先週末、Naeba MTB FESTA The 22nd MAZDA CUP に参加してきました。

これは一体何だ、という方のため、簡単に説明しますと、一言で言うと、MTB(マウンテンバイク)という種類の自転車の大会です。
舗装路では無く、悪路を走る自転車のレースで、会場は苗場スキー場でした。

こういった大会は、日本国内でも年間何十回も開催されており、その中でも大きな大会の多くは長野県や新潟県のスキー場や高原、湖等々で開催されています。

わたしは比較的大きな大会には年間6〜8回位参加していますが、自転車というスポーツは日本国内ではまだまだ裾野が狭く、場合によっては、オリンピック級の選手たちと一緒に走ることが出来るという、まだまだこれからのスポーツと言えるかも知れません。
今から頑張ればオリンピックに出れるかも、だよ少年少女諸君!

で、わたしは、いくつかあるレースの中で「Jamis 4H エンデューロ」(4時間耐久レース)にソロエントリーしました。このレースは簡単に言うと、4時間経った時点で周回数が一番多いチームが勝つというもので、多くの場合は何人かでチームを組み、ピットで選手交代をしながら順番に走るレースです。
「鈴鹿8耐」や「ル・マン24時間」をイメージするとわかりやすいかな。

わたしたちのチームは、ソロ:3チーム、男子:2チーム、女子:1チームの合計6チームが「Jamis 4H エンデューロ」にエントリーしました。
で、わたしは前述のようにソロエントリーした訳です。

4時間と聞くと、パッと見、時間も短いしそんなに大変そうではありませんが、山中の4時間ですから実は結構大変です。また、4時間連続でスポーツをすると考えると、その大変さが伝わるのではないでしょうか。
因みに、初めて自転車のレースに出た際感じたのは、「あぁ世の中には体力的にこんなに辛いことがあったんだな。」ということでした。

更に、コースの全てのポイントを自転車に乗車した状態で通過できる訳ではなく、場合によっては自転車を担いで走ったり、押して走ったりせざるを得ないポイントもあるのです。
ひどいレースになると、乗車率が低く「自転車担ぎマラソン大会けみたいなレースもあったりします。

でわたしは、ソロの耐久は2回目のエントリーなのですが、前回のソロの際(東伊豆)は、疲労困憊のためか脳内麻薬が出て、とってもハイな感じになりまして、−−ランナーズ・ハイみたいなものですよね−−、今回もなるかな、と期待していたのですが、そうでもありませんでした。
コース的には、わたしにとっては心肺機能に対する負荷より、筋力に対する負荷の方が大きく、足が持たないのですが、レース中も他のライダーと平気で会話できるような心肺機能には余裕がある状況でした。ハイになりきれなかったのは、このせいかも知れませんね。

で、何故わたしがソロ・エントリーでレースに参戦したかと言うと、ソロは自分との戦いだ、と考えるからです。
例えば楽をしようとすれば、1時間でも2時間でも休んでいれば良いし、逆に頑張ろうと思えば、いくらでも頑張れる環境のレースなのです。良くも悪くも自分の責任なんですから。

まあ、結果的には順位はあまりよくありませんでしたが、休憩の取り方や、自分の頑張りには満足がいく結果となりました。

因みに女子チームは4時間耐久で、2位入賞(昨年3位)し、他のメンバーは、じゃんけん大会で自転車(12万円相当)を1台ゲットしました。

男子チームはお立ち台にのぼるのは、結構大変なんですよね。

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