先日、鎌倉−江ノ島近辺にツーリングに行ってきた。

ツーリングといっても所謂バイク・ツーリングではなく、自転車(マウンテンバイク)のツーリングである。
(日本ではバイクと言うと、モーターバイク、モーターサイクル、オートバイでを指しますが、本来バイクとは自転車の意味で、欧米では自転車の事をバイクと呼びます。)

自転車のツーリングと一口で言っても、自宅から目的地まで全ての行程を自走するツーリングと、自動車等で自転車を目的地近辺まで運び、自動車の駐車地点からツーリングを開始、目的を果たしてまた自動車に戻り、自動車等で帰宅する、というタイプがあります。

今回は後者。
自動車で自転車を鎌倉駅近辺まで運び、鎌倉の寺社めぐりを行う、というものでした。

自転車と言ってもわたしが乗っているのはロードではなくマウンテンバイクなので、前者(全て自走のツーリング)だと、わたし的には1日150キロが良いところなので、自宅から半径75キロ程度しか行けないことになります。

しかし後者(自動車等を使い、自転車を目的地近辺まで運ぶツーリング)の場合、基本的にどこにでも行ける。というメリットがあります。

まあ、感覚的には観光地でレンタル自転車をかりるところ、自分の自転車を持っていってしまう。という感じでしょうか。
勿論マウンテンバイクなので、所謂観光地以外の場所も目的地になりますが。

で、今回のツーリングは鎌倉駅近辺に自動車をとめ、取りあえず朝食を摂りつつ鎌倉周辺の観光ガイドを睨みスケジュールを決定。
目的地は「大仏」、「源頼朝の墓」、「鶴岡八幡宮」、「太平洋」、「江ノ島」、「パタゴニア・ショップ」という事になりました。


「鶴岡八幡宮」
境内の真中で結婚式を行っていました。あたり前と言えばあたり前なのですが、結婚式場での結婚式が一般的な中、これには驚きました。
笙、篳篥、龍笛が揃った雅楽の演奏もあり、本格的なものでした。観光客が沢山居る、と言う、いわば衆人環視の中の結婚式ですが、良い記念になるのではないでしょうか。
露店で炒りたての銀杏を購入しました。

「源頼朝の墓」
鶴岡八幡宮の近く、「よりとも公園(?)」脇の階段を登ったところにありました。
結構小ぢんまりとしたお墓でした。
地元の「頼朝の後援会」のような会が管理(?)をしているようでした。
「よりとも公園(?)」で銀杏を食べつくしました。

「鎌倉大仏」
「奈良大仏」と「東京大仏(板橋区)」は見た事がありましたが、「鎌倉大仏」は今回が初めてでした。大仏の胎内に入る事が出来たり、背中に扉があったり、結構意表をつかれました。

「太平洋」
七里ヶ浜周辺はサーファーが山ほど居まして、波乗りに興じていましたが、なかなか良い波が来ないため、沖で浮いている、という状況でした。
事実、しばらく波打ち際をMTBで走ったのですが、サーフィンになっていた人はほとんどいませんでした。
ウィンド・サーフィンは、風がそこそこあったので、様になっていました。
岩場で足だけですが、久しぶりに海に入りました。結構冷たかったです。
ところどころに魚の屍骸が転がっているのですが、海鳥ではなく、カラスに啄ばまれており、海鳥の繁殖地をカラスが脅かしている感を受けました。ハトもいましたけどね。

「江ノ島」
昼食は、海岸沿いの「漁師の食事処」で「しらす定食」を食べ、ビールを飲みました。
「しらす定食」はしらすづくしなので、ボリュームに不安がありましたが、十分なもので、しらすは旨い、ということを再認識しつつ、非常に多くのしらすを食べる事により、人類は多くの生物の多くの死に支えられているのだと、再認識しました。
途中海岸付近で昼寝をしました。
「江ノ島」は道路(橋)が直接島に延びているので「島」という感覚があまりありません。
いろいろなものを食べつつ、「江ノ島」の天辺付近まで「エスカー」ではなく徒歩で上り、また下りてきました。
駐車地点までは、既に渋滞が始まっていたので、自動車をすり抜けすり抜けで、自転車道路をただ単に走っているような感じでした。

「パタゴニア・ショップ」
鎌倉駅近くの「パタゴニア・ショップ」に行きたかったのですが、夕刻になり渋滞が始まっていたので、あきらめてそのまま帰りました。

夕食は「ビッグ・ボーイ」でサラダ・バーを食べ尽くしました。
近くに自転車乗りがひとりで食事をしていましたが、その人はサラダ・バーを5回以上利用していました。
われわれも人の事は言えませんがね。
わたしは緑黄色野菜のみを4〜5杯食べました。

そんな感じの楽しいツーリングでした。

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tkr

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