッチェル(ローラ)、エリック・ナドセン(ダニエル)、ティム・バード(オビ)、リリック・ベント(リグ)、ノーム・ジェンキンス(マイケル)、トニー・ナッポ(ガス)
本作「ソウ2」を観ると、いかに前作「ソウ」が優れた作品だったのかを再確認することができる。
あぁ「ソウ」と言う映画は、なんて面白い作品だったのだろうか、と。
とは言うものの、本作「ソウ2」はつまらない作品か、と言うとそうでもなく、本作は十分に楽しめる水準以上のサスペンス・ホラー作品に仕上がっている。
だが、本作「ソウ2」は「ソウ」の観客が求めている、複雑に絡み合いながら一点に収束するプロットの妙とか、あっと驚くどんでん返しとか言った、カタルシスに乏しい、と言わざるを得ない。
尤も、「ソウ」の直接の続編となる脚本を構築した度量には感服するし、前作を見事に踏襲した数々の設定やプロットにも驚かされる。本作は前作「ソウ」のスピンオフ作品ではなく、正当な続編作品なのだ。
しかしながら、本作「ソウ2」は、いかんせん普通に良くできたハリウッド産サイコ・ホラー程度に過ぎない、と言う印象を受ける。
2004年のサンダンス映画祭を沸かせ、世界中に衝撃を与えた前作「ソウ」と比較すると、やはり残念だ、と言わざるを得ないのだ。
全くの余談だが、「ソウ2」の最初のポスターは、「SAW II」のII(2)の部分は切断された2本の指のビジュアルを使っていたのだが、そのポスターのビジュアル自体がMPAAのガイドを満たしておらず、ポスター等のアートワークが差し替えられ、2本の指の切断面をポスターの下端より下に配置し、切断されている様子がわからないようなポスターが製作された。
☆☆☆★(☆=1.0 ★=0.5 MAX=5.0)
「ソウ」
http://diarynote.jp/d/29346/20041105.html
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エリック・マシューズ刑事(ドニー・ウォールバーグ)は、猟奇的連続殺人犯ジグソウ(トビン・ベル)を執拗に追い続ける女刑事ケリー(ディナ・メイヤー)に呼び出され、ある事件現場に立ち会いを求められる。
現場の凄惨極まりない手口から、この事件もジグソウの仕業だと確信するケリー。しかも残された死体はエリックの情報屋マイケル(ノーム・ジェンキンス)だった。
エリックに向け、犯人が現場に残したメッセージから、エリックはアジトを推測、ケリー等とともに、とある工場跡へ急行する。
あっけなく捕まったジグソウだったが、そこにはたくさんのモニターがあり、ひとつのモニターにはエリックの息子ダニエル(エリック・ナドセン)の姿が映し出されていた・・・・。
監督:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:ダーレン・リン・バウズマン、リー・ワネル
出演:ドニー・ウォールバーグ(エリック・マシューズ刑事)、ショウニー・スミス(アマンダ)、トビン・ベル(ジグソウ)、フランキー・G(ザヴィエル)、グレン・プラマー(ジョナス)、ディナ・メイヤー(ケリー)、エマニュエル・ヴォージア(アディソン)、ビヴァリー・ミッチェル(ローラ)、エリック・ナドセン(ダニエル)、ティム・バード(オビ)、リリック・ベント(リグ)、ノーム・ジェンキンス(マイケル)、トニー・ナッポ(ガス)
本作「ソウ2」を観ると、いかに前作「ソウ」が優れた作品だったのかを再確認することができる。
あぁ「ソウ」と言う映画は、なんて面白い作品だったのだろうか、と。
とは言うものの、本作「ソウ2」はつまらない作品か、と言うとそうでもなく、本作は十分に楽しめる水準以上のサスペンス・ホラー作品に仕上がっている。
だが、本作「ソウ2」は「ソウ」の観客が求めている、複雑に絡み合いながら一点に収束するプロットの妙とか、あっと驚くどんでん返しとか言った、カタルシスに乏しい、と言わざるを得ない。
尤も、「ソウ」の直接の続編となる脚本を構築した度量には感服するし、前作を見事に踏襲した数々の設定やプロットにも驚かされる。本作は前作「ソウ」のスピンオフ作品ではなく、正当な続編作品なのだ。
しかしながら、本作「ソウ2」は、いかんせん普通に良くできたハリウッド産サイコ・ホラー程度に過ぎない、と言う印象を受ける。
2004年のサンダンス映画祭を沸かせ、世界中に衝撃を与えた前作「ソウ」と比較すると、やはり残念だ、と言わざるを得ないのだ。
全くの余談だが、「ソウ2」の最初のポスターは、「SAW II」のII(2)の部分は切断された2本の指のビジュアルを使っていたのだが、そのポスターのビジュアル自体がMPAAのガイドを満たしておらず、ポスター等のアートワークが差し替えられ、2本の指の切断面をポスターの下端より下に配置し、切断されている様子がわからないようなポスターが製作された。
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