「ロスト・イン・ラ・マンチャ」
2003年12月26日「ロスト・イン・ラ・マンチャ」を池袋「新文芸坐」の企画「シネマ カーテンコール 2003」で観た。2003/12/15
モンティ・パイソンの出世株、「バンデットQ」、「未来世紀ブラジル」、「バロン」、「フィッシャー・キング」、「12モンキーズ」、「ラスベガスをやっつけろ」等数々の傑作ファンタジー映画を世に送り出してきた鬼才テリー・ギリアムが長年暖めてきた企画 "The Man Who Killed Don Quixote" は、結果的に撮影6日目にして中断となってしまい、脚本は保険会社に差し押さえられてしまう。
本来はこの超話題作(出演は、ジョニー・デップ、ジャン・ロシュフォール、ヴァネッサ・パラディ等)のメイキング映画を製作するつもりが、実際はこのプロジェクトが空中分解する様を記録してしまったのである。
撮影現場上空を飛び交うNATOの戦闘機の騒音、主演のジャン・ロシュフォールの病気降板、豪雨によるセットの崩壊等々。
カメラは、そして観客は映画の完成に執念を燃やすテリー・ギリアムの並々ならぬ情熱を踏みにじるかのようなその悪夢のような出来事の一部始終を目撃するのである。
非常に悲しい映画である。
映画ファンにとって、本当に悲しい映画である。
かつてウッディ・アレンの「カイロの紫のバラ」を観た際に通じるような映画ファンにとっての悲しみを感じるのだ。
それにしても、テリー・ギリアムのイマジネーションは凄い。
今回のドキュメンタリーではその一端を垣間見ることができるのであるが、冒頭とラストに登場する巨人たちも凄いし、ジャン・ロシュフォールのドン・キホーテは本当に素晴らしい。
全ての人が納得できるドン・キホーテ像である。
本当にジャン・ロシュフォールのドン・キホーテが観たいものである。
ところで、最近の話であるが、ギリアムは「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」の成功により、ジュニー・デップに接触し、"The Man Who Killed Don Quixote"をやろうぜ、とデップ本人に語ったらしい。
頑張れ!テリー・ギリアム!!
"The Man Who Killed Don Quixote" を僕等にみせてくれ!!!
モンティ・パイソンの出世株、「バンデットQ」、「未来世紀ブラジル」、「バロン」、「フィッシャー・キング」、「12モンキーズ」、「ラスベガスをやっつけろ」等数々の傑作ファンタジー映画を世に送り出してきた鬼才テリー・ギリアムが長年暖めてきた企画 "The Man Who Killed Don Quixote" は、結果的に撮影6日目にして中断となってしまい、脚本は保険会社に差し押さえられてしまう。
本来はこの超話題作(出演は、ジョニー・デップ、ジャン・ロシュフォール、ヴァネッサ・パラディ等)のメイキング映画を製作するつもりが、実際はこのプロジェクトが空中分解する様を記録してしまったのである。
撮影現場上空を飛び交うNATOの戦闘機の騒音、主演のジャン・ロシュフォールの病気降板、豪雨によるセットの崩壊等々。
カメラは、そして観客は映画の完成に執念を燃やすテリー・ギリアムの並々ならぬ情熱を踏みにじるかのようなその悪夢のような出来事の一部始終を目撃するのである。
非常に悲しい映画である。
映画ファンにとって、本当に悲しい映画である。
かつてウッディ・アレンの「カイロの紫のバラ」を観た際に通じるような映画ファンにとっての悲しみを感じるのだ。
それにしても、テリー・ギリアムのイマジネーションは凄い。
今回のドキュメンタリーではその一端を垣間見ることができるのであるが、冒頭とラストに登場する巨人たちも凄いし、ジャン・ロシュフォールのドン・キホーテは本当に素晴らしい。
全ての人が納得できるドン・キホーテ像である。
本当にジャン・ロシュフォールのドン・キホーテが観たいものである。
ところで、最近の話であるが、ギリアムは「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」の成功により、ジュニー・デップに接触し、"The Man Who Killed Don Quixote"をやろうぜ、とデップ本人に語ったらしい。
頑張れ!テリー・ギリアム!!
"The Man Who Killed Don Quixote" を僕等にみせてくれ!!!
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