という訳で「アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ コンプリートDVD」を観てみた。

既に以前から発売されているソフトを数バージョン持っているのだが、コンパクトなメディアである上に、メイキング映像が収録されていることもあり、購入することにしたのだ。

因みに、比較対象のために、先日から「輸入版LD(ワイドスクリーン)」で見直していたのであるが、感想としては、

1.発色が良い。
 TVCF等を見て、今回発売のDVDの発色が良いのは知っていたのだが、フォーカスもピッタリな上に、全ての色の発色が良い。
 しかし発色が良すぎて、マット・ペインティング等が目立ったり、フィルムでは無くビデオ撮影ではないかと思わせる程である。特に「最後の聖戦」はね。

2.画質が良い。
 ビットレートが比較的高く、画質のクオリティが高い。
 これも弊害として、マット・ペインティングや、スクリーン・プロセスの粗が逆に目立ってしまっている。

3.音響設計が良い。
 従来は4chのサラウンド版が存在していたが、今回は5.1chとなり、従来のサラウンド版と比較して、音響設計をサイド行なっているようで、同じ音を従来と別チャンネルで収録してあるため、新鮮な印象を受けた。
 例えば「レイダース」の冒頭の森の中の音を聞くと、今までと全く違う森の中にいるような印象を受けることができるのだ。

4.タイトル変更「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」
 「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」のタイトルが「インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》」、"INDIANA JONES and the RAIDERS of the LOST ARK"に変更されている。
 昔からのファンにとっては大変悲しい出来事である。
 因みに、メイキング映像でスピルバーグは「インディ・ジョーンズ三部作」のことを「レイダース・ムービーズ」と言っている。

 物語については、今更なので、もう特に言うことは無いのだ。

 余談だが、「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」の冒頭の岩の棒は消えていたが、ベロックが蝿を食うカットはそのままだった。

コメント

tkr

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索