「過去のない男」
2003年12月14日池袋「新文芸坐」の特集上映企画「シネマ カーテンコール2003」で、「過去のない男」と「トーク・トゥ・ハー」を観た。
フィンランドのアキ・カウリスマキの「過去のない男」であるが。
物語は、
所謂オヤジ狩りに遭い、瀕死の重傷を負い過去の全ての記憶を失ってしまった男が、救世軍のひとりの女性と出会い、人生でおそらく始めての充実感を感じるが・・・・
というもの。
視点は客観的で淡々としており、主人公である「過去のない男」の性格的な描写がバカ正直でフェアで、偏見や予断に満ちていない点が非常に興味深い。
が、記憶喪失になった場合のリアリティとしては、疑問を感じ、若干の興ざめを感じた。
本作は、各方面で絶賛されているわけである。
しかしながら、わたし的には大絶賛されている訳がわからないのだ。
本作のアキ・カウリスマキには、マニアックな信奉者とも言える観客がついている。
また「過去のない男」は国際的な賞もいくつか受賞している。
それがどうか、と言われても困るのだが、本作はまあ、淡々系の普通の映画だとは思えるが、各メディアでの大絶賛の理由がわたし的には理解できないのだ。
フィンランドのアキ・カウリスマキの「過去のない男」であるが。
物語は、
所謂オヤジ狩りに遭い、瀕死の重傷を負い過去の全ての記憶を失ってしまった男が、救世軍のひとりの女性と出会い、人生でおそらく始めての充実感を感じるが・・・・
というもの。
視点は客観的で淡々としており、主人公である「過去のない男」の性格的な描写がバカ正直でフェアで、偏見や予断に満ちていない点が非常に興味深い。
が、記憶喪失になった場合のリアリティとしては、疑問を感じ、若干の興ざめを感じた。
本作は、各方面で絶賛されているわけである。
しかしながら、わたし的には大絶賛されている訳がわからないのだ。
本作のアキ・カウリスマキには、マニアックな信奉者とも言える観客がついている。
また「過去のない男」は国際的な賞もいくつか受賞している。
それがどうか、と言われても困るのだが、本作はまあ、淡々系の普通の映画だとは思えるが、各メディアでの大絶賛の理由がわたし的には理解できないのだ。
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