「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のDVDには「スペシャル・エクステンデッド・エディション(SEE版)」という、劇場公開版より1時間程長いバージョンが存在する。
そして、三部作それぞれのSEE版には、5000セット限定の「コレクターズDVDギフトセット」という、フィギュアが同梱された豪華版DVDが存在するのだ。
この「コレクターズDVDギフトセット」の国内版は、ポニーキャニオンの独占通信販売で、「王の帰還」の「コレクターズDVDギフトセット」は、2004/11/25にWEB及び電話で予約が始まった。
一般的に考えた場合、5000セットという限定数は経験上ではあるが、日本全国の欲しい人に商品が大体行き渡る数である。
事実、「旅の仲間」や「二つの塔」の「コレクターズDVDギフトセット」の予約については、5000セットの限定数に達するまで1週間位の余裕があったと記憶している。
しかし何故か「王の帰還」についてはそれが当てはまらず、当日はWEB、電話共になかなか繋がらず、予約出来ない人々が溢れていた。
オフィシャル・サイトでは、2004/11/25夕方時点で、注文数が5000部の限定数に達した旨の告知を行い、WEB上での予約は完全に締め切られ、2004/11/26以降は電話によるキャンセル待ちの受付が始まった。しかしこれもわずか数日で締切となってしまった。
わたしは、「旅の仲間」、「二つの塔」共に「コレクターズDVDギフトセット」を一切苦労せず、簡単に予約出来、難なく入手している。
しかし、「王の帰還」については、WEBでも電話でも繋がらず、予約開始日当日、予約する事が出来なかった。
必然的に、わたしは翌日26日に、キャンセル待ちの予約を入れた。
わたしのキャンセル待ちの予約番号は、400番台だった。
一方、同様の商品は北米では既に発売しており、フィギュア欲しさに北米版の「コレクターズDVDギフトセット」を購入する日本人が急増した。
この「コレクターズDVDギフトセット」は、パッケージとフィギュア共に北米版と全く同じ仕様であり、彼らは北米版の「コレクターズDVDギフトセット」を購入し、国内版の「王の帰還(SEE版)」を購入、北米版と国内版を差し替えるつもりなのだ。
それから、2ケ月。
海外のショッピング・サイトでも「王の帰還/コレクターズDVDギフトセット」の販売が収束しはじめ、大手ショッピング・サイトでの取り扱いも終了した。
危機感を感じたわたしは案の定、北米版の「コレクターズDVDギフトセット」を注文してしまった訳だ。
待つ事一週間。
とうとうわが下に「王の帰還/コレクターズDVDギフトセット」が到着した。
当日未明には、虫の知らせか、友人と電話をしながら、届いたパッケージを開ける夢まで見た。
夢の中のわたしは、パッケージを開ける様を、電話先の友人に逐一中継し、パッケージの中から出てきた「王の帰還」と全く違うDVDボックス(それは「ワイルド・コボルト」と言う見たことも聞いた事も無いアニメーション・テレビ・シリーズのDVDボックスだった)に激怒しながら、海外のシヨッピング・サイトに電話で猛クレームする夢まで見てしまったのだ。
現在、日本国内のオークション・サイトでは、転売目的で「王の帰還/コレクターズDVDギフトセット」を予約した人々の出品が見られる。
オークションの入札価格で現在一番安いものは、25,500円である。因みに、メーカー希望小売価格は13,440円である。
参考)『「二つの塔/スペシャル・エクステンデッド・エディション」国内版DVDの発売に寄せて』
http://diarynote.jp/d/29346/20031210.html
■おまけ)夢の会話
登場人物、わたしT、友人O。
わたしが到着したパッケージを開けていると、友人Oから電話がかかってくる。
O「『王の帰還』届いたか?」
T「あぁ、今あけてるとこ、なんだか箱がちいさいんだよね」
O「ただのSEE版が入ってんじゃねーの」
T「いや、それにしては、箱が少し大きい」
O「何か変なもの入ってんじゃねーの」
パッケージを開けるわたし。
内容物を確認し、ひとつため息をつく。
T「DVDだけだ、ミナス・ティリスが無い、しかも全然知らないタイトルだ」
O「何が入ってた?」
T「『Wild Kobolt』っていうアニメのDVDボックスだ」
O「『ワイルド・コボルト』って何だ?」
T「ファンタジー系のアニメーション・テレビ・シリーズみたいだ。絵柄はアラン・リーっぽい」
O「アラン・リーはアラン・リーでも『ワイルド・コボルト』かよ」
T「激怒だな」
O「激怒だ。何か面白い出来事が起こったら、教えてくれ、じゃあな」
T「ああ」
受話器を置き、大きなため息をつくわたし。(了)
