2004/07/05東京新橋ヤクルトホールで行われた「スチームボーイ」の試写会に行って来た。
本当は、横浜レンガ倉庫のプレミアに行きたかったのだが、諸般の事情で、よみうりホールで「スチームボーイ」観た訳なのだ。
因みに、わたしは大昔からの大友克洋ファンである。
以前から噂になっていた「スチームボーイ」というプロジェクトが実際に動いていた事を知ったのは、1997年冬、渋谷パルコで行われた「デイジーVISIONS 大友克洋とデジタル新世代展」においてだった。
そこでは、1999年公開予定の作品として「スチームボーイ」冒頭のレイの一輪自走蒸気機関のチェイスのシークエンスが何度も何度も上映されていた。
それから、およそ8年、「スチームボーイ」の公開予定は何度も何度も延期され、2004年7月、今回はどうやら本当に公開されるらしい。
という状況でわたしは「スチームボーイ」を観た訳なのだ。
世界初の万国博覧会を控えた19世紀半ばのイギリス。
発明一家スチム家に生まれた13歳の少年レイ(鈴木杏)は、オハラ財団にアメリカから招かれている父エディ(津嘉山正種)と祖父ロイド(中村嘉葎雄)の帰りを待ちわびながら、自らも大好きな発明に励んでいた。
そんなある日、レイのもとに祖父ロイドから謎の金属ボールが届く。
間もなく、オハラ財団の使者を名乗る者たちがそのボールを、発送先に誤りがあったと言い、受け取りにやって来た。
しかし、いきなり帰宅した祖父ロイドに従いボールを抱えて逃げるレイ。
しかし、逃走劇の末、レイは結局その一味に捕まってしまう。
そして、レイは祖父ロイドに死んだと言われた父エディと出会い、ボールの秘密を聞かされるのであった・・・・。
監督、原案、脚本に大友克洋。
オハラ財団の総帥の孫娘スカーレットに小西真奈美。オハラ財団の執事でスカーレットのお目付け役サイモンに斉藤暁。
第一印象としては、問題点や気に入らない点は部分的にあるものの、わたし的には現時点で最高の「血沸き肉踊る冒険漫画映画」の一本である、と思ったのだ。
尤も、この「血沸き肉踊る冒険漫画映画」と言うコピーは、細かい言い回しには誤りがあるかも知れないが、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」の劇場公開時のポスターに書かれていたコピーである。
そして、勿論「天空の城ラピュタ」における宮崎駿のひとつの目標だった訳である。
まあ、わたしにとっての最高の「血沸き肉踊る冒険漫画映画」は「天空の城ラピュタ」だった訳だが、ここに来て、大友克洋の「スチームボーイ」が、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」と並んだ。と言う感触を得たのだ。
事実、「スチームボーイ」を観ている間は、「大友はついに宮崎を超えた」とさえ思っていた。
だめだ、眠い。
この辺で、つづく・・・・。なのだ。
明日7月7日は、「ピッチ・ブラック」の続編だ、ということを隠して公開される「リディック」の試写会なのだ!!
本当は、横浜レンガ倉庫のプレミアに行きたかったのだが、諸般の事情で、よみうりホールで「スチームボーイ」観た訳なのだ。
因みに、わたしは大昔からの大友克洋ファンである。
以前から噂になっていた「スチームボーイ」というプロジェクトが実際に動いていた事を知ったのは、1997年冬、渋谷パルコで行われた「デイジーVISIONS 大友克洋とデジタル新世代展」においてだった。
そこでは、1999年公開予定の作品として「スチームボーイ」冒頭のレイの一輪自走蒸気機関のチェイスのシークエンスが何度も何度も上映されていた。
それから、およそ8年、「スチームボーイ」の公開予定は何度も何度も延期され、2004年7月、今回はどうやら本当に公開されるらしい。
という状況でわたしは「スチームボーイ」を観た訳なのだ。
世界初の万国博覧会を控えた19世紀半ばのイギリス。
発明一家スチム家に生まれた13歳の少年レイ(鈴木杏)は、オハラ財団にアメリカから招かれている父エディ(津嘉山正種)と祖父ロイド(中村嘉葎雄)の帰りを待ちわびながら、自らも大好きな発明に励んでいた。
そんなある日、レイのもとに祖父ロイドから謎の金属ボールが届く。
間もなく、オハラ財団の使者を名乗る者たちがそのボールを、発送先に誤りがあったと言い、受け取りにやって来た。
しかし、いきなり帰宅した祖父ロイドに従いボールを抱えて逃げるレイ。
しかし、逃走劇の末、レイは結局その一味に捕まってしまう。
そして、レイは祖父ロイドに死んだと言われた父エディと出会い、ボールの秘密を聞かされるのであった・・・・。
監督、原案、脚本に大友克洋。
オハラ財団の総帥の孫娘スカーレットに小西真奈美。オハラ財団の執事でスカーレットのお目付け役サイモンに斉藤暁。
第一印象としては、問題点や気に入らない点は部分的にあるものの、わたし的には現時点で最高の「血沸き肉踊る冒険漫画映画」の一本である、と思ったのだ。
尤も、この「血沸き肉踊る冒険漫画映画」と言うコピーは、細かい言い回しには誤りがあるかも知れないが、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」の劇場公開時のポスターに書かれていたコピーである。
そして、勿論「天空の城ラピュタ」における宮崎駿のひとつの目標だった訳である。
まあ、わたしにとっての最高の「血沸き肉踊る冒険漫画映画」は「天空の城ラピュタ」だった訳だが、ここに来て、大友克洋の「スチームボーイ」が、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」と並んだ。と言う感触を得たのだ。
事実、「スチームボーイ」を観ている間は、「大友はついに宮崎を超えた」とさえ思っていた。
だめだ、眠い。
この辺で、つづく・・・・。なのだ。
明日7月7日は、「ピッチ・ブラック」の続編だ、ということを隠して公開される「リディック」の試写会なのだ!!
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