インディーズ・バンドPV制作 その1
2004年3月5日 自主制作映像作品北関東に拠点を置くビジュアル系ロックバンドのプロモーション・ビデオ制作についてバンドの代表者と打ち合わせをした。
そのバンドは、北関東の地元地区では比較的著名なバンドらしく、ライヴも満席、インディーズCDもリリースの度に完売というバンドである。
この度ニュー・アルバム(インディーズ)のリリースに伴い2曲ほどプロモーション・ビデオの制作を行なおう、というのである。
現在、デモテープ(CD)の制作は、そのバンドの志向がプロ志向であろうとなかろうと、実際多くのバンドが行なっている。
事実、パーソナル・ユースのMTR(マルチ・トラック・レコーダー)機材の技術革新は凄まじく、録音メディアを基準として考えても、旧来のオープン・リールやカセット・テープから始まり、MD、HDDと着実に進歩し、現在はMTRと言うより、ハード・ディスク・レコーディングが一般的になって来ている。
しかしインディーズ系バンドの現状は、デモテープはともかく制作希望はあってもプロモーション・ビデオの制作までは行なっていないのが現実である。
つまり、ニッチではあるもののインディーズ・バンド向けのプロモーション・ビデオの制作市場は実は大きいのだ。
とは言うものの、インディーズ・バンドが一般の映像制作業者にプロモーション・ビデオの制作を依頼した場合、制作コストと資金が折り合わない事が多いのだ。
そこでその市場に登場するのが、映像制作業者(企業)としてではなく、個人的に映像を制作するフリーの映像作家達なのである。
つまりインディーズ系バンドのプロモーション・ビデオ制作を考えた場合、現実的には、ある程度コストを度外視した個人が趣味と実益を兼ねた制作を行なわないと、バンドの支払能力に見合った制作など出来ないのである。
今回はバンドの拠点が北関東ということもあり、出張撮影することを行なわず、バンドに撮影を依頼し、わたしは編集だけを行なうことにした。
よくあるようなドラマ仕立てのPVは、企画を立てるのが面倒なので、次のコンセプトでPV制作を行なうことを前提として打ち合わせを実施した。
コンセプトA(ライヴPV)
ステージ等でライヴを行なうメンバーを撮影するもの。所謂ライヴ・ビデオのようなPVとなる。
本来はメンバー毎に1〜2台のカメラで撮影したいところだが、実際問題としてはそう言う訳にもいかず、前方から撮影しずらいドラムに固定カメラ1台、ステージ上に固定カメラ2台、別途移動カメラ2台で撮影を行なう。ライヴ感を出すため、よーいどんで一発撮りを行なう。
固定カメラはメンバーに出来るだけ近づけ広角レンズを使用する。
音はミキサーを通して2チャンネルで録音する。
コンセプトB(レコーディングPV)
スタジオでレコーディングをしているメンバーを撮影するもの。レコーディング風景を主体としたPVとなる。
スタジオでの機材のセッティング風景、雑談、ミキサーを別撮りしておき、実際のPVのメインとしては、録音済みの音源に併せて演奏(所謂口パク)する個々のメンバーに2台ずつカメラを割り当て、メンバーの人数だけ撮影を繰り返す。
仮にメンバーが5名なら、5回同じ演奏を繰り返すことにより、10本の映像が編集用素材となる。
ライヴ感の喪失を防ぐため撮影されていないメンバーも演奏を5回繰り返すことにする。
カメラを2台用意すれば撮影できる、お手軽な手法である。
気になる費用は別途相談なのだ。
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そのバンドは、北関東の地元地区では比較的著名なバンドらしく、ライヴも満席、インディーズCDもリリースの度に完売というバンドである。
この度ニュー・アルバム(インディーズ)のリリースに伴い2曲ほどプロモーション・ビデオの制作を行なおう、というのである。
現在、デモテープ(CD)の制作は、そのバンドの志向がプロ志向であろうとなかろうと、実際多くのバンドが行なっている。
事実、パーソナル・ユースのMTR(マルチ・トラック・レコーダー)機材の技術革新は凄まじく、録音メディアを基準として考えても、旧来のオープン・リールやカセット・テープから始まり、MD、HDDと着実に進歩し、現在はMTRと言うより、ハード・ディスク・レコーディングが一般的になって来ている。
しかしインディーズ系バンドの現状は、デモテープはともかく制作希望はあってもプロモーション・ビデオの制作までは行なっていないのが現実である。
つまり、ニッチではあるもののインディーズ・バンド向けのプロモーション・ビデオの制作市場は実は大きいのだ。
とは言うものの、インディーズ・バンドが一般の映像制作業者にプロモーション・ビデオの制作を依頼した場合、制作コストと資金が折り合わない事が多いのだ。
そこでその市場に登場するのが、映像制作業者(企業)としてではなく、個人的に映像を制作するフリーの映像作家達なのである。
つまりインディーズ系バンドのプロモーション・ビデオ制作を考えた場合、現実的には、ある程度コストを度外視した個人が趣味と実益を兼ねた制作を行なわないと、バンドの支払能力に見合った制作など出来ないのである。
今回はバンドの拠点が北関東ということもあり、出張撮影することを行なわず、バンドに撮影を依頼し、わたしは編集だけを行なうことにした。
よくあるようなドラマ仕立てのPVは、企画を立てるのが面倒なので、次のコンセプトでPV制作を行なうことを前提として打ち合わせを実施した。
コンセプトA(ライヴPV)
ステージ等でライヴを行なうメンバーを撮影するもの。所謂ライヴ・ビデオのようなPVとなる。
本来はメンバー毎に1〜2台のカメラで撮影したいところだが、実際問題としてはそう言う訳にもいかず、前方から撮影しずらいドラムに固定カメラ1台、ステージ上に固定カメラ2台、別途移動カメラ2台で撮影を行なう。ライヴ感を出すため、よーいどんで一発撮りを行なう。
固定カメラはメンバーに出来るだけ近づけ広角レンズを使用する。
音はミキサーを通して2チャンネルで録音する。
コンセプトB(レコーディングPV)
スタジオでレコーディングをしているメンバーを撮影するもの。レコーディング風景を主体としたPVとなる。
スタジオでの機材のセッティング風景、雑談、ミキサーを別撮りしておき、実際のPVのメインとしては、録音済みの音源に併せて演奏(所謂口パク)する個々のメンバーに2台ずつカメラを割り当て、メンバーの人数だけ撮影を繰り返す。
仮にメンバーが5名なら、5回同じ演奏を繰り返すことにより、10本の映像が編集用素材となる。
ライヴ感の喪失を防ぐため撮影されていないメンバーも演奏を5回繰り返すことにする。
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