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そして、三部作それぞれのSEE版には、5000セット限定の「コレクターズDVDギフトセット」という、フィギュアが同梱された豪華版DVDが存在するのだ。
この「コレクターズDVDギフトセット」の国内版は、ポニーキャニオンの独占通信販売で、「王の帰還」の「コレクターズDVDギフトセット」は、2004/11/25にWEB及び電話で予約が始まった。
一般的に考えた場合、5000セットという限定数は経験上ではあるが、日本全国の欲しい人に商品が大体行き渡る数である。
事実、「旅の仲間」や「二つの塔」の「コレクターズDVDギフトセット」の予約については、5000セットの限定数に達するまで1週間位の余裕があったと記憶している。
しかし何故か「王の帰還」についてはそれが当てはまらず、当日はWEB、電話共になかなか繋がらず、予約出来ない人々が溢れていた。
オフィシャル・サイトでは、2004/11/25夕方時点で、注文数が5000部の限定数に達した旨の告知を行い、WEB上での予約は完全に締め切られ、2004/11/26以降は電話によるキャンセル待ちの受付が始まった。しかしこれもわずか数日で締切となってしまった。
わたしは、「旅の仲間」、「二つの塔」共に「コレクターズDVDギフトセット」を一切苦労せず、簡単に予約出来、難なく入手している。
しかし、「王の帰還」については、WEBでも電話でも繋がらず、予約開始日当日、予約する事が出来なかった。
必然的に、わたしは翌日26日に、キャンセル待ちの予約を入れた。
わたしのキャンセル待ちの予約番号は、400番台だった。
一方、同様の商品は北米では既に発売しており、フィギュア欲しさに北米版の「コレクターズDVDギフトセット」を購入する日本人が急増した。
この「コレクターズDVDギフトセット」は、パッケージとフィギュア共に北米版と全く同じ仕様であり、彼らは北米版の「コレクターズDVDギフトセット」を購入し、国内版の「王の帰還(SEE版)」を購入、北米版と国内版を差し替えるつもりなのだ。
それから、2ケ月。
海外のショッピング・サイトでも「王の帰還/コレクターズDVDギフトセット」の販売が収束しはじめ、大手ショッピング・サイトでの取り扱いも終了した。
危機感を感じたわたしは案の定、北米版の「コレクターズDVDギフトセット」を注文してしまった訳だ。
待つ事一週間。
とうとうわが下に「王の帰還/コレクターズDVDギフトセット」が到着した。
当日未明には、虫の知らせか、友人と電話をしながら、届いたパッケージを開ける夢まで見た。
夢の中のわたしは、パッケージを開ける様を、電話先の友人に逐一中継し、パッケージの中から出てきた「王の帰還」と全く違うDVDボックス(それは「ワイルド・コボルト」と言う見たことも聞いた事も無いアニメーション・テレビ・シリーズのDVDボックスだった)に激怒しながら、海外のシヨッピング・サイトに電話で猛クレームする夢まで見てしまったのだ。
現在、日本国内のオークション・サイトでは、転売目的で「王の帰還/コレクターズDVDギフトセット」を予約した人々の出品が見られる。
オークションの入札価格で現在一番安いものは、25,500円である。因みに、メーカー希望小売価格は13,440円である。
参考)『「二つの塔/スペシャル・エクステンデッド・エディション」国内版DVDの発売に寄せて』
http://diarynote.jp/d/29346/20031210.html
■おまけ)夢の会話
登場人物、わたしT、友人O。
わたしが到着したパッケージを開けていると、友人Oから電話がかかってくる。
O「『王の帰還』届いたか?」
T「あぁ、今あけてるとこ、なんだか箱がちいさいんだよね」
O「ただのSEE版が入ってんじゃねーの」
T「いや、それにしては、箱が少し大きい」
O「何か変なもの入ってんじゃねーの」
パッケージを開けるわたし。
内容物を確認し、ひとつため息をつく。
T「DVDだけだ、ミナス・ティリスが無い、しかも全然知らないタイトルだ」
O「何が入ってた?」
T「『Wild Kobolt』っていうアニメのDVDボックスだ」
O「『ワイルド・コボルト』って何だ?」
T「ファンタジー系のアニメーション・テレビ・シリーズみたいだ。絵柄はアラン・リーっぽい」
O「アラン・リーはアラン・リーでも『ワイルド・コボルト』かよ」
T「激怒だな」
O「激怒だ。何か面白い出来事が起こったら、教えてくれ、じゃあな」
T「ああ」
受話器を置き、大きなため息をつくわたし。(了)
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