ホメオスタシスによる物理的ダイエット法
2005年5月10日 エッセイ/コラムわたしは常にダイエットを心がけている。
ただ単に体重を減らす、と言うことではない、脂肪燃焼を前提として、如何にして、摂取カロリーを抑え、消費カロリーを増加させるか、である。
どちらかと言うと、出来るだけ何もしないで、消費カロリーの増加をはかる、ということなのだ。
それでは、今日は消費カロリーを増加させるひとつの方法を物理的に考えてみたいと思う。
■はじめに
そもそもカロリーとは何ぞや、と言う話だが、所謂カロリーの定義は次の通りである。
カロリー
熱量の単位
記号cal
1カロリーは4.18605ジュール(1カロリーを4.1855ジュールとする定義もある)
水1グラムを一気圧のもとで、摂氏14.5度から15.5度に上げるのに必要な熱量
(「はてなダイアリー」よりほぼ引用)
そして、われわれの関心事であるダイエットを考えた場合、栄養学的にはキロカロリーを一般的に単位に用いている訳だ。
1キロカロリー=1000カロリー
1kcal=1000cal
※ 最近はジュール及びキロジュールを栄養学の単位とすることが多いのだが、今日のお話ではカロリー、キロカロリーを単位として使用するのだ。
■体温の維持
基本的に生物はホメオスタシス機能を持っている。
ホメオスタシスとは、「同一の状態」を意味するギリシャ語で、生物は自律神経系と内分泌系による調整機構をもっており、外部環境または内部環境の変化に対して一定の幅の中で恒常性を保とうとするのだ。
そして、そのホメオスタシス機能で調節できないような変化は、直接、間接を問わず、疾病に結びつく可能性を持っているのだ。
■「水を飲めば痩せる」
いきなり今日の結論なのだが、「水を飲めば痩せる」とは、何馬鹿げたことを言っているのだ、と考える方もいらっしゃるだろう。そう言う人は、おそらくこう考えているのではないだろうか。
体内に水を蓄積する事=太る事
体内から水を排出する事=痩せる事
勿論、これは大きな誤りであるのは言うまでも無い。
そう、今日のお話は、体内から水を出して体重を減少させるのではなく、運動も何もしないで、消費カロリーを少しでも増大させる(脂肪を燃焼させる)事を目的としているのだ。
■「とにかく水を飲んでみよう」
あなたの現在の体温を、−−計算しやすいように−−、35℃と仮定しよう。
そして、あなたは5℃の水を1リットル飲んだとする。
あなたの体温は、−−勿論あなたの体重にもよるのだが−−、おそらく少しは下がったはずである。
ここでホメオスタシスの登場である。
つまり、あなたの身体は、水を飲む事により若干下がった体温を元の状態、つまり従前の体温である35℃に戻そうとする訳だ。
ここで、下がった体温を35℃に戻す事を考えることになるのだが、計算が面倒なので、体温が下がらなかった事にして、体内に取り込んだ5℃の水1リットルを35℃に上げる熱量を考えてみることにする。
ついでに面倒なので、1calは、1g(1/1000リットル)の水の温度を1℃あげる熱量だと仮定する。
つまり、5℃の水1リットルを35℃に上げる、と言うことだ。
そして、その熱量は、
(35℃-5℃)×1000g=30000cal=30kcal
と言うことになる。
なんと、水を1リットル飲むだけで、あなたの代謝は若干向上し、結果的には30kcal分の脂肪が燃焼している事になるのだ。
おいおい、水1リットルで30kcalだったら、全然効率的じゃないじゃないか。
お怒りの声は尤もである。
しかし、基本的に楽をして痩せる方法はないのである。
それだったら、そしてどうせ何もしないのならば、少しの意識付けで、少しだけでもカロリーを消費し、脂肪を燃焼してみてはいかがだろうか。と言うことである。
なにしろダイエットの要は、意識と意志なのだから。
今日は、消費カロリーの増加を図るひとつの、そして些細な方法を照会したが、結局はこうした意識と意志の毎日毎日の積み重ねがあなたを勝者へと導くハズなのだ。
