2004年3月1日、海外の映画やテレビ・ムービーの放送権を日本のテレビ局へ許諾したり、テレビ放映のための日本語版の作製を手掛けているムービーテレビジョン株式会社は、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表しました。負債総額は約380億円。

2004年2月2日、ムービーテレビジョン株式会社は、ロサンゼルス上級裁判所において、パラマウント・ピクチャーズ・インターナショナル他に訴訟の提起を受けました。
これは、パラマウント・ピクチャーズ・インターナショナルとムービーテレビジョン株式会社が締結していた映画フィルムのテレビ放送に関する独占契約において、ライセンス料等800万ドルの未払いに端を発する損害賠償請求です。

2004年1月28日、パラマウント・ピクチャーズ・インターナショナルは、ムービーテレビジョン株式会社に対して、映画フィルムのテレビ放送に関する独占契約の解除を申し立てました。

これに伴い、ムービーテレビジョン株式会社が許諾しているテレビ・ムービー等の今後(番組改変期以降)の放映が微妙な状況になっています。

特に現在WEB上で話題になっているのは、一連の「スタートレック」シリーズの今後の放映がどうなるのか、と言う点です。

しかし、今後の放映について影響が出そうな作品は、地上波、CATV等を含めると、星の数ほどあることになります。

日本の映画界、テレビ界に与える影響は計り知れない程です。

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tkr

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