もうひとつの歴史
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iPodとは、言うまでも無く、2001年10月に発売されたApple社製の小型ミュージックプレイヤーである。
しかし、このiPodの製作に、かの映画監督スタンリー・キューブリックが関わっていたことは、一般にはあまり知られていないようだ。
しかし、キューブリックがiPodのプロトタイプの製作に関わっていたのは、事実なのだ。
今日は、キューブリックがiPodのプロトタイプを製作した時の話をご披露しよう。
1964年。
「語り草になるような、いいSF映画」の製作を企画していたキューブリックは、当時隆盛を極めていた様々な企業に対し、21世紀初頭に開発され、商品化されているだろう製品情報のヒアリングやインタビューを開始した。
対象企業は多岐にわたり、航空、通信、インテリア、テーブルウェア、カメラ、照明・・・・
その企業の中の1社がIBM社だった訳である。
キューブリックは、IBM社に対するヒアリングの結果、その映画の中に登場するコンピュータのコンセプトを整え、名前をHAL9000と名付けた。
そしてそのHAL9000は、人類初の外宇宙探査船「ディスカバリー・ワン」のメイン・コンピュータとして採用され、ディスカバリー・ワン(ディスカバリー号)の全権を掌握することになった。
そして、なんとそのディスカバリー号にiPodのプロトタイプが搭載されていたのだ。
しかも3台も・・・・
1976年
スティーブ・ウォズニアックがApple Iを製作、それを見たスティーブ・ジョブズは、ニュー・ビジネスになると考え、翌年スティーブ・ウォズニアックと共にApple社を設立した。
Apple社は当時、IBM社と異なるフィールドを歩んでいたのだが、IBM社が小型コンピュータ分野への参入をはじめ、MacとPCの対立は激化していく。
Apple社は事あるごとに、IBM社との比較広告や差別化をはじめ、その一環として、ジョブズ等は、かつてIBMより一歩進んだコンピュータHALシリーズを開発したキューブリックと出会い、彼が製作した伝説のプロトタイプiPodを目にする機会に恵まれた。
ジョブズとウォズニアックは一緒にIBM社を叩き潰そうとキューブリックに持ちかけ、それに感じ入ったキューブリックはプロトタイプiPodの権利をApple社に譲り渡したのだ。
キューブリックは、2001年10月のiPodの衝撃的なデビューを待たずに他界したが、発売以来iPodは爆発的なヒットを続け、Apple社はキューブリックへの感謝の意を込めて、iPodシリーズのデザイン、アートワーク、コンセプト、CF(CM)等の多くはすべてキューブリックへのオマージュとなっている。
キューブリックへオマージュを捧げることにより、Apple社はHALと肩を並べ、相対的にIBM社の先を行く存在になったのである。
それでは、キューブリックが開発したプロトタイプiPodを紹介しよう。
aPod
http://us.imdb.com/media/rm949327872/tt0062622
bPod
http://us.imdb.com/media/rm194353152/tt0062622
cPod
http://us.imdb.com/media/rm529897472/tt0062622
そしてこれが、キューブリックの遺志をつぐiPodなのである。
http://www.apple.com/jp/ipodclassic/
因みに、ボウマンがaPodの中で聞いている、ビープ音や呼吸の音、鼓動の音に聞こえるのは、2001年当時イギリスでヒットした環境音楽である。
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iPodとは、言うまでも無く、2001年10月に発売されたApple社製の小型ミュージックプレイヤーである。
しかし、このiPodの製作に、かの映画監督スタンリー・キューブリックが関わっていたことは、一般にはあまり知られていないようだ。
しかし、キューブリックがiPodのプロトタイプの製作に関わっていたのは、事実なのだ。
今日は、キューブリックがiPodのプロトタイプを製作した時の話をご披露しよう。
1964年。
「語り草になるような、いいSF映画」の製作を企画していたキューブリックは、当時隆盛を極めていた様々な企業に対し、21世紀初頭に開発され、商品化されているだろう製品情報のヒアリングやインタビューを開始した。
対象企業は多岐にわたり、航空、通信、インテリア、テーブルウェア、カメラ、照明・・・・
その企業の中の1社がIBM社だった訳である。
キューブリックは、IBM社に対するヒアリングの結果、その映画の中に登場するコンピュータのコンセプトを整え、名前をHAL9000と名付けた。
そしてそのHAL9000は、人類初の外宇宙探査船「ディスカバリー・ワン」のメイン・コンピュータとして採用され、ディスカバリー・ワン(ディスカバリー号)の全権を掌握することになった。
そして、なんとそのディスカバリー号にiPodのプロトタイプが搭載されていたのだ。
しかも3台も・・・・
1976年
スティーブ・ウォズニアックがApple Iを製作、それを見たスティーブ・ジョブズは、ニュー・ビジネスになると考え、翌年スティーブ・ウォズニアックと共にApple社を設立した。
Apple社は当時、IBM社と異なるフィールドを歩んでいたのだが、IBM社が小型コンピュータ分野への参入をはじめ、MacとPCの対立は激化していく。
Apple社は事あるごとに、IBM社との比較広告や差別化をはじめ、その一環として、ジョブズ等は、かつてIBMより一歩進んだコンピュータHALシリーズを開発したキューブリックと出会い、彼が製作した伝説のプロトタイプiPodを目にする機会に恵まれた。
ジョブズとウォズニアックは一緒にIBM社を叩き潰そうとキューブリックに持ちかけ、それに感じ入ったキューブリックはプロトタイプiPodの権利をApple社に譲り渡したのだ。
キューブリックは、2001年10月のiPodの衝撃的なデビューを待たずに他界したが、発売以来iPodは爆発的なヒットを続け、Apple社はキューブリックへの感謝の意を込めて、iPodシリーズのデザイン、アートワーク、コンセプト、CF(CM)等の多くはすべてキューブリックへのオマージュとなっている。
キューブリックへオマージュを捧げることにより、Apple社はHALと肩を並べ、相対的にIBM社の先を行く存在になったのである。
それでは、キューブリックが開発したプロトタイプiPodを紹介しよう。
aPod
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bPod
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cPod
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そしてこれが、キューブリックの遺志をつぐiPodなのである。
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因みに、ボウマンがaPodの中で聞いている、ビープ音や呼吸の音、鼓動の音に聞こえるのは、2001年当時イギリスでヒットした環境音楽である。
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