ひとりで出来る自主制作映画 その4
2003年8月18日 自主制作映像作品ひとりで出来る自主制作映画
その4 「暇と金があるならフィルムだぜ!」(miniDV規格ノススメ)
前回、前々回と、映像メディアである8mmフィルムとminiDVについて、制作工程を基に費用面の比較を行いました。
繰り返しになりますが、も一度ご紹介しましょう。
1.8mmフィルムによる自主制作映画のコスト
1)イニシャル・コスト
200,000円 カメラ
50,000円 スプライサーとビュワーエディター
150,000円 映写機
400,000円 合計
2)ランニング・コスト (15分のショート・フィルム制作費用として)
30,000円 フィルム及び現像代10本分
12,000円 マグネコーティング
10,000円 リール、スプライシング・テープ等雑費
52,000円 合計
2.miniDVによる自主制作映像作品のコスト
1)イニシャル・コスト
100,000円 ビデオカメラ
200,000円 パソコン
10,000円 映像編集ソフト
10,000円 ケーブル等雑費
320,000円 合計
2)ランニング・コスト (15分のショート・フィルム制作費用として)
800円 miniDVテープ(60分×2)
800円 合計
さて、当コンテンツ「ひとりで出来る自主制作映画」の基本コンセプトは、文字通り、「たったひとりで自主制作映画(映像作品)を作ってしまおう。」というものであり、その方向性としては、「映像制作未経験者でも、撮りたい素材や企画があるんだったら、とりあえず作っちゃえ!」というものです。
勿論、「グループで自主制作映画を製作する前に、自分ひとりで全工程を経験してみよう。」というものでも構いません。
そこで、当コンテンツでは、ひとりで映像作品を制作する上での最大の問題点は、コストである。と捉え、コストの面から、miniDV規格による自主制作をオススメします。
このminiDV規格を利用することにより、ランニングコストは事実上0円に限りなく近づくため、フィルムだったら勿体無くて撮れないような、無駄になってしまうようなカットや、とりあえず失敗を恐れず撮ってみよう的な手法、または複数のカメラを同時に回す、といった贅沢な手法が可能になってくるのです。
映像作家初心者の皆さんは、多分カメラを回す前に、撮影プランや画面構成等の考察と若干の決心が必要だと思うのですが、わたし的にはその辺も勿論重要だと思いますが、結局のところ撮影は反射神経だと思います。撮るべきかどうか頭の中で考えてる暇があったら、カメラを被写体に向けファインダーものぞかずに、シャッターを切っている位がちょうど良いと思います。
撮り逃した被写体はもう永遠に戻ってこないのですから。
で、そういう手法が取れるのは、ランニングコストが低廉なminiDV規格等の映像メディアなのです。
しかしながら、財力や時間に大いに余裕がある方には、フィルムで自主制作映画を撮ることをオススメします。
はっきり言って、フィルムの編集には、大きな魅力があります。
最大の魅力はなんと言っても、撮影されたただの単なるカットが、編集という工程を行うことにより、自分の手の中で、意味のあるシーンに、そして重要なシークエンスに姿を変え、変貌していく様は、フィルムの編集を通じてでしか体験できないのではないかと思います。
ひとりで出来る自主制作映画 その5
http://diarynote.jp/d/29346/20030819.html
ひとりで出来る自主制作映画 その1
http://diarynote.jp/d/29346/20030806.html
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1)イニシャル・コスト
200,000円 カメラ
50,000円 スプライサーとビュワーエディター
150,000円 映写機
400,000円 合計
2)ランニング・コスト (15分のショート・フィルム制作費用として)
30,000円 フィルム及び現像代10本分
12,000円 マグネコーティング
10,000円 リール、スプライシング・テープ等雑費
52,000円 合計
2.miniDVによる自主制作映像作品のコスト
1)イニシャル・コスト
100,000円 ビデオカメラ
200,000円 パソコン
10,000円 映像編集ソフト
10,000円 ケーブル等雑費
320,000円 合計
2)ランニング・コスト (15分のショート・フィルム制作費用として)
800円 miniDVテープ(60分×2)
800円 合計
さて、当コンテンツ「ひとりで出来る自主制作映画」の基本コンセプトは、文字通り、「たったひとりで自主制作映画(映像作品)を作ってしまおう。」というものであり、その方向性としては、「映像制作未経験者でも、撮りたい素材や企画があるんだったら、とりあえず作っちゃえ!」というものです。
勿論、「グループで自主制作映画を製作する前に、自分ひとりで全工程を経験してみよう。」というものでも構いません。
そこで、当コンテンツでは、ひとりで映像作品を制作する上での最大の問題点は、コストである。と捉え、コストの面から、miniDV規格による自主制作をオススメします。
このminiDV規格を利用することにより、ランニングコストは事実上0円に限りなく近づくため、フィルムだったら勿体無くて撮れないような、無駄になってしまうようなカットや、とりあえず失敗を恐れず撮ってみよう的な手法、または複数のカメラを同時に回す、といった贅沢な手法が可能になってくるのです。
映像作家初心者の皆さんは、多分カメラを回す前に、撮影プランや画面構成等の考察と若干の決心が必要だと思うのですが、わたし的にはその辺も勿論重要だと思いますが、結局のところ撮影は反射神経だと思います。撮るべきかどうか頭の中で考えてる暇があったら、カメラを被写体に向けファインダーものぞかずに、シャッターを切っている位がちょうど良いと思います。
撮り逃した被写体はもう永遠に戻ってこないのですから。
で、そういう手法が取れるのは、ランニングコストが低廉なminiDV規格等の映像メディアなのです。
しかしながら、財力や時間に大いに余裕がある方には、フィルムで自主制作映画を撮ることをオススメします。
はっきり言って、フィルムの編集には、大きな魅力があります。
最大の魅力はなんと言っても、撮影されたただの単なるカットが、編集という工程を行うことにより、自分の手の中で、意味のあるシーンに、そして重要なシークエンスに姿を変え、変貌していく様は、フィルムの編集を通じてでしか体験できないのではないかと思います。
ひとりで出来る自主制作映画 その5
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