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ただ単に体重を減らす、と言うことではない、脂肪燃焼を前提として、如何にして、摂取カロリーを抑え、消費カロリーを増加させるか、である。
どちらかと言うと、出来るだけ何もしないで、消費カロリーの増加をはかる、ということなのだ。
それでは、今日は消費カロリーを増加させるひとつの方法を物理的に考えてみたいと思う。
■はじめに
そもそもカロリーとは何ぞや、と言う話だが、所謂カロリーの定義は次の通りである。
カロリー
熱量の単位
記号cal
1カロリーは4.18605ジュール(1カロリーを4.1855ジュールとする定義もある)
水1グラムを一気圧のもとで、摂氏14.5度から15.5度に上げるのに必要な熱量
(「はてなダイアリー」よりほぼ引用)
そして、われわれの関心事であるダイエットを考えた場合、栄養学的にはキロカロリーを一般的に単位に用いている訳だ。
1キロカロリー=1000カロリー
1kcal=1000cal
※ 最近はジュール及びキロジュールを栄養学の単位とすることが多いのだが、今日のお話ではカロリー、キロカロリーを単位として使用するのだ。
■体温の維持
基本的に生物はホメオスタシス機能を持っている。
ホメオスタシスとは、「同一の状態」を意味するギリシャ語で、生物は自律神経系と内分泌系による調整機構をもっており、外部環境または内部環境の変化に対して一定の幅の中で恒常性を保とうとするのだ。
そして、そのホメオスタシス機能で調節できないような変化は、直接、間接を問わず、疾病に結びつく可能性を持っているのだ。
■「水を飲めば痩せる」
いきなり今日の結論なのだが、「水を飲めば痩せる」とは、何馬鹿げたことを言っているのだ、と考える方もいらっしゃるだろう。そう言う人は、おそらくこう考えているのではないだろうか。
体内に水を蓄積する事=太る事
体内から水を排出する事=痩せる事
勿論、これは大きな誤りであるのは言うまでも無い。
そう、今日のお話は、体内から水を出して体重を減少させるのではなく、運動も何もしないで、消費カロリーを少しでも増大させる(脂肪を燃焼させる)事を目的としているのだ。
■「とにかく水を飲んでみよう」
あなたの現在の体温を、−−計算しやすいように−−、35℃と仮定しよう。
そして、あなたは5℃の水を1リットル飲んだとする。
あなたの体温は、−−勿論あなたの体重にもよるのだが−−、おそらく少しは下がったはずである。
ここでホメオスタシスの登場である。
つまり、あなたの身体は、水を飲む事により若干下がった体温を元の状態、つまり従前の体温である35℃に戻そうとする訳だ。
ここで、下がった体温を35℃に戻す事を考えることになるのだが、計算が面倒なので、体温が下がらなかった事にして、体内に取り込んだ5℃の水1リットルを35℃に上げる熱量を考えてみることにする。
ついでに面倒なので、1calは、1g(1/1000リットル)の水の温度を1℃あげる熱量だと仮定する。
つまり、5℃の水1リットルを35℃に上げる、と言うことだ。
そして、その熱量は、
(35℃-5℃)×1000g=30000cal=30kcal
と言うことになる。
なんと、水を1リットル飲むだけで、あなたの代謝は若干向上し、結果的には30kcal分の脂肪が燃焼している事になるのだ。
おいおい、水1リットルで30kcalだったら、全然効率的じゃないじゃないか。
お怒りの声は尤もである。
しかし、基本的に楽をして痩せる方法はないのである。
それだったら、そしてどうせ何もしないのならば、少しの意識付けで、少しだけでもカロリーを消費し、脂肪を燃焼してみてはいかがだろうか。と言うことである。
なにしろダイエットの要は、意識と意志なのだから。
今日は、消費カロリーの増加を図るひとつの、そして些細な方法を照会したが、結局はこうした意識と意志の毎日毎日の積み重ねがあなたを勝者へと導くハズなのだ。
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