2005/01/01は映画の日だった。

わたしは予てから観たかった「ポーラー・エクスプレス<3Dバージョン>」を観るため、「メルシャン品川アイマックスシアター」に向った。
何しろIMAXシアターは入場料が当日一般2,500円もしてしまうので、映画の日でなければなかなか行く勇気が湧かないのである。

終映後、隣の「品川プリンスシネマ」で映画でも観ようと思ったのだが、観てない映画で食指がそそられる映画がなかったので、飽食の時代の鬼っ子「スーパーサイズ・ミー」を、元旦にしゃれこうべを杖の先に付け歩いた一休さんではないが、元旦に観る意義があるのではないか、と渋谷に向った。

渋谷の駅近くの「大戸屋」で食事をしながら「Weeklyぴあ」最新号を眺めた。1/4以降の情報しか掲載されていない「ぴあ」に一抹の不安を感じたが、正月映画と言う位だから、正月の正月たる元旦に休映をきめこむ劇場など無いと高を括ったわたしは、「シネマライズ」に向った。

「おぃおぃ、休映かよ」
仕方が無いので「ジャッカス・ザ・ムービー」でも観るかと「ライズX」に向う。まともや休映だ。
「まあ同じ系列だから仕方が無いな」

わたしは、「約三十の嘘」でも観るかと「シネクイント」を見やる。休映だ。
「パルコ近辺はダメだな」

わたしは、「恍惚」は「シルヴィア」でも観ようと「ル・シネマ」に向う。休映だ。
向かい側の「シネ・アミューズ イースト/ウエスト」で「青い車」「犬猫」「クリスマス・クリスマス」でも観ようとするが、案の定休映だ。

危機感を覚えたわたしは、「インストール」でも観ようと「アミューズCQN」へ向うが休映だ。

「おぃおぃ渋谷はどうなってんだ、これじゃあ死の街じゃねえか」

急ぎ足になったわたしは「ベルリン・フィルと子どもたち」はどうかと「ユーロスペース」に向うがあえなく休映。
「悪魔の発明」か「ほら男爵の冒険」を観るべく「シアター・イメージフォーラム」に向うが、休映だった。

そんな楽しい元旦だったのだ。
「Weeklyぴあ」は最新号ではなく、その当日の情報が掲載されている号を使え、と言うことなのだ。

こんなに沢山のミニ・シアターを回ったのははじめてである。
しかも一本も観られなかったし・・・・。

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