「コンフェッション」
2003年11月7日例によってわたし的最期の砦である池袋「新文芸坐」で「コンフェッション」を観た。
1970年代アメリカ。
テレビ番組「ゴング・ショ−」、「デート・ゲーム」等で一世を風靡し、お茶の間の人気者となった伝説のプロデューサーで司会者のチャック・バリスが、当時CIAのエージェントをしていたと語った話題の自伝的告白本を基に、俳優ジョージ・クルーニーが初監督に挑んだサスペンス的コメディ。
という訳で、「コンフェッション」はご承知の通り、ジョージ・クルーニー初監督作品で、俳優達は監督のコネのおかげかオールスター・キャスト。
第一印象としては、色彩や照明、そしてパンスキャン的舞台的セットでの演技等、形式的にも頑張っているのであるが、疲れていたせいか、なんとも退屈な印象を受けた。
シーン毎のシチュエーションやセリフや演技なんかは良いと思うのですが、なんとも冗長な印象を受けました。
本作は俳優が監督をつとめているということもあるのだろうが、演技のタメや演出で見せようという主旨なのだとは思うのだが、演出にスピード感が足りないような気がする。
キャスト的には最近よく見るサム・ロックウェルは一段とマイク・マイヤーズっぽい印象であるが、気を抜いた感じで楽しげに演じているような気がする。
しつこいけどマイク・マイヤーズに似てるよね。
ジョージ・クルーニーは出演せず監督に専念した方が良かったのではないかな。
ドリュー・バリモアは、本作のコメディ・テイストの中で比較的シリアスな印象を醸し出し、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズとは違った魅力を振り撒いている。
アクションよりドラマをみせたい、という女優としての気概が感じられる。
ジュリア・ロバーツは客寄せ的役割で可哀想な感じである。ジョージ・クルーニーが出演しているのも、客寄せの目的だろう。
ルトガー・ハウアーは久しぶりに見たが、「聖なる酔っぱいの伝説」のイメージであった。
元気な姿がスクリーンで見られるのは往年の「ブレードランナー」ファンとしては嬉しいものである。
そういえばルトガー・ハウアーは、ハリウッド版「座頭市」である「ブラインド・フューリー」にも出てましたね。
ブラッド・ピット、マット・デイモンのカメオも楽しい。が、クルーニーのコネと考えると複雑な気がする。
今後VHS、DVD化されても、とりたてて良い所が無いので、題材も派手ではないので、もしかしたらレンタル率もキャストの割には高くなく、不遇な作品なのかもしれない。
1970年代アメリカ。
テレビ番組「ゴング・ショ−」、「デート・ゲーム」等で一世を風靡し、お茶の間の人気者となった伝説のプロデューサーで司会者のチャック・バリスが、当時CIAのエージェントをしていたと語った話題の自伝的告白本を基に、俳優ジョージ・クルーニーが初監督に挑んだサスペンス的コメディ。
という訳で、「コンフェッション」はご承知の通り、ジョージ・クルーニー初監督作品で、俳優達は監督のコネのおかげかオールスター・キャスト。
第一印象としては、色彩や照明、そしてパンスキャン的舞台的セットでの演技等、形式的にも頑張っているのであるが、疲れていたせいか、なんとも退屈な印象を受けた。
シーン毎のシチュエーションやセリフや演技なんかは良いと思うのですが、なんとも冗長な印象を受けました。
本作は俳優が監督をつとめているということもあるのだろうが、演技のタメや演出で見せようという主旨なのだとは思うのだが、演出にスピード感が足りないような気がする。
キャスト的には最近よく見るサム・ロックウェルは一段とマイク・マイヤーズっぽい印象であるが、気を抜いた感じで楽しげに演じているような気がする。
しつこいけどマイク・マイヤーズに似てるよね。
ジョージ・クルーニーは出演せず監督に専念した方が良かったのではないかな。
ドリュー・バリモアは、本作のコメディ・テイストの中で比較的シリアスな印象を醸し出し、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズとは違った魅力を振り撒いている。
アクションよりドラマをみせたい、という女優としての気概が感じられる。
ジュリア・ロバーツは客寄せ的役割で可哀想な感じである。ジョージ・クルーニーが出演しているのも、客寄せの目的だろう。
ルトガー・ハウアーは久しぶりに見たが、「聖なる酔っぱいの伝説」のイメージであった。
元気な姿がスクリーンで見られるのは往年の「ブレードランナー」ファンとしては嬉しいものである。
そういえばルトガー・ハウアーは、ハリウッド版「座頭市」である「ブラインド・フューリー」にも出てましたね。
ブラッド・ピット、マット・デイモンのカメオも楽しい。が、クルーニーのコネと考えると複雑な気がする。
今後VHS、DVD化されても、とりたてて良い所が無いので、題材も派手ではないので、もしかしたらレンタル率もキャストの割には高くなく、不遇な作品なのかもしれない。
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