当ブログ「徒然雑草」のメインのコンテンツに「映画レビュー」というものがある。しかしながら実際のところ、いかに「レビュー」と言う名称を使っていたとしても、わたしの「映画レビュー」は、その名称に名前負けしてしまうような「映画に関する雑文」がほとんどなのだが、まあ「継続は力なり」と言う言葉もあるように、現在までに「徒然雑草」でレビューした作品数は既に150本を超えている。

折角なので、これを良い機会と捉え、多くの方々が行っているような「☆」による評価を導入する事にした。
 
 
■評価方法
評価方法は、全ての映画を分母とする相対評価とし、
最低「★」(0.5)、最高「☆☆☆☆☆」(5)
の10段階評価で評価する。(☆=1.0、★=0.5)

相対的な評価を行うため、標準偏差を考えた場合、どうしても、評価が中央付近に寄る傾向が推測される。従ってほとんどの作品(60%程度)が、☆☆☆(=3.0)か、☆☆☆★(=3.5)に評価される可能性がある。評価の相対的な信頼性を高めるためだと理解していただきたい。

最低
★(=0.5)
☆(=1.0)
☆★(=1.5)
☆☆(=2.0)
☆☆★(=2.5)
☆☆☆(=3.0)
☆☆☆★(=3.5)
☆☆☆☆(=4.0)
☆☆☆☆★(=4.5)
☆☆☆☆☆(=5.0)
最高

■評価基準
基本的な評価基準は、わたしの独断と偏見によるものだが、その観点は、その作品が後世に残るかどうか、または後世に残すべきかどうか、という観点による。

つまり、わたしが個人的に、素晴らしい、後世に残すべきだ、と思った作品の評価が必然的に高くなり、もう二度と観たくない、存在自体を抹殺すべきである、と思った作品の評価が必然的に低くなる事になり、その評価は他のレビュアーの評価とは一致しないし、左右もされない。

■レビューのスタンスとの齟齬
わたしは、現在の映画業界を憂いている。特に日本映画界の状況を真剣に憂いている。

劇場公開される映画は勿論商業映画であるから、製作費を回収し次回作を製作するための資金を調達させるため、ヒットさせなければならないのは充分理解しているが、だからと言って面白味に欠ける、ヒットが約束されたような映画ばかりしか製作されなくなってしまうことを真剣に危惧しているのだ。

このような状況下における、わたしの「映画レビュー」には、
1.より素晴らしい映画を製作して欲しい
2.多くの観客で劇場がいっぱいになって欲しい
という希望や期待が含まれている場合があり、その場合レビューの内容と「☆」による評価が一致しない事が予想される。

あんなに褒めているのに、☆二つかよ、という状況がままある、という事である。
評価すべき映画と、後世に残すべき映画は全く別物であり、その辺りについての齟齬は、あしからずご容赦いただきたい。

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tkr

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