板橋区立美術館で開催されている「ディック・ブルーナ展 ミッフィー、ブラック・ベア、そのシンプルな色とかたち / Dick Bruna all about his work」に行ってきた。

この展覧会は、昨年春から日本を縦断している展覧会で、この度関東圏の東京都板橋区立美術館で開催されているものだ。
と言ってもこの展覧会の会期は2004年2月21日(土)〜28日(日)なので、残りはあと一週間足らずなのである。

ディック・ブルーナと言えば、最早解説は必要ないと思うが、ミッフィーやブラック・ベアらの絵本作家として著名なのだが、今回の展覧会では、一連のペーパーバックの表紙や、様々なアートワークを網羅した素晴らしい作品展となっている。

最早近代アートの巨匠とも言えるディック・ブルーナであるが、日本国内でも多くのファンがおり、家族連れで一杯の美術展だった。

因みにわたしは、自他共に認めるディック・ブルーナ好きなのである。
一本の線、塗りつぶされたひとつの面、それらの集合体でしかない画風なのに、彼の作品は訴えるものを多く持っているのだ。
そして描かれたキャラクターの無表情の中には無限の表情を感じるのだ。

驚いたのは、美術館の外壁にミッフィーの顔が描いてあったことと、2Fから1Fへ降りる際の階段の手すりに桟が5本あるのだが、1本桟を増やして、6本の桟の色を6色のブルーナカラーに染めていたことである。

やるな!板橋区立美術館!!

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tkr

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