「カプリコン・1」オリジナル・サウンド・トラックをめぐる冒険
「カプリコン・1」
わたしの現在にいたる映画人生を確固たるものにした作品のひとつである。

わたしの幼稚園時代の友人に銭湯の息子がいた。

当時、銭湯の脱衣所には映画のポスターがたくさん貼ってあった。映画のポスターのあるところに映画の招待券ありで、当然のことながら、その銭湯にもいくつかの劇場からの映画招待券がたくさん舞い込んでいた。

わたしはそんな環境のためか、同世代の友人達と比較し、早い時期から劇場で映画を観るようになっていた。

小学生低学年から劇場に通っていた当時のわたしの関心事は、映画のストーリーやアクションだった。

しかし本作を観て、音楽って凄いな、と思い知らされる事になる。

それから27年後の2005年8月、その「カプリコン・1」のオリジナル・サウンド・トラックが、全世界3000枚限定でINTRADAから発売された。

その話を知ったのは、いつものように大学時代の映画莫迦の友人からの電話だった。

『おまえ「カプリコン・1」のサントラ買ったか?』
『いいや』
『今日「すみや」で買ったけど、店頭に並んでなかったぞ』
『・・・』
『限定3000枚とは言え、「すみや」の店頭に無いんじゃ買えねぇんじゃねーの』

わたしはその直後、渋谷の「すみや」に電話をかけた。

『本日追加注文分が到着しましたので、店頭でお買い上げいただけます』

とのことだった。

難なく「カプリコン・1」のサントラを購入したわたしは、以来、昨年惜しくも亡くなったジェリー・ゴールドスミスの驚異の技に酔いしれることになる。

今日も思わずサントラだけでは飽き足らず「カプリコン・1」のDVDを見てしまった。

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