「刺客」と言う言葉を最初に読んだのは、小学生向けに翻案された夏目漱石の「三四郎」でだった。

その「三四郎」の中で、「刺客」という漢字には「しかく」とルビが振ってあった。
それ以来、わたしにとっての「刺客」は当然ながら「しかく」だった。
 
 
しかし、最近テレビで話題の「刺客」と言う言葉なのだが、ニュース番組を見ていると、政治家先生の多くは「刺客」を「しきゃく」と発音している。

マスコミ各局も当初は「しきゃく」「しきゃく」と発音していたよう思うが、ここにきて「しかく」と発音するマスコミが増え、同時に政治家先生の中にも以前は「しきゃく」と発音していた先生までが「しかく」と発音するケースが増えてきたようである。

だからどうした、と言う訳ではないし、「刺客」は「しかく」とも「しきゃく」とも読むのだが、「刺客」の正しい、と言うか元来の読み方は「しかく」なのだ。

日本の指導者である政治家先生の多くが「刺客」を「しきゃく」と読んでいるのは、なんだか寂しい気がした。

※ 「刺客」は本来は「せきかく」もしくは「せっかく」が本来の読み方で、慣用的な読み方で「しかく」となるそうです。
「しきゃく」と読むのは非常に稀だそうです。

『「刺客」の正しい読み方は?』
http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&;sn=253

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