先日、音楽専門チャンネルで、邦楽のシングルCDセールスのトップ20のPV(プロモーション・ビデオ)をノーカットで放映するプログラムを見た。
と、言うのも、現在日本国内でヒットしている曲をきちんと聴いた上で、「何故、邦楽はつまらなく感じるのか」(http://diarynote.jp/d/29346/20050405.html)のお話をしようと思ったからである。

結構エラいでしょ。ボクって。

で、案の定つまらない楽曲が、トップ20にたくさんランクインしていた訳だ。
勿論面白い曲や、良い曲も入っているのだが・・・・。

で、お題の「石コロブ/セカイイチ」だが、勿論トップ20には入っていない。
トップ20プログラムの終了後、次のプログラムが始まるまでの空き時間に、ポツンと静かに「石コロブ/セカイイチ」のPVが放映されていたのだ。

その「石コロブ/セカイイチ」のPVは、セカイイチの4人のメンバーがお互いに向かい合うようにセッティングされ、自分達をお互いに見ながら演奏する様を、メンバーの周囲にオーバルにひかれたレール上を移動するカメラから撮影し続けたいたってシンプルなもので、なんとワン・カット。
クレジットを見ると監督はgroovisions。あのグルビなのだろうか。

曲自体のコンセプトは「(今日は)全てを捨てて、自分のためだけに歌を歌おう」と言うものなので、PV自体もそのコンセプトを見事に踏襲したものなのだが、曲を演奏するメンバーの表情が、−−勿論狙いだと思うのだが−−、最高なのだ。

自分達が楽しむために自分達の曲を自分達で演奏する。
正に音楽好き冥利につきる最高の瞬間である。

バンドと言うより、セッションだな。

こんな若造のこんな青臭いシンプルな曲に、グッときて涙してしまうオレってまだまだロマンチシストだな。
 
 
「石コロブ/セカイイチ」のPVの一部が視聴できます。
http://www.sekaiichi.jp/discs/sound/tfcc89133_video.ram

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