第27回日本アカデミー賞授賞式
2004年2月21日 映画第27回日本アカデミー賞の授賞式が20日、東京で行なわれた。
今年で27回目の日本アカデミー賞授賞式が地上波で放映された。
批判ばかりしていても仕方が無いのだが、相変わらず最低な演出で悲しい気分になってしまう。
わたしの記憶では(誤っている可能性があります。)、
日本アカデミー賞は、20年以上前アメリカのアカデミー賞に匹敵する賞を創出することを目的とし、米アカデミー賞を模倣、映画評論家の水野晴朗等が提唱し日本映画界に働きかけ日本テレビの提供で発足した賞らしい。
日本アカデミー賞発足時に水野晴朗は、映画評論家淀川長治に協力を求めた。淀川長治は主旨を聞き、「日本独自の賞をつくるのなら協力は惜しまないが、外国の賞を模倣するとは何事だ。」と激怒したらしい。
日本アカデミー賞の目的は、オフィシャルサイトによると、「わが国の映画芸術、技術、科学の向上発展にあります。また、その年度の該当者に栄誉を与えると共に、日本アカデミー賞協会の行う諸事業を通じて、会員相互の親睦ならびに海外映画人との交流を計り、わが国映画界の振興に寄与しています。」だそうです。
私の記憶では、日本アカデミー賞のアカデミーには意味が無く。日本アカデミー賞を選考するために日本アカデミー賞協会がつくられたようである。また、全受賞者に贈られる像「映画神像」(通称:流ブロンズ)もオスカーの物真似のような気がします。
どこが最低かと言えば、数え上げればキリがないが、演出が最低である。人類の構築した映像と音楽の複合芸術であり最高の娯楽形態のひとつである映画に対する賞の演出としてはお粗末で、真摯な態度が欠如している。映画を愛する日本人として深い失望と羞恥を感じる。
日本映画界の日本独自の権威ある映画賞の創出の気持ちは解らないではないが、何とかならないのであろうか。
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
気になった点です。
批判ばかりしていても仕方が無いのですが・・・・。
日本の文化の低さを世界中に露呈しているようで悲しくなってしまうのです。
1.MC役
一言で言って酷い。
何故起用されているか不思議である。
2.壇上の質問係
映画を理解しないで、話題性だけで質問が考えられている。
受賞者の受賞作品の関係者ならともかく、かつてのテレビ・ドラマの共演者にマイクを振るなど、言語道断であろう。
3.音楽
ほとんど音楽がはいっていない。
司会進行、MC等のセリフだけで間が持たないのだから、音楽で少しは誤魔化してはどうだろうか。
4.VTR
かつての作品のVTRを入れすぎである。
かつての作品が素晴らしいのは周知のことである。かつての作品ではなく、現在の作品を紹介すべきであろう。
5.受賞者の紹介に温度差がある。
全ての受賞者に公平に紹介VTRをつくって欲しい。
または公平にインタビューを行なって欲しい。
最優秀賞を受賞するであろう人とその対抗とされている人の紹介VTRや質問が多く、他の受賞者との温度差がある。
6.うちわ受けはやめてくれ。
宮沢りえの真田広之に対する「プレゼンターの清兵衛さま、ありがとうございました。」は良いとして、テレビ番組を念頭においた「うちわ受け」や「話題性を根底に置いたインタビュー」は、なんとも悲しくなってしまう。
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
ところで、外枠はともかく、稼動している以上「日本アカデミー賞」は一応日本映画界最高の賞ということですが、今回の受賞者はほぼ順当と言っていいのではないだろうか。
賞の演出は最低であるが、受賞した映画やキャスト、スタッフが最低ということではない。
皆さん素晴らしい仕事をしているのは事実なのである。
頑張れ!「日本アカデミー賞」!
来年こそは素晴らしい授賞式を期待しているぞ!!
今年で27回目の日本アカデミー賞授賞式が地上波で放映された。
批判ばかりしていても仕方が無いのだが、相変わらず最低な演出で悲しい気分になってしまう。
わたしの記憶では(誤っている可能性があります。)、
日本アカデミー賞は、20年以上前アメリカのアカデミー賞に匹敵する賞を創出することを目的とし、米アカデミー賞を模倣、映画評論家の水野晴朗等が提唱し日本映画界に働きかけ日本テレビの提供で発足した賞らしい。
日本アカデミー賞発足時に水野晴朗は、映画評論家淀川長治に協力を求めた。淀川長治は主旨を聞き、「日本独自の賞をつくるのなら協力は惜しまないが、外国の賞を模倣するとは何事だ。」と激怒したらしい。
日本アカデミー賞の目的は、オフィシャルサイトによると、「わが国の映画芸術、技術、科学の向上発展にあります。また、その年度の該当者に栄誉を与えると共に、日本アカデミー賞協会の行う諸事業を通じて、会員相互の親睦ならびに海外映画人との交流を計り、わが国映画界の振興に寄与しています。」だそうです。
私の記憶では、日本アカデミー賞のアカデミーには意味が無く。日本アカデミー賞を選考するために日本アカデミー賞協会がつくられたようである。また、全受賞者に贈られる像「映画神像」(通称:流ブロンズ)もオスカーの物真似のような気がします。
どこが最低かと言えば、数え上げればキリがないが、演出が最低である。人類の構築した映像と音楽の複合芸術であり最高の娯楽形態のひとつである映画に対する賞の演出としてはお粗末で、真摯な態度が欠如している。映画を愛する日本人として深い失望と羞恥を感じる。
日本映画界の日本独自の権威ある映画賞の創出の気持ちは解らないではないが、何とかならないのであろうか。
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気になった点です。
批判ばかりしていても仕方が無いのですが・・・・。
日本の文化の低さを世界中に露呈しているようで悲しくなってしまうのです。
1.MC役
一言で言って酷い。
何故起用されているか不思議である。
2.壇上の質問係
映画を理解しないで、話題性だけで質問が考えられている。
受賞者の受賞作品の関係者ならともかく、かつてのテレビ・ドラマの共演者にマイクを振るなど、言語道断であろう。
3.音楽
ほとんど音楽がはいっていない。
司会進行、MC等のセリフだけで間が持たないのだから、音楽で少しは誤魔化してはどうだろうか。
4.VTR
かつての作品のVTRを入れすぎである。
かつての作品が素晴らしいのは周知のことである。かつての作品ではなく、現在の作品を紹介すべきであろう。
5.受賞者の紹介に温度差がある。
全ての受賞者に公平に紹介VTRをつくって欲しい。
または公平にインタビューを行なって欲しい。
最優秀賞を受賞するであろう人とその対抗とされている人の紹介VTRや質問が多く、他の受賞者との温度差がある。
6.うちわ受けはやめてくれ。
宮沢りえの真田広之に対する「プレゼンターの清兵衛さま、ありがとうございました。」は良いとして、テレビ番組を念頭においた「うちわ受け」や「話題性を根底に置いたインタビュー」は、なんとも悲しくなってしまう。
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ところで、外枠はともかく、稼動している以上「日本アカデミー賞」は一応日本映画界最高の賞ということですが、今回の受賞者はほぼ順当と言っていいのではないだろうか。
賞の演出は最低であるが、受賞した映画やキャスト、スタッフが最低ということではない。
皆さん素晴らしい仕事をしているのは事実なのである。
頑張れ!「日本アカデミー賞」!
来年こそは素晴らしい授賞式を期待しているぞ!!